リアルな美大法人企画室長の日常を
カテゴリー:潜入レポート
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手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工4-
前回までの話。
■手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工1-
■手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工2-
■手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工3-
・・・・・・・・・・
本館へとのびる橋を渡って、いざ会場へ!!
「201講義室なのに3階から入場っていうのは反則だよね。どこかにそれアナウンス出てた?」と思いながら、会場でもある本館201講義室へ。
準備真っ最中。
表に見える学生スタッフさんは30名ぐらいかな?
あわただしく動いてました。
あっという間にデザイン選手権スタート。
・・え?芸工さんに着くまでを3話使ってるのに、このあっさり具合はない?
ま、そんなもんです。
人に頼らないで自分たちで宣伝しなくちゃ。
理事長の挨拶。
「デザイン選手権に出場した子が今年入学しました。もっとこの大学に集まると嬉しい」
なんとストレートな気持ちを表す方なんだ・・・。
そして高校生達の発表
携帯のデジタルズームでの撮影なので画質粗くてすいません・・・。
演技派な生徒さんも。
15時50分。プレゼンも全て終わり審査員の皆様は別室で審査へ。
私達は30分休憩。
・・・・え?はしょりすぎ?
仕方ないなー。内容と感想はゲイサイが終わったら書きますよ。
(といって書いたためしがない)
結局、長澤先生は前半はよくしゃべってたけど、後半は一言も発言がなかった。
自分がしゃべりすぎたのに気がついて、他の人に譲ったのだろうか・・・・・いやいや、あの人はそういう空気を読める人じゃない(笑)
きっとタウリンが切れちゃったんだろうなあ・・・。
よく長澤先生は「今日は気合入れるためにタウリンしっかり飲んできたから」とか「ああ。タウリンが切れ掛かってるから元気がでない」とおっしゃるのです。
バナナブームを予言した長澤先生。
次はタウリンブームがくるかもしれませんよ。
ちなみにタウリンが入ってる食べ物は、イカです。
16時20分再開だったのにいっこうに審査が終わる気配なし。
それまで映像コースの学生さんの映像を見せられる。
・・・・イベント終了予定時間の17時。始まる気配なし・・・。
17時10分。気配なし。
東京から来たマスコミの人が話をしてる。
「帰りの新幹線、取ってます?」
「え?終わったら即効で帰るつもりなんだけど」
「今日はサッカーの試合で湘南サポーターが占拠しちゃってるみたいですよ。急いで予約しないと、遅い時間までチケット取れませんよ」
「ホントに?困ったなあ・・」
困ったなあ・・・。
どうしよ。なんとか今日中に帰らないと明日も仕事が・・・。
ちょっとでも早く駅に行った方がいいか。
審査結果は多分WEBでわかるだろうから・・・すんません。「デザ選を見る」という私の最大の目標はクリアできたので、お先に失礼します!
と1階に下りたら、東北芸工ブログのなかの人と運命的に遭遇(笑)
「お久しぶりです。今、着いたところなんですよ」
「いやー、まだ審査発表が始まらないから帰ろうかと思って」
「じゃ、車で送りますよ。バスもほとんど出てないし、タクシーなんて通ってないから」
「え?ほんとに??ありがたいなー。でも、さっき話してるのを聞いたんだけど、山形駅からの新幹線はしばらく一杯なんだって」
「そうですか・・となると仙台駅に行くって手もあるけど、結構それも勝負かも・・あ、結局どうやって来ました?」
「えーと・・・・仙台駅から(恥)。・・・詳しいことは後で。とりあえず仙台駅方面ってことで、山交バスターミナルまで甘えちゃっていい?」
てなことで、大学に着いたそうそう、仙台駅行き高速バスが出てるターミナルまで送ってもらうことに。
なんていい人だ。
いい人だから、いっぱい学内の閑散とした写真を撮ったんだけど、これを公開して「寂しい大学・東北芸術工科大学」とイメージづけるつもりだったのをやめておきます(笑)
大学関係者として、ひとりも写ってない学内写真を公開されるほど嫌なものはなくて・・。
芸工さんにはまた来るつもりなんで、またゆっくりと。
アレはまた今度。
そしてまたしても仙台駅。
さらば仙台・・じゃなくて山形。
山形に行ったはずなのに、山形駅に一度も行っていないという事実。
さ、ここで発表します!!
東北芸工の学生さんに、スペシャルシークレットプレゼント!!
KIKIちゃんに渡し損ねた「サイン入りムサビ日記」を講義室の机の中にひっそりと隠してきました。
授業中に「ん。なんか机の中に入ってるぞ。なんだろう・・・・え?ムサビ日記?!しかもサイン入り?!?!」と学生さんが気がつくシーンを想像してみてください。
夢があっていいと思いません?
201講義室の真ん中、後ろから2列目の端っこに隠しています。
ぜひ確認してね。
見つけたら連絡ください。
・・・清掃のおばちゃんが
「なんだべさ、これ?」
「ゴミだゴミ。捨てるべ」
と廃棄していないことを願って・・・・。
とりあえず終わり。
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工3-
前回までの話。
■手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工1-
■手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工2-
・・・・・・・・・・
山形に向かったつもりが、なぜか仙台にいる手羽。
彼に何が起きたのか。
理由ははっきりしています。
福島で列車の切り離しがあったのよ。
で、前の車両が山形方面行きになって、後方が仙台行きに変わったんです。
そのアナウンスを聞いてはいたんだけど、まさか自分の乗ってる自由席が山形に行かないとは思わないでしょ。
このままでいいんだろうなーと座ってたら、仙台に来ちゃった・・というわけ。
ほら。新幹線の自由席って普通1号車から3号車でしょ?その1号車から3号車がそのまま仙台行きなのよ。
じゃなに?山形行く人には自由はないってこと?
この自由席は自由とみせかけた偽りの自由ということ?
フリーダム!!
・・結構この失敗をする人が多いようです。
入学センターの髭男爵・池田さんも間違って仙台に行ったことがあるそう。
ってことは、情報の伝え方が甘いってことですよね。
もっとはっきりと「こっちは山形、こっちは仙台」と情報を伝える必要があるのでは。
JR、頼むよ。
・・・と人のせいにしてみましたが、間違いなく本人の注意力不足だす・・・。
今日の教訓:山形行く時は福島で注意。
うん。一つ勉強になった(涙)
でも不幸中の幸いというか、なかの人さんから「仙台から高速バス」のルートを教わってたから混乱することはありませんでした。
どこで何が役に立つかわかんないもんです。
駅員さんに事情を説明して、仙台駅で降り、米沢のどまんなか弁当は買えなかったけど、
牛タン弁当を買って、高速バスに乗り込む。
ギュウタン タタン タタタンタン(byラーメンズ)
1時間後、山形駅前に到着。
・・・・・日曜なのに・・・もう11時前なのに・・・人がいない・・・。
「新幹線の止まる駅前の商店街がこんなに寂しくていいんだろうか」ってくらい人が歩いていない。
うーん、こういう場所で「デザインは!!芸術は!」と叫んでも、誰も聞いてくれないだろうなあ。
何も叫ばないよりはいいのだろうけど・・・うーん・・・難しい問題。
タクシーに乗り込み、「東北芸術工科大学まで」とお願いする。
「いつもこんなに人がいないんですか?都心でもオフィス街だと日曜は閑散としてることがあるけど」
「今年になってからこんな感じだねー。去年まではもう少し人がいたんだけど。大型店舗が郊外にできたのも影響しとるなー」
「でも、今はオフシーズンですよね。スキーシーズンになったら混雑するんじゃ?」
「12月の20日過ぎると‘<+*〜QM}WQ{}*{¥>・・・2月の〜=#;:〜*K(笑)」
・・・何しゃべってるかわからん・・最初はちゃんと会話が出来てたのに、何故か運転手さんの方言スイッチが入ってしまったようで・・・一応最後は一緒に笑っておこう・・。
福岡の人間だから西日本の方言ならニュアンスでわかるんだけど、東北とは全く言語システムが違うのを実感。
そんなこんなでいろいろありましたが、第3話にしてようやく東北芸工さんに到着!(涙)
・・・2時間前に着くつもりだったけど、もう11時半。。。
いろいろあったもんね(涙)
ま、ちょうどいい時間といえばいい時間か。
ここはポジティブに考えないとやってられない。
そうそう。大学案内とかでよく使われてるこの場所を撮りたかったのよ(笑)
外ではデザイン選手権に出場する子達が練習してる。
学食で牛タン弁当を食べて(あ、学食は営業してました>なかのひとさん)、学内をうろちょろ見学してたら、もうなんやかんやで12時15分!
もうすぐ始まる!!
続く。
多分次回が最終回です。
ゲイサイ前にこんな話を連載してていいんだろうか・・・ま、竹林くんが芸術祭の宣伝をやってくれてるからいいよね・・・こういう時便利だよね。彼の存在。
お礼がてらに竹林くんに教えてあげようかな。誰も指摘してあげないみたいだから。
「機種依存文字」という言葉を調べてみてください。
そして、マックでみるとどんな風に表示されるのか確認してください。
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工2-
前回までの続き。
・・・・・・・・・・
交通ルートはYahoo!路線検索で調べ済み。
家をAM5時に出て、大宮から新幹線に乗れば10時前には大学に着いてるはず。
デザイン選手権が12時スタートだから、2時間もあればゆっくり大学見学ができるってもんだ。
新宿駅でメールチェックすると、なかの人さんからもう返事がきてる。
この週末はイベントがぐちゃぐちゃで手羽タイムに起床しております。 いや、タダ単に昨日は結婚式に呼ばれて午前中からぐちゃぐちゃに呑んでただけですが。デザ選の日は1つの教室でデザ選をやっているだけなので、大学でのイベントの規模としてはだい〜ぶちいさいですよ。
アトリエ棟とか開いてないし。
もう遅いかもしれないけど。
もう遅いです(笑)
こちとら何年美大に属してると思ってるんですか。
オープンキャンパスのような全学的イベントでもやらない限り、日曜祝日にアトリエや工房を開けないのは百も承知!!
本館以外は外観さえ見れればいいか、ぐらいの覚悟です。
でも、食事をどうするかはクリアになってなかったんで、「学食か、近所で食べれるところあります?」とメールを出す。
大宮到着。つながりもよくて順調順調。
本屋に立ち寄る。
雑誌もいいけど、こういう時間がたっぷりある時に小説を読むか。
5分ぐらい考えて今日のお供を決める。
窓口で新幹線の切符を購入。
すると、1分前に山形行き新幹線が出てしまったことを知る。
ここまで順調に乗り換えできてたのに・・。
ホームで1時間待つことに(涙)
メールをチェックすると、早速なかの人さんから返事が届いてた。
本日学食は席だけあいてます。 ん?レセプションあるからもしかしてその準備で開いてないのかな・・本学のまわりには食事処が1つだけありましたが、先日閉店しましたのでほんとにな〜んにもありません。
途中新幹線内で米沢の牛肉どまんなか弁当をお買い求めいただくなどのご準備をお願いいたします。
米沢のどまんなか弁当ね。らじゃ!!
もしかすると仙台経由だったりして。実はうちの大学、山形市内にあるのに山形新幹線で来るよりも、東北新幹線&仙台発高速バスで芸工大に来る方が30分くらい早く着いたりするもんで。
へー。そういうもんなのね。
でも、山形まで切符買っちゃったから今回は関係なし。
次回オジャマする時に参考にしてもらいますわ。
1時間後、新幹線に乗り込む。
思ってたより人は少ない。
ペットボトル、みかん、本を準備し、座席を自分のものにする。
よし、もう邪魔ものはどこにもいない。後は東北芸工に向かうだけ!!
いざ!山形へGO!!
仙台に着いちゃった(涙)
続く。
えーと・・まだデザイン選手権どころか、まだ山形にも着いてないんですけど・・・。
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東北芸工1-
25日(土)」の朝、東北芸工ブログを見て「ああ。もうその季節なんだな」と気がつく。
■全国高等学校デザイン選手権大会決勝大会。
立ち上げにうちの長澤先生が大きくかかわってるので、一度は見てみたいと前々から思ってました。
で、よー見ると、審査員にムサビOBのKIKIちゃんもいるじゃないですか。
さては、小山クンドウさんとのラジオつながりだな・・。
そして、もちろん長澤先生は今年も審査員。
数年後、審査員がいつのまにか全員ムサビOBだった・・てなことになれば面白いのに。
「これは行ってみるしかない」。
とひらめいたのが、土曜日の朝5時。
まず、東北芸工ブログのなかのひとさんに「なかのひとさんは当日大学にいるの?」とメールを送る。
すぐに返事が返って来て、日曜は別の用事(仕事)が入ってるらしい。
うーん、どうするべか。
別になかのひとさんに会えなくてもそれはそれでいいんだけど、それだとアレに入れない。
でもでも、去年美大ブログサミットで「近々芸工さんに行かせてもらいますよ」と宣言してもうすぐ一年がたつのに、まだ行けてない事実。オープンキャンパス・学園祭となかなかタイミングが合わなくて。
このチャンスを逃すと多分、来年のオープンキャンパスになっちゃうだろうなあ・・。
うーん、うーん、と悩んだ末、「悩むぐらいなら行ってしまえ」と決心したのが、日曜当日の朝3時(笑)
東北芸工さんまでのアクセスチェックをし、なかのひとさんに「やっぱり行きます」とメールを送る。
日曜朝3時にわかったこと。
3●年間、秋田県だと思ってたものが、山形県だったこと。
つまりですね・・・私がこれまで「秋田県」とイメージしてた場所にあったのが、山形県で、山形県が秋田県だったのです・・・もうひとつ爆弾発言していい?・・・・・・というか、山形県って・・・・・日本海側だったのね(根本がわかっていない)。
こんな人間ですが、大人として生きていれます・・。
みんな、つまらんことでクヨクヨするな。
新幹線で読むものは途中で買おう。
日帰りなら着替えもいらないし、カバンがスカスカ。
カバンに新幹線で食べるためのみかんと、KIKIちゃんに渡す用のムサビ日記をしのばせる。
京都に行く時はもう少し前準備したけど、今回はほんとにノープラン。
ま、なんとかなるよね。
いざ!東北芸工へ!!
つづく。
手羽ちゃんのドキドキ京都レポート4−京都造形2−
前回までの話
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート1−いい日旅立ち−
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート2−京都精華−
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート3−京都造形1−
・・・・・・・・・・・・・・・・
工房やアトリエを見て回ってたら、ぼちぼち2時に。
おっと。アレを見に行かないと。
「春秋座」という歌舞伎も上演できるホールへ。
普段は花道もあって950名入れるホールっていうんだからすごい。
ムサビにも一個欲しいなあ・・。演劇系の学科がないと無理かなあ。
そこで、2時から「学生による10学科対抗3分間生コマーシャル大会」なのです!
歌ありダンスあり漫才あり、各学科の学生さんが趣向を凝らして宣伝してました。
途中機材トラブルがあって中断したけど、地方の若手アナウンサーのように場をつなぐ京都造形ブログの吉田さんがなんとも頼もしい。
もし自分があの立場だったら、きっとよりクネクネして、わけのわからんことをしゃべっただろうなあ・・と他人事とは思えないぐらい見てる私も緊張しました。
どうしても間がもたなかったら、「実は・・・会場にムサビの手羽さんがきてます!」と紹介さえしてくれたら、「えええ?!」とビックリしたフリをしながら立ち上がって、こっそり下に着てるMAU Tシャツをみせびらかしつつ(結局何かの時のために着ていった)、壇上にあがって、手羽のクネクネトークを炸裂させてやろうと思ってたけど、それも必要ありませんでした。
ちなみに優勝された映画学科の動画がYouTubeにアップされています。
そしてそして、いよいよその後は・・・
リリーフランキー×村上隆×秋元康副学長によるトークショー!!
はい。これを見るために、ぶっちゃけリリーさんを見るために京都までやってきたと言っても過言ではありません。
「オープンキャンパス視察」はアトヅケです(言っちゃった)
なんせ初・生リリーなんだもん。以前芸術祭に来た時は仕事で見れなかったんだよね。
テーマは「夢のかなえ方、教えます」
この3人の話は鉄板ですな。
面白くならないはずがない。
しゃべるたびに笑いが取れるリリーさんはすごい。
全然高校生向けな話題じゃなかったけど(笑)
ただ、秋元さんが最後に
「エジソンは『天才とは99%の努力と1%のひらめき』と語ってるけど、ボクは成功する条件は『運98%、才能1%、努力1%』だと感じてる」
という感じでまとめてしまったんです。
確かに私もアーティストが売れるかどうか、成功するかどうかはなんだかんだ運が大きいと感じてるけど、今回のテーマが「夢のかなえ方、教えます」なのに、それはないなと(笑)
運だとどう頑張っても無理ってことだし。
秋元さんの発言の本質を取るならば、「100%を希望しなければ運だけでなんとかなる。でも、100%を目指すなら才能と努力が必要。100%目指して頑張ろうよ」ってことだったのかな。
トークショー後、学内をまたウロウロ見学して帰りました。
ええ。そのまま京都駅に行き、お土産買って東京へ帰りましたとも。
京都から帰ってくると、エルさんという方からメールが。
京都造形の通信生、エルです。おおお。京都造形の学生さんからだ!
実は今日、スクーリングだったので汗をダーダーかきながら、「なんで階段ばかりやねん」「ああ。ここはチェックしないと・・」とブツブツと独り言を言ってる人にすれ違ってたら、それが私だったのに。
(どこかですれ違うかも・・・)
と期待していましたが、発見出来ませんでした。
残念です。
雨降ったら嫌だな、と思っていましたが今日も晴れて暑かったです、京都。余計なお世話だっつーねん。
それにしても、久しぶりの京都は暑かった・・。
この日記のコメントでムサビファンさんも書いてましたが、「ひたすら暑い」って言葉がかなり適切な状態でして・・。
しかも、坂と階段。
ありゃ、いやがおうにも体力がつきますな(笑)
でも、美術は体力勝負なところがあるし、ムサビみたいな平地でヌクヌクと育っちゃダメだよね。
私が理事長になったら、学生さんのために中央広場に山を作って階段を設置してあげよう。階段を登らないと学内を横断できないように。そうしよう。未来の手羽にメモ。
・・・・・・・・・
入学センタースタッフにはここでは書けない「裏手羽ちゃんレポート」をメールで送りました。
表向きなブログ情報と比較しながら読んでもらえると面白いかも。
え?そっちが読みたい?
手羽ちゃんのドキドキ京都レポート3−京都造形1−
前回までの話
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート1−いい日旅立ち−
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート2−京都精華−
・・・・・・・・・・・・・・・・
京都精華大前から出てる2両編成の電車にのって、
(↑「こもれび」という電車だそうです)
一路、京都造形さんへ。
茶山駅で降り、早歩きで10分。
こんにちは、京都造形芸術大学さん!!!
大きな地図で見る
大きな道に面してるから、ストリートビューのしがいがありますな。
だってムサビの正門をストリートビューすると、これだもん(苦笑)↓
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寂しいっす・・・。
到着時刻12時50分。
13時からキャンパスツアーだから、それに合わせてきたんです。全て計算どおり。
よっ、さすが美大オープンキャンパスのプロ!
「トークショーに参加の方ですか?」
「あ、はい。そうです。」
「では、こちらの受付にどうぞ」
受け取った紙を見ると、トークショーの集合場所と時間しか書かれてない。
「あのー、キャンパスツアーに参加したいんですが」
「受験希望の方ですか?」
「い、いや、そういうわけではないんですけど・・」
「お子様が受験されるんですか?」
「そういう感じです(嘘)」
「今、何年生ですか?」
「えーと、中学生です(嘘)」
「・・・・中学生保護者用のアンケートがありませんので、『その他』のアンケートにお答えになって資料をお受け取りください」
アンケートを書いて、当日のタイムテーブルが書かれた資料をもらう。
そうそう。これが欲しかったのさ。集合場所はどこかなあ♪
・・・・・なぬ?!キャンパスツアーは12時半スタート?!
ちょ、ちょっと待ってよ。WEBには13時スタートって書いてあったぞ。
関係者でてこーい!!東京モンをなめたらアカンぜよ!
こっちは証拠にWEBをプリントしたものを持ち歩いてるんだから!・・・ほら、ここに・・・あ、WEBにも12時半って書いてる・・・・。
今日の第1目的、終了(涙)
皆さん、時間をよく確認してオープンキャンパスに行きましょう。
ただ、今思えば見たかったところを自分のペースで見て回ることができたから、ツアーに参加できなくて正解だったかもしれない。
「事前にチェックしてる人は各自好きなように動いた方がいいし、事前チェックしてない人はキャンパスツアーに参加するのがベスト」ってことなのかもね。
「さて学内を見学するか」と前方を見ると、すごい長さの階段が。
京都精華さんが山を切り開いて作ったキャンパスなのに対し、京都造形さんは山の斜面にそってキャンパスがたってる感じ。
でも登るしかない・・・。
・・・この最初の階段登りで死にました・・・・。
これが東北芸工さんの言ってた「恐怖の階段地獄」ってやつね。
でもここで休んじゃ、せっかく京都造形さんに来たのにもったいない。
自分を応援しながら学内をぐるぐる動く。
こういうシーンは京都ならではですね。うちだとラテン研究会のサンバかな。
確か環境デザイン学科がメインで使っている「松麟館」という建物。
ここからの見晴らしは最高。夜は素敵なんだろうな。
しかし、京都精華さんもそうだったけど、校舎の名前が全部「人間館」とか「未来館」「至誠館」って感じの名前なんです。
■キャンパスマップ
関西の美大ってどこもそうなのかな?
確かに「2号館」とかだとそっけない感じがする。
ムサビも真似すりゃいいのに。
とりあえずムサビOB著名人の名前を建物につけてみてはどうだろうか。
「西原館」とか「辛酸館」とか「中尾館」とか「手羽館」とか「みうら館」とか「リリー館」とか
(しれっと自分の名前を入れてみる)
あ。お腹が減ってきた。さくっと昼食を食べるか。
じゃんじゃじゃーーん!
受付でもらった無料学食体験券!!
なんだかんだやっぱり「無料」は嬉しいもので(笑)
・・・・・・・・ない。あれ?どっかで落としたかな?さっきまであったのに。学食のおばちゃんに相談。
「あのー、無料チケット無くしちゃったみたいなんですが・・」
「あー、チケットがないとダメなのよー。ごめんなさいね」
いいんです。お金ならもってますから(涙)
長くなりそうなのでさらに続く。(えっ)
手羽ちゃんのドキドキ京都レポート2−京都精華−
前回までのあらすじはこちらをごらんください。
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート1−いい日旅立ち−
・・・・・・・・・・・・・・・
着いたーー。
品川からのぞみで2時間ちょっと。意外と近いんだよね。京都って。
しかし、京都かあ・・。何年ぶりだろう。
情報システム課の頃に京都で開催されたシンポジウムに出席したのが最後かな?
シンポジウムが終わった後、課長と一緒に嵐山の「法輪寺」へ行ったけ。
別名「電電宮」といわれ、日本でも珍しい電気・電波の神様なんですよ。
情報システム課には電電宮の御札が祀ってあって、古い御札のお払いと新しい御札の購入を。
その前年にムサビに落雷があり、ネットワーク機器にひどい損害が出てしまったのね。
で、京都古美研に行ったjsato先生(当時は短大生活デザイン学科非常勤講師)が電電宮の御札を買ってきてくれたんです。それ以来、平和な日々を過ごしてました。
ITだシステムだセキュリティだ人的体制がどうのとかいってるけど、インターネットも最後は神頼み(笑)
京都駅からそのまま地下鉄にのって、終点国際会館駅へ。予定通り10時についた。
久しぶりに地上に出ると・・・暑い・・。日差しが痛い。
直射日光の中、スクールバス乗り場で誘導してるスタッフの女の子がかわいそう。帽子持ってこなかったのかなあ・・・。
バスに乗り、いざ京都精華大学へ!!
こんにちは、京都精華大学さん。
私にとって初めての関西美大訪問。
記念すべき1校目です。
オープンキャンパスでお忙しい中、広報課の方がずっとツアーをしてくれました。
いいなー。こういう見栄えのいい景色ってムサビにないんだよね・・・。
キャンパスの雰囲気はタマビと東京造形を足して割ったような感じかな。
山をくりぬいて作ったキャンパスだから、緩やかな坂が延々と続いてたり、すぐそこが山だったりとか。
「京都精華大」っていうと、一般的にはマンガ学部が有名ですが、業界では版画工房の設備も有名なんです。実は版画工房を見たくて来ました(笑)
紙漉きできる工房があって、
自分で作った紙で版画ができたり、版画専用のスタジオや暗室も完備されてる。
うちの2号館版画工房も出来たばっかりで立派だけど、これには負ける・・・。
ここはグラフィックデザインコースの教室。・・・だったと思います。
机は廃材を使ったものだそうです。
どんどん坂を登って行くと、そのまま山に突入。
何があるんだろうと思ったら、なんと鹿が飼われているんですよ。
3ヶ月前に赤ちゃんが生まれたそうで、きゃ、きゃわいい・・・。
こっちおいでー。ルールルルルー(by北の国から)
きゃわいいい。。。
大きな鶏小屋には鶴がいたり、言葉をしゃべる九官鳥がいたり(やっぱり京都弁でした)、いやー、自然が豊富だなあ。
お。ネコ発見。
やっぱり関東関西関係なくどこの美大も猫が多い・・・。
広報のMさんへ。
暑い中、どうもありがとうございました!
京都精華大ブログ、出来るのを楽しみにしてます(笑)
続く。
手羽ちゃんのドキドキ京都レポート1−いい日旅立ち−
突然、「京都美大のオープンキャンパスへ行ってみようかしら」とひらめいたのです。
東京美大以外のオーキャンは見たことがないし、それ以前に京都の美大、いや関西の美大に行ったこががない。
それが7月30日の話。オープンキャンパスは8月1日。
もうね。室長ですから。
自分で出張申請書いてハンコ押せばOKですよ。偉くなるってこういうことをいうんです。
よし、一応部長に報告だ。サラリーマンはホウ・レン・ソウが基本。
手羽 「京都精華さんと京都造形さんがオープンキャンパスやってるんで、視察にいこうと思ってるんです。先日のセミナーにも参加してもらって一緒にお茶飲んだし、京都造形さんにいたってはわざわざうちのオープンキャンパスにも来てもらいましたし、そのお礼もかねて」
部長 「この時期の京都はいいだろうねー」
・・・自腹確定(涙)
いいんです。
自腹覚悟の提案でしたから(涙)
もう私はオープンキャンパスは関係ない部署ですから(涙)
「他大学の中長期計画視察」とかなら出張扱いになったかもしれないけど、今回は完全にオーキャン目当てですから(涙)
自分のために行くんですから(涙)
セミナーが終わった後に両美大さんから「ぜひオープンキャンパスに来てください」といわれたけど、これがいわゆる京都の人が使う「お茶漬けでもどうぞ」だったらどうしよう・・・なんてことはKYな手羽が考えるわけないですから(笑)
入学センターはこの時期って相談会の準備で他大学のオーキャンを見れないから、代わりに見てきてあげるのに、なんてじぇんじぇん思ってませんから(涙)
出張費が出るんだったら宿泊費を自腹にして京都の夜を満喫一泊コース、と思ってたけど日帰りにしますから(涙)
自腹確定して「これでブログネタができた」と心で喜んでしまった手羽は病気ですから(涙)
そんなこんなで京都美大オーキャン視察ツアー計画、プロジェクト名「お茶漬けでもどうぞって言われたら間違いなく食う計画」スタート。
両美大さんのWEBで交通手段と当日のイベント内容を確認。
こちとらオープンキャンパスを6年担当した人間です。
美大オーキャンでチェックすべきところは心得ております。
両大学さんは近いから多分1日で二校見れる・・かな。
えーと、10時に京都精華さんへ着くには・・家を6時に出ればいいのね。何か新幹線で読むものを買わなくちゃ。
京都の美味しいお店は確か京都造形ブログに書かれてたけどノーチェック。多分食べてる時間はない。
そして、両美大さんにメール。
京都造形さんから「ムサビのTシャツは着てこないでください(笑)」と返事がくる。
もー、竹林くんのせいで他美大からチェックが入るようになっちゃたぞ。迷惑だなー。
せっかくMAU Tシャツを着てって、「え?も、もしかして東京のムサビの手羽はんだったりおますの?きゃー憧れておますのー」と京都の美大生に囲まれるイメージをしてたのに(想像の京都弁)
あ、そうだ。
東北芸工さんにもメールを送っとかないと。
去年の美大サミットで「東北芸工さんのオーキャンに行きます」と言っておきながら、姉妹校の京都造形さんへ先にいくことにしちゃったし。何故東北芸工さんに行かないかっていうと、なんとなく東北芸工さんっていつでも行けそうな気がしてるのよね(笑)
すると東北芸工の「なかの人」さんから「タマビさんよりよっぽど坂、というよりも階段だらけですので、お気をつけてどーぞ。」とメールが。
タ、タマビより坂が多いの??
非常にわかりやすい具体例、ありがとう。
宿題(いずれ書きます)と某所から借りてきたiBookをバックに入れ、8月1日、京都へ旅立つ。
今日は暑くなりそうだ。
続く。