リアルな美大法人企画室長の日常を
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入試の話::学科試験日編
今日は東京的には東京マラソンの日であり、そしてムサビ的には前期学科試験の日。
試験時間の変更などはこのサイトをチェックしてください↓
■ムサビ受験生用特設サイト
http://musabi.ac.jp/m/
前期学科試験日ってことは一番受験生が多い日でもあります。
でも、今日は学科の試験の話ではなく、この話を。
受験生の多い日は「合格電報屋」が発生することがあります。
各大学の募集要項には必ずこの「合格電報屋」のことが書かれているはずです。
どんな感じかというと。
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最寄り駅から試験会場に向かってると、「●●大学の受験生?」と大学関係者っぽい人、もしくは学生バイトっぽい人が訪ねてきます。
もしくは「受験票を確認しまーす」と大学関係者っぽい人が叫んでることも。
で、「はい」と答えると、「じゃ、この紙に受験番号と住所と名前と電話番号を書いて」とさらっと記入用紙を渡してきます。
書いてる最中に多分、「受験がんばってね」「試験時間中は携帯が使えないからね」とやさしい言葉をかけてくれたり、アドバイスをしてくれるでしょう。腕章みたいなのをつけた大学関係者っぽい方が。
そして書き終わると、「じゃ、合格を知らせるから3000円お願いします」。
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これが「合格電報屋」という商売です。
電報ではなく、電話、最近だと「メールで知らせます」みたいなバリエーションもあるようです。
場所によっては受験生の行列ができていることも。
昔は合格発表を知る手段は構内掲示板を直接見に行くか、大学からの通知を待つしかありませんでした。
でも今は大学WEBや電話応答サービスですぐにわかってしまう時代。もちろん無料で。
「合格を知らせますよ」だと「結構です」と言われるから、何のために名前を書かせるかを事前に言わなくなってきています。
意味のわからない方は保護者の方に聞いてください。
「高校生が知らないいろんな商売があって、いろんな人がいる」ってことです。
はっきりいいます。
ムサビ関係者が学外で受験番号や住所を聞くことは100%ありません。
ましてや、お金を徴収することも100%ありません。
大学とは一切関係のない方です。
昔はムサビの近所の公園に出店してましたが、最近は国分寺駅近辺に出ることがあるそうです。
タマビの場合だと八王子あたりで営業されてます。
WEBや電話での合格発表確認方法は募集要項に詳しく書かれてるので、必ず読んでね。
あ。「ムサビ日記に『電話で教えてくれる』って書いてあったんだけど、子供の受験番号は●●なんですが、合格してますか?」なんて電話は勘弁を。
なにはともあれ募集要項を読んでください。
そう、赤い薄い冊子です。
昨日の版画「鉛筆デッサン」のモチーフは、静物台の上に、ワイヤーのマネキン(トルソ)、白布、ピンク布パプリカが置かれてました。
どんな感じで置かれていたかは、6月発行の入学試験問題集(以下略)
視覚伝達デザイン学科「鉛筆デッサン」は風船とお米と黒豆を全員配布。
「デザイン」は細い針金を全員配布。
詳しくは6月発行の入学試(もっと略)