リアルな美大法人企画室長の日常を
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卒制展最終日!
昨日は朝7:00に放送してる「ボクらの時代」という番組に西原理恵子、岩井志麻子、中瀬ゆかりの3人が出てたそうです。
すっかり見逃した・・・・けど、もっとも朝番組に似合わない3人なんで、見逃すのは仕方ないと思う。
でも見たかった・・・。
すっかり終盤ですね。
え?何がって?
もちろん、ゴーオンジャーが、ですよ。
・・・・って話をさすがに二日連続でするわけにはいかないか(笑)
あ。志願者確定版は今日か明日には発表できるはずです。
さて、卒展の話を。
とうとう最終日です。
卒制展が終わる時の「匂い」が大好きです。
手羽が学生時代。
卒展最終日の午後4時頃。
ひとつのアトリエにみんな集まって、一つのストーブを囲ってダベってました。
「1年近くかけた卒業制作があと30分で終わってしまう」
「学生生活も終わってしまうね」
「撤収にすぐ入らないと」
「みんなとしばらく会えなくなるなー」
「オレ、卒業したら地元に帰るんだ」
「まだ仕事見つかってないけど、ま、なんとかなるよね」
「将来はどうなるんだろう」
会話になってなかった。
みんな、連日の制作疲れと卒展が終わるという放心状態で、ボーとしてました。
暖かいオレンジ色のストーブにあたりながら。
多分、卒展最終日の匂いは、みんなの不安がストーブで燃えてる匂いなんだと思う。
卒展段階で彫刻卒業生約30名中、就職が決まってたのが5,6名(といっても就職活動したのが6,7名だけど)。
親の後を継ぐ(陶芸家、鎌倉彫)ために実家に戻ったのが2名、大学院進学者が3名。
同級生の3分の2は卒業後が決まってなかった。
でも、「食えなくて死んだ」って話は誰一人聞かないし、深夜ガードマンのアルバイトの仕事をしながら作品を作ってたやつが今は幸せな家庭を築いてるっていうし、いくつかの高校で非常勤講師しながら食いつないでたやつが、卒業して10年後に某大学の先生に決まったりするから、今どうなるかなんて悩んでも仕方がない。
そんな手羽だって彫刻を卒業して今や室長だもん。えへん。
「室長だもん。えへん」とえばっておきながら、名ばかり管理職である手羽は(涙)、土日出てきて入試資料を作ってました・・。
ちと忙しいので、4日間来てるのを利用して細切れに展示を見ています(笑)
昨日はゲイブンの中島信也×今井先生のトークショー
を40分ぐらいだけ聞いて(それでも面白かった。最後まで聞きたかったなあ・・)、9号館と10号館をサササっと見てきました。
「おっ!デ情の学生さんが佐藤先生の仕事を卒展テーマにしてる!!そうだよね。今年一番のムサビ売れっ子といったら佐藤先生だもんね」と思ったら、
ジュンイチ違い・・・。
でも、ドボクにはまってる学生さんもいて、
佐藤ゼミの子が「ドボク・アクセサリー」てのを作ってた。
でも、展示場所は9号館地下展示室じゃなかった方がよかったかも。
おっと、建築雑誌2009年1月号を早くチェックしないと。情報ありがとう>key_tさん
うちら世代にはこのカラーリングはたまりません。
「モビルスーツのキャラクターにおける色彩計画を白物家電に適用する」というテーマで、タイトルは「ガンダム印良品」。
アキバに出せばすぐに売れそう。
しかもこれを作ったのが女性ってところが嬉しい。
元広報として、もっとも気になったのはこれ(笑)
*へたくそな写真ですいません・・。名前部分はぼかしています。
「イメージ形成の情報源とムサタマ比較」という、「"美術予備校生"と"美術予備校講師"にムサタマのイメージを聞く」という調査レポート。
終わったら、一部入学センターに寄贈してくれないかしら。
「イメージ形成」なので、そのへんは突っ込まないけど、これを読む限り「やっぱり予備校講師はちゃんとした大学の情報をもってないんだな・・」てのが正直な感想。
ムサビだけじゃなくて、タマビについても。
予備校講師はもっとムサビ日記を読むべきだよね(宣伝)
あ。たまたまデ情ばかりになっちゃった。
最後に竹林くんんが気になってる作品をパシャリ。
人がいっぱいいました・・。
まだ見てないのは12号館と7、8号館。
「12号館地下展示室の展示がいい」という噂を聞いてたので、最後に取っておいたんです。
ショートケーキはイチゴを最後に食べるタイプです。
タイヤキはお尻から食べて、あんこがいっぱい入ってる顔を最後に食べるタイプです。