中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎 夜の部

んっと、観劇って、けっこう大変なんです。
しかも、観たことのない演目となれば、なおさら。。

文楽の時は、舞台観て字幕見て音楽聞いて、本当に五感を使って、大変。。
観終わった後は『はあぁぁ。。』って感じw

で、夜の部です。

<夜の部>

鈴ヶ森

鈴ヶ森といえば、江戸時代に刑場があったところ。
作者が鶴屋南北と聞けば、おどろおどろした内容かと、どきどき。。
長いお話の一幕なので、前後がよくわからないけれど
若衆の白井権八(勘三郎)と江戸の俠客幡随院長兵衛(吉右衛門)の
男気のある世界といったところでしょうか。。
んっと、伊勢音頭みたいな、バッタバッタと雲助を斬り殺す場面もあり
陰惨な場面だけれど、ちょっと笑えました。


口上

前日が初日だったので、朝のテレビでちょっと見てから出掛けました。
角界とは違って、よくわかんない四文字熟語も出てこなく
本当に、結婚式のスピーチのようなお披露目。
ところどころ詰まってしまうのは、台詞じゃないからかしら。。
などと思いながら
『すみからすみまで、ずず、ずい〜っと。。』と、いうのも初めて観て、感激☆

幕がひかれた後『しばらくおまちください』というアナウンスが流れて
なんとなくそのまま座っていたら、節分の豆まきがはじまりました ♪

2012020317540000.jpg

三階席だから、どうせもらえないもんね。いいも〜ん。
と、あきらめていたら
中村屋さんの法被を着たスタッフが、豆をまきに(配りに)来たので
いただくことができました。よかった♪

こういうイベントは他の会場や演目でも行っているようで
寄席では豆の他に手拭いも配られたり
四季劇場ではバレンタインやホワイトデーにも、何かイベントがあるようですよ☆


春興鏡獅子

歌舞伎と聞いて思い出すのは、やっぱり毛振りや六方、でしょ。
最初は歌舞伎舞踊で、綺麗な小姓姿の勘九郎。
でも、七クンとは違うの。太腿知ってるしw
胡蝶の舞のふたりは、とっても可愛いかったです。
獅子の精にひかれて花道を引っ込んだあとに出て来た、勇壮な獅子の精。
『45回、まわした』と、通路の隣のおじさまががつぶやいていました。


昼の部は右で、夜の部は左で観たのですが
花道見えないから、ライブ映像でTVと、割り切ってしまえば
それもいいかも?

そうそう、大向うさんも近くにいらしたので
臨場感たっぷりで楽しむことができました。

ただ、面白かったのが
『45回まわした』と、数えていたおじさま。
大向うさんが声をかけると、少し遅れて『や〜』だけかけてました。
『カイヤ』って聞こえたのは『加賀屋』の空耳だったみたいです。
『サイゼリヤ』は、なかったしw


勘太郎さんの襲名公演。
最初、本当はあんまり乗り気じゃなかったのです。
歌舞伎座じゃないってこともあったのかな?
だったら中村座で☆と、思っていたけれど、だんだん見たくなってしまって
運良くおけぴでチケットが手に入り、楽しめた1日。


あ。。大学のサークルの同窓会の集まりがあったので
最後のぢいさんばあさんは、パスしちゃいましたが
演舞場別館&築地界隈でその後も盛り上がっていたジャスミンでした。



投稿者:jasmine : 2012年02月05日 17:00

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