リアルな美大法人企画室長の日常を
« 学生さんはエライ | メイン | 就活のバカヤロー »
Search
セルフエスティーム
昨日は職員学内研修会がありました。
事前に3つのテーマが提示され、各自第1希望、第2希望を出しました。
私が第1希望で出したのは「職員の使命、大学への貢献」。
どう考えても一番不人気なテーマ(笑)
もちろんテーマによって人気・不人気が出るから、人数は調整されて、各10名程度のチームが10個ぐらい完成。で、「事前にそのテーマについて考えてきなさい」と指示が出されました。
自分と同じチームのメンバー・座長が誰かは当日になるまでわからないというビックリドッキリシステムでして、席に座ると隣はminxくんが(笑)
第1希望だったらしい。
そうだよね。ムサビ日記書いてるような問題意識が高い人は、普通このテーマを選ぶよね(笑)
午前は講師による講演。
その中で「セルフエスティーム」という言葉が出てきました。
セルフエスティーム(self-esteem )。
一般的には「自尊心」と訳されます。
セルフエスティーム研究の第一人者であるウィル・シュッツ博士はこう定義してるそうです。
自分としても誇りに思い、他者からも充分に認められるであろうという自負心・自尊心
[HRD用語ファイル セルフエスティームとは│BCon]より
ひらたく書けば、「自分が好きかどうか」ですね。
セルフエスティームが高い状態だと、「うん。オレはできる男」とモチベーションも高く、働く意欲も強いから、生産性も高くなる。
以下手羽とminxさんとの会話。
手羽「自分はセルフエスティームは高いかも」
minx「手羽さんはそれだけは高いですね。」
手羽「え。それだけ?・・」
minx「そして、異常なまでのセルフエスティームですよね」
・・・くそーーー、セルフ・エスティーム・ビーーーーム!!
響きがいいからビームにしちゃった★
手羽「minxさんはどうなのよ?」
minx「自分は低めなんですよね・・」
・・って、セルフ・エスティームが低い人が○○大学卒業して、そんなイケメンで、バンドなんか組まないでしょ。
もーーー、セルフ・エスティーム・レーーーザーー!!
手羽「ま。自分は55歳で理事になって、65歳で理事長になる予定なんで(照)」
minx「65歳じゃ遅すぎます。60歳でなってください。じゃないと手羽さんが理事長になる意味がない。そして4年でスパっとやめる」
手羽「あ、それじゃ年金もらえる前に仕事がなくなっちゃうから、せめて65歳までやらせてくれないかな」
minx「ダメです!」
人生設計をminxさんに否定された・・・。
えーーーーい、セルフ・エスティーム・アタッッック!!!
なんて、バカなことをやってたらあっという間に午前終了。
午後は予定通り各チームのディスカッション。
研修の最後に発言したら、せっかく研修で盛り上がってた空気が一瞬でシーンとなってしまって、ちょっとだけ反省しています・・・。
率直な感想を言っただけなので、「何、バカなこと言ってんだよ(笑)」な反応が来ると予想してたんだけど。
何を言ったかというと。
各チームからそれぞれ「問題点」→「将来像」→「解決案・改善策」が発表されたんですが、「問題点は自分ではなく、他の人にある。他の人がこうすればいい」的な提案ばかりで、「自分は何をするべきか。何ができるのか。何をしているのか」が見えてこない。
なので、言ったんです。
「結局人のせいにしてるんですね」と。
見事に静まり返りましたね。
さすがに空気読めない手羽でも「え?もしかしてやっちゃった?!」と気がついたぐらいです。
多分皆さん嫌な気持ちで終わってしまった研修会になってしまったんじゃないだろうか・・・。
なんかすんごく手羽がワルモノになってるような気がする。。。
私、空気読めないけど、チキンなんです・・・。
でもいいや。
自分のことが好きだから★
セルフ・エスティーム・フラッッッッシュ!!!!!
セルフ・エスティームについては、わしもイケメンつながりでminxさんと同じように低い方じゃ、電池の切れかかった懐中電灯のような弱い光しか出んよ。でも、その低さがいろいろなことにチャレンジしようという力になっておるよ(仕事も私生活も)。
逆に高い人は注意した方がよいよ。勤め先にはセルフ・エスティームが際立って高い人が多いんじゃけど、そのほとんどは何か勘違いをしておるようじゃから。
投稿者 トレトレビヤン☆音量子 : 2008年11月17日 09:10
エイ!と何かを動かすときって、その勘違いが大事だったりしますよね。良くも悪くも。
今はそんな感じです。
ゆっくりゆっくり動かさなくちゃいけないものは、テンション低めにやってますので(笑)
もう少ししたら、おとなしくさせてもらいます・・・。
投稿者 手羽 : 2008年11月17日 16:22
今の学長もそうですが『ムサビ愛』というのが、われわれ卒業生のセルフ・エスティームの源の一つとなっているのではないのでしょうか。
単なる職場としてではなく、ムサビ愛に突き動かされて働いていらっしゃる手羽さんのその発言は素晴らしいと思いますよ。
二十年前の甲田先生、よく「俺たの武蔵野はさ〜」と飲むたびに熱く語っていらしたのを思い出しました☆
投稿者 カトリーヌ : 2008年11月17日 22:15