平成中村座 寿初春大歌舞伎

松の内も明け、小正月も終ってしまった16日。
平成中村座へと出掛けていきました ♪


毎年の恒例ならば、浅草公会堂で上演される新春浅草歌舞伎を観るのですが
今年は隅田公園の特設会場で平成中村座があるとなれな
そちらに向かわないわけには行きません。
なんたって、ジャスミンのご贔屓は七クン(中村七之助)ですから ♪

2012011615330001.jpg

平成中村座の入り口も紅白の餅玉しだれがかかっていて
新年の雰囲気を盛り上げてくれます。


今回の演目は
寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
新春の初芝居には上演されることが多いのですが、ジャスミンは初めて☆
曽我兄弟の仇討ちというのが、本来の筋なのだけれど
それとは関係なく、登場人物が勢揃いして華やかに幕があがりました。


今日の中村座は寒いなぁ〜。。
って、思っていたら、それもそのはず。
舞台の向こう側は、パカっと開くシステムになっていて
これが演出にも上手く活かされるのだけれど、幕間の間、寒い寒い。。。

2012011616580000.jpg

花道からもどんどん舞台装置が運ばれます。
チラッと見えた、舞台の向こうの隅田川の夕景。


今回のジャスミンの席は花道脇の5列目。
ここで七クンをこのあとガンミしました♡
このあたりは、七三(しちさん)といって、花道の上で芝居を演じる場所。
なので『きゃぁ〜♪』って、くらい近いのです。


於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
なんだか、最近のコドモの名前みたいw
この作者は鶴屋南北。
キリンが演劇史(だったかな?)で勉強している『桜姫』の戯作者です。


文楽や歌舞伎の野崎村とは、違うお話に書き換えられていて
歌舞伎の於染久松での見所は、なんといっても早変わり。
演じるのは、もちろん七之助☆
恋仲になるお染と久松、許嫁のお光、奥女中、後家、芸者、女房と、七役を演じ分けるのです。

本当にびっくりするような速さ。
ジャスミンは花道脇だったので、花道の下を駆けて行く音とか
早変わりの仕掛けなどをちょっぴり楽しむこともできましたw


歌舞伎はむずかしい。わからないと思わずに、どんどん出掛けて欲しいと思います。
今週21日からは、シネマ歌舞伎(映画)で天守物語が上映されます。
これは、コドモだったときにテレビで劇場中継を見て『なんて綺麗なんだろう。。』と、思った作品。

ムサビのライブラリーには、たしかいくつかあったと思うのですが。。
機会を作って、ぜひぜひ、ご覧くださりませ☆


投稿者:jasmine : 2012年01月18日 20:46

トラックバック


コメント: 平成中村座 寿初春大歌舞伎

コメントしてください




保存しますか?