芸術祭2008が終わって3

最初に書いておきますが。

ムサビ芸術祭WEBは他大学に比べ、昔からかなり高いレベルのものを提供していると、私は胸を張って言えます。
「GEISAI.JP」の芸術祭独自ドメインを取ったのもムサビはかなり前だし、全部学生の自前であそこまでのものを作ってる学園祭WEBは少ないです。
今年もかなり凝った内容のWEBになってました。

だから、あえて言いいことがある


今年のWEB班には知ってる学生さんがいるので、メールで指摘してそれで終わりにしようかと思ったりもしたけど、それだと来年、再来年に生かされない可能性がある。
また、ムサビだけどんどん良くなっても仕方がない(笑)
また、芸実委にメールを送ってちゃんと読まれたためしがない(笑)

来年以降のムサビ・他大学WEB班の参考になれば・・と思い、あえてブログに書かせてもらいます。
ご了承ください。



今回のムサビ芸術祭WEBで「これはこうするべきだった」「あれはまずかったね」と思ったのが4つあります。

(1)当初、開催日がTOPページに出てなかった
(2)Windows+IEで最終チェックをかけていない可能性がある
(3)企画一覧が見れない
(4)見たいのは「システム」ではない




当初、開催日がTOPページに出てなかったについて。
正式オープン時、イベントサイトでは絶対にやっちゃいけない「TOPページに開催日が記載されてない」状態だったんですよ。

イベントサイトを見に来る人が何を一番知りたいか?
それは当然「何がいつあるのか?」です。
もちろん今回の場合なら「芸術祭(学園祭)が11月1日〜3日に開催」ですね。
その次が「どこで何時にどういう企画があるのか。そこにはどうやっていけばいいのか」になります。

開催日」と「どうやって行けばいいか」では情報の価値が違うんです。

開催日が1クリックしなくちゃ見れない場所にあるっていうのは、イベントサイトとしてかなりマズイ。
「そんなの知りませんでした」「引継ぎ受けてませんでした」ってレベルではなく、「イベントサイトの必要性」「情報の優先順位」をみんなで考えればかならずたどり着く答え。
指摘され、TOPに表示されるようになったのは10月23日、とゲイサイ1週間前です。
ディスカッションをちゃんとやらなかったか、中身の制作に気を取られすぎちゃったかな?

見てる側からすれば、「イベントサイト」には開催日と開催時間と企画一覧とアクセスマップさえあればいい。
でも、それだとムサビ芸術祭の凝った内容・面白さ・盛り上がりが伝えきれないから、いろいろと「肉付け」をする。
つまり、スタッフのコメントとかストーリーとかはあくまでも「芸術祭を盛り上げるための演出」にすぎないんだよね。
もちろん演出に力をいれるのが「美大らしさ」なんだけど、「必要最低限の情報を必要な場所におく」ことがまずは大事。


補足しておくと。
気がついてWEBに出てるアドレスにメールを送ったんだけど、反応がなかったの。
実は3年前(だっけ?)もゲイサイWEBでも同じ失敗をしててそれを指摘したことがあります。
で、2年前、去年とちゃんとTOPに開催日が出てたから「ああ。ちゃんと引き継がれてるんだなあ」と思ってたんだけど、実はそうではなかったことが判明。
なので、今回ブログに書いてるんです(笑)


Windows+IEで最終チェックをかけていない可能性があるについて。
TOPに出てる「最新の投稿」を「ふーん、右側が開いたデザインなんだなあ・・」と気になりながらも見てたんだけど、ある日、たまたまWindows+ネスケで見たら、ちゃんと右側が埋まってる!
Windows+Firefox、Safariで見たらやっぱり右側まで文字がきてる。
「ああ。そうか。これがデザイナーがやりたかったデザインなんだろうなー」とそこで初めて気がつきました(笑)

MACもしくは違うブラウザでしかチェックをしなかったか、「これでいいか」としたのか。
後者なら、時間がない時の対処方法でもあるので突っ込まないんだけど、なんだかんだ世の中はWindows+IEで見てる人の方が多いわけで(それがいいのか悪いのかは置いといて)、多くの人に見せるイベントサイトの場合だと、Windows+IEでの最終チェックは必要だったんじゃないかしら。


つづく。

投稿者:ichiro : 2008年11月08日 05:44

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