リアルな美大法人企画室長の日常を
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コトダマ
センター試験です。
会場へ向かう電車や会場での待ち時間にこのブログを読んでる方がいるかもしれませんね。
あ、私が書けない代わりに(笑)、みちくさとりこさんや赤岩くんがセンター試験について書いてくれました。
■みちくさとりこ::受験の話 センター試験編その2
■赤岩::センター試験なんて懐かしいわ
ためになるなー。ムサビ日記っていいサイトだ(自画自賛)
じゃ、センター試験受験生のために私は何を書こうかな。
そうだ。スピリチュアルなことを書こう(笑)
手羽はそっち系は全く興味がないんですが、最近読んだ本に「へー、そういう解釈があるんだ」と思ったことがありまして。
言葉には全て魂が宿っています。
これを言霊(コトダマ)といい、「言霊」という言葉は万葉集にも書かれています。
言葉には魂があるから、良い言葉を言えば良いことが起こるし、不吉な悪い言葉を発すると悪いことが起きる、つまりそういうことなんですね。
具体例を書くと、「あけましておめでとうございMAU」。
あ、MAUは余計だ。「あけましておめでとう」です。
これなんですが、「去年いいことがなかったから『あけましておめでとう』と言わない」という解釈は間違いなんだそうです。
知ってました?
めでたいから「おめでとう」と言ってるのではなく、めでたい年にするために正月は『あけましておめでとう』という言葉をあえて使っているんです。それが言霊。
でも、本当はそういう意味で使ってたはずなのに、いつのまにか「喪中なので『おめでとう』というセリフを控える」ってなっちゃったそうです。
逆に去年いいことがなかった人こそ「あけましておめでとうございます」と言うべきなんですね。
話は言霊からずれるけど、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉。
「小学校の給食で『いただきます』というのはおかしい」なんて言ってる親がいるそうですよ。給食費を払ってるんだから「いただきます」はおかしい、と。
でも、誰もが「『いただきます』ぐらい言うべきでしょ」とは思うけど、じゃ、なぜ「いただきます」と言うべきなのか説明できない。
「料理を作ってもらってるんだから感謝するのが普通だし」が一般的な回答じゃないでしょうか。
これも解釈が間違ってて、「作ってくれた人、ありがとう」という意味の「いただきます」でもあるけど、実は素材となってくれた動物や植物に対して「あなたの命を『いただいて』、私の命にさせてもらいます」という意味の「いただきます」なんです。宗教も関係ありません。
感謝する先が違うんです。
これを知らないから、「お金を払ってるんだから『いただきます』は変だ」、なんて低レベルなやり取りになってる。
お金の問題ではなく、命の問題なんです。
脱線でした。話を戻します。言霊の話。
もっとよくするために良い言葉を使う。
だから、「がんばれ」もそうじゃないかと思うのです。
「頑張ってるのにこれ以上ガンバレというのはおかしい」のではなく、「頑張る」という言霊を発生させるために、他人はあえて「ガンバレ」といい、本人もあえて「うん、ガンバル!」と答えるんじゃないかと。
「頑張る」「自分は合格する」と信じ、発する。
これが一番の合格テクニックなのかもしれません。
受験生の皆さん、カンパーレ!!
・・・・誰もカンパーレを使ってないね・・・・「メリークリスMAU」ぐらいの一大ムーブメントになってないね・・・。