リアルな美大法人企画室長の日常を
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2008年09月のアーカイブ
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ブログでものまね歌合戦
手羽の中で勝手に名前をつけてるシリーズがあって、それは「ブログでやってみようシリーズ」。
これまで
■妄想ブログ「美大の秘密」。
■MAU男爵
と書いてきましたが、第3弾はちょっと路線を変えて。
ブログで「爆笑そっくりものまね歌合戦!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・
司会「次は『室長の手羽』のものまねで竹林さんです!どうぞー!!」
竹林「ども室長の手羽です(笑)」
歓客「キャーーーー!!!」
竹林「まういっしゅ!!」
観客「似てるー!」
竹林「焦ってます。例えるなら9月が31日まであると思ってたら30日までしかないことに気がついて焦った、みたいな。ちょっと違うか(笑)」
観客「そっくりーーー!!」
竹林「以上、7500円のチケットをネットバンクで支払ったら間違って75000円振り込んじゃってて、先方から『お金戻します』メールが届いた、『1人振り込み詐欺』をかました手羽がお送りいたしました(実話)」
観客「ワーーーーー!!」
竹林「(・・・あ、あれ?終わらないの?・・・)」
手羽「まういっしゅ!!!」
歓声「きゃあああ!!本物ーーー!!」
手羽「ども、本当の室長の手羽です(笑)」
竹林「き、聞いてないよーー」
手羽「竹林くんは頑張ってると思うけど、例えるなら西原理恵子と倉田真由美の関係みたいなもので、クラタマが存在するおかげで西原の良さがより理解されたというか、君の進んでる道の先に手羽はいないよ、みたいな(笑)」
歓声「ブラックー!!」
竹林「(苦笑)」
手羽「この際全部言わせてもらうと、竹林くん、赤文字・太文字だらけのブログはかなり読みにくいから、もっと装飾文字の使いどころを考えた方がいいよ」
竹林「は、はい・・・つーか、単なるダメ出しになってません?」
手羽「以上、長澤先生から『今度の学長の挨拶、手羽日記風に手羽ちゃんが原稿書いてよ』と言われ、『(笑)とか入っちゃいますけど』と答えると『それはなあ・・・』とあの減らない長澤先生の口を止めてしまった手羽がお送りいたしました(実話)」
観客「わーーーー!!!」
手羽・竹林「まういっしゅ!!!!」
司会「どうもありがとうございましたー。」
・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに本物のものまね紅白歌合戦は本日放送です(一部地域を除く)
レイアウト
駆け込みでスタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました。
おきなまろさんに無料招待券をもらっておいて、でも終了は9月末までなんでしょ?まだまだ大丈夫大丈夫とのんびりしてたら、いつのまにか9月末。
「行かないんだったら、私が行ったのに!(怒)」とおきなまろさんが夢の中に出てきて(実話)、あわてて家族を連れて東京都現代美術館へ。
最近、ムサビ日記メンバーがよく夢に出てくるんです。
先週はminxさんにやっぱり怒られる夢を見ました。
怯えながら室長は頑張っております。
東京都現代美術館は大竹伸朗展以来。
9時半に家を出て、首都高使って10時着。
家から30分でした。かなり近かった。今度から首都高使うようにしよう・・・。
感想は・・「よくも、まー、展示したなー」ですね。
意味としては2つあって、まずはその「ボリューム」。
最近のジブリはボニョ以外ちゃんと見てないからわからんけど、ほとんどは「お。あのシーンだ」といえるものばかり。それが山のように・・・。
監視員のお兄ちゃんが「展示点数は1300点あります。この段階で20枚目です。時間を考慮してご覧ください」とアナウンスするぐらいです。
ゆっくり全部を見ると・・・ろん太さんの1日は大袈裟なような気はするけど、半日は絶対にかかる量ですね。
2つ目の意味は「レイアウトを展示した」ってこと。
レイアウトなんて「アニメの裏舞台」なわけで、それを美術館に1300点展示する・・・よく思いついたというか、ハヤオ以外、ジブリ以外はできないというか、日本以外じゃ成立しない企画でしょうね。
カメラ撮影OKコーナーもあって、
最後はバカ親親バカ写真ってことで。
トイザらス
うちの子供の誕生日が来週なもんで、家族でトイザらスへ行きました。
家から一番近いのがこの池袋サンシャインシティ店。
車で30分ぐらい。
なになに?こんな土曜日に仕事をやってる人がいるの?
え?美大の入試広報の人達?
どこも受験生の獲り合いで大変ですなー。
ちょっとちゃかしにいくか。
てなわけで、トイザらスへ行く前に同じ建物の5階でやってた美術大学・専門学校進学説明会へ。
入試広報と関係なくなると、のんびり見られていいですね(笑)
お。タマビの米山さん発見。久しぶり!
それにしても、なんで、タマビは壁に大学名書いてるの?
来年からタマビはストリート系を目指してたりするわけ?
かっこいいじゃん。
米山「いやー・・・大学の看板忘れちゃってさ・・・仕方ないからこうしたの」
・・・それだけかい。。。でも多分他大学は「タマビだけ壁に文字が書くことができて、特別扱いされてていいなー」って思ってるよ(笑)
ま、ノリにのってる大学がやると、何をやっても良く見えるもので。
そんなもんですわ。
東北芸工ブースでなかの人さんを発見。
大学特製の飴をもらう・・・でもごめん。あんまり美味しくないんだけど・・・いや、手羽が言ったわけでなく、奥さんが「これ、まずいんだけど」と怒るんです・・・手羽に怒っても・・・。
お口直しに大阪藝大さんでお茶をもらう。
でも、エコを考えるならペットボトルじゃない方がいいんじゃないか・・ていうのは・・・触れてもいい会話?・・・。
もう他美大広報と利害関係がないから書きたい放題だな。がははは。
もっと書いちゃおっかなー。
東京造・・・やっぱりやめておこう・・・。
ムサビブースに人が入ってることを確認して、あちこちの美大をちゃかして、無料大学グッズだけもらって、すぐさまトイザらスへ。
嫌な客だなあ・・・。
子供達にとって、初めてのトイザらス。
上の子は入口のハロウイングッズコーナーにつかまり、なかなか前に進まない。
ああ。そうか。この子達、巨大おもちゃ屋の「見方」を知らないんだ。
「そんなところは後にしてさ。奥に入ると、いっぱいいっぱいおもちゃがあるんだよ。ほら、これなんかテレビでいつも流れてるおもちゃでしょ?」と誘導する。
子供は大興奮。
なんか。お金持ちの父親みたい。いい気分。
でも何も買わずに帰ってきました。
手羽日記 09/26 -吉祥寺校-
9:00。吉祥寺校に到着。家から10分で着いた。楽だなあ(笑)
吉祥寺校に来るのは・・・去年の4月17日以来です。(日記って便利)
この時はそのまま2号館2階の出版局に行ったから、1階の事務局は見てなかった。
すっかりキレイになっててビックリ。
「改修工事をやったのは5,6年前だよ」と課長に指摘される。
今日はモロモロの事情があって、こっちで作業なのです。
さて、今日一日で終わるかどうか・・・。
10:00。4人で作業開始。
手順を決めて、必要な資料を集めて、取り掛かる。
12:40。はっ。いつのまにかお昼時間。
とりあえず今日中には終わりそうだってことがわかった。一安心。ま、飯でも行きますか。
東京女子大前のペーパーバンへ。
吉祥寺校スタッフの御用達のお店です。
お昼に来るのは初めてだけど、夜予約すればかなりのボリュームで肉と魚料理を食べられます。
いろいろ食べ比べましたが、吉祥寺で最高の肉と魚が出るお店だと私は思っています。
13:30。近くの某所を見学。ほほー。こういうところにあるのか。
13:35。理事長が理事長室会議で「中央線からムサビの『美』マークが見えますね」と言ってたのを思い出す。
「んなわけない(笑)気のせいですよ。そうだったらいいなーと夢でも見てたんじゃないですか?」でその場は終わったけど、一応確認に。
・・・あった・・・。
3号館の一番上、中央線側の煙突部分に「美」って書かれてる・・・。
理事長、あなたは正しかった。さすが理事長。
その5,6年前の改修工事で外壁を塗った時に「美」の文字を入れたんだとか。
写真撮ろうと思ったけど、角度がなくて断念。
改修された業者さんのWEBに出てるのでこれが証拠です。
■(株)サイト・アーキテクツ::武蔵野美術大学吉祥寺校耐震改修・空調設備工事
この煙突が中央線から見えるって業者さんはよく気がついたもんだ。
皆さんも中央線にお乗りの際は、この美マークを探してみてください。
(今はマンションが建って見れなくなったんじゃないかという噂もあるけど)
13:40。作業再開。午前中にまとめたものをデータに入れていく。
16:00。データ完成。読みあわせをして間違いを修正していく。
17:30。完成(涙)とりあえず使えるデータになった。ほっ。
そうだ。武蔵野美術大学出版局に顔を出すかいな。
ハムコさんと久しぶりに雑談。
死んじゃったサバオのこと、ウサオはサバオに比べてモデル顔ではないこと、今作ってる本やグッズのこと、80周年記念誌のこと、美大デビューのこと等など。
あ。美大デビューさんのおかげで最近ムサビ日記も微妙に売れています(笑)
美大デビューのamzon「あわせて買いたい」がムサビ日記になってたりして。
出版局スタッフが会話に入ってくる。
「ところで手羽さんって誰かに似てるって言われません?」
「え?言われませんけど(自分ではトムクルーズに似てると思ってるけど)」
「ちょっと待ってくださいね。画像探しますから・・・」
「誰だろう。(自分ではトムクルーズに似てると思ってるけど)」
「あ。あったあった!この人です。
栃ノ心。
グルジア出身の力士。目のところがそっくり」
マニアックなところを攻めてくるなあ・・・。
そうだ。ハムコさんに宣伝するように言われてたんだった。
実は。
ドボクサミットが本になります!!
ドボクサミットとはオープンキャンパスでやった企画で・・・ああ。ここに書いてるコレね。
(いやー、日記ってほんと便利)
今回は私が本にしろって言ったわけじゃないっすよ。
手羽の提案だとわかったら、出版局の偉い人は「また在庫を作らせるつもりか!」とNGを出したでしょうから(笑)
でも、ドボクサミット自体の企画立案が手羽ってことは出版局の偉い人は知らないわけで。
これで手羽企画が2つ本になったことに。
もしかして、手羽って天才?!がははは!!
でも本当に私も本にすることまでは考えてなくて、いつのまにか企画が進行してました・・・。
発売は恐らく12月の「下旬に限りなく近い中旬」を予定してるそうです。
つまりは「頑張って作ってるけど、遅れたらごめんね状態で作業進行中」ってことです。
みんな買ってね!!
また宣伝します。
それにしても、芸術委にメール出したけど、アクションがないなあ。
今日中に返事なかったらブログに書いちゃうぞ(笑)
おおきなかぶ
「おおきなかぶ」の話を知らない人はいないと思うけど、一応簡単に書くと。
おおきなかぶ―ロシア民話 (こどものとも傑作集 (26))
A.トルストイ
大きなかぶをおじいさんが抜こうとしたけど抜けない。
で、おばあさんを呼び、一緒に抜こうとするがそれでも抜けない。
孫娘、犬、猫にも協力してもらうが抜けない。
そして最後にねずみにも声をかけて、
「ねずみは猫を引っ張り、猫は犬を引っ張り、犬は孫娘を引っ張り、孫娘はおばあさんを引っ張り、おばあさんはおじいさんを引っ張り、おじいさんはかぶを引っ張りました。
うんとこしょ、どっこいしょ。
すると、ようやくかぶが抜けました」
という話。
で、本題。
手羽家の小1の息子。
国語で「大きなかぶ」をやってるようで、宿題で音読をしてました。
「うんとこしょ、どっこいしょ」
うんうん。このフレーズが自分も子供のころ好きだったなああ・・絵もロシアの人が描いたと思ってたけど藝大卒の日本人だとわかってなんかちょっとガッカリしたっけ・・なんて気持ちで聞いていたら、読み終わったあとに、息子がこうつぶやいたんです。
「ねずみって力持ちなんだね」
・・・・・・・・・。
大きななカブを抜くための力を10カブだとします。
で、それぞれの力がおじいさんが4カブ、おばあさんが3カブ、孫娘が2カブ、犬が0.5カブ、猫が0.4カブ、ねずみが0.2カブであわせて10.1カブとなってカブが抜けた。みんなで協力すると1人じゃできないこともできるようになるんだよ、という話なはず。
でも息子の解釈は、おじいさん、おばあさん、孫娘、犬、猫がそれぞれ1カブぐらいで、ねずみが6カブのパワーを持ってる、ねずみって力持ちだね、のようだ。
親としてこれを訂正すべきか。
子供の斬新な発想力を尊重すべきなか。
いや。ちょっと待て。
はっきりと答えが絵本に書かれてるわけではない。
考え方によっては息子の解釈もできなくはないはず。
「窮鼠猫をかむ」っていうし、ねずみのような小さな動物も愛すべき人のためならすごいパワーを出すんだよって話なのかもしれない。
シンデレラだって、本当は「毛皮の靴」なのに誤訳で「ガラスの靴」になったっていうじゃないか。
もしかするとトルストイの意図は息子の発想に近くて、誤訳でこういう話になったのかもしれない。
いや、きっとそうに違いない。
こうやって、ゆとりな人間とモンスターなペアレンツが生まれていくんだろうな、と感じた瞬間。
ところで、毛利元就の「3本の矢」の話って私はどうも納得できないんです。
確かに3本束ねると強いかもしれない。
でも矢は飛ばして使うものであって、折るために存在するものではない。
3本一緒に弓で飛ばすと飛距離が伸びるとか、スピードがアップするっていうのならわかるんだけど、そうはならないわけで。
例え話としては不完全だと思うのです。
美大生にわかるように書くなら、3人でやればほぼ3倍で1枚の紙を黒く塗りつぶすことができるって言えばいいのに、わざわざ鉛筆を3本束ねて「ほら、折れないでしょ?力を合わせた方がいいんだよ」と説明しようとしてる感じ?
いやいや。鉛筆は描くものなんだから描く事を前提に例え話をしようよ、と。
え?お前が一番ゆとり人間だって?
卒業制作を作る前に2
前回はこちら↓
■卒業制作を作る前に1
・・・・・・・・・・・・・・
(2)学生のアイデアをちょっとだけ伸ばすタイプ
学生の意見をいかし、「こうすればもっと良くなるんじゃない?」と現実的に提案してくれるタイプ。
現場主義の立体デザイン出身教員に多い。
学生さんに一番好まれるのはこのタイプかもしれません。
また、職員に人気があるのもこのタイプです(笑)
このタイプの教授は現場経験が多く、素材のことや作業工程、組織のことも理解し、いろんなパターンに対応できる。
なおかつ、学生(や大学)のお財布のこともよくわかってるからあまり無謀なことは言わない。
その辺に転がってるものを流用したり、自分でも素材の収集グセがあって、それを学生さんに提供したり、作業を手伝ってくれることも。
ただ、器用貧乏でもあり、現場で好まれる人っていうのはなかなか忙しい。
ムサビ職員はここまでの話で「あ。あの先生のこと言ってるな」とわかるんじゃないかしら(笑)
で、このタイプの先生の弱点は何かというと。
学生の気持ち・財布がわかってるばかりに、「学生に冒険をさせないこと」かもしれません。
現状維持ではなく「背伸びすれば届くレベル」だから問題はないのだけど、もっともっと高いところ、本当にギリギリのところに手を伸ばさせようとはあまりしない。
失敗すると学生がかわいそうだから。
このタイプの教員が指導教員の場合は、先生の提案にあぐらをかかず、自分でそれを解釈して、もっと上のレベルのものを作る覚悟をした方がいいよ。
本当は先生もそれを望んでいて、その段階に来たらまた違う提案をしてくれるはず。
立体造形力テスト
そうそう。
この話が書きかけになってました。
西原講演会の後、暑気払いのために「焼肉屋さかい」へ行ったんですよ。
でね。
ご存知の通り、焼肉屋さかいのマークって
こんな形。
多分朝日をイメージしたもの。
彫刻学科の悪い習慣で、2次元を3次元に置き換えてイメージする習慣があります。
このグラフィックをどうすれば立体にできるか、と。
せんとくんが発表された時、真っ先に「これを三次元化したらどうなるんだろう」と思いました(笑)
(結果はこれ)
で、この焼肉屋さかいのマークを「立体造形しなさい」と言われたら、皆さんはどんな形を作りますか?
考えてみてください。
制限時間30秒。
シンキングタイムスタート!
♪テーバ テーバ テバ チキンの子〜
ムサビの国からやってきた〜
はい。タイムアップ。
答えはこれ。
どうですか?予想通りでしたか?
私は「赤い部分を押し出した」だけの形をイメージしました・・・・太陽がモチーフだから丸い部分が球体ってのはよーく考えればわかるんだけど、日差し部分が「円すい」っていうのは想像できない・・・。
あのマークかららこの3次元、思いつきます?
実は通勤路に焼肉屋さかいがあるもんで、毎日「お店の上のでっかくて赤い造形物は何をイメージしてるんだろう?」と悩んでたんです。
「タコをイメージしたものだろうか?でも焼肉屋でタコも変だよなあ・・。」てな感じで。
なんかね。自分の立体造形センスってまだまだなんだなと。
そんなことを感じた暑気払いでした。
ところで。
「造形屋」って仕事、知ってます?
このさかいの立体も造形屋の仕事なんですが、簡単に説明するならば、ネズミーランドに設置されたハチミツ好きクマさん等をプラスチック(FRP)などで作る仕事を「造形屋」といいます。
(もっといろんな仕事があるけどこれがわかりやすいので)
ああいうのを作りたいと思ってる方。
オリエンタ●ランドやサン●オに就職しても作れません。
というのも、以前高校説明会で「ネズミーランドのプーさんをFRPで作りたいので、オリエン●ルランドに就職したい。ムサビだと何学科に行けばいいですか?」と相談してきた高校生がいたんです。
「オリ●ンタルランド」「FRP」という言葉は知ってるのに、なぜか「造形屋」という仕事の存在までたどり着いてない。
理由を聞いてみたら、その前の高校説明会で某美大の職員の人がそう教えたからだと判明。
ダメだよ。嘘教えちゃ(笑)
一般大学卒の人だと知らない世界かもしれないけど。某京都の美大さんでした。
せいぜいオリエンタルラ●ドでは「ミッ●ーのこの部分はもっと丸く」と指示を出すぐらいです。
実際に作ってるのは造形屋という外注業者。
そこで彫刻の学生はよくバイトをやります。
4月に新アトラクションが出来るから、多分今年の2,3月は彫刻の学生さん達にとって稼ぎ時かもね(笑)
造形屋話のマメ知識。
ウルトラマンをデザインしたのがムサビOBの成田亨さんというのは有名な話ですが、当時、東宝の造形チームTOPがやはりムサビ彫刻OBで、ゴジラの破壊した建物の造形はムサビ彫刻学生がバイトで作ったものが多々あるそうです。
知ってました?
以上、FRPってパコパコすぐに出来るイメージがあるけど、意外と面倒でお金がかかる手段ってことは彫刻学科以外の人は知らないだろうなーと思う手羽がお送りいたしました。
SWITCHとKIKI
SWITCH vol.26 No.10(スイッチ2008年10月号)特集:小泉今日子
minxさんが紹介してるSWITCHは買いですな。
表紙で分かるようにムサビで撮影されてるんだけど、何がすごいって中の写真がすごい。
「ここがムサビなの?」って写真ばかりでさ。
あの小さなあひる池が「モネの睡蓮の池で撮影したの?」ってぐらいの美しさになってる。
ムサビのファインアート地域をよく知ってる人は笑える感動するからぜひチェックしてね。
なんと10月号はキョンキョンとリリーフランキーの対談もあります。
スイッチ10月号はムサビがもらった。がははは
(竹林くんのパクリ・・・のパクリ)
対談といえば、J-WAVE・KIKIさんナビゲートの「 SHARE SMILE」今週のゲストは城戸真亜子さんです。
二人ともモデルやキャンペーンガールとしてデビューした美人どころムサビOB。
昨日も、
KIKI「絵は受験の時しか勉強しなくて」
城戸「あ。建築だっけ」
てな会話がサラっと出て、ムサビマニアにはたまらない瞬間でした。
こちらも必見・・・じゃなくて必聴です。
以上、控室の前を用も無くウロチョロしたけど、結局キョンキョンには会えなかった手羽がお送りいたしました。
卒業制作を作る前に1
毎年早い時期に書こうと思いつつ、毎年タイミングを逃してしまってた記事があります。
1つ目は「6月3日はムサビの日」。
今年はなんとか6月3日以前に書くことができました。やればできる!
でも2つ目、「東京造形大学の学園祭」は「ぼちぼちかなー」とチェックしたら・・・土日だったんですね(涙)
早いよ。早い過ぎるよ東京造形。。。
ちなみにムサビの学園祭(芸術祭)は2008年11月1,2,3日です。タマビも同じです。
そして3つ目。
それは卒業制作についてです。
4年生・院2年生へのアドバイスを卒業制作・修了制作期間に突入した9月に毎年書きたくてね。
でも、いつも1月末に思い出したように書いてまして・・・ぶっちゃけ1月末に書いたって「今更言われても・・」でしょ?(笑)
まず、これまでのアドバイスはこちら。
■卒業制作について
■卒業制作を作っているあなたに1
■ムサビペディア::価値観
■卒業制作展の前に1
■卒業制作展の前に2
■卒展の感想4
■卒展の感想5
ま、言いたいことはだいたい書いちゃったんだけど、ちょっと視点を変えて。
教授には3つのタイプがあります。
(1)学生の考えを尊重するタイプ
(2)学生のアイデアをちょっとだけ伸ばすタイプ
(3)自分を基準にアドバイスするタイプ
厳密には4つタイプがあるんだけど、残りの一つはあえて書きません。
(1)学生の考えを尊重するタイプ
よくも悪くも放任主義。
良く言えば「学生が作りたいもの、描きたいものを自由に作らせる」タイプです。
ファインアート系の教授に多いです。
でも、原因は学生側にあるのかもしれない。
ファインアートの学生は(自分も含め)、教授にちょっかい出されるのが嫌なんです。
今の学生さんもその傾向はまだあるんじゃないかな?
先生が工房を巡回して、「こうした方がいいんじゃない?」ってことを言うんだけど、「うるせーなー。あんたのおしゃべりを聞いてる時間があるなら作品作りたいんだけど」・・・・と正直思ってました(笑)
「どういう卒制を作りますか?」っていうエスキースチェック(アイデアチェック)を9月頃に受けたんだけど、なんか言われるのが嫌だったから、全然違うエスキースを出しました(笑・・良い子はマネしないように)
先生も学生の「深くかかわって欲しくない」気持ちがわかってるから、あまり助言しない。
なので、放任主義になる、と。
教授との関係はそういうもんだと思ってたから、職員になって、デザイン系の先生が事細かに学生さんに指示を出してる姿とか、逆に学生さんが先生に「どうしたらいいですか?」と相談してる姿を見てびっくりしましたね(笑)
前にも書いたけど、卒制になると周りが全然見えなくなってきます。
特にファインアート系は「自分との戦い状態」が強くなる傾向にあって、後で考えてみたら「なんでこれ作っちゃったんだろ?」と思うことが出てくる。間違いなく。
そのパワーが「学生に許されるパワー」でもあるのでそれを否定しませんが(むしろ好き)、仲良しの友達ばかりに相談しないで(きっと友達は「この作品いいねー」っていうだけだから)、たまには先生に助言をもらった方がいいよ。
また。
「よし、教授を困らせるために彫刻学科だけどアニメ作ってやれ!」てなことで制作してる学生さんもたまにいます。ファインはそういう子が時々いるのよ(笑)
でも実は教授はそんなに困りません。
期限どおりにいい作品を作って、それをちゃんと展示でき、講評をできる状態になっていれば、「○○学科なのに○○を使ってないなんてどういうことだ!!」と素材やメディアにこだわる先生はほとんどいません。
困らせようとしてる先生が実は「○○界の異端児」と言われてたりするわけだし(笑)
教授とは「権威主義の塊」ぐらいで見てるかもしれないけど、そんなの昔のドラマや小説の世界。
意外と教員は学生さんのこと、学生さんが作った作品を理解しようと努力しています。
ファカルティ・ディベロプメントの研修で、教員が「どう学生に接すればいいか」とみんなで悩んでる姿なんて、想像できないでしょ?
これも職員になって知ったことです。
ファインアートの学生さんは、特に卒制では、もう少し教授を信用してもいいかもよ。
続く。
サバオの死
猫のサバオが死んだ。
サバオは11、12歳ぐらいでした。
最近はずっと守衛室の前でゴロゴロしてたけど、8年前に施設管財課職員がサバオに噛まれて足を6針縫う大怪我をしたことがあったくらい・・・「猫に噛まれたぐらいで松葉杖はそりゃ大袈裟すぎるだろ」ってみんなに言われてたくらいの大怪我でした・・・昔はほんと元気に動いてたっけ。
死因は腎不全。
去年腎臓を悪くして入院し、お医者さんからも「食事療法で延命はできなくないけど、それでも長くは生きられない」と言われてたそうです。
先週末から食事を食べなくなり、今週月曜日に入院。
そして木曜の夕方、息を引き取りました。
ヤスタカくんの日記に書かれた守衛さんからのコメントを発見し、ギリギリお葬式に参加。
作業服を着た後姿の男性が8年前に足を噛まれた人です↑
急な話だったのに、いろんな学科の学生さんと職員が集まってました。
彼はお花と煮干に囲まれ、幸せそうな顔で眠ってましたよ。
小学生の頃、飼ってた犬が死んで庭に埋めたことがあるけど、徐々に土の中に埋まっていくサバオの姿を見てると、当時と比べ物にならないくらい胸が締め付けられました。
やはり自分も「死」というものをリアルに感じ出したんだな、と気がつきました。
あ。武蔵野美術大学出版局が出してるMAUシールはサバオを使ってるんだから、出版局は花でもたむけてくださいな。
サバオ追悼ということで、こっそりムサビの公式TOPページの写真は週明けまで「サバオ固定」になっています。リロードしてもサバオです。
偉い人にはだまっててください・・。
ちなみに。
「サバオは実はメス」というムサビの7大都市伝説があるけど(あとの6つは知らない)、うちのパートさんが以前「去勢」させてるので間違いなくオスです。
「去勢したからメスになった」という解釈もなくはないけどね。やるよねー。
緊急更新::サバオが死にました
ヤスタカくんの日記を見てビックリ。
守衛室前のアイドル・猫のサバオが昨日の夕方、死にました。
さきほど学内でお葬式をあげたところです。
10号館前芝生駐車場側の木の下に眠ってますので、最後のお別れを言ってあげてください。
お供えものをしてるのですぐにわかると思います。
詳しくは明日書きます。
台風と野田さん
恐らく昨日今日ムサビ生が一番話題にしてるであろう、するであろう話を2つ。
一つ目は結論を先に。
ムサビは大雨警報では休講になりません。
台風13号が来ています。
1年生だと「クラスの連絡網で『今日は台風で休みです』って電話が回ってくるのかな?あ、次は誰に回せばいいんだろ」と思ってる人が1000人中2人ぐらいはいるかもね。
えーと、大学ではそういうのはありませんので・・。
その日が休講かどうか。
これは学生さんが持ってるMAU手帳別冊のMAUガイドブック14ページ「気象警報に伴う休講等の取扱」に書かれてます。
気象庁が多摩北部に暴風、暴風雪又は大雪の気象警報(注意報を除く)を発表した時、
(1) 午前6時00分において発表されている時は午前を休講。
(2) 午前9時00分において発表されている時は午後を休講。
(3) 午前9時00分より後に発表された時及び特に必要と認められた場合は学長の判断により決定する。
ひとついえることは。
手羽が記憶にある限り、ムサビが台風で朝から休講になったことはありません。
休講が決まったら掲示・ムサビジョンまたは大学TOPページですぐに知らせることになるので、電話で「今日は学校ありますか?」な電話はできるだけ控えてね。
何故なら電話がかかってくるだけその対応のために発表が遅くなっちゃうんですよ・・・。
タイミング的に判断が難しい場合はとりあえず大学に向かうしかないのです。
でも、10年後ぐらいには雷警報が出てたら休講になる時代がやってくるかもしれませんね。
そして2つ目。
アニメ「ハチミツとクローバー1」のオープニング映像を作った野田凪さんがお亡くなりになりました。
■宇多田、YUKIなど手がけた映像作家・野田凪さんが死去
先週末からネット上ではその噂が流れてまして、単なる噂であってほしいと願ってました。
死因について、公式発表が遅かった点について、いろいろ憶測も飛んでますが、34歳の本当に早すぎる死が残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。
恋愛処女ふたたび
後期に入って、芸術祭(学園祭)関連の動きが活発になってきましたね。
(芸術祭についてはこちらをご覧ください→ムサビペディア::芸術祭)
今年のゲイサイは11月1日〜3日で、こまかいことはオイオイ書いていくとして。
つまり。
恋愛処女の季節なの!!
ばんざーーーい!!
恋愛処女(れんあいしょじょ、略してコイショ)とは。
ムサビ生、もしくはムサビに来たことがある人は
あちこちに張られたこのポスターをご覧になったことがあるんじゃないかな?
去年の芸術祭から活動をスタートしたムサビの同人アイドルグループです。
メンバーは
・新崎まつり(18歳、あだ名・まつりちゃん)
・加藤麻里佳(17歳、あだ名・かとぅ)
・小出蘭 (18歳、あだ名・らいち)
・志波純奈 (17歳、あだ名・しばじゅん)
・宮崎梨々花 (17歳、あだ名・りり)
・古川奈紗 (16歳、あだ名・なーさん)
・助川みどり (16歳、あだ名・すけさん)
・菊田亜紀 (14歳、あだ名・たっき)
です。よろしくね!
手羽がどれくらい恋愛処女にオネツかっていうと、6月に第2期メンバーを募集してたから、「手羽イチコ、16歳です!キャピ!」と申し込もうかと本気で思ってたぐらい。
ま、16歳が「キャピ!」なんて言葉は使わないわけですが・・。
7月のムサビ日記オフ会でまつりさんからサインをもらって大喜びしたら、メンバーにヒンシュクを買ったのは記憶に新しいですな。
はい。彼女たちのブログも毎日チェックしています。
■恋愛処女のキラキラ上昇気流
最近プロモーションビデオも公開されて(本家PVと比較するとなお面白いです)、いよいよライブまでカウントダウン。
最近、1号館下にこういう張り紙が張られてて、
「スタッフ募集かあ・・いいなー・・・メンバーと仲良くなれるんだろうなあ・・・」とじーと見てたら、教務課スタッフから「手羽さん、食いつきすぎですよ」と注意を受けました。
「スタッフにはメンバーTシャツ支給」だそうなんだけど、お金出すからTシャツ売ってくれないかなあ・・サイン付きで・・。
手羽はコイショを応援しています。
あーあ。「手羽さん、好きです」って言ってくれないかなー。
そんな妄想だけでご飯3杯いけちゃうんだけど。
ちょっとネタバレになりますが。
「アイドルの衣装を考える」でもなく「アイドル学を論じる」でもなく、「グループでアイドル学を実践する」ってコンセプトがいかにもムサビっぽいなーと思うんですわ。
プロフィールにはこう書かれています。
アイドルは「演出」されている!ならば自らで集まって自分を演出してみようではないか。
このコンセプトをわかっていない人からすりゃ、「あんたら、そんなにアイドルになりたいの??」ぐらいの感想でしょうね。
実はかなり高度な実践学だと私は感じています。
手羽がプロデューサーだったら、ブログに「彼氏がいます」とメンバーに書かせて、私が炎上コメントをいっぱい書いたり、メンバーの食事シーンを動画で流して「あの人は食べ方が汚い」と自演で書いたり、わざと捨てメンバーを1人入れといて、「タバコ吸ったので○○は解雇しました」とやったり・・・・ぐらいの演出はするかも(笑)
すべる
久しぶりに学校に来た人はムサビが微妙に変わっててびっくりしたんじゃないかしら。
1号館下に鉄骨が入ってたり、2号館前に横断歩道が出来てたり、4号館が白くなってたり。
久しぶりに入学センターへ行ったら、
入学センター前の廊下がテカテカになってたのにはさすがに驚きました。
写真じゃわかりづらいけど、あまりにもテカテカで氷が張ってるように見えるんです。
周りが写りこんでるぐらいのテカテカで。
見た目、滑りそうなぐらいのテカテカで。
「『スベる』って言葉に動じない受験生だけ入室可能」って意味があるんじゃないかってくらいテカテカで。
世の中の「すべらないメガネ拭き」や「すべらない靴下」といったゲンかつぎ商品へのアンチテーゼとしてこんなにツルツルにしたんじゃないかってぐらいのテカテカで。
安泰路線を目指す受験生やなんでもかんでも商売に結びつける社会を皮肉るムサビの入学センター。
さすがですな。
なわけがない。
以上、ニュースを聞くたびに「サラリーマン兄弟」しか想像できない手羽がお送りいたしました。
「兄さん、昨日、部長から怒られちゃってさ」と音量子さんが行くような居酒屋で会社のグチをいいあってるような。
と、いろんなブログが書いてるであろう、ありきたりなオチですいません。
美大デビュー
こういう本がでました。
美大デビュー 小林 裕美子 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
実は8月末にこちらの出版社さんから職場に電話がかかってきたんですよ。
「ムサビ日記という本を最近知りました。なので手羽さんにこの本の『売り方』を参考に聞かせてもられば」と。
あのー、売り方が分かってたらもっと売ってるんですけど(涙)
そんなものがあったら、こっちが聞きたいんですけど(涙)
多分、思ってるほどドジョウはいませんよ(涙)
そういうのは監修者じゃなくて武蔵野美術大学出版局に聞いて欲しいんだけど(涙)
参考じゃなくて、代わりにムサビ日記2を出してくださいよ(本音)
ポプラ社って、うちの子供が怪傑ゾロリでお世話になってます(感謝)
てな感じのことを素直にアドバイスをしたところ、「思ってるほど売れませんよ」の言い方が悪かったのか、「ムサビ日記2を出してくださいよ」というズーズーしさが気にくわなかったのか(笑)、出版社と作者の方が東京造形大の広報を訪問された時に「手羽ってヤツはひどい人だ」とおっしゃってたようです(涙)
造形大広報のイケメンT氏から「手羽さんは業者に厳しいからねー」と慰められました。
うーん、厳しいんじゃなくて、先の道を歩いた人間のアドバイスなんだけどなあ・・・。
あ。そうそう。本の紹介文で
■美大デビュー | ポプラ社
教師も学生も、奇人・変人ばかり!?
難関を突破し、ついに美大デビュー!した著者コバヤシの前にあらわれたオドロキの世界。
教授から生徒まで個性豊かな面々のドタバタ美大生活を描いた青春コミックエッセイ。
というわけで、amazonで取り寄せて、早速読ませてもらいました!
ムサビ日記と美大デビューの一番の違いは、ムサビ日記のコンセプトが「美大は変な人がいると思われてるけど、そうじゃない!(でも結果論として変なことをやってる)」なのに対し、美大デビューさんは「美大は変な人ばかり!」てところですね。
どっちが売れるかっていうと、間違いなく美大デビューでしょ(笑)
みんな「美大生=変」を期待してるもんね。
ぜひムサビ日記と一緒に買ってください。
ムサビ日記 -リアルな美大の日常を- 手羽イチロウ 武蔵野美術大学出版局 2007-07 by G-Tools |
ところで。
ムサビ日記と定価が同じなんです。
みんなからさんざん「高い高い」って言われたけど、「収益を上げるための」高くもなく安くもない妥当な金額設定だったことがこれでわかるんじゃないかしら。
父の教え
長男(小1)が小学校の図書館で本を借りてきた。
何の本かというと。
ルパン三世カリオストロの城 (徳間アニメ絵本)
モンキーパンチ
うむ。
「ハヤオはカリオストロが一番」
という、父の教えをちゃんと守ってる。
ポニョを見てきたけど「実験映画」として見たら、わりと良かったよ。
ネットと現実の狭間で
主任教授への依頼文を作ったんです。
大学としてかなり重要な依頼内容なので、部長達と先生方へメールで一斉送信して文書を確認してもらいました。
で、もらった返事。
============
1箇所 「手」羽になっています。
============
ああぁぁぁ(涙)
「ご質問がありましたら、●●まで」というところを「手羽まで」とペンネームで書いちゃった・・・。
自分のことを「手羽」と打ってしまう習慣が完全についてしまってる。
確かに本名を書くことよりも「手羽」と書くことの方が多いわけで。
もうね。
現実とネットの違いがわからなってきてるね。
やばいね。
いっそ実際には存在しない「バーチャル室長」てことにしてもらった方がいいね。
伊達杏子みたいなCG室長。
MAUnews新入生歓迎号の職員写真もCG室長を出してさ。
来年はそれでよろしく >広報の人。
そうね。顔は小池徹平系でお願いいたします。
名前は「高見沢イチロウ」とか、なんか文字数と画数が多いかっこいいやつで。
「手羽」はどこにいったんだって話ですが。
ムサビとスイミン
先日の研修で、教職・伊東先生が興味深い発表をされてました。
あ。色男の先生です。
美大生女子・・特にファイン系女子はチャラチャラした男よりも、ああいう誠実そうな色男に憧れ惚れそうな気がする。ってなんの話だっけ。あ、そうそう。
伊東先生はいくつかの大学で非常勤をされた経験があり、またムサビを含めた複数の大学で学生アンケートを実施されたそうです。その経験とデータによると・・・。
ムサビ生は「睡眠」で物事を判断する。
どういうことかと言うと。
ムサビ生に授業の感想を書かせると、「話が面白くて眠くなりませんでした」とか「つまんなくて寝てしまいました」というコメントが書かれてくるそうです。
「そういうもんじゃないの?」と最初は聞いてたんですが、実は他一般大学じゃそういうコメントは全くないそうなんですよ。
ムサビ生は授業評価を「寝る・寝ない」で判断している、と。
これ、面白くありません?
ムサビ生、美大生は「睡眠」というものに対し意識してる人種なのかもしれない。
ところで。
4年に1度、全学生を対象とした学生実態調査を行っています。
その結果が発表されたんですが、「毎日何時間ぐらい寝てますか」という質問で、最も多く睡眠時間を取っていた学科はどこだと思いますか?
彫刻学科なんです(笑)
ちなみに「自分は心身ともに健康である」と最も多く答えた学科も彫刻学科です(笑)
(「そう答えた学生さんが多かった」ってだけで、そうじゃない学生さんももちろんいます)
でもなんとなくわかる気がする。
毎日朝から夜10時まで立ち仕事&力作業してたら、そりゃバタンキューですわ。
しかも彫刻は工房が使えないと家じゃ作品が作れないわけで、工房使用時間を過ぎたら、お酒飲んで寝るしかない。
悩むこともあるけど、制作においては「どっかからコピペ」なんてできないから、手を動かさないことには作品ができない。
自分も学生時代、カノッサの屈辱とか深夜テレビを見てたけど、朝1から作業することを考えて、すんなり寝てましたね。
睡眠って大事だよ。
みんな早く寝ようね。
悩んでる人はネットなんてやらずにとりあえず寝ましょう。
え?またしても学生への優しいコメント?
当然、KYキャラ払拭のために決まってるでしょ。
じゃなけりゃ、「美大生は寝ずに作品作れ」って書きますよ。
ここまで書くと、逆に一番睡眠時間が短い学科が気になりますよね?
さてそれはどこでしょう。
答えは
明日書きます。気が向いたら。
ところで伊東先生はこんなこともおっしゃってました。
ムサビは授業内私語が少ない。
この話は他の学科系教員複数からも同様の感想を聞いたことがあります。
確かに私語をしてしまう学生もいるけど、他大学に比べると圧倒的に授業内私語が少ない大学なんだそうですよ。
以上、「それって寝てるだけじゃないですか?」と質問できなかった気が弱い手羽がお送りいたしました。
牛乳に相談だ
以前のエントリーでこう書きました。
500ミリリットル以上の牛乳パックの上面。
注ぎ口とは反対のところに「凹み」がついています。
これを触ることによって、「あ、こっちに凹みがあるってことは反対側が開け口なんだなー」と認識することができるし、ジュースのパックには凹みが2つあるので「牛乳」と「ジュース」を見分けることができます(ついてないものもあるので完全じゃないけど)。母は牛乳パックを反対側から開けてしまう名人で、冷蔵庫を開けると両方を開けた後の牛乳パックをよく見かけたっけ(笑)
で、本題。
うちの奥さんも牛乳パックを開け口の反対側から開けてしまう名人で(笑)、今まで何度も「凹みがある方が後ろだから!」と説明してきてきましたが、一向にダメです。
そして昨日もこんな形の牛乳パックがひっそりと冷蔵庫に・・・。
「・・・・なんてユニバーサルデザインのありがたみをわかってない女なんだろう」と冷蔵庫の中をじーと見ながら思ってたんですが・・・
でもこれって、
両方から開けられたらいいんじゃないの?
なんでこんな簡単な解決方法を思いつかなかったんだろう。
逆転の発想。
技術的に難しいのだろうか。コスト面かな?
どなたかご存知の方、教えてください。
明治おいしい牛乳をデザインされてる方とか・・・。
逆転の発想とはある意味、逆ギレな発想なんだけど、
でも、これこそユニバーサルデザインじゃないかと思えてきた今日このごろ。
コメントを紹介します2
手羽懺悔企画でいただいたコメントを紹介しています。
前回はこちら
■コメントを紹介します1
今回は衝撃を受けた方々をまとめてみました。
私からすると「その反応待ってました!」な方々です(笑)
ペンネーム「あばちゃん」さんからのコメント。
いつも楽しくムサビ日記拝見しています!
もう、ムサビ日記の大大大ファンです!!!
私は手羽さんがパワーアップして復活された時はとーーーっても嬉しかったですよ。
でも、手羽さんはきっとイジられキャラで、だからみんな「KY」だと言っているのだと、解釈しているのですが、私の見当違いでしょうか・・
それと、ご結婚されて子供もいると知った時はショックでした・・・ まるでご贔屓の芸能人が実は結婚してた・・というニュースと同じぐらいの衝撃でした。
だから、キムタクみたいなものだとあれほど。
続いて「美ら海」さんからのコメント。
手羽さんのキャラが、NHKの体操のお兄さんから、ええっと、今のキャラは何と言ったらいいんだろう・・・? とにかく変容っぷりがスゴイです。
今回最後は「ふうこ」さんからのコメント。
手羽さんの日記が終わる、と思っていたら、いつのまにか再開していて、衝撃の真実も!手羽さん、結婚されてたんですね。
応募は2回目です。もし、当選したらサイン入りでお願いします。
今は、大好きな四輪駆動さんの名前がなくなって、大ショックです!どうされたんでしょうか。再開されるのを楽しみに待っています。
PS 娘は今年から京都の美大に行ってます。
・・・・もしかして、みんなムサビのこと、嫌い?
それならそれでいいんです。
みんなが嫌いなら私がもっとムサビを愛せばいいだけなので。
自分が愛する人よりも、自分を愛してくれる人と一緒になったほうが、幸せになれるっていいますから(なんのこっちゃ)
うーむ。このブログは受験生獲得に役立っているんだろうか。
以上、人の顔と名前を覚えるのが超苦手な手羽がお送りいたしました。
やる気ホルモン
夏休みも終わり、昨日から後期授業が始まりました。
いまいちやる気がでない人。
とりあえず簡単なところからとっかかるといいよ。
これって「何当たり前なこと言ってるんだ?」ですが、精神論ではなく脳科学的に立証されているんです。
「とりあえず動く」、つまり適度なストレスをあたえることによって、TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)という「やる気ホルモン」が分泌され、やる気がでてくるんですって。
逆に過度なリラックス、長期間なリラックスが続くとやる気ホルモンが分泌されなくなってきて、無気力になってしまうのね。
「夏休み明けはいちまいちエンジンがかからない」って人が多いと思うけど、ホルモンの分泌量が関係してるのであって、自分がいけないのではない(ま、自分がいけないんだけど)。
参考
■創造的に生きよう −やる気の脳科学−
■集中力とやる気の関係|healthクリック
例えば。
課題をやる気が出ない人。
その課題のテーマが好きなものだったり、目的意識があったり、終わらせるとご褒美がでるようなものだったらTRH、つまりやる気ホルモンがグイグイ出てくるんだけど、課題がそういうものとは限らない。
友達に「常にやる気がある人」っていると思うけど、だいたいそういう人は目的意識があって、やる気ホルモンが常にドバーって出てる人なんだよね。
そういう人を真似る必要はない。
やる気がでない時は全部をやろうと思わずに、何も考えずにまず1枚だけやってみましょう。
簡単なところから手をつけることによって、やる気ホルモンが徐々に出てきます。
後期は連休が続いたり、2週間の芸術祭期間があったり、大学に慣れてきたりで、前期に比べるとあっという間に時間が過ぎます。
考えてもみてください。
学生さんにとって、実質の「今年度」はあと4ヶ月もないんだよね。
「やる気が出ないなー」な調子でいつまでもいると、あっという間に冬休み、そして壮大な春休み。
そのまま「過度なリラックスタイム」に突入するという悪循環に入ってしまいます。
まずはとっかかれるところから始めて、やる気ホルモンを早めに出していきましょ。
卒業したら、画家やフリーのデザイナーはいかにやる気ホルモンを自分でコントロールできるかが勝負になってきます。
コメントを紹介します1
忘れていたわけではありません。
「手羽KY懺悔企画」でいただいたコメントを何回かにわけて紹介していきます。
・・・しりとりブログなんて超思いつき企画をやってる間に夏休みが終わっちゃった・・・。
ペンネーム「視デ1年の母」さんからのコメント。
手羽さんのことが大好き・・・でした。
次は「クロちゃん」さんからのコメント。
娘の大学受験を機に読み始めて、今では、毎日たのしく拝見させていただいています。
娘のため・・・のはずが、今では自分の楽しみです。
(略)
最近はおくともさんのファンです。
ペンネーム「肉」さんからのコメント。
室長の手羽さんの日記が面白いのは勿論なのですが、すっかり竹林さんのファンです。長く続けて欲しいです。
次にペンネーム「ムサビ日記がノタウチマワルほど欲しい人間」さん。
高校の美術系学科に通っていて、美術を学んでいる者なので、「ムサビコム」を毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日、欠かさずにチェックしています。
とってもオモシロイデス。課題に追われるところがかなり共感できて、勇気づけられます。
お!久しぶりの受験生だ!(いいのか、それで)
今頃、夏休みの課題をヒーヒー言いながら片付けてる学生さんもいるんじゃないかな。
初日に遅刻しちゃうから、もう寝た方がいいよ。
ファインアート系だと夏休みの宿題はないけど(彫刻はなかった)、デザイン系だと夏休みの課題が出されることが多いです。
大学生の夏休みはみんな遊んで暮らせると思ったら大間違い!
そのつもりでぜひムサビ(及び美大)を受験してくださいね。
受験時代に「夏休みが天王山」というセリフを嫌ってほど聞いてると思うけど、実は大学生も長期休暇にどういう経験をするかってのが、今後の制作、そして就職や将来に大きく関係してきます。
大学1年ぐらいだったら実家に帰って親孝行をするべきだけど、学年が上がったら海外旅行に行くとか1人旅するとかアルバイトを必死にやるとかね。もちろん恋愛するでもいいんだけど。
自分の経験値を上げたほうがいいよ。課題がいっぱいあっても。
だって、こんなに自由に使える長い休みがあるのは大学時代だけなんだもん。
手羽もバックパッカーで1ヶ月ヨーロッパを貧乏旅行したことが今の自分の糧になっています。
以前この話を広報スタッフにしたら「バックパッカーって手羽さんのキャラにないですね」とキャラを否定されました。
手羽のことがわかってない。ほんとの手羽は野性味あふれるワイルドな男なのに。
夏休みに外出したのは美術館と映画館だけだけど。
というか、「夏休みは経験をしろ」って、これもせめて夏休み前に書けって話ですな(笑)
ま、それに自分で気がつく人か気がつかない人かってのが一番大きいんです。
千の羽になって
そうなんです。
この日記で
手羽日記が1000エントリなんです!!
ばんざーい!ばんざーい!!ばんざーい!!
美大ブログ関係者からもお祝いコメントをいただいてますし(脅し)、それ以外でも祝福のコメントが届いています。ご紹介いたします。
手羽さんおめでとうございます。がんばりましたね。 西原
・・・・・むなしい。。。なんだろう。このポッカリ心に穴があいたような感じは・・・。
というか西原さんが「がんばりましたね」なんて優しい言葉をかけるタイプではないし。
むしろ「アホかっ!そんな暇があったらFXでもやれ!」ぐらいなことをいいそうな人だし。
2006年1月15日から始まったこのブログ。
途中、みんなをだますために1週間ストップしたけど(苦笑)、書き続けて2年と8ヶ月。
思えば遠くにみのもんた。
1000エントリって自分でいうのもなんだけど、すごいよね。
1000の美大・美術ネタがあるってことだもん。いやー、頑張った。
「1000エントリになったら何か考えます」って以前書いたけど、手羽KY企画プレゼントやったから、やらなくてもいいよね?
むしろ自分にご褒美を買ってあげようそうしよう。
1000エントリを記念して、思ってることをつれづれと。
●
室長の手羽になってから「日曜は更新しない」というルールを自分で作ったけど、夏休みは土日のイベントが多くて、なんだかんだ更新しちゃいました。
でも「日曜だけ遅く起きる」なんて器用なことができるわけもなく、結局手羽タイムに起きてパソコンの前で「今日は更新しないぞ更新しないぞ」と悶々としてるだけなんで、それならいっそ更新しちゃった方が早い。
でも明日は更新しないぞ更新しないぞ。
●
うっすらお気づきの方もいらっしゃると思いますが。
「つながり」を大事にしたいなーと思いながらブログを書いています。
いろんな人やものが単体でゴロっと転がっているものを「こっちにあれがあるから、あの人と関係を持たせると面白いものができそう」とつなげていくのが私の役目のような気がして。
うーん、うまく書けないなあ。
でも、これは私の役目というかムサビの役目なんじゃないかと。
そんなことを感じております。
アクセス解析でいろんな大学の方がこの日記をご覧になってるのはわかっています。
なので、勇気を出して私にアプローチしてください(笑)
●
書き出した頃の手羽と今の手羽とでは、あきらかに違う点が2つあります。
1つ目はムサビや美大・大学に関する知識が増えたこと。
ブログを書くようになって積極的にムサビのことや美大のことや他大学のことを調べるようになりました。
「ムサビOBだから、広報課だから詳しい」のではなく、やはりブログをやってるのが圧倒的に大きいです。
多分ブログを書いてなかったら、ムサビのこともそうだけど、他大学について今ほど興味をあんまり持ってなかっただろうし、他大学関係者とも関係をもとうとは思わなかったはず。
ブログさまさまです。
2つ目はブログの書き方。
1年目ぐらいまでは普通に文章を書くように、改行をあんまり入れない書き方をしてました。
でも今見ると・・・自分が見ても読みにくい(笑)
今だから書きますが、通常の文章とブログの文章の書き方が違うことにはっきりと気がつかせてくれたのは、四輪駆動さんです。
ネット上での文法が違うのはわかってたんだけど、四輪さんの登場によって「ああ。こう書くと読みやすくなるんだなあ」と気がつき、でも突然マネするのもシャクだから(笑)、ジワジワと書き方を変えていきました。
四輪駆動さまさまです。
キマグレンだけど。
今じゃ四輪さんのマネではなく、手羽独自な文法になってると思うけど(笑)
●
いつも、とりあえず書き終わったところでUPして、それから携帯で確認して、またPCで修正しています。携帯だと客観的に見れるので「これはこう書いた方がいいな」てな点をみつけやすい。
あなたとは違うんです!(使ってみたかった)
1時間ぐらいはかなり修正してますね。文章をごっそり削ったり、倍になったり。
なので、ブログに表示されてる更新時間直後にチェックした人は1時間後ぐらいにまた見てください。
結構文章が変わってるので。
●
次の最大の目標は1100。
なぜなら、エントリ数の強敵・毎日更新中のみちくさとりこさんが1日2回更新でもやらない限り、絶対に超えられない数字が1100なので。
みちくささんは2年から参加してるんで、最大エントリ数は単純に考えて365×3年という計算。
1100に達することによって、手羽は伝説となるのだ!!がはははは。
・・・あ・・・・・・・・大学院に行っちゃダメだよ・・・大学院なんてつまんないから・・。
(自分の伝説のために大学院を否定するありえない行為)
以上、今最も脅威に感じてる大学は東京藝術大学でもなく多摩美術大学でもなく、のはらしんのすけ儀塾大学な手羽がお送りいたしました。
いいですね。このありがちな大学WEBデザインをバカにした感じが。
吉祥寺
吉 祥 寺。
それはムサビ発祥の地であり、現在も吉祥寺キャンパスがある街。
そんな吉祥寺は「東京で住みたい街ランキング」で4年連続1位になっています。
ちなみに「住んで良かった街ランキング」でも1位です。
でもね。確かにいい街だとは思うのだけど、住みたい街ランキングを4年連続で1位になるほどでもないとは思うんだけどね。
ムサビ日記関係者で吉祥寺に住んでる人が何人かいるから、あんまり悪口は書けないけど(笑)
「吉祥寺に住む」んじゃなくて、「吉祥寺までチャリで20分のところに住む」て方がかっこよくない?
ま、それは手羽のことなんだけど。
ほんとはサブカル文化どっぷりな街なはずなのに、いつのまにかオシャレ系な街の代表になってる。ベクトルさえちょっと変わっていたら、中野みたいになってたはずなのにね。
そんな吉祥寺が最近ドラマや映画によく使われています。
前々から使われてはいたけど・・・マンガだとGTOやろくでなしBLUESがモロ吉祥寺でしたね・・・、こんなに集中してメディアに登場するのは初めてじゃないかしら。
ドラマ「ラスト・フレンズ」で吉祥寺が使われていたのは有名な話。
そして、もうそのまんま「Café吉祥寺で」というドラマももうすぐ始まります(漫画が原作)
極めつけは、原作・大島弓子(綿の国星!)で、もうすぐ上映される小泉今日子主演映画「グーグーだって猫である」も舞台は吉祥寺です。
番宣でキョンキョンが唐沢さんと同じぐらいテレビに出てますね(笑)
先日もテレビで小泉今日子と森三中が吉祥寺を歩いてました。
(ちなみにこの映画には「ラスト・フレンズ」の上野樹里さんも出てます。吉祥寺つながり)
ひとつの小さな街がこんなに一気に使われること自体、珍しいよね。
何を隠そう、手羽が上京して初めて芸能人を見たのが吉祥寺なんですよ。
吉祥寺はマンガ家や文化人がいっぱい住んでますしね。
で最初に会った芸能人は誰かって?
楳図かずおさんです・・・。
この話をするとみんな必ず「ああああ。残念・・・」という顔をします。
多分同じ経験をしてる地方出身者ムサビ生も多いはず。。。
いよいよ明日はあるイベントが発生します。
さて何でしょう。
制限時間は明日の手羽タイム。
ずっと読んでる人ならわかるかな?
箱根
現在箱根に来ています。携帯で更新中。
部屋に電波が全然入らなくて、窓に携帯くっつけてようやくバリ2。
なので窓にくっつけた状態で書いています。
研修濃いて゛す。
せっかくの箱根なんだから大学のこと忘れて、温泉にどっぷりゆっくりつかりたいじゃないですか。
でもここの大浴場(大欲情って変換された)、同時に3人しか入れないんだそうで。
長澤先生とぴったりして温泉入るのだけは勘弁。
しかも20時に待ちに待ってたデータが某所から届いて、21時から関係者と緊急ミーティング。
今日も朝1から研修です。
どこまで真面目やねん。
うーん、まういっしゅ!(まういっしゅの使い方がまだ確定していません)
20世紀少年
ほとんどの美大でムサビOBが教員をやっているのですが、私の知り合いでも他大学の先生をやってる人が二人います。
1人は以前も書いたことがある、長岡造形大・准教授の小林花子さん。
そしてもう1人は金沢美術工芸大学・准教授の遠藤研二さん。
二人ともムサビ彫刻を卒業後、愛知県芸の大学院に入って、各大学の教員となっています。
昔のムサビ彫刻は設備もひどくて、他大学の大学院に行く人が多かった・・。でも、今の2号館を見たらびっくりするだろうなあ・・。
ちなみに今年の彫刻大学院志願者は21名いて、視デ・油絵についで多かったです。
結構、ムサビの彫刻、キテますよ。
あ、脱線。
というかどこから脱線なのかわかんないけど。
遠藤研二って遠藤ケンヂだなあ・・・と最近気がついたのです。
あ、遠藤ケンヂって20世紀少年の主人公の名前ね。ミュージシャンの方ではありません。
というわけで!!
20世紀少年を見てきました!!
もっと人が減ってから見に行こうと思ってたんだけど、四輪駆動さんの日記を読んで、行かずにいられなくなったのです。
昨日、午後半休して見てきました(笑)
以下ネタバレを含むので、映画の内容を知りたくない人は「ここから」「ここまで」の間は読まないでください。
↓↓↓↓ここからネタバレ↓↓↓↓
これ、原作読んでないとわかんないのでは?
「読まなくても面白い」という感想もWEBで見かけるけど、うーん、どうだろう。
読んでる人がそう思ってるだけで、原作読んでないとあのペースにはついていけないんじゃなかろうか。
私は絶対に「読んでから見る」をオススメします。
四輪さんも書いてる子役のシンクロ率。
すごいです。
特にオッチョがそっくり。
澤畠流星くんというそうです。
それとヤン坊・マー坊(合成で双子だけど)。
ケンヂもドンキーもヨシツネも原作に似てるし、なおかつ成長後の大人の役者さんにも似てる。
よく集めてきたもんだ(笑)
オッチョの伏線が好きだから、映画でのアッサリぶりにショックだったけど、ま、確かにあれぐらいじゃないと映画にはおさまらない。でも、その他の伏線も削りすぎてて(フクベエの家族の話とか、ロボットはパイロット搭乗型かリモコン派かの会議シーンとか)、悪く言えばダイジェスト版みたいではあったけど。
原作だと新宿ロボットのシーンはオッチョがあちこち走り回りすぎてるのよね。
浦沢さんはきっとオッチョのことが好きだったんだろうなーとわかるんですが(笑)
だから、映画だとロボットに乗り込むシーンにオッチョが絡まないのは、そのへん反省してケンヂの主役性を出したんじゃないかと。「なるほど」と思えた脚本部分でした。
CG合成も結構頑張ってますね。羽田爆破のシーンとかよくできてました。ロボットも。
がっかりだったのは、フクベエがロボットを操作してる(と思われる)人とやりあってるシーン。
すぐ見つけて、すぐ落ちてった(笑)
しかも空中でマスクをはぎとるって・・。
あそこの見せ方はもう少しなんとかなったんじゃなかろうか。
マンガでも謎のまま終わってるけど、あの東京が全部ぶっ飛びそうな爆発の中を"ともだち"とケンヂはどうやって脱出したのか。
映画では説明してほしいんだけど。
しかし・・・考えてみたら第2章って唐沢さんの登場はほとんど無いんじゃ・・・・。
↑↑↑ここまでネタバレ↑↑↑↑
そうそう。CG合成といえば、ギャッツビーのキムタクの合成もよくやってますね。
■GATSBY:GATSBY TV::ムービングラバーダンス
*音が出ます。
昔、ラルクでもこういう合成があったっけ。
おっと。またしても脱線。
結論。
20世紀少年好きな人は見た方がいい。
伏線が抜けてるから物足りなさは否めないけど、多分満足はするはずです。
原作を読んでない人は・・・面白いかどうかは微妙です。
役者さんも監督もそろってるんでそれなりに見れるだろうけど、原作を読んだ方が何が怖くて何が面白いか、が理解しやすいと思います。
さて。
私はこれから研修に行ってきます。箱根です。
携帯から更新できたらやりますが、多分明日は更新しないつもりです。
手羽アクセス■9月2日版
検索エンジンからどんなフレーズ(キーワード)で、このブログにたどり着いたのか?
アクセスの多かった検索キーワードを調べることによって、今話題の単語を見つけ出します。
*今回は8月2日から9月1日のアクセス統計です。
10位::手羽
9位::タマビ
8位::京都造形
「京都造形」は初ランキング!
もちろんオープンキャンパスレポートを書いたからですね。
■手羽ちゃんのドキドキ京都レポート4−京都造形2−
7位::ムサビ日記
6位::マナビゲート
5位::uniqlock 振り付け
4位::教育実習 挨拶
3位::広報の手羽広報の手羽改め室長の手羽なのでどうぞよろしくお願いいたします。
2位::ラミ子 ムサビ
1位::ムサビラミ子、強いなあ・・・。
ぼちぼちハンター×ハンターネタを書いたらアクセス数アップするかな。
ところで。
ブログの中でいろいろリンクを張ってますが、実は「リンククリック率」というのもアクセス解析でわかるんです。上位5つはこちら。
1位 美大ブログアンテナ
2位 甲田洋二
3位 今敏客員教授
4位 サンケイビジネスアイ
5位 狩野英孝
以上、寝ている間に首相が変わっちゃた手羽がお送りいたしました。
しりとりブログ最終回? 「ポニーテール」「合唱」
24時間テレビは毎年20時30分ぐらいから見ます。
番組構成上タイムテーブルは決まってるから、8時40分ぐらいのマラソンゴールとサライの大合唱(サンキュです)だけ見れればいいので。
今年は完全に見逃しましたが、ポニーテール姿のエドさんは何分ぐらいにゴールしたんでしょ?予定通り8時40分ぐらい?
エドさんといえば。
昨日は小江戸の街・川越まで小旅行してきました。コエド。
川越から通ってる人もいるので小旅行なんて言ったら怒られそうだけど(笑)、うちからは小旅行なんだもん。
蔵作りの町並みや
さつまいもが有名です。
来年3月からのNHK朝ドラ「つばさ」の舞台でもあるので、今後ともよろしくお願いいたします。
で、なんで川越まで来たかというと、川越市立美術館で開催中の長沢先生の展覧会を見に来たんです。
意外と知られていませんが、油絵学科の主任教授・長沢秀之先生は工芸工業デザイン学科卒です。
工デ出身だけど油絵学科教授。
面白いでしょ?
2002年に開館したばかりのなかなか素敵な美術館でした。
長沢先生のフウケイシリーズ、好きです。
2階にいくと、つい先日行われた美大生と子供たちによるワークショップ作品も展示されてました。
ムサビ生もいろいろ頑張ってるなあ。
こんなでっかいのも作ったんだ。
・・・ん?
これって、"ともだち"マークじゃ・・・。
もしかしたら、私達の知らない間に"ともだち"の勢力が広がっているのかもしれない(怖)
そうだ。
せっかく埼玉くんだりまで来たんだから、あっちも行っちゃうか!
ちょっと遠回りして、所沢ビエンナーレ・プレ展「引込線」へ。
「引込線」の詳細は竹林くんの記事を見てもらうとして、「新しいビエンナーレを作る」ということ。
作家は「用意された場所に作品を置く」だけではなく、展覧会自体を作ることもあります。
そのためには企画書を書いて、いろんなところに頭を下げて、資金を集めて・・・単に作家は作品が作れればいいってわけじゃないのね。こういうのは美大に入らないと知らないことかもしれない。
いやーしかし、ほんと面白い場所でやってる。
本当に西武鉄道の敷地内工場なんだもん。
ただ、作品が箱に負けてるように思ったのは手羽だけ?
手羽は工場萌え要素が強いせいもあるのかな?
天井と壁面ばかり写真撮ってました(笑)
この適当に積まれたパレットの色味や無骨だけど機能的な鉄骨とか、CnotAさんみたいな鉄っちゃんじゃなくても、この場所は萌えます。
ああ。来てよかった。夏休み最後の思い出になりました。
そうそう。川越でこんな看板を発見しました。これ、有名な看板?
ないものはない
「なんでもありまっせ!」という広告なのか「ないものはないに決まってるだろ!ゴラア!」という逆ギレ気味なセリフなのか。
なんとなく看板のフォント的に後者だと思ったんだけど。
やっぱり日本語って難しい。
というわけで、しりとりブログもこれでとりあえず終了。
東北芸工さんのサーバが止まった日にゃこっちもドキドキもので、「手羽としりとりブログをしたブログのサーバは壊れる」なんて新たな伝説を作ってしまうんじゃないかと(そっちか)。
しりとりブログは毎日更新してる相手じゃないと成り立たないので、東北の人あってこその企画でした。
どうもお疲れ様でした!!>なかのひとさん。あ、竹林くんも。