リアルな美大法人企画室長の日常を
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しりとりブログ 「給食」
夏休み、損保ジャパン東郷青児美術館に行ってきました。
ムサビの新宿サテライトが入ってるセンタービルのお隣。
経緯はこうです。
何度も紹介してますが、三谷幸喜の舞台「コンフィダント・絆」の中で
♪ゴーギャン ゴッホ スーラ パー シュフネッケル
という歌があるんですね。
DVDでもCDでも何度も家で聞いてる歌で、いつしか小1の息子も「♪ごーぎゃん ごっほ すーら ぱー しゅふねっける〜」と歌うようになりました。
すると、ある日「ごっほとすーらの絵がみたい」と言い出したんですよ。
仕方ないので、これもこのブログで紹介したムサビOB結城昌子さんの
ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる (小学館あーとぶっく) 結城 昌子 小学館 1993-06 by G-Tools |
スーラの絵本―もっと近づいて (小学館あーとぶっく) 結城 昌子 小学館 1994-12 by G-Tools |
すると、最近になって「ごっほの本物をみたい」と言い出したんですわ。
このまま行くと「美大に行きたい」なんてふざけたことを言い出しそうで怖いんだけど(えっ)、親として見せないわけにはいかない。
じゃあゴッホといえば、やっぱり「ひまわり」でしょ。
てなわけで、家族で損保ジャパン東郷青児美術館に行った、と。
ま、ここまではいいんです。
彼のその日の日記を読むと、こう書いてありました。
ごーぎゃんのひまわりをみました。
おなかがへったのでごはんをたべにいきました。・・・絵の話はそれだけなのね(涙) 君がゴッホを見たいっていうから・・・ま、いいか・・・・「美大にいきたい」なんて親不孝なことを言い出さなくて(えっ)。 そうそう。美術館の後、隣の野村ビル地下レストラン街に入ったんです。
そして彼の日記はこう続くのです。
けっこんしたいひとはあつまてくださいというかばんがありました。
問題はこれ。
おそらく「かばん」とは看板のこと。
でも、そんな看板を見た記憶がないんです。
結婚相談所もなかったし、そんな看板やポスターもなかったはず。
というか結婚相談所があったとしても、そんな看板出すわけがない(笑)
奥さんと「一体なんのことを書いたのか」会議を開始。
そしてひとつの結論が。
野村ビルにはABCクッキングスタジオがあって、ガラス越しに料理をしてる姿が通路から丸見えなんです。
その日もたくさんの若い女性がパン作りにいそしんでて、通路までいい匂いをさせてました。
で、息子がこう聞いてきたんですよ。
「みんな、給食作ってるの?」と。
小1の子供からすれば、女性がいっぱい集まって料理してる姿っていうのは給食室のイメージなんでしょうね。
そして、奥さんがサラリと答えました。
「これは結婚したい人が集まってるのよ」
奥さんの嫌味をこめた冗談で、その場はそれで終わったんだけど、彼は彼なりにその言葉に衝撃を受けて、「結婚したい人は集まってください看板」発言になったんじゃないかと。
それ以外考えられないんです。
子供って怖いなあ・・という話。
ふー、危ない危ない。この話がなかったら、給食を美術ネタと絡ませることができなかった・・・。
ま、手羽の才能にかかればこんなもんです。え?直接美術と関係ない?そこは強引に。
ということで、しりとりブログ、次のお題は「結婚」。
そうだ。
こういう時にトラックバックを飛ばせばいいんだ。
小学校の給食といえば、コッペパン。私が小学生の頃は連日、塩気の多いコッペパンでした。来る日も来る日も、ひたすらコッペパンだったので、うんざりして、一個を食べ切らずに残し、ランドセルの中に放り込んでいました。(私にとって、「うんざり」という言葉は、あのコッペパンのためにあるようなものです。)
一週間もランドセルの中に入れっぱなしにしておいたコッペパンがどうなるか、想像してみてください。(ヒント:当時、私が持ち運んでいたコッペパンには、防腐剤の類は入っていませんでした)
・・・結婚・・・については、私の場合、なんといいますか、「勢い」あるいは「無謀」というような言葉ばかりが浮かんできますので、100%ご想像にお任せするほかありません。
投稿者 ムサビファン : 2008年08月21日 16:34
この話、待ってました☆
しかし少年!おきなまろはごっほの感想がききたかったのだよ!!!
次はジブリヲタクっぷりに期待してます。
投稿者 おきなまろ : 2008年08月22日 00:55