リアルな美大法人企画室長の日常を
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2009入試最終日
私たちのチームでは最後に名簿を作るのが恒例でして(だって101名もいるんだもん)、私と木黄田さん(キキタさんだぜ)はお互いの似顔絵を描くことにしました。
木黄田さんが描く手羽の似顔絵は、蛭子さんタッチでいい味を出してます。
名簿ができたら、その似顔絵は公開しようかな。
お楽しみに!
昨日の彫刻学科・塑造は「自分の肘を作れ」でした。
くそー、耳じゃなかったか・・・。
塑造の試験終了後、採点会場の点検に入った先生から「まるでクロールをしてる人がいっぱい集まってるようだった」と報告がありました。
肘って造形的にも面白そうだし、そしてエロティックにも作れそう(ぼそっ)
でも、肘と間違って膝を作った人がいたら、それはそれで彫刻学科向きな性格なわけで、そういう人の方が受かりそうな気がする。
「実技の世界では正解なんてない」ってことですわな。
さ。
そして。
とうとうムサビ入試最終日です。
オーラスは空間演出デザイン学科の鉛筆デッサンとデザイン。
厳密には外国人面接試験がまだあるけど、そっちは竹林チームが担当なので、こちらのチームが関わる科目としては最後。
空デのデザインはいろんな伝説が残っています。
「少年ジャンプで立体を作れ」「弁当箱で立体を作れ」「お菓子で立体を作れ」などなど・・・。
空デの出題は一見「受け狙い」のように取られてるフシもあるんですが、これが知ってみるとよく考えられた問題なんですよ。
え?どういうことかって?
それは出題意図が書かれた過去の入学試験問題集をご購(以下略)
人数分+予備を発注するわけで、少年ジャンプを1500冊発注した時にはさすがに「何に使うんですか?」と、かなりお店の人に疑われて質問されたっけ。
もちろん発注する時は「入試で使います」なんて言わない(言えない)わけでして・・。
「1500冊納品は可能。そして何月何日号か指定できる」と聞いて、「じゃ、2月14日が月曜日でちょうどバレンタインだからその日にしよう。手羽からのバレンタインプレゼント★受験生は気がついてくれるかな?」と気をきかせて、ルンルン(死語)で発注したら、表紙が
いちご100%の少年ジャンプが1500冊納品されてきて、「えええ。ワン●ースとかじゃなくて、よりによって、これっすか・・・。こ、これを受験生全員に配っていいんだろうか・・」と一瞬悩んだものです。
配ったけど★
今思えば、バレンタインなんだから、そういう表紙になることはちょっと考えれば予想できたよね・・・。
細かいところには気がつくけど、大きなところに気がつかないのが手羽クオリティ。
つーか、これってB型の特質じゃ(以下略)
で、その空デ・デザイン。
去年は比較的普通の素材だったけど、今年は昔のパターンに戻る気がするんだよね。
うーん、素材につかえるものってなんだろう・・・・野菜かな?
「野菜で立体を作れ」
人参とリンゴと玉ねぎを受験生に全員配布。
あ、でもボンドじゃくっつかないか・・・。
意外と難しい。
ま、考えても仕方ないってことやね。
軽い発言に聞こえるかもしれないけど、空デの受験生は「入試を楽しむ」のが一番大事かもしれない。
それができる人こそ空デが求めてる人材であり、空デらしい人材のようにも感じます。
今年最後のアレをいっときますか。
皆さんご唱和ください。
受験生の皆さん。
そして、ムサビ入試スタッフの皆さん。
カンパ〜レ!!