ムサビ日記 - からあげ -

芸祭の楽しみ方って何なのか毎年わからなくなるんです。

展示やればいいのか、模擬店やればいいのか、ひたすら見て回るのがいいのか。

今日で芸祭２日目が終わりました。
今年はムサビ日記ラストイヤーってことで、手羽先の店「手羽イチロウ」に全力を尽くしています。

展示もやってるけど、芸祭野球にも参加しているけど、ついでにゲイバーにも初めて行って見たけど今年の中心は手羽先です。

とっても楽しいです。

今自分にとって一番楽しめることは今が一番楽しい、とかどこかのマンガに書いてあったのですがまさにその通りです。

自分に限った事ではないのですが、模擬店に力を入れていると、展示とかパフォーマンスとかフリマとか芸祭のあれこれを全然見れないんです。

模擬店で料理していて３日間おわった・・・みたいな。

例えば展示を全部見ようと思ったら、自分が参加することはまず無理でしょう。見て回るだけで３日かかってしまいます。
例えばイベント系サークルでパフォーマンスをしようと思ったら、練習、準備、本番でほぼ全ての時間を費やすことになるでしょう。

じゃあ、アレやコレもやりたいと、展示に模擬店に、もひとつ展示、なんて手を広げていくと一つ一つに手が入らなくなって、どっちつかずな気持ちになってしまうでしょう。

からあげはムサビに入って５回目の芸祭です。
展示だけの年も、模擬店だけの年も、掛け持ちして残念な年もありました。

それでも毎年全然見て回れない！！とか言いつつ、毎年楽しいと思ってます。

芸祭は自分の気持ちの中心をどこに置くかだけだけ決めればどれもきっと充実したものになるでしょう。

もう一度言います。
「今楽しいと思えることは、今が一番たのしいんです！」

手羽先屋台をここ数日全力で製作中です。

美大でものをつくることになれている人が多いとはいえ、インパクトドライバーや電動ノコギリを誰でも使えるわけではないのが現実です。

しかし屋台制作に参加してくれている日記メンバーはここ数日の間に、触ったこともない初心者ちゃんから電動工具マスターへとレベルアップしました。

丸ノコをギュインギュイン使い材木を切って、をインパクトを持ってガンガン木材を打ちつけています。
普段カッターくらいしか持たなさそうな手にイカツイ電動工具、それを使いこなす姿はみんなかっこいいです。

手羽先に注目しがちだが実は工具スキルアップのおまけつきの屋台なのでした。

準備最終日、課題提出前並みの勢いで屋台作りもラストスパートです。

ご無沙汰しております、からあげです。

久しく音沙汰ありませんでしたが、元気に生きてます。
学校も毎日行ってます。

授業がいっぱいの１年生よりも学校いるんじゃないかってくらい学校にいます。

しかし、２号館最上階というムサビの高みから見下ろしているので、毎日制作に励んでいても同じ部屋の院生くらいしか会わないので、陸の孤島にいるような感覚です。

院生というと時間に余裕があるんじゃないかと思われている気がするのですが、実際のところ日々制作やら展示やらそれの準備、片付け等が盛りだくさんです。

ファイン系はとにかく作品つくらなきゃ話にならないものでね。

さておととい講評が終わりまして、僕の気持ちも芸祭モードへと切り替わってきました。

芸祭では展示と、今年は「手羽先の店　手羽イチロウ」の屋台制作班として全力を尽くします。
手羽先が水面下でごそごそと動き出し、まもなく公の場に現れようとしています。

各学科のライターが得意分野を駆使してちゃくちゃくと形になってきています。
芸祭でのお披露目が楽しみです！

手羽先食べに来てね！