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カテゴリー:ラ/ワ行
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ムサビペディア::履修登録
ラ/ワ行
■履修登録
主に大学で使われる言葉。 シラバスに記載してある科目の中から好きな物を選び(中には必須科目として強制的に取らされる科目もあります)、選んだ科目の科目名やコードを指定の紙切れに書いて提出したりパソコンを使って登録すること。
これを期間内に済ませないと大変なことになる・・・!!【はてなダイアリーキーワードより】
裏ペディア::
(1)
ムサビのWEBシラバスは見たことがありますか?改良を重ね、ずいぶん見やすくなりました。
また、冊子シラバスも去年までは「電話帳」「落とすと足の指を骨折する」ってぐらい分厚いかったけど(笑)、今年は分冊になって一冊が微妙に薄くなりました。教務課もがんばってるんですよ。いろいろと。
「冊子のシラバスなんて重くて面倒だから、WEBかCDだけにすればいいじゃん」という声もあります。
でも、一度経験するとわかりますが、大量の文章を画面で読むのって大変なんですよね。やはり紙媒体にかなうものはない・・・。ムサビ日記選定で実感しました・・・。
(2)
●1年生・3年生、または2年生・4年生は実技の時間が同じ。
●各学年で取らなくちゃいけない実技の科目がある。(決まってる)
●実技の時間に英語や西洋美術史など、いわゆる講義系の授業は取れない。
1年生の皆さん、これは理解してますか?
恥ずかしながら私が1年生の時、この超基本的なことがわかってなかったんです・・・。多分教務課オリエンでも最初の最初に説明する部分だと思うのですが・・・。
講義系の科目を1,2年で取り終わったとしても、実技系の単位はその学年でしか取れないので、4年間、午前か午後通うことになります。デザイン系の場合は必ずしも毎日学校に出てくるわけじゃありませんが、ファイン系の場合は学校に来ないと作品が作れないので、毎日。
(3)
「4年間でこれだけ単位を取ればいいんだから、1年間分はそれを4で割ると・・あ、これだけでいいじゃん」という考え方。間違いではないのだけど、かなり危険です。
先輩方、誰もが書いてることだと思いますが、3,4年生は就活やら制作でかなり忙しくなってきます。講義科目系はできるだけ1,2年生で取って、残ったものを3,4年でクリアするような計算にしましょう。
そして今の「せっかくムサビに入ったんだから勉強頑張るぞ!」っていう高いモチベーションがずっと続くとは限りません。バイトだったりゲイサイだったりサークルだったり遊びだったりの甘い誘惑で出席が足りずに単位を落としてしまう授業もいくつかあるはず。なのでちょっとは多めに取った方がいいよ。
(4)
さんざん教務課オリエンテーションで説明があったと思いますが、教職・学芸員を取ると、必要単位数がかなり増えます(お金もかかります)。
「親から『将来のために教員資格ぐらいは持ってなさい」って言われたから・・」「仲良しの友達も取るし・・」「教育実習が楽しそうだし」ぐらいだと後々自分の首を絞めることになりかねません。単位が厳しくて途中でやめる人もいます。
各県・美術館の募集状況等をみれば、先生やキュレーターに簡単になれないのは一目瞭然。途中で教職をやめる人の屁理屈は大抵こうです。「資格取っても、なれる可能性が低いんだもん」。これはある意味現実です。
ただ、教職・学芸員の勉強・実習は必ずいい経験になります。私は自信をもってそう言えます。(「教育実習の思い出」を読んでもらえればわかるかも)
考えてもみてよ。バイトとか他のことは大学と関係なくやれるけど、教育実習は学生じゃないとできないもんね。
4年間、頑張れる人はぜひ教職や学芸員を取ってください。そしてつらいのが嫌な人は最初からとるのはやめましょう。
(4)
そして最後に一言。
ネットで聞くよりも教務課で聞きましょう。
って、ネットで書くのもなんですが(笑)
だって、2,3日前から「ムサビ 履修」「ムサビ 履修登録」で飛んでくる人が増えてるんです・・・。
授業内容等を調べるのはネットが便利かもしれないけど、「何を取らなくちゃいけない」っていう履修登録の方法は、極端な話、各学科違います。それをネット・・特に掲示板とかで聞くのはちょっと怖いよ。某掲示板とか見てると「あ、この説明してる人、違う解釈しちゃってるなあ」てのがいくつかありますし・・・。わかんないことは最終的に教務課で聞くべし。
なので、私のこのエントリもあくまでも参考程度に。