ムサビ親日記 -ジャスミン-

日曜日にキリンが帰り、今日はバビが寮に戻って行きました。
というか、荷物が多くて送って行ったのですが。。
東へ北へ、大変です。
本当に、有り難く思ってもらわなければいけないわ。。。

今日は『大学を見たい ♪』という、ばあばも一緒のドライブ。
寮の部屋が汚いだろうから、あまり見せたくなかったけれど
まあ、それなりに、楽しんでいた模様w

実際、本当に、部屋の中が散らばっていて
母であるジャスミンでさえも日常が想像以上な状態でありました。
片方ばかりの靴下も、たくさん発見されました。。。

日曜日にキリンハウスから持って来たワイヤーラックを組み立て
カゴを設置しただけで、散らかっていたものは、無事に収納できました。
これで明日テレビが届いても、設置する事ができるでしょう。

男の子ふたり。。。
同じように育てたはずなのに、なんか、違う。。。

キリンが○でバビが×
バビが○でキリンが×でもなく
それぞれがちょっとずつオトナになって行く事を
少しずつ見守る立場になったのかな。。。なんて、思いました。

こんな事を書いている私は、関わりすぎ？過保護？？過干渉？？？
とも、思う事もあるけれど、
家族のスタンスは、それぞれ違うし
一応、我が家は、わぁわぁ言いながら、こんな感じでやって来ました。

バビのところに行ったばぁばは、心配しつつ嬉しそうだったし
何より、来週には81歳になるというのに
孫の成長ぶりや生活を見ることができて、本当に満足そうでした。

明日も仕事はオフなので、のんびりしたいけれど
それぞれが帰った後の部屋の片付けで
家の中を行ったり来たりの一日になりそうです。。。

『おかーさん、自転車あんまり乗らないなら交換しようよ』と、キリンに言われ
ジャスミンの女王様の自転車は鷹の台へ持って行かれる事になりました。。

というわけで
昨日は自転車と IKEA で買った棚などを積んで、鷹の台までドライブ。
中央フリーウエィを使うルートだと高速料金がめちゃめちゃかかるので
外環道で行く事にしました。
時間がかかったけれど、高速代はETC＆休日割引で350円 ♪ ♪

今回はざざっと片付けようにも、多分暑くてやってられないだろうと予想したので
スタバでドライブスルーをして、お茶を買ってから行きました。
先週だったら、ろん太さんの関ったイベントが見られたのにな。。。
走りながら『どのあたりかな？』と、きょろきょろしていました。

立川駅からムサビに行く時に利用するバスを見かけ
『ここから、ムサビに行くには、う〜〜ん。本当にちょっと迷子になるかも』
なんて、思ったり
『いつも、ここのスーパーで買物をする』とか
『ケヤキモールはカルディがあるから、よく行く♪』などど話しながら、キリンハウスに到着。

前に来たのが卒制の時だから、ほぼ半年ぶり。。
予想通り、足の踏み場もないほどに散らかっていたけれど（トホホ。。）
洗濯物は奇麗に干してあり
チチキリンが閉店前の ACTUS で見つけて買ったキリンも
ちょこんと飾られておりました。

とりあえず使わないという古いプリンターや毛布。
共通彫塑で作った作品（写真はUPしちゃだめと言われたので。。なんか牛の頭みたいなのでした）。
多分1年の時の芸祭の時のイベントで使ったものなど
もろもろをまた車に積んで戻ってきました。

昨日はマリンスタジアムへ野球を見に行きました。
前を通ることはあっても、入った事のなかったマリンスタジアム。
高校野球の千葉県大会の開会式と決勝はここで行われます。
成田高校。。残念だったけど、ベスト4おめでとう ♪

キリンが運転出来るようになったので、アッシー君をやってくれました。
近くにあるアウトレットへ買物に行くというので
同じ地元に住むムサビ生2人も同乗。
ん？？
今気が付いたけど、予備校時代の仲良し6人。
地元が同じ友人はみなムサビ ♪

『オーキャンのとき、コメント帳にコメントいただいてありがとうございます』
と、礼儀正しいNくん。

中1のとき市の派遣団で西安に行った時に知り合って
高3で美術予備校で再会。
名前の通り大きいNくんとおチビだったキリン。
研修旅行の写真を見ると『本当に同じ中学1年生？』と、身長の差に笑えます。

3hiくんは小中が一緒。
背格好とか、キリンとすごく似ているんだけど
3hiくんの方が断然、王子さまっぽい ♪

『マリンスタジアムはわかるけど
　待ち合わせ場所の選手の手形のモニュメントというのがわからない』
と、ジャスミンが言ったら
『おかーさん、これですかね。。』
と iPhone でさくさくっと検索して画面を見せてくれました。

劇団四季歴6年のジャスミンです。
昨日は再演が待ち遠しかった演目『美女と野獣』を観に行きました。
場所は、新しくできた四季劇場『夏』。大井町です。
大井町に降り立ったのは、多分初めて☆
線路沿いのガード下の小さなお店（入ってみたくなるような立ち飲み屋もあり♪）を
横目に見ながら進むと、ぽかんと開けた空間に四季劇場『夏』はありました。

美女と野獣
想像以上に面白かったです♪

ず〜っと昔に、白黒の映画の美女と野獣をテレビで見た事があって
すごいなぁ〜！この特撮！！って思いました。
この時と同じような気持ちは、オズの魔法使いの時にも思ったけれど
う〜〜ん。素晴らしい ♪

まずはオープンニング。
王子様がなぜ野獣になってしまったのかをざくっとナレーションで説明します。
もう、そこからがイリュージョンの始まり！！

場面が一変して、もうひとりの主人公、ベルが登場する場面は
衣装や背景はディズニーそのもので、可愛い不思議な空間になっていました。
ベルとお父さんが住む家や乗っている車は、まるでパークにあるようで
トゥーンタウンを彷彿させました。
アンサンブルの群舞も華やかで、どんどんお話しの中に引込まれて行きました ♪

なんていうのかな？
ディズニーの映画をそのまま完全に舞台で表現している。そんな感じです。
ライオンキングは、また違った演出で、それもまた楽しめるのだけど
美女と野獣は、そのまま。。。

もちろん、魔法にかかった召使いたちは、人間が演じる訳で
そこには、ひと工夫もふた工夫もあって、う〜〜ん。。って、本当に見事で唸っちゃう ♪
この召使いたちが、とってもいいキャラなんだなぁ〜。
3人の掛け合いはまるでコントw
例えていえば、踊る〜の署長を含む3人みたいな感じ。
『そして、持病がある〜 ♪ 』とは、歌わないけれどw

本物の火や、花火。
こんな小さな劇場で使っていいの？って、思いました。
（花火を使うのはジャニーズのドームコンサートだけだと思っていたから）
場面の転換は、見事です。
野獣の住むお城も、蜘蛛の巣のようなカーテンで見えたり隠したりする事で
さまざまな部屋を作り出していました。

最後の野獣から王子に変身する様は、本当にイリュージョン！！
歌舞伎でもひとり何役もの早変わりや引き抜きなどの衣装チェンジはあるけれど
これは、本当に奇麗で見事でした。

王子ばかりに注目が行くけれど
ベルもその時々でドレスや髪型も変わり、とても可愛く素敵でした。
でも、可愛いだけじゃない。。。
ベルもそうだけど、ディズニープリンセスはその誰もが聡明で自分の意志を持って描かれている。
王子様を待っているだけではなく、自分の運命を自らの手で切り開こうというヒロインは
いつもとても魅力的に感じます。

木曜日の夜遅く
ジャスミンが寝てしまった後に、キリンが帰省しました。
香港から一緒に帰った後、タマビの友達と出掛けたり遊んだり ♪ 一応鷹の台でバイトもしたり。。
タマビの友人には、さらに実家にまでお世話になり
ご両親と一緒に焼肉をごちそうになったと、嬉しそうに話してくれました。

今日からは予備校時代の友人と鵜原（うばら）に出掛けています。
鵜原は房総半島の外房（太平洋側）にある海水浴場で
太平洋の荒波に浸食されたリアス式海岸と高台に繁る松が美しく
大正期には鵜原理想郷として別荘地として開発がおこなわれたところ。
東京から近いこともあり、数々の歌人文人が訪れていたようです。

キリンたちの通っていた予備校では、毎年鵜原にスケッチ旅行に出掛けます。
写真を見るとスケッチをしている写真は数枚でw 大宴会での出し物（グループごとに余興を行う）や
鵜原周辺を散策しながら面白い事をやっている（ポーズを決めている）写真ばっかり。。
楽しい時間だったのでしょう。
卒業したあとも、夏は鵜原に行きたくなるようで、毎年出掛けていきます。
なんだろう？
聖地巡礼？？違うかw

今日はたくさん泳いだかな？
そういえば
『釣り竿を2本持って行くから、釣具屋でたりないものを調達しよう』
と、つぶやいていたっけ。。。
明日の夜には真っ黒になって戻ってくる事でしょう。
笑ったら、歯がキラ〜ン ♪ かな？

夏になるとテレビ番組で多くなるのが怪談もの。。。
最近では『ほんこわ、ほんこわ』かな？？

海老蔵に獅童、勘太郎に七之助とくれば
見ない訳にはいかないと、思わず松竹の HP からぽちっとしてしまいました。

新橋演舞場、東海道四谷怪談。
四谷怪談のストーリーはなんとなくわかっているものの
歌舞伎となると、ちょっとひねってあるようで（脚本は鶴屋南北）
忠臣蔵の外伝として、お家騒動？をからめてお話しが作られています。

去年観た怪談乳房榎のときもびっくりしたけれど
早変わりや舞台の作りの巧妙さには、またまた驚かされました。
こんな仕掛けを江戸時代からやっているなんて、凄い。。
ネタバレするとすれば、火の輪くぐりがあるんですよ！！！
新橋演舞場で、、、ですよ。
江戸時代の小さな芝居小屋だったら、もっと、危険でもっと怖い演出だったでしょう。。。

たしか、江戸東京博物館の常設展で
ガラスケースの中で、からくりを見せてくれていたように思います。
もう一度見に行ってみようかな？
うん、うん。本当に勘太郎さんが大活躍で素晴らしかった！！

新橋演舞場は、ちょっとはバリアフリーです。
そんなことを思うと、歌舞伎座の立て替えも仕方がないかな。。
歌舞伎座の独特の雰囲気、高揚感は、エントランスの階段からあったから。。
新しい歌舞伎座ができるまで、いろんな芝居小屋に出掛けてみたいな ♪

ただいま ♪
暑い日本から、さらに暑く熱い香港に行って来ました。
香港に行くのは初めてで、ちょっぴりドキドキ。。。。

香港のランドマークのひとつ、ペニンシュラホテル。
去年出掛けたシンガポールと同じような街だと想像していたけれど
香港は、やはり中国大陸の街でした。

大陸からの観光客が多かったせいもあるかもしれないけれど
エキゾチックとか、コロニアルなという表現ではなく
『チャイナだね』という言葉がぴったりw

いろんなものがぎゅっとつまった。というのではなく
ぐちゃっとしている印象を受けました。

100万ドルの夜景と賞賛される、高層ビル群。
ビクトリアハーバーは九龍島、香港島のどちらから見ても美しく奇麗です。
でも、昼間にそのビルの周りを歩いてみると
日本では考えられないような古い（ぼろい）高層アパート。
窓の下に洗濯物がぶらさがっていて、路地の奥からジャッキー＝チェンが出て来そう。。

電飾看板のにぎやかなネイザンロード（歌舞伎町みたいな感じ）。
5メートルごとにいる客引き
『偽物。時計。バッグあるよ』の声かけにうんざりしつつ
一本西よりのハーバーシティのブランドブティックに行くと
大陸からのお金持ちがたくさんいて、入場制限中。

ジャスミンももちろん、その列に並びました ♪
まあ、中に入ると買物の仕方が半端じゃない。
誰もがクレジットカードを握りしめながらのお買い物（日本でも使えるようになったあのカード）。
バーゲンセールのようにあれもこれもと品定め。
ジャスミンは日本で下見をしていたので、さくっとカードケースをお買い上げw

キリンが行きたがっていた、ジェイド（翡翠）マーケット。
テントの中に、お祭りのような屋台がひしめいていました。
ライトをあてて輝かせているから、扇風機がぶんぶん回っていても暑い、熱い。。
ちょっと見てると、これはどうだ、こっちはどうだとよって来るのでうるさいうるさい。
ジャスミンはバリのビーチでぼった栗にあったことがあるので、こういうのは苦手だったりする。

こういう屋台をなぜかうまくかわす、キリンとバビ。
キリンは中1で西安、バビは高2で西安と北京に行っているので、こういう買物の経験があり
値切りの交渉はもちろんのこと（頼もしい）！！！
さんざん説明させておいて『いらない』と、かわすことができていました。。
『ほほぉ〜〜』と、軽く驚き。。

このあたりは、上海街という一番古い街並でもあり、思いっきり普通の生活。
公園にたむろするランニング姿のおじちゃんたち。
何をしているのかと思ったら、紙麻雀だったそうだ（キリンの見聞）。

ジャスミン、キリン＆バビでは、見たいものや求めるところが違うので
時間を決めて別行動。
5年前には考えられない事だったけれど、今では普通に携帯で連絡も取れる。
男子なので、洋服の試着をしていなくなってしまうこともないだろうからw

数時間、キリンひとりでアンティーク街とギャラリー街を散策。
カメラを片手に歩いていたら、香港人に間違われたそうだ。
うん。。なんとなくチューヤンに似てるしw

香港。。。
ペニンシュラホテルを日本にもある日比谷あたりとすれば
晴海通りがネイザンロード（歌舞伎町）
歌舞伎座界隈が女人街やジェイド（翡翠）マーケット、あと、金魚とか鳥とかいろいろ
新橋あたりが、もとの空港（ビル街をジェット機がすり抜ける）＆泊まったホテル

8degrees
8度傾いた（デザインでw）ホテルです。
レストランのコップも、アルプスの登山電車のように、傾いたデザインでした。。
8度傾いたデザインはフロント階のみで、あとは普通でしたw

有楽町の駅からプランタン、松屋に向かう道がハーバーシティのあるブランドブティック街。
東京でいえば、表参道かな？もしくは松坂屋界隈（H&Mがあったから）

なんか、ぎゅぎゅっとごちゃっと詰まった街でした。
香港島をあまり見てないせいもあるけれど
混沌とした夏の香港を見ました。
う〜〜ん。なんかうまくまとまらない。なんでだろう。。。