リアルな美大生親の日常を、優雅に華やかに綴ります♪
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京乱噂鈎爪
三連休の間、ジャスミンがおでかけしたところは、ここ ♪
う〜ん、青空が奇麗!!
場所柄、なんとなく厳かな感じもします。
ちょっと風が強かったので、旗の文字がよくわかりませんね。。。
では、わかりやすく
『京乱噂鈎爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)ー人間豹の最後ー』
江戸川乱歩原作の長編ミステリー、人間豹を原作にした歌舞伎です。
昨年上演された『江戸宵闇妖鈎爪』(えどのやみあやしのかぎづめ)の続編です。
昭和初期の設定だった原作を幕末の京都に移し
松本幸四郎演じる明智小五郎は隠密廻り同心という設定。
半分は人間、半分は豹という数奇な宿命を背負った人間豹、恩田乱学には市川染之助。
父子共演の舞台です。
国立劇場で演じられるのは、もちろん初めてて(新作ですから)
いろいろな試みがあって、面白かったです。
染吾郎の筋交いの宙乗りもあり!!客席の上を斜めに移動するだけではなく
シルクドソレイユのように(あ、ちょっと誉め過ぎかも)くるくる回っていました。
↑↑ TDSのアリエルのショーを思い出していただけるとわかりやすいかも。。
腰からつられて、くるんくるんと前回り ♪ です。
回り舞台を上手く使った演出もよかった。
羅生門が下から回りながらせり上がってくるのは、とても迫力がありました。
そうそう、染五郎さんは今回二役。
不気味な人間豹と、大店の娘、大子(だいこ)。
本当はみすずという名前だけれど、大きいので大子と呼ばれている(実際に大きいしw)
コミカルな縁起に笑いが絶えません。
今回の観劇には、終演後に舞台見学ツアーがありました。
花道を通って舞台にあがり、回り舞台も回して頂きました。けっこう速くてびっくり!
舞台からはびっくりするほど観客席がよく見えます。
下に降りると、まるで機械室(ターミネーターやダイハードを彷彿とさせる)。
ここを役者さんは走って移動するのだそうです。
よろけたら、本当に奈落の底に落ちてしまいそう。。
花道のすっぽん(せり上がり)からは、人間は出て来ない。。という説明を聞いて
そうか。。だからカーテンコールの時に人間豹はすっぽんから出て来たんだ。。
と、納得がいきました。
国立劇場での歌舞伎や文楽は、ゼミの先輩のお世話になっているところが大きいです。
ニチゲイに進学しなかったら?
小林ゼミを選ばなかったら?
歌舞伎も文楽も、クイズラリーみたいな楽しいイベントに参加する事もなかったでしょう。
そう、来月は後輩に誘われて竹林さんのコンサート ♪
もとい、井上陽水のコンサートにも出掛けます。
芸術の秋を、たくさんたくさん楽しみたいな ((o(*^^*)o))わくわく
ジャスミン様、こんばんは。
秋を形容するものは、たくさんありますが、
「芸術の」秋を堪能してらっしゃいますね。
歌舞伎は、むかーし2回くらい見たことがありますが。
勘三郎さんがまだ勘九郎さんのときでした。
演目は・・忘れちゃいました。
歌舞伎も、できたころは時代の最先端芸術だったのでしょうから、
新作が出てること、もっとアピールすればいいのに、って思います。
でも、伝統を踏まえての新作ですかね。
スッポンから、人間がでないのは興味深かったです。
前に、テレビでスッポンのことを解説していたときは、
河童が出ていたので、不思議だったんです。
3連休は、美術館に行きましたよ。
東博の「皇室の名宝」展は、若冲の「動植綵絵」30枚や狩野永徳の
「唐獅子図屏風」他の名品ずらり。
9時半に行ったら、もう表慶館まで並んでいましたね。
若冲は描写が細かくて、好き嫌いが分かれるところですが、
私は好きです。
昨日は娘と、六本木の新美術館の「ハプスブルク」展
これも教科書で見たような名高い絵がたくさん。
おなかいっぱいです。
投稿者 yukihaha : 2009年10月13日 20:21
>yukihahaさん
昨晩の雷雨はすごかったですね。そちらはいかがでしたか??
新作歌舞伎に取り組む中村屋さん、とても魅力的で素敵です。
お客様がいなくては、成り立たないのですからね。
歌舞伎座が壊される前に、コドモたちも一度連れて行きたいと思っています。
yukihahaさんも芸術の秋を楽しまれたのですね。
若冲は好きです。家業が同じなので、なんとなく親近感を感じています♪
ハプスブルグ展、きらきらした展示物もあるのでしょうか??
お姫様気分に浸れそうですね ♪ ♪
投稿者 ジャスミン : 2009年10月15日 07:30