2008年01月のアーカイブ

卒展の感想5

女子美さんの入試も始まったし、東京造形さんは明日から試験。
いよいよ東京の美大も入試モードに突入です。受験生の皆さん、カンパーレ!
(あ、なんか久しぶり)

入試の話を書こうと思ってたけど、区切りいいので今日まで卒展話にします。


卒制展を見逃してしまった方、いくつかの学科が学外卒制展を開催するのでそちらをぜひチェックしてください。デザイン系だと
工芸工業デザイン学科 学外卒業制作展

映像学科4年小林ゼミ展「adieu」
がありますし、後は3月に視デのコンタクト展が予定されています。


ファインアートの場合は、この二つです。
東京五美術大学連合卒業・修了制作展
いわゆる「五美大展」です。(五美大展については「ムサビペディア」をご覧ください。
今年はムサビが幹事校なんですが、実は五美大展話で、今まで秘密にしてたことがあります(というか単に書き忘れてただけ)


今年から会場が変わります!!(ドーーーン!)


これまで東京都美術館で実施してましたが、今年からなんと国立新美術館なんですよ!!
実は2年前には決まってました(笑)
今までモロ入試期間だったんだけど、開催期間もちょっとずれたので、久しぶりに今年は5美大展を見にいけそうです。
しかし、体に染み込んでるから、わかってても都美館に行っちゃっいそうで怖いなあ・・・。


でも、間違って都美館に行っちゃった人。そんなに残念がることもありません。
だって、5美大展が会場を移動したってことは、都美館のそのスペースが丸々空くってことですよね?

はい。今まで秘密にしてましたが・・・・なんと、ムサビが使うんです!!ドーン!

武蔵野美術大学創立80周年記念 2007年度大学院修了制作展「∞MAUGEN」

お主も悪よのー。

いよいよ80周年記念事業がスタートします。一発目がこれです。「マウゲン」と呼びます。日本画、油絵、版画、彫刻、映像、写真6コースの大学院修士課程全59名が展示をしますので、ぜひご覧ください。





最後に感想じゃなくて、「来年はこうしようね」話を。



DMには自分の住所を書こう。

最近の学生さんは独自に卒展DMを作って知り合いに発送してるんですね。うちらの頃じゃ考えられない(笑)いいことだと思います。

ただ、住所を書いてないのよ。DM戻り先の。
何故DMに自分の住所を書くか知ってます?
それは宛先不明で戻ってくることがあるんで、「そういう場合はこちらに送ってください」なためなの。
大抵、会場の住所は書いてるんだけど、戻り先の本人住所を書いてない。
学生さんが個人で作った卒展DMが宛先不明の場合、広報課や教務課に届いちゃうんですよ・・・。
問い合わせ先を見ると、「武蔵野美術大学 教務課」となってる。ご丁寧に教務課の電話番号も。
あなたの知り合いなんだから、自分の連絡先を入れなさいって(笑)

大学に届くなら、まだいいんです。
画廊や美術館で開催する場合は、戻り先の住所を書いてないと、当然だけど美術館側に届いちゃうのよ。ほんと、迷惑以外のなにものでもないです。
学外展を企画してる人。大丈夫かな?


片付けも卒制展。
準備は各自バラバラだけど、片付け日は全員この2日間しかありません。
つまり、片付けに必要な道具がかぶりまくるってことです。
「卒展終わったー」とのんびりして夕方ぐらいに学校に来ると、作品を移動するための台車が全然なかったりします。
ベストは翌日朝1に撤収することですね。そうすれば、台車なんかも空いてるはず。


立つ鳥、後を濁さず。
プレゼンボードを壁に両面テープで貼り付けて、翌日出てきたら、全部床に落ちてた・・ってことを特にデザイン系の人は経験してるはず(笑)
時間がないから次に取る手段は「両面テープをもっといっぱい使う」「超強力リャンメンテープを使う」です。

でも、これって剥がすのが大変なんだよね。せっかく作ったプレゼンボードが剥がす勢いで折れ曲がったり、壁の塗装がベリっとはがれたり・・なんてよくあること。
なぜ虫ピンでパネルを固定するのか。
それは壁の保護でもあるし、撤収作業を含めた作品保護のためでもあるのよ。
立つ鳥、後を濁さず。きれいな状態で出て行こうよ。

「立つ鳥、後を濁さず」といえば、1号館下レンガに数字を書いた作品。
「あれ、どうやって消すんだろう?」と思ってたら、高圧洗浄を使って2日ががりで学生さんが消してました。
すんごくキレイになったのはいいんだけど、レンガが一皮むけたみたいにそこだけ新品状態になってる(笑)
どうせなら1号館下全部きれいにしてくれたら嬉しいのになー。嘘嘘。お疲れさまでした。



今年の彫刻作品が良く見えたのは、確かに2号館という器も作用してるかもしれないね。
2号館は彫刻向きの室内空間だと思います。あそこに置くだけで2割は良く見えてるんじゃないかな。
例えるなら、「スキー場で出会う女性は2割きれいに見え、男性は2割イケメンに見える」みたいな。
例えるなら、「ナース姿の(以下略)

卒展の感想4

昨日、志願者数を公開しました。
2008(平成20)年度 武蔵野美術大学造形学部一般入学試験志願者数
*PDFファイルです。
これについては明日以降書きます。まずは卒展話を終わらせないとね(笑)


昨日、スキップしながら1号館の階段を降りてたら、最後の段へ着地の瞬間に、左足首をグギっと90度ぐらい曲げてしまった手羽です。すこぶる痛いです。
何故この歳でスキップしてたのかは聞かないでください。

卒展が終了しました。

今まで誉めコメントばかり書いてきたけど、それで終わる手羽ブログではありません。



卒展は「時間のかけ方」の差があきらかに出ます。
そりゃ、ムサビといえども、やはり「やっつけ」な作品はありますよ。
作者には言わないだけで、みんな気がついてる。
「これ、1週間ぐらいで描いたでしょ?でしょ?」とか「2年生ぐらいまでだったらそれでいいけど、4年生でしょ?これ、どうすんの?」とか。

時間をかけて作ればいいってもんじゃないのは知ってます。
実際、私の同期で全然学校に来なくて、講評の何日か前に工房にきて、サクっと作品を作る奴がいたんだけど、これがセンス良くてね(笑)
こっちは朝から夜まで毎日制作してるのに、数日で作ったやつに負ける悔しさ。「ああ。これが才能ってやつなんだな」とつくづく感じたことがあります。
ちなみにそいつは某大手ディスプレイ会社に内定・・・もらったけど、卒業延期になりました(笑)
良い子はマネしないように。

また、作品を作る時間が長ければいいってもんでもないです。
調査・研究してる時間や考えてる時間が長い場合もありますし。


やっつけで作っても構いません。それは本人の問題だから。
でも、目立つ場所に置くのだけは勘弁して欲しいのさ。
その作品一つでその建物、そのフロアが影響しちゃうんだもん。
「どこに設置するかは自由でしょ!」と言うのなら、それならちゃんと作ろうよ・・・。
ムサビ生だったら、どこに何をおけば効果的なのか、逆効果なのか、を考える力はあるんだし。


素材に取り組んだ時間が少ないから、例えば「布はでかくなると重くなる(大きさの重さ・空気の重さ)」「鉄は長くなると予想以上にしなる(長さの重さ・鉄の柔らかさ)」「加工されてない鉄は屋外におくと、すごいスピードで錆びる(空気の怖さ)」「タル木は真っ直ぐのように見えるけど、加工しないと直線は出ない(木の特性)」といった、日常生活では気がつかないけど制作してれば気がつく、かなり基本的な素材の知識・経験がないまま作っちゃう。
「あれ?鉄って結構曲がるのね」と気がついた時には講評前日。
「まあ・・しなってるのもアリだよね?」とかなんとか理由をつけて終わり。
それは3年の段階で気がついておこうよ。初めて触る素材ならもっと計画的にやろうよ。

と思うわけです。



卒制展サイトや卒制DMにはこう書いてあります。

制作研究の集大成ともいえる卒業制作・修了制作を・・・」

ここに最大のヒントが隠れているの、気がついてました?

「卒業制作」は「卒業記念に制作しなさい」ではなく、「4年間、あなたは何をやってきましたか?それを表現しなさい」という授業なんです。極端な話、「あなたは22年間、何を感じ、考え、何に取り組みましたか?」と問われてるのが卒業制作。
「基礎造形1」「絵画III」とか普段の授業と同じレベルに考えてちゃダメなのよ。
それに気がついてない人が意外と多いんじゃないかな。


あなたの4年間はたった1日で考えて3日ぐらいで●●と●●を組み立てただけの作品と等価だったんですか?
それだったら、あまりにもムサビの学費は高すぎる。


4年生以外も卒展見た方がいいよ」と書いたのはそういうことなんです。
卒展を見ていない学生さんは同じ過ちを起こすでしょう。




でも、こういうことがちゃんと書けるのは、そうじゃない作品の方が多いし、それを変えられる素質を持ってる学生さんばかりだからです。
やっつけな作品ばかりでダメ学生ばかりだったら、やばくて書けません(笑)
学生さんへの文句を書けるのは、ある意味、ムサビの幸せなのかも。

手羽日記 01/28 -ハレモノ-

スタンド「ザ・ハンド」を操り、四輪さんの日記を一部空間ごと削り取りました。


1月28日(月)::

10:30。某業者さんで作るムサビ宣伝WEBのために、2年連続でデ情・長澤先生へ取材。
今年は違う先生にするつもりだったけど、業者担当者が去年と変わってるから、長澤先生の話を一度聞かせたくて、あえて2年連続で。

去年は「新春 長澤忠徳ショー」と書きましたが、今年は「長澤フェスティバル」でした。
しゃべりだす直前にめがねをサっと取って、「お。スイッチが入ったな」と思ったら1時間半しゃべりっぱなし(笑)カメラマンも気合が入る。
やっぱり時々は長澤先生のパワーを吸収しなくちゃいけませんね。自信がなくなってきても、ムサビって面白いところだな。デ情ってすばらしい学科だなと思えてくるし。毎日は聞きたくないけど。


12:10。取材も無事終了した直後に長澤先生がカメラマンに「ボクの写真はメガネ姿がデフォルトなんだけど、ちゃんとメガネかけてる写真撮ってくれました?」と聞く。

え。

あきらかにしゃべりだす前にメガネを取ってますよ・・・。デジカメ画像を見てももちろん一枚もない。
あわてて撮り直し。もー、わがままなんだから・・・。


12:10。取材の中でmooeさんの話が出て、業者さんが「どうしてもそのmooeさんの作品を見たい」と言い出した。いや、別にいいんだけど、手羽はこれで3回目っていうか3日目なんで「また来たの?うざいんだけど」と言われそうで嫌なんですけど・・・。
卒展で3日3回も同じ部屋に行くって気持ち悪がれても仕方なくね?って話。


12:15。部屋をのぞく。ふー、mooeさんはいないようだ。今のうちに堪能してくださいな。この若さゆえのバカを!
見終わって帰ろうとしたら部屋前の薄暗いエレベータホールでmooeさんがじっと見てた。ひええええ。「ごめんなさいごめんなさい」と唱えながら逃げる。


12:30。逃げ足でそのまま10号館2階へ。空デをチェック。
「手羽さん」と声がかかる。ん?広報バイトをいつもやってる子だ。
「・・・え。もしかして卒業なの?」
「はい、そうですよ」
うわー、ノーチェックだった・・・。まだ3年ぐらいだと思ってたのにこの子も卒業か・・早いなあ。
体は小さいのに頑張り屋さん。ゲイサイ願書販売ブースでいつも声を張り上げて「願書、買ってくださーーい(涙)」と言ってくれてたっけ。その声があまりにも切実すぎてマッチ売りの少女のようだった。かわいそうに思ってくれた人が「じゃ、おじさんが願書買ってあげよう」となるんじゃねーの?ぐらいの切実さだった。いや、2通ぐらいはおじさんが意味もなく願書を買ってくれてるかもしれない。


13:00。お昼を食べて、ファイン系のアトリエへ。ファインはまだ2号館以外全然見てなかった。
途中で凡々さんに会う。凡々さんもなんかスッキリして腫れ物が取れた感じがする。やっぱり卒制は最高のデトックス。


14:00。仕事に戻る。



入試関係の動きがあわただしくなってきました。教室整備は明日から入試バイトが始まるし。
例年だともう受験者数を発表してる頃なんだけど、初めてのセンター導入ってのもあるのか、願書の記入間違いや受験料の振込み間違い(多く振り込んでるパターン)がいつもよりかなり多いそうで、それでちと処理が遅れてます。
もう少し発表は待ってね。今日か明日中には出せると思います。


16:30。「アドバルーンが上がってますよ」と情報が入り、あわててグランドへ。
ほほーー。アドバルーンが作品だと思ってたけど、そうじゃなかったのね。納得。
そのままアリーナでテキスタイルの展示を見て仕事に戻る。


私はこの卒制展最終日16:00から17:00までの空気の匂いが大好きです。
「ああ。これで学生生活も終わりだな・・」というまったりとした、そしてちょっぴりセンチな匂い。
17:00を過ぎたらすぐに片付けに入らなくちゃいけない。そのはかなさの匂い。
ろうそくを消したときにツンとするあの匂いに近い。


4年生、それと大学院2年生の皆さん、卒展、お疲れさまでした!
今日から片付け日。
気合が抜けてる時期なので怪我だけは注意してね。
妖怪・段パネは周りが見えてないから、ぶつからないようにね。

卒展の感想3

今年の卒制は好きだから、AM4時の誉めコメントなら手羽ってことにしていいっすよ。


最近の仮面ライダーやゴレンジャーシリーズは流行ってるものをテーマにすることが多いです。恐竜だったり、電車だったり。
・・今回の仮面ライダーキバはのだめとハチクロの影響が少なからずあるんじゃないかと推測。


さ。もうすぐゲキレンジャーが終わりをむかえるように、本日卒業・修了制作展は最終日。
月曜日は来場者も少なくてゆっくり見れるし、作品も完成してるので(苦笑)、手羽的にはこの日がオススメ。ただ4年生が他の展示を見て回ってることも多くて、作者を捕まえにくいのもこの日(笑)


ムサビの卒展を見たことがない人が「卒制展ぐらいは都心の美術館でやればいいのに」と言ってたりします。
そういう人はぜひ一度ムサビの卒展を見て欲しいですね。
理由は3つあります。

まず、ボリューム。
こんな量の展示を都心の美術館ではやれません(笑)
だって卒業生は約1000人いて、1人が数点出品してて、作品の大きさも半端ないです。
東京都現代美術館全部を使って展示数の多さで話題になった大竹伸朗展でさえ、スケッチ等の小品を入れて約2000点です。
もし、都心でやるとしたら東京ドームが2個ぐらいあれば大丈夫かな?
そういう場所しか思いつきません。


次に「構内でやるメリットがあるから」。
学内だと、危険じゃなければ希望するとおりの展示ができますが、これが美術館となると、かなり厳しい制約がついてくるんです。(五美大展に出品する人はわかってると思うけど)
消防法の関係だったり、水が使えなかったり、アンカーで固定できなかったり。
「美術館で展示できないものを作らせてるのか?その考えが甘い」と言われそうですが、卒制ぐらいはできるだけ自由にやらせてあげたいなーと。


3つ目は「ムサビを体験してもらいたいから」。
ムサビは2号館という新しい建物がありますが、その他のコンクリ打ちっぱなしの建物は40年前ぐらいに作られたものばかりです(笑)
利用者からすると使いづらくて仕方ないんだけど(言っちゃった)、恐らく東京の私立美大で一番美大らしい空気が残っているのがムサビじゃないかと。
そんな美大らしい美大で美大生の卒展を見るのは、他では体験できないことです。

ぜひリアルな美大生の卒制をムサビで体験してください。


とはいっても、都心でやっぱり展示したいもので(笑)、卒展後、学科によっては美術館で展示をします。これはまた後日。


さて、卒展の感想。



昨日はみちくささんと赤岩くんとりんらんさんと小春さんに学内で出会いました。
mooeさんにも会ったけど、お化粧してるmooeさんを見たのは初めてかもしれない。嘘。卒制終わったオーラで輝いていたのかもしれない。卒制は最高のデトックスですな。

あ、これが噂のうさぎ「momoちゃん」です。
momo.jpg
子供にも大人気。
知り合いのお子さんなので掲載許可もらいました。かわいーー。
絶対に2号館3階を見逃さないように。みちくささん、残念




工デはやっぱり安定してるよね。
特にクラフトやインテリアは作品に向き合った時間がはっきりと出るので、手を抜けないんです。そして作品が椅子だったり家具だったり食器だったりするから、素直に「いいなー。これ欲しいなー」と思えるものが多い。学内で一番落ち着いて見れる学科です(笑)
ただ、個人的には工デは(いい意味での)「なんだこりゃああ」的な作品がもう少し増えるといいんだけどな。

あ。赤岩くんからこんなメールをもらいました。

卒展特設サイトで紹介してる工デの卒制リンク、去年のでしたよ…。

ひえええええ。情報ありがとう。
情報ついでに書くと、映像学科卒展WEB、「Musashino Art Univercity」になってるね。(学生さんの失敗を使って自分の失敗を隠す職員として信じられない行為)


こういうこと書くと怒られそうだけど・・・今年の視デは好きです(笑)
最近は「いいなー」と思えるものが基礎デやデ情に多かったけど、今年は視デが多かった。
12号館地下展示室にあるgoogleとかのポスターを作った作品や9号館地下のそらいろ研究所は、研究レベルと制作レベルがかなり高いよね。
でも「これ、どうやって作ったの??」と思ったのが、10-306の「シンメトリームーブメント」という作品。
すんごく計算されて作られてるのに、それを感じさせない。ある意味「飛び出す絵本」と共通するものがありますね。だから手羽は好きなのかも。


気になる今年の基礎デ・原ゼミ「Ex−formation」のテーマは「植物」です。
それを知ると、あそこのあの作品の意味もわかるはず。
そして、10号館4階に行くと、ケチャの音楽が頭から離れなくなります・・・。





ちなみに彫刻の助手二人が学内でこっそりと裏卒展をやってます。戸谷成雄先生のレアなドローイングもあったり。場所は秘密。探してみてください。

卒展の感想2

今日卒制展にいらっしゃる方も多いと思いますので、効率的にムサビ卒展全体を見るルートを書きます。
かなり歩くのでその覚悟を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10時にムサビ到着。
正門守衛室前で卒展パンフをゲットして9号館へ。
エレベータ前でデ情報パンフをもらって、6階までエレベータで登ります。
で、6階5階芸文を見て、4階デ情を見て、10号館の4階へ。
基礎デをグルっとみたら、階段で3階視デへ。ここでもパンフをゲット。
視デを見たら、また9号館に戻って3階2階と見て、また10号館2階空デフロアへ。
10号館1階を見て、9号館の地下展示室へ。
展示室(小)→(大)ときて、9号館1階WEBスペースを通って、7号館へ。
7号館を終えたら8号館1階を見て、8号館2階工デ→3階建築。

*通路にも作品があるので、気を抜けません。

そこから降りて、工房を見て、体育館アリーナでテキスタイルの展示。
アリーナからてくてく歩いてグランドのアドバルーンを見つつ、12号館へ。
12号館1階にある映像の「からし色」のパンフをゲットしてエレベータで上へ。
階段使って徐々に下のフロアを見て、12号館地下展示室へ。
展示室周辺にも作品があったり、映像学科の映像作品が見れるので要チェックです。

このあたりで食事タイムかな?多分1時ぐらい。
パパッと噂の油そばをかきこんで(売り切れ御免)、12号館1階→12号館前広場を通り、図書館裏を通ってアトリエ方面へ。
5C号館→5B号館→5A号館→4号館の順に日本画・油絵・版画を見て、美術資料図書館で大学院の作品→中央広場で戦車と紙芝居→1号館→2号館。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなところかしら。
先にデザイン系を見て、後でファインアート系を見るというルート。
逆のルートでもいいんだけど、ファインアートの方が「濃い」ものが多いので、「美大感」を満腹にしたまま家へ帰りたいのなら、このルートをオススメします。
ただ、ゆっくり見て回った場合はくどいようですが1日では終わりません。


美術館で作品を見るのに慣れてる人は、まず全体をささーーとチェックして、そして気になったものだけ後でもう一度ゆっくり見る・・という方法を取るそうです。
展示してる学生さんには失礼だけど、手羽は学科ごとに「今年の●●学科はどんな感じかな?」といやらしい目で見つつ(笑)、サクサク見学して目に飛び込んできたものだけじっくり見てます。自分が興味があるものは地味なものでも目に入るものです。
そうすると1日で収まるかも。

「時間がない」「気になってる学科がある」という場合は、気になってる学科が入ってる建物にまず入って、次にその近辺の建物の作品を見る・・というやり方もありますね。興味が絞られてる人はその方が効率的で「ああ、時間がなくて見たいものが全部見れなかった」ということにもならない。
ただ、興味があるところだけ見るのは実は卒展では避けたい行為です。「え?こんなものまで作ってる人がいるの??」という思わぬ発見があるのが卒展の醍醐味ですし。
例えば、漫画とアニメに興味がある人が12号館で映像学科を見ました終わり・・・じゃ、ちともったいない。
せっかく学内で全学科が展示してるんだから、隣の建物の7号館の視デや空デの作品、8号館の工デの作品を見ると、視デもアニメや漫画を作ってる人がいることを知るし(実は油絵や彫刻でもアニメを作ってる学生さんがいるけど)、世の中にはいろんな表現方法があることに気がつくはずです。
それで興味をもったら10号館の空デや視デの作品も見ればいいし、その流れで基礎デやデ情、芸文も見ると、もっともっと面白いものがでてきます。
12号館地下展示室なんかはいろんな学科が展示してるんで、興味の幅を広げるには便利な場所ですよ。



さて、小出しにしてる卒展の感想。

その12号館地下展示室はここ数年の中では一番いいと思います。
去年まで展示室内に小屋がたくさん建ち並んでて、「だったらこんな大きな展示室でやることないやん・・」と正直思ってました。相手と関係を持ちたくないなら他でやれ、と。
でも今年は小屋らしいものがないし、やはり入り口の象さんですね(笑)
あの作品が12号館地下展示室全体のバランスを調和してるんじゃないかと。
しかもあれが彫刻学科じゃなくて工デ・木工の学生さんだと聞いてびっくり。
いやー、好きです。あの象さんもあのうさぎさんも。
9号館展示室も12号館展示室の象さんみたいなシンボリックなものが一個あると、全体がまとまって、他の作品ももっと良く見えたかもしれない。

ただ、もう少し地下展示室内の作品数が少ないといいんだけどね。
「何もわからない教務課が地下展示室に作品を押し込んでる」と思ってる人もいるかもしれないけど、あれは学生の希望制なんです。教務課で展示作品は選べないので「展示したい」という人はほぼ100%展示できます。状況を聞いてやめることもできます。でも年々展示数が増えてて、かなりの飽和状態。
でもこればっかりはどうしようもないんだよね。。誰かいいアイデアを考えてください。

こういう共同スペースのデメリットは、一個でもまだ作業してるものがあると、他の作品も同じレベルに見えてしまうこと。同じ学科内だったら身内だから我慢するしかないんだけど、他学科の作品に影響を与えるのは避けたいよね。


今回卒展を見てまわって勉強になったこと。

女性の3人に1人が悩んでいて、役者はやっぱり演技がうまいなー、ということです。
あ、日当たりくんの作品です。
私もこっそり見てました。
気がつかずにそのまま入っちゃったんだけど、次に入室してきた人をみるとスリッパに履き替えてた(笑)
土禁だったのね・・・ごめんなさい。






ムサビ日記メンバーの展示場所をどいつもこいつもメールで聞きやがるので(笑)、mixi日記に書きました。
気になる人はそちらをご覧ください。

卒展の感想1

昨日は2号館とムサビ日記メンバーの展示をメインにして卒展を見てきました。

結論。
卒展を本当にちゃんと見ようと思うのなら、3日はないとダメだね・・・。


彫刻、ヤバイです。
あ、いい意味のヤバイです。
2号館の影響か、質が上がったというか質が変わったような気がします。特に木彫だよね。てことはやっぱり工房のせいなのかな?
昨日は「2号館見ずしてムサビを語るな」と書いたけど、「2号館の彫刻を見ずしてムサビを語るな」に変更します。2号館3階の展望台は要チェックです。必ず見ましょう。学内に点在してる、ある作品の「オチ」があります。


朝、ニアさんに9号館地下展示室で遭遇。
作品に登場してくる某少女の声を自分で吹き込んだそうだ。
でも少女役なのにエロイ声だった。
「私、かわいい声、出せないんですー」と反省していた。


そのままELKくんの展示場所にいく。ELKくんが登場。
「作品触ってもいいですよ」
「・・こ、これは分解してあるの?それとも壊れてるの?」
「それは昨日友達が壊したやつですね」
「こ、こっちのはいいのかな?」
「それは、昨日の講評で先生が壊したやつです
「壊されまくっとるやん・・・・」
「こっちのは大丈夫ですよ」
おおお。鋼鉄ジーグみたい。
おもちゃをほとんど買ってもらえなかった手羽だけど、何故か鋼鉄ジーグの超合金はあったんです。買ってもらった記憶もないし、年代的にちょっとだけ違うから、誰か知り合いからもらったんだと思うけど。
関節が磁石でくっつくのね。好きだったなー。でも友達がパーツなくしちゃったんだっけ。あれは悲しかったなあ・・・。

ケチャの音楽が頭の中を回りつつ、9号館のmooeさんのところへ。

もうバカだなー(笑)
バカだけど最高に好きです。コンセプトもはっきりしてるし。誕生日も近いし(笑)
彼女のmixi日記を読んでて「なんで全国旅行してるんだ?」と思ってたけど、そういうことだったのか・・。

jsatoゼミの作品は3年ゼミ展も含めてチェックしてます。
でも前々からjsatoゼミの子の作品はjsatoさんの後ろを歩いてるような気がしてたのね。それはそれで好きな作品も多いんだけど、個人的には「もうひとひねり欲しいなあ。突き抜けて欲しいなあ」とずっと感じてました。
mooeさんの作品は「jsatoさんの流れを踏襲しつつ、それをひっくり返した」とでもいいますか。jsatoゼミの可能性を広げるターニングポイントになるような作品じゃないかと個人的に思ってます。
写真集、もう少し改良すれば売れると思う。というかライフワークにしちゃえばアートになるよ。あれ。



なんてことをmooeさんの展示場所で思いながら、コメントを書いてポストに入れたら、突然見知らぬ人から声をかけられました。



「もしかして・・・・・・手羽さんですか?」
「!!!えっ(動揺)???。な、なんでわかったの?もしかしてまだ会ったことがないムサビ日記メンバー??」
「僕、タマビの学生なんですけど、いつもムサビ日記見てますよ」
「タ、タマビの学生さん?それは嬉しいなあ。あ、ありがとね。で、で、でもなんで手羽だとわかったわけ????」

メガネかけてたから

実話です。事実は小説より奇なりです。
というか・・・・・

ムサビのメガネをかけてる奴は全部手羽かい!!


でもかなり動揺してたもんで、そういう突っ込みもできず、さらにサインもせず逃げてきました・・・・。
そこでジョジョ立ちするぐらいの柔軟な発想が欲しかったと自分に反省。


しかし、なんで顔がわかったんだろう。
あ。あの恥ずかしい動画を見てたりするのかな。



続く。

卒展スタート!

車を車検&修理に出してて、この2,3日電車通勤しています。久しぶりの電車通勤です。

先に謝っておきます。

「車検に出してる間は、雨とか雪が降ったり、寒くなければいいなー」とつい願ってしまいました。この雪も強風ももしかすると「スーバー雨男人」の称号を持つ手羽のせいかもしれません・・・。
土曜日には車は戻ってくるんで、それまで我慢してね(えっ)。


はい。
というわけで、本日から卒業・修了制作展、略して卒展スタートです!

卒制展へ来る方には、去年書いたこのエントリーが参考になると思います。
卒制〜ムサ美を右から見るか、左から見るか〜

今年から3号館がなくなって2号館が増えてます。
2号館はファインアート希望者だけでなく、ムサビに来た方なら一度は見といた方がいい建物。「2号館を見ずしてムサビを語るな」です。

上記エントリーにも書いてますけど、「しっかり見る」つもりなら朝から来ることをおすすめします。
「展覧会」なので、一つの会場にずらっと陳列してる様子をイメージされてる方が多いようなのですが、アトリエや工房も含め学内全体を使って展示してるんです。2,3時間で見終えることは不可能でしょう。
どこに何学科の展示があるかだいたいわかってる私でさえ、ささーと見て回っても2時間はかかりますし。
それぐらいのボリュームなの。ゆっくり見た場合は、2時間で1学科分ぐらいじゃないかな?

「10時ぐらいにムサビに到着して見学スタートし、学食でお昼を食べ、夕方帰る」ぐらいの気持ちがベストです。かなり歩きまわるのでスニーカー着用で。
「自分はファインアートだけしか興味がない」「デザイン系しか見るつもりがない」という場合でも、やはり半日は覚悟した方がいいかも。


さて。展示の中身のことを書きますかね。
まだ学内を回ってないので、あんまり書けないけど。

やはり今年は中央広場の戦車につきるんじゃないかな。
まずはともあれ、それを見てください。そして「何学科」の学生さんの作品なのかもチェックしてみてください。


1号館下でニアさんに「9号館地下展示室で展示してるんで見てくださーい」と言われたけど、これは書いていいよね。いやー、去年鈴嵐さんの展示場所を書いたら怒られちゃったもんで、気をつかうようになって。みんな最後ぐらい作品の宣伝すればいいのに。
メンバーに怒られたぐらいでめげる手羽じゃないんで、今年も勝手に展示場所書くのはやぶさかじゃないんだけど、こういうことにします。


手羽を発見したら、ムサビ日記メンバー4年生の展示場所(と本名)をこっそり教えます。

ただ、卒展中はほとんど広報課にはいないんで、探してください。
会議中かもしれないのでそん時はあきらめてください。
土日は学校にいないかもしれないんでそん時もあきらめてください。

名づけて「ムサビで手羽を探せ!!」。
発見した方にはもれなく卒展パンフレットに手羽がサインをします(いらない)





*普段、携帯でごらんになってる方へ。
昨日の夕方、設定をいじったんですが、見れなくなってることに気がつかずそのままになってました。
現在は復旧しています。ご迷惑をおかけしました。

今までリンクをクリックしても「そんなサイトはないぞ」と表示されてましたが、今回の設定変更でちゃんと飛ぶようになりました。ただ、携帯版へのリンクは無理なので、WEB版へのリンクです。ちょっとは便利になるはずです。

卒展特設サイト

昨日は午前中雪が降って、広報スタッフがこんなことを言ってました。

「雪が降ると何故かワクワクしますね」

そうですね。雪ってなんか心がソワソワしてワクワクして嬉しくなっちゃう。
卒展が関係なければ(涙)

ま、卒制展に雪はつきもの。
卒業制作を作っているあなたに1」をちゃんと読んでた学生さんばかりだと思うので、心配はしてませんが。

「積雪1〜2cmくらいで騒げるようになってみたいものです」と東北の芸術の大学さんから言われちゃってるけど、東京の人間からすると、渋谷駅前スクランブル交差点の人ごみを見て騒げるようになってみたいもんです。


・・・って手羽は東京の人間じゃないし・・・未だに渋谷スクランブル交差点は緊張します・・・人とぶつかってまっすぐ歩けないんです・・。
父さん母さん。イチロウはいつになれば渋谷で行きたい方向へ歩けるようになるのでしょうか・・・。



さて。
いよいよ卒業・修了制作展も明日です。
今日はサイトのご案内。

教務課が作っている卒業・修了制作展大学公式サイトはこちらです。
Musashino Art University Degree Show 2007


その他にも各学科で卒展特設サイトを作っています。



視覚伝達デザイン学科 VCD2007
視デっぽい楽しそうな作りになってますね。視デが作る卒展パンフはいつも楽しみ。

映像学科 卒業/修了制作展2007
最近WEBが充実してきた映像学科。
・・・・だけど・・・・・・綴りが「infomation」になってるよ・・・・。

建築学科 卒業制作展
ちなみに日曜に放送された「渡辺篤史の建もの探訪」で建築学科・布施ゼミが設計した住宅が紹介されたんです。
今週のお宅 2008年1月20日(日)放送
ゼミで本物の住宅を設計しちゃうって・・・これって実はかなりすごいことじゃない?
見逃した方は2月1,3日にBS朝日で再放送されるんでチェックしてくださいな。
ああ。一度でいいからアツシワタナベに誉めてもらいたい・・・。

工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース 卒業制作2007

基礎デザイン学科 卒業・修了制作展「presentation'07」公開講評会
基礎デは今年も公開講評会を開催します。 1月27日(日) 12:30-14:40で場所は1号館103。
ゲストは向井周太郎先生に、クリエイティブディレクターの菱川勢一さん、そして美術家・冨井大裕さん。
・・ん?冨井ってあの冨井??
また、27日(日)は基礎デ・朝倉重治先生の最終講義日でもあります。
日時は1月27日(日)16:00-17:00で会場は1号館103(第1講)です。OBの方もぜひ。

デザイン情報学科 卒業研究制作展
今年も卒業生を対象としたホームカミングデイを開催するそうです。1/26(土)11:00〜17:00。


卒業制作展の前に2

のだめカンタービレで「妖怪・コントラバス」というエピソードがあるけど、
aruku_panel.jpg
ムサビには「妖怪・段ボールパネル」が出現します。段パネが歩くんです。

説明しよう!
●妖怪・段パネ
・特徴::仲間と一緒に9号館と各建物を延々と往復する妖怪
・発生時期::主に1月中旬または10月下旬
・口癖::「ソツセイ、オワンネー」「ゲイサイ、マニアワネー」



こんな準備風景がありつつ、近づいてきました。
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造形学部(通学課程)卒業制作展
大学院修了制作展
会期 | 2008年1月25日(金)-28日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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です。

卒展アドバイス話の続きを。



完全な水平・垂直ってないもんだよ。

普段は全く気にならないんだけど、作品を設置してみてわかることです。
地面や床は水平ではありません。フラットではないし、微妙に膨らんでたりします。
地球って丸いんだよ。(そういう問題ではない)

階段もそう。水がたまらないように微妙に傾斜が入ってたりするもんです。
図面上で作品を作ったはいいけど、実際に設置してみると「ん?傾いてない?」なんてことがよく起きます。
立体だけじゃなくても平面でも同じ。
水平器使って
シンワ ブルーレベル 300mm マグネット付
完璧な水平を出して作品を掛けても、壁面の形状・模様ひとつで「・・・画面が傾いて見えるね・・」なんてことはしょっちゅう。
ここで「機械を使って水平に設置しているんです。傾いて見えるだけです」と言い張るのはやめようね。傾いて見えるんだったら、それは間違いなく「傾いてしまってる作品」なのさ。

早めに仮設置して様子をみて修正する時間も計算しといた方がいいよ。
最後はなんだかんだ目で確認するしかないっす。



4年生以外も卒展見た方がいいよ。

4年間の集大成だから、ゲイサイよりも全然クオリティが違います。
作品のクオリティもそうだけど、特に展示方法。

どういうパネルを作ればいいのか。
どういう展示台を作ればいいのか。
どういうキャプションを作ればいいのか。

「作品を作りました→置きました」で終わってはいけないのが「展示」。
作品や作品帳も大事だけど、結構キャプションも人は見てます。
人はどういうところに目がいって、展示には何が大事でどういうパターンがあるのか、を見て知るだけでも今後の課題展示だったり、ゲイサイの参考になるはずです。
もちろん、「反面教師」となるべく作品もありますが・・・。

作品テーブルに一枚布をかけるだけで「ああ。この人は細かいところもちゃんと気をつかってるなあ」というのが伝わってきたりね。


美術の世界には「作品以外は評価してはいけない」という優しい習慣があります。
例えばツッカエ棒が横っちょから見えてても、「ここまでが作品です」と作者から言われたらその部分しか「見えてない」ことにするし、見てないフリをしてあげるもんなんです。


とはいっても、「コンセントから延長コードで電源ひっぱってまーーーーす」な状態が目に入ると、気にならない方がおかしいですよ(笑)
せめてテープでピシッと床や壁に床に固定してくれてたらいいんだけど、延長コードがダラーンとぶら下がってたり、作品の前を延長コードがニュルニュルしてたら、それだけで手羽は萎えます。
「作品以外は評価するな」かもしれないけど、その前に「作品に対する愛情はないのか」と。




さ。もうすぐだね。

卒業制作・修了制作を作ってるみんな。
もうひとふんばり!
カンパーレ!!





・・・・・・・・・・
昨日のハチクロ。

なんで飛行機事故になったか疑問だったけど・・・考えてみたら、あの会社がスポンサーなんだよね・・・そりゃ交通事故はできない。
ドラマはそういうもんなので、そこは突っ込まない方向で。
だから、古畑任三郎も殺害方法に交通事故と毒殺がなくて、撲殺か銃殺なんです。

浴衣とシソの話は漫画の中で手羽の好きなエピソードのひとつです。

新メンバー登場!

ムサビ日記に新メンバーが増えました。

視覚伝達デザイン学科1年の「絡みづらい人」さんです。

はい。ぶっちゃけ、ハンドルネームを聞いた時に「絡みづらそうだなー」と思いました(笑)
でも、これはダチョウ倶楽部さんがいうところの「絶対に押すなよ!絶対に押すなよ!」と解釈するべきなんでしょうか。どっちなんでしょ。
そのあたりからもう絡みづらいです(笑)

「絡みづらい人さん」だと呼びにくいので、今後は「からみさん」と呼ばせてもらいます。
劇団ひとりが「ひとりさん」と呼ばれてるチックに。




おっと、久しぶりの新メンバーで浮かれて忘れてた。
平成20年度造形学部一般入試 出願受付は本日1月22日締切(消印有効)です!

卒業制作展の前に1

平成20年度造形学部一般入試 出願受付は明日1月22日締切(消印有効)です。

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いつもの日曜は他大学さんからのアクセスってほとんどないんだけど、昨日は結構ありました。皆さん、センター業務の待ち時間に見てたのかな?(笑)

センター試験も終わったし、ぼちぼち卒制展の話を書いていかないとね。
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造形学部(通学課程)卒業制作展
大学院修了制作展
会期 | 2008年1月25日(金)-28日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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卒制展は今週末。ただ、ほとんどの学科が木曜日あたりに講評を済ませるので、まさに今が超追い込み状態になっているはずです。

去年、
卒業制作を作っているあなたに1
ムサビペディア::価値観
と、いいたいことはほとんど書いちゃったんだよな・・・。


もう「火事さえ起こさなければ」と言いたいところだけど(苦笑)、それ以外に言いたいことだと・・・・。



屋外展示でボリューム勝負の作品はイメージの1.5倍作れ

卒制展で初めて屋外に展示する学生さんも多いと思います。
数を大量に置く、もしくは大きなものを置いて空間を支配するパターンの作品を考えている人にアドバイス。
最低でもイメージしてるボリュームの1.5倍から2倍ぐらい作らないと「お、すげーーー」てな状態にはなりません。

屋外ってね。イメージしてるより広いんだよね。地球ってでっかいんだよね。
屋外展示(もしくは屋外制作)に慣れてる人だと、どういうボリュームを作ればいいのかわかるんだけど、初めての人はほとんどの場合「やりたいことはわかるんだけど・・・・」な中途半端な状態で終わってしまうことがほとんど。
「どうせなら数をこの3倍欲しいよなあ・・」とかね。
「高さがこの倍、欲しかったなあ」とかね。

屋外と室内の違いはずばり「壁と天井がない」ことです。
言い方を変えると、「空間が仕切られてるのが室内で、仕切られてないのが屋外」です。
これって大きい。
自分で空間を作りあげる・・支配しなくちゃいけない。
「でっかいものを置けるから」という理由だけで屋外展示を選択した人は、ほんとにでっかいものを作らないと空間に負けちゃうよ。


以前も書いたけど、屋外作品がしょぼいと、学内の作品全体がしょぼく見えます。意識してなくても、屋外作品ってその空間のシンボリック的なものになってしまうんです。
これは「何故彫刻を街中に設置するのか?」の答えでもあるんだけど。
特に建物近く(10号館前芝生や中央広場など)はその関係が強いから、作者の学生さんは責任が大きいよ。いいもの作ってね。



・・・って今書くことじゃないよね(笑)


でも、続く。

受験の話

センター入試2日目。

さて。役に立ちそうな入試話は何を書こう・・・えーと、えーと、えーと、えーと・・・。


高校受験の時の話を書きます。

・・・え?し、失礼な。センター入試がらみで書けるネタがないから高校受験の話を引っ張り出して書くんだろうって?そ、そんなわけないでしょ・・・・。

手羽の地元には、成績が「中の上」以上の子なら受験候補にする公立高校が2つありました。

■A高校・・・「勉強ができる人」が第1希望として受験する進学校。早慶合格者多数。
■B高校・・・A高校には手が届かない人が受験する高校。大学進学率はちと低め。

で、手羽の成績はっていうと、秋だか冬だかの直前模試でA高校がD判定、B高校がA判定。
そりゃB高校を第1希望にするってもんです。

で、親に「B高校を受験する」と相談したら大反対されました。
手羽父・手羽姉もA高校出身なもんで、手羽母からはっきりとこう言われたんですよ。

「B高校なんかに言ったら外を歩けない」。
「B高校に行くぐらいなら、A高校を受験して不合格でも私立高校に行って寮生活をしろ」

ショックでしたね。もうはっきりとこのシーンは覚えてます。
「ああ。結局子供のことより、自分の方が大事なんだな・・」と。
「こんなことを自分の子供にいうような親が本当にいるんだな」と。


でも、結局A高校を受験し、合格しました。
ムサビに現役で受かったのも奇跡に近かったけど、その次ぐらいの奇跡。
「やれば出来る子」と言われたのがこの頃です(笑)

今となってはA高校を無理矢理受験させてくれた親に感謝しています。
「A高校に落ちたら、学費の高い私立高校に行ってもいい」というチャンスを作ってくれたことはもちろんですが、A高校に行かなければ学力面でムサビに合格できなかっただろうし、地元の美大あたりで井の中の蛙になってたと思います。
親の意見が100%正しいとは思わないけど(笑)、なんだかんだ自分よりは広い視点で物事が見えているはずなので、一般論として参考にした方がいいですよ。

ただ、美大受験は一般論との「差」があったり、情報量が少なかったりするので、最後の決断は本人がするべきだけどね。



地方の美大合同進学相談会の時に、ムサビブースの前で合格作品をじーーと見て、そのまま素通りしちゃう生徒さんが結構いるんですよ。
「ムサビに興味がない」「国公立しかダメ」「地元の美大しか親が許してくれない」という理由があるのならわかるんです。
でも、そういう子に「ムサビの資料いらない?」と聞くと、「いえいえ。ムサビなんてとても受かりませんから」という答えが返ってくるのね。タマビさんでも同じことが起きてるそうです。
年々、このタイプの子が増えてるような気がします。

この気持ちが自分には全くわからないんです。
何故、上を目指さないんだろう。
しかも、そんなに上っていうほど上でもない。
ちょっとだけ頑張れば届くぐらいの「上」なのに。

もちろん広報課ですから、受験者数が増えるのは正直嬉しいけど(笑)、美大OBとして、そして、上述した高校受験経験者として言わせてもらうと・・・・受験なんて最後まで何が起きるかわかんないもんなんだよね。
入試は実力も必要だけど運も大きく関係します。可能性が0でない限り、受かる可能性は誰にもある。
高校受験と違って、大学なんて同時にいくつも受けられるんだから、ムサビやタマビも受けるだけ受ければいいのに。

受かればラッキーでしょ?
え?偶然に入学しちゃったら、入ってから苦労する?
当然ですよ。楽じゃないっすよ。
でも、楽な道は楽な方向にしかつながってない。

もちろん、ムサビやタマビに入っても、有名企業に100%就職できる保障なんて全くありません。
でも、得られるものが地方の美大と違うから、ありがたいことにムサビやタマビを目指してくれる人がいるわけで。


このあたりのことは一般入試願書提出締切日である1月22日以降に、「東京の美大に行く理由は?」と題して書きます。
なぜわざわざ東京の美大に行く必要があるのか。


そこで、ムサビ日記メンバーで地方出身者の方にお題を。

なぜあなたは東京の美大を目指したのですか?
そして実際にどうでしたか?


あえてセンター入試2日目にこの日記を書いたのは、目標を上げて奮起して欲しいからです。
あと一日。

受験生の皆さん、カンパーレ!


・・・・え?いくらやってもカンパーレの時代はやってこない?いやいや、継続は力ですよ。・・・・もう少し引っ張ります・・・・嵐やNEWSに言って欲しいとそんなおこがましいことは思わないけど、せめてWaTぐらいが言ってくれたら・・・。

コトダマ

センター試験です。
会場へ向かう電車や会場での待ち時間にこのブログを読んでる方がいるかもしれませんね。

あ、私が書けない代わりに(笑)、みちくさとりこさんや赤岩くんがセンター試験について書いてくれました。

■みちくさとりこ::受験の話 センター試験編その2
■赤岩::センター試験なんて懐かしいわ

ためになるなー。ムサビ日記っていいサイトだ(自画自賛)

じゃ、センター試験受験生のために私は何を書こうかな。
そうだ。スピリチュアルなことを書こう(笑)


手羽はそっち系は全く興味がないんですが、最近読んだ本に「へー、そういう解釈があるんだ」と思ったことがありまして。



言葉には全て魂が宿っています。
これを言霊(コトダマ)といい、「言霊」という言葉は万葉集にも書かれています。
言葉には魂があるから、良い言葉を言えば良いことが起こるし、不吉な悪い言葉を発すると悪いことが起きる、つまりそういうことなんですね。

具体例を書くと、「あけましておめでとうございMAU」。
あ、MAUは余計だ。「あけましておめでとう」です。
これなんですが、「去年いいことがなかったから『あけましておめでとう』と言わない」という解釈は間違いなんだそうです。
知ってました?

めでたいから「おめでとう」と言ってるのではなく、めでたい年にするために正月は『あけましておめでとう』という言葉をあえて使っているんです。それが言霊。
でも、本当はそういう意味で使ってたはずなのに、いつのまにか「喪中なので『おめでとう』というセリフを控える」ってなっちゃったそうです。
逆に去年いいことがなかった人こそ「あけましておめでとうございます」と言うべきなんですね。


話は言霊からずれるけど、「いただきます」「ごちそうさま」という言葉。
「小学校の給食で『いただきます』というのはおかしい」なんて言ってる親がいるそうですよ。給食費を払ってるんだから「いただきます」はおかしい、と。
でも、誰もが「『いただきます』ぐらい言うべきでしょ」とは思うけど、じゃ、なぜ「いただきます」と言うべきなのか説明できない。
「料理を作ってもらってるんだから感謝するのが普通だし」が一般的な回答じゃないでしょうか。

これも解釈が間違ってて、「作ってくれた人、ありがとう」という意味の「いただきます」でもあるけど、実は素材となってくれた動物や植物に対して「あなたの命を『いただいて』、私の命にさせてもらいます」という意味の「いただきます」なんです。宗教も関係ありません。
感謝する先が違うんです。
これを知らないから、「お金を払ってるんだから『いただきます』は変だ」、なんて低レベルなやり取りになってる。
お金の問題ではなく、命の問題なんです。


脱線でした。話を戻します。言霊の話。


もっとよくするために良い言葉を使う。
だから、「がんばれ」もそうじゃないかと思うのです。
「頑張ってるのにこれ以上ガンバレというのはおかしい」のではなく、「頑張る」という言霊を発生させるために、他人はあえて「ガンバレ」といい、本人もあえて「うん、ガンバル!」と答えるんじゃないかと。


「頑張る」「自分は合格する」と信じ、発する。
これが一番の合格テクニックなのかもしれません。


受験生の皆さん、カンパーレ!!



・・・・誰もカンパーレを使ってないね・・・・「メリークリスMAU」ぐらいの一大ムーブメントになってないね・・・。

苦手な分野

トラックバックはこうするんじゃ!


ドラマの美大指導をやらせろ」と言うぐらい、「美大ネタ」を全般的にカバーできる自信があります。
また、あちこちにちょっかいを出したがる性格なので、美大生の中で会話されるいろんなネタに食いつける自信もあります。
広く浅くがポリシーなので(笑)

ただ、それでも手羽が苦手な分野が3つあります。それは何かというと

●ゲームネタ
●就職活動ネタ
●センター入試ネタ

です。

学生時代、あるゲームにはまってしまい三日三晩ずーーーーとゲームやって授業をさぼった時があったんです。で、「あ、このままじゃいけない。ゲームは自分をダメにする」と気づき、すぐにハード機を捨て、封印しました。
苦手じゃないし興味もあるけど、やりだすと止められなくなるので、あえて距離を置いてます。
ストイックな恋愛みたいでしょ?(ナンだそりゃ)


次に就職活動。
就職活動らしいことをほとんどやってないんで、参考になるようなことが書けないんです。
なんて言いながら、「手羽のドタバタ就職活動日記」シリーズを書きかけだったりするけど・・・。
これも第5話まで書いてるんで、ボチボチ出さないとね。


そして、今日のメインの話である「センター入試」。



センター入試は受けませんでした。
「ほぼ100%一浪」の覚悟で東京の美大を受験したし、「一浪して来年勝負だ!」と周りからも言われてたから、「藝大?こんなレベルで藝大を受けるなんて藝大様に失礼すぎます!今年は私立美大で試験慣れして、来年本気で受けさせていただきます」な気持ちでしたから(笑)
当時の私立美大はセンター入試をやってなかったしね。
で、運良くムサビに現役で受かってしまって・・・このあたりのことは「受験の思い出シリーズ」をご覧ください。
なのでセンター入試の「こんなことをやるといい」みたいなテクニック的なことはもとより、基礎的な情報もあんまり知らなくて・・・もちろん広報課なので最低限のことは知ってるけど、センター入試申込みの細かい流れとかね。


いよいよ明日からセンター入試。
ムサビも今年から全学科センター入試を導入しています。
なにか書かないと・・・えーと、えーと、えーと・・・・。


ムサビはセンター試験会場じゃないからムサビに来ちゃダメだよ。


これって誰もが理解してることなのかな?ほんとに何が常識なのか全くわかんなくて・・・。
ムサビはセンター試験を導入してますが、センター試験会場にはなっていません。
絶対自分がムサビの近所に住んでたら、思い込みでムサビに行っちゃう(笑)
「センター会場に入る時は靴を脱ぐんだよ」といわれたらその通りにしちゃうかも。

ムサビから一番近い会場は、TAC校でもある津田塾大学さんです。試験時はムサビからも応援スタッフを津田塾さんに派遣しています。





最近気がついたTAC豆知識。

津田塾大学があるから「小平市津田町」なんであって、「小平市津田町」にあるから津田塾じゃないんだよ。

あ、知ってる人には当然な話ですよね・・・。
そして、最近手羽が大発見してしまって、まだ確認が取れてないTAC豆知識。

国際基督教大学の略称「ICU」は「I see you」とかけてるのかな。

ICUさん、教えてください。

ムサビペディア::ヌード

ナ/ハ行

■ヌード

ヌード【nude】。1 裸。裸体。(Yahoo!辞書

同窓会等で必ず男友達から聞かれるセリフがあります。

「手羽ちゃん、美大で彫刻やってるんでしょ?ヌードとか見れるの?」

毎回毎回聞かれるめんどくさい質問。
結論から書くと「嫌ってほど授業でヌード見てます」です。
こう答えると、大抵「いいなー。オレも美大にいきてー」と言われます。
男なんてそんなもんです(笑)
ま、一般大学の友達とは会話の接点がほとんどないんで、こういう話で盛り上がるしかないってのもあるんですが。

今回はあまり書かれないヌードモデルについて。
モデルについては「ムサビペディア::モデルさん」をご覧ください。


このヌードですが、「ヌードモデルといってもあくまでもモチーフ」と解釈するパターンとしないパターンがあります。これが難しい問題で。
「美術にかかわる人間たるもの、ヌードで興奮しちゃいけない」という考え方があります。
基本はこれで、制作中は別に変な気を起こすことはないです(笑)
でも、「それはモデルさんを単なるモノとしか見てない証拠。女性ヌードを作る以上、相手を好きになるべきだ」という解釈もあるんです。
学生からすりゃ「どっちなんだー!!」なんですが、恐らく答えはありません。


私が学生の頃、ムサビの彫刻学科は当時の主任教授のポリシーで「何はなくとも人体」という考えがありました。
2年間毎日、ヌードモデルさんを見ながら粘土や木で人物像を作らされましたよ。
もうこれが苦痛で苦痛で。
3年生になって、ようやく好きなものを作れるようになった時はほんと嬉しかったなあ。
さすがに今はそんなカリキュラムじゃありませんが(笑)


そうだ。手や自画像をうまく作れない、描けないと悩んでる受験生の皆さん。ヒントを教えます。

人間の体にはへこんでる部分はありません。(ドーン)

意味わかります?
エクボとか手の甲とかへこんでるように見える部分は、実はとなりの筋肉(もしくは骨)が隆起してるから、へこんでるように見えてるだけなんです。
これを意識するかしないかで随分作品が変わりますよ。
どうっすか?今まで書いた中で一番ためになる豆知識でしょ!
ダテに彫刻学科を卒業してないっすよ。ダテだけど。



裏ペディア

ドラマハチクロ第2話で女性ヌードモデルのシーンがありました。
突っ込んだら負けなのはわかってるけど(笑)、書かずにいられなくて。

あのシーンを見て、最初に書いた高校の男友達を思い出したんです。
多分、脚本も演出も男性なんだろうなあ、と。
「女性ヌード部屋は女性しか入れない女風呂みたいな場所」なイメージね(笑)
ハチクロは竹本、真山目線が多いから男性の脚本・演出は間違いではないけど、ハチクロ独特の「フワフワ感」「せつなさ」「はかなさ」、美大の空気感は多分女性の方が出しやすいんじゃないかなーとは思ってます。


それと、「ムサビペディア::モデルさん」にも書いたとおり、モデルさんの基本ポーズは20分間です。
「クロッキーをするので、20分の中でポーズを1分ごとに変える」なんてパターンはありますが、20分をオーバーしてポーズを取ることはほとんどありません。30分ポーズなんてよほどのことがない限り、やりません。
そして「5分休憩」は「描いてる人のための休憩」ではなく「モデルさんのための休憩」です。なので先生が「よし、5分休憩していいぞー」なんて言うこともありません。


ドラマですから細かいことを追究しても仕方ないけど、せめて脚本家さんは「ムサビペディア::モデルさん」を読んでくれてればよかったのになーと。

これだけ美大が舞台になってるドラマや映画が作られてるんだから、「方言指導」みたいに「美大指導」みたいな仕事があってもいいと思いません?・・・・誰か手羽に依頼してくれないかしら。(これが書きたかった)

at 03:30 | Category : ナ/ハ行 | Trackbacks (1)

手羽ブログの秘密

3年目突入を記念して、手羽ブログの秘密をひとつ明らかにします。


ブログのために取材へ行ったことがありません。

・・あんまりたいした秘密じゃありませんね・・・。
自分が興味を持ってる場所に行って、そこでついでに写真を撮ったりはしてますけど。
「面倒だから行かない」というわけではありません。
理由は3つあります。


1つ目は「ネタ集めせずに自分の情報能力と想像力と経験で何日ぐらい書くことができるのか」を試してみたかったんです。
自分への挑戦というか、「自分はどれぐらいネタを持ってるんだ?」という確認作業というか。
とりあえず丸2年分はあることがわかりました。
あ、3年分は絶対にない・・・・。


2つ目は、「ネタを探しに行かなくちゃいけない状態ってどうなんだ?」という思いが少なからずあるからです。
無理矢理ネタを探しに学内を歩くぐらいなら、普段思ってることや感じてることを書きたいんです。
それに、アクセス解析を見るとそういうネタの方がアクセス(とリピーター)が多いんですね。
それが「大学広報課が書いてるブログ」として正解かっていうと悩むところですが(笑)、このアングラな手羽ブログで求められてるのは恐らくそっちの方なんだろうな、と。

美大ではどんな授業をしているか知りたい」という声があるのも認識してます。
でも、よーく考えてみてください。
「この授業は最悪です」「学生から評判の悪い先生はこの人です」なんて書く大学があるわけありませんよ(笑)
ムサビ日記だってそうです。
だったら大学広報誌で充分だと思いません?
あ、ムサビ日記メンバーには「大学の批判はOK」と伝えています。
ただし・・・詳しくは2006年05月に書いた「ムサビクロニクル-2-」をご覧ください。


ムサビ日記は「大学紹介」ではなく、「美大をテーマにした読み物」でありたいんです。



・・・なんて偉そうなこと書いてますが、3つ目の理由が一番大きくて「大学公式ブログじゃないから、仕事中に取材へ行けない」だけだったりして(笑)
アングラサイトだからできることもあるけど、できないこともそりゃあります。


「ブログ用に取材に行ってきまーす」なんてセリフを一度でいいから言ってみたい・・。

2周年!

本日1月15日はハチクロ第2話です。
カットされてなければ、武蔵野美術大学出版局の「西洋美術史」が小道具として出てくるはずです。チェックしてね。

そしてこの1月15日。

手羽ブログがスタートして丸2年がたちました!
今日から3年目に突入です!!
ばんざーい、ばんざーい。

しかも、書き終わって気がついたんですが、なんとこのエントリーが777エントリー目なんです。全くの偶然。
ブログの神様が降りてきましたな(バカ)


2年間毎日更新はなんとか続きましたね。
お祝いコメントもいただいています。

2周年おめでとうございます。これからも頑張ってください。   鳴海

ありがとうございます。忙しい時なのにコメントまでいただいて・・・・・なんだろう、このせつなさは・・・・。
祝福のコメント、お待ちしております。
手羽は誉められて伸びる性格だと小さい頃から言われてたので。
つーか、誉められて伸びない性格ってあるのだろうか・・・。




既にネタを使い切ってる感がかなりあるんですが(特に入試とか芸術祭とかイベントネタを3年も書けるほどストックがないっす・・・)、その分、「この話はこの日に出して、その前の日はこのネタを書こうかな」と少しだけ計画的にブログを書けるようになってきました。
突発的なネタが入ってくるからその通りにはいかないことも多々あって、「年内中に書きます」と書いてまだ紹介してないものがいくつかあるんです・・・ちゃんと覚えてるんで近々UPしますね。


以前は昼休み時間に書いたりもしてたけど、「毎朝、手羽ブログを自宅で読んでから出勤するのが常になった」「通学の電車の中で読んでます」「会社のパソコンを立ち上げたら、まず手羽ブログ」という声を聞いてしまって、完全朝更新に切り替えました。。。。プレッシャーを感じております・・・これからはもう少し楽にさせてください・・・。

そういえば、企画部スタッフに「年末年始は家で手羽ブログを読んでたんですが、こんな時期でも毎日更新してて偉いナーと本当に思いましたよ」と言われました。
「でしょでしょ?偉いでしょ?ブログが仕事だとしてもここまでやらないよね?」
「でも、読み続けてると『この人、正月はテレビしか見てないやん』ってことに気がついてガッカリしました」
「・・・・・・」

手羽は誉められて伸びる性格なのに・・・・。

明日は手羽ブログの秘密をひとつ明らかにします。

豚もおだてりゃ木に登る

成人式をむかえる皆さん、おめでとうございます!
utoさんもこれで晴れて、オフ会でお酒が飲めますね(笑)


さて、20歳の皆さんが生まれる10年前に放送されたアニメが今日復活します。

ヤッターマン」が始まるのです!
30年前に放送されてたものを設定・キャラはほぼそのままでリニューアル化。
(2009年に実写映画化もされますね)

悪者が「女リーダー・ヤセの頭脳派・ガッチリ肉体派」のドジ3人組だったり、爆発した煙がドクロの形になったり、悪者が負けた後3人乗り自転車に乗って逃げたり、チャチャを入れるキャラが出てきたりと、善悪コメディアニメの基礎を作ったのがヤッターマンであり、タイムボカンシリーズです。
ちなみに「豚もおだてりゃ木に登る」はヤッターマンから流行った言葉なんですが、実はヤッターマンで作られた言葉ではなく、ボヤッキーの出身地である会津若松では昔からある言葉なんだとか。どうでもいい豆知識でした(笑)


悪者3人組の声優が昔のままっていうのが嬉しい。のび太・ジャイアン・一モリゾー。
メカニックデザインが大河原邦男のままっていうのもありがたい。(ガンダムをデザインした人です)

すごく嬉しいんです。嬉しいんだけど・・・だけど・・・・・・・・・



ヤッターマンの主題歌は山本正之しかありえないのに(涙)

タイムボカンシリーズといえば、山本正之さんという方がずっと主題歌を歌ってました。
すっとぼけたメロディーにすっとぼけた歌声。
この歌声があってこそのヤッターマンであり、タイムボカンシリーズなのです。

主題歌は昔のものをアレンジして使われるそうだけど、曲が変わることが問題じゃなくて、山本さんが歌わないことの方が問題なのに。せめて似てる声の人でやって欲しかったです。
ドラマハチクロのキャストがイメージと違うとか、ストーリーが原作を無視してるとかいろいろ言われてるけど、「山本さんがヤッターマンの主題歌を歌わない問題」に比べればかわいいものですよ。


さて、これをムリヤリ美大話にするのなら。



大河原邦男さんは東京造形大のOBです。テキスタイルデザイン専攻だったかな?

ちなみにタイムボカンシリーズのタツノコプロは国分寺駅のそばにあります。
ちなみにちなみにタツノコプロから発生した「攻殻機動隊」等で有名なアニメ制作スタジオ「Production I.G」も本社は国分寺です。

世界のアニメの約7割が日本で作られていて、そのうちの約7割が東京で作られている、って話を聞いたことがありますが、ムサビの最寄JR駅である国分寺にも有名なアニメ会社がいくつかあるってことなんです。


ちなみにちなみにちなみにProduction I.Gも20歳で、12月から20周年記念イベントが開催されてます。

成人式にふさわしいオチってことで。

手羽日記 01/12 -タマビの-

1月12日(土)。今年初の日記。

7:30。高校説明会のため、家を出る。一路大宮へ。
今回は芸術系コースがある高校での1,2年生系統別説明会で、私が担当するのはずばり「彫刻」。
ずいぶん長くこの仕事をやってるけど、実は「彫刻」の系統説明は初めてなんです。

例えば「ムサビや美大のことをしゃべりなさい」って言われてたら、何も準備がなくても2時間ぐらいはしゃべれる自信はあるけど、彫刻・・・自分の出身学科だけに難しい。
「彫刻の可能性」もわかってる反面、「彫刻の難しさ・大変さ」もリアルに知ってるから、どのレベルまでしゃべるべきか。
そうだ。とりあえずツカミのために学生時代に作った作品を持っていこう。

というわけで、ずっとトイレに飾ってた小品をバックに詰め込んで家を出ました。
学生時代はこんな作品を作ってたんだけど、バックを開けると
ujyaujya.jpg
こういう状態。
こ、これはかなりヤバイ。人前ではバックを開けないほうがいいな・・・絶対に捕まる。


8:30。新宿湘南ラインに乗ると、隣に座っている「いかにも鉄っちゃん」な感じの人が鉄道博物館のリーフレットをじーと見ている。
そうか。鉄道博物館ってこっちの方だったのね。いい噂をよく聞くから、鉄っちゃんじゃなくても一度は行ってみたい場所ではあります。ムサビの某チクリメンバーはもう見に行ったのだろうか。


9:30。高校到着。去年も参加した高校説明会で、今年の全体講和はタマビの※山さんが担当。これを聞くために早めにきました。
11月は手羽の全体講和を※山さんが聞いてたから、お返し。
デザイナーさんと二人でしゃべってたんだけど、お互いに会話の探りあいをしてたのか、いつもの※山さんらしさが出てなかったかな?いつもの情熱系なしゃべりをすればよかったのに。


10:50。系統別説明会スタート。

13:30。全て終了。

14:00。※山さんたちと一緒に食事。※山さんの熱い語り。絶対にこの人はデ情の長澤先生と気が合うと思うんだよなー。一度会わせてあげなくちゃ。


15:00。電車の中で※山さんに聞かれる。
「東京タワー、ハチクロときて、今、手羽さんがホットに感じてるトピックはなんですか?」
「そりゃ、もちろん、タマビのトップページがいつまで毎日更新されるか、に決まってるでしょ」
「チェックしてるねー(笑)」
「3ヶ月ぐらいでストップすると思ってるけどね(笑)。あれ、1月からやってるんでしょ?」
「そうなんだよ。あ、そうだ。手羽ブログで紹介してよ」
「だったら紹介してあげる代わりにトップページでムサビ日記の宣伝するっていうのは?」
「そ、それは・・」

嘘嘘。言ってみただけです。
期待はしていませんから

(プレッシャー)

がんばれ-2-

*まず、昨日のエントリー「がんばれ-1-」をご覧ください。


「『頑張れ』は命令形だから、頑張ってる人に命令するのはおかしい」

と言われてます。


これは確かにそうですね。
でも、「『頑張る』という意味」「命令形である」こと以上に「ガンバレ」という言葉が威圧感を与えるのは、恐らく
●「ガ」というかなり強い音が入っている。
●「ガン」というあまりいい印象を与えない言葉が含まれている。
●濁音が短い音節に2つも入ってる。
ことも関係してるんじゃないかと。


ラーメンズのネタにあったけど、例えば「大東文化大学」。
(勝手に名前を出してすいません)
全ての音節に濁音が入ってて、かなり強い印象受けますよね。

ダイトウ ブンカ ダイガク!!

自然とビックリチョンマークを後ろにつけたくなる。
水木一郎チックに大きな声で叫びたくなる。「大東文化大学ゼット!!」と。
「ガシーン、ガシーン」と巨大ロボット的ななにかをイメージしたくなる。
クレヨンしんちゃんのカンタムロボをイメージしたくなる。
ロケットパンチぐらいは出せそうな(略


それに比べて「ムサビ」。

●マ行「ム」が柔らかいイメージ
●「サ」は細い感じ
●「むさい」「ムササビ」に音が似てて、両方が「ちょっと抜けてる」イメージを持っている
から、ダイトウブンカダイガクにはかなり名前負けします。

しかも最後の「ビ」。これって「ビー」と伸ばしたくなるんだよね。「ムサビー」と。
え?手羽だけ?
同じロボットはロボットでも、ロビーとケロビーぐらいな感じ?

でも、もしこれが濁音を増やした「ムザビ」だったら。
もう少し力強いイメージになってたんじゃないかな。
ガンダムに出てくる「ボール」ぐらいの強さには。(弱っ)
「タマビ」も「タマ(玉)」を連想させるから優しい(文系な)イメージを持つけど、「ダマビ」だったらなんかゴワゴワして強そう。
ビーダマンぐらいの強さには(弱っ)


ここまで全て前フリでした。
というわけで、このシリーズでの本題というか、提案です。

ガンバレを「カンパーレ」にしませんか?

命令形には間違いないけど、濁音取って、半濁音を入れるだけでずいぶん「人を追い込んでる感」が緩和されたでしょ。

もっとカンパーレ。

カンパーレ日本




え?逆にバカにしてるように聞こえる?
うん。それがネックなんです・・・。
この「ガンバレと言っちゃいけない」問題を「前向きに」解決できる方法を模索しています。

存在するものを否定するのは簡単なんだけど、それは便利だから使ってきてるんであって、否定する場合はそれにかわる案が欲しい。
だって世の中を不便にはしたくないよね。みんなハッピーにしたい。
このブログで何度も書いてるけど、それがデザイナーの仕事、美大の役割なんじゃないかと。

「ゆっくりでいいんだよ」「無理しなくてもいいんだよ」でもいいんですが、もっと一言で言えるようなセリフを。できれば、無理をしてる人にも努力してる人にも共通に使える単語を。
「だけど、本当に落ち込んでる人には声をかけない方がいい」というのもあるんですが。。

がんばれ-1-

2,3日前の産経新聞に宮川大助・花子さんの花子さんが書かれた文章が出てました。

こんな話です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

無理と努力は違う

二人が若い頃は「え?熱が39度?関係あるかい」っていう状態でずっと漫才の練習をしてた。
これが「無理」。

大助さんが脳内出血で倒れた後、大助さんは毎日2回血圧を自分から測るようになった。そんなことをする人でもなかったのに。
これが「努力」。
無理を努力と勘違いしがちだけど、血圧が上がるような無理は努力ではない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「頑張ってる人に『頑張れ』と言っちゃいけない」

これはいろんな人が書いてるし、カウンセリング的にもよく言われてるセリフです。
なので、「頑張って!」と軽々しく知り合いを応援できない空気が最近はあります。

でも、なんとなく違和感をずっと感じてたんです。
はたして全部が全部そうなのだろうか、と。多分同じように思ってる人はいるんじゃないかしら。

そして、この話を読んで思ったんです。本当は

無理をしてる人に「頑張って」と言っちゃいけない。
努力してる人には「頑張って」と言いたい。

ってことなんじゃないかと。
「努力になるように無理をしてる人」もいるので、全てがあてはまるわけではないけどね。

やっぱり素直に私は努力してる人へ「頑張って」と応援したい。
「さらに頑張れ」ではありません。
「頑張りをもう少し継続しようよ」という意味で。

「無理」をしてる人は「今やってることをストップしたら0になってしまう」と感じてることが多いんじゃないかな。
「0になることはほとんどないんだよ。1でも2でも残ってればそれでいいんじゃない?また、やり直せばいいんだよ」という意味をこめて。

だから、私はあえて書きます。



受験生のみんな、頑張れ!

卒業制作・修了制作を作ってる学生さん、頑張って!



明日に続く。

本当のラストチャンス

ムサビの卒業制作・修了展(略して卒制展)は1月25日(金)-28日(月)に開催されます。
*卒制展の詳細については以前書いたこちらのカテゴリーをご覧ください。
→→カテゴリー:卒業制作展

卒制展終了後は2月末まで入試のための入構禁止期間に入るので、一切大学見学が出来なくなります。
「ムサビを受験前に見ておきたい」という方はこれがラストチャンス。
4年後の自分を想像して、モチベーションをあげてください。

また、「受験はまだだから、そう言うんだったら3月になったら美大を見に行こうかなー」と思ってる皆さん。
3月は授業をやってないので、多分見学してもつまんないだけです(笑)
興味のある大学の卒業制作展日程をチェックして、できればその日にあわせて行くといいよ。
通常の大学見学だと日曜祝日は入校できないけど、卒制展は日曜もやってるんで。



ただ。

卒制展はいってしまえば、展覧会です。完成品を見せる場。(完成してない人もいるけど・・)
つまり、「制作の現場」を見ることができないんですね。
学生さんも4年生しかいないから、意外と学内は寂し〜い状態になります。
せっかく美大まで来て、学生さんがほとんどいなかったり、作ってるところを見れないんじゃつまんないでしょ?

なので、もし都合がつくのであれば、今週ムサビを見学することをオススメします。
「ムサビを見る」本当のラストチャンスは実は今週なんです。
学生さんも作品作ってるし、1,2,3年生もレポートやら試験で(フラフラになりつつ)出てきてるし。

授業内展示もやってます。
私が知ってるところだと、
デザイン情報学科 3年ゼミ展
視覚伝達デザイン学科2・3年合同講評会・展示会
かな。ともに12日までやってます。
(他にもあったら教えてください)

ちなみにこれは
inoue.jpg
デ情・井上ゼミ展のポスター。イメージとしては「UCLAの卒業アルバム写真」ですかね。


それと各研究室には授業をサポートする「助手」さんという人たちがいて、現在、助手さん達の展覧会もやってます。
■武蔵野美術大学助手研究発表RA'08会 期 :2008年1月7日(月)〜1月19日(土) 
会 場 : 美術資料図書館展示室
専用サイトはこちら

話題の月岡さんも出品してまっせ。





卒制展についてはまた後日。

ハチクロとアルバイトと時々おとん

もう書いちゃってもいいよね?

ドラマ「ハチミツとクローバー」はムサビで撮影していません(笑)


ドラマはなんとなく、漫画よりも映画版の影響が強いように感じました。
美術セットとか森田とか2話で海に行っちゃうところとかとか。
漫画と雰囲気が全然違うから前半見る限りどうなっちゃうんだろうと心配だったけど、後半はよかったんじゃないでしょうか。
個人的にはストーリーが変わってるのはいいんだけど、「人が恋に落ちる瞬間を初めて見てしまった 」のセリフだけは残して欲しかった・・。



さて、竹本くんのようにお金が欲しいムサビ生の皆さん(笑)
入試関連アルバイト募集がいよいよ本日締切りです。
レポートや試験で忙しいとは思うけど、やりたい人、お金を稼ぎたい人は忘れずに申し込んでね。




サクラ吹雪の背景が紅葉してるとか、エキストラの男の子で美大生顔が少ないとか、色が混ざっちゃうから小さく何色も絵の具をのせたパレットはハケで普通触らないとか、キャンバスにはベースを塗らないのかとか、描いたばかりの油絵を積み上げると画面に枠の跡がついちゃうからそういうことはあんまりやらないとか、見通しのいいガラスをバックにでっかい油絵を展示すると逆光になったり背景が影響しちゃって見にくくなるし、裏側から見るとすんごくみっともないから作者の意図がない限り避けたいとか、サインがでかいとか、そういう細かいツッコミは無しの方向で。
ドラマですから。


でもひとつ言えることは。


泉谷さんって、「美大生の親顔」なんですかね。
ドラマ「東京タワー」でもおとんをやってたでしょ?
「美大生顔」てのはあると思ってるんだけど、「美大生の親顔」ってのもあるのかな?

本日ハチクロ

いよいよ本日、ドラマ「ハチミツとクローバー」の初回放送日です。

1月8日(火)21時〜22時04分(初回のみ)


CMを見る限り、のだめみたいに「原作ほぼそのまま」という感じではないっぽいですね。
それはそれでどうアレンジしたのか楽しみです。


実はついさっきまで1月9日放送だと思っててまして・・・あわてて・・・。

ちなみにドラマ放送に合わせて、アニメ「ハチクロ」傑作選をやってますね。
1月7日(月)・1月14日(月)・1月18日(金)の3日間です。さっき1回目が終わりました。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/hachikuro/

うずまき ぐるぐる

♪ショウシュウリキ〜、トイレ大好き〜♪

・・・はっ。
つい気を抜くと、消臭力のCMソングを歌ってしまう・・・。


というわけで、年末年始に録画したテレビをまとめて見てます。HDDレコーダって便利(笑)
「朝まで生つるべ」で鶴瓶が「中尾彬はムサビだから絵がうまい」と言ってくれてて、鶴瓶さんが「ムサビ」という略称を知ってることに小さな喜びを感じたり。

そして、テレビに飽きてきたら、年末に届いた三谷幸喜作「コンフィダント・絆」のDVDを見る・・の繰り返し。
はい。5回目のコンフィダント話です。(厳密には6回目です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*以下DVDの一部ネタばれになりますので、知りたくない人は読まない方がいいです。
ま、たいしたネタバレじゃないけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

三谷さんがDVDのコメンタリやインタビューでコンフィダントを作った経緯をこんな風に語っています。

「銀行の待合室で子供用のゴッホの絵本があって、たまたま手に取って読んだら、ゴッホに興味を持つようになった」

子供用のゴッホの絵本」と聞いて、私は真っ先にこれをイメージしました。

4097271113ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる (小学館あーとぶっく)
結城 昌子
小学館 1993-06

by G-Tools

「その絵本に出てる『夜のカフェテラス』という絵を見て・・」
とも言ってるので、三谷さんが読んだ本は多分これで間違いないと思います。いかにも銀行の待合室にありそうな本ですし(笑)


小学館あーとぶっく」は他にも「スーラの絵本 / もっと近づいて」や「ゴーギャンの絵本 / はだしになって」等名画を体験するシリーズが出てます。
93年に刊行されてるんで、ちょうど学生さんや受験生ぐらいの子がお母さんに読み聞かせてもらった絵本じゃないかしら。家に一冊ぐらいあるんじゃない?

作者の結城昌子さんは、他にも

4096817910原寸美術館 画家の手もとに迫る
結城 昌子
小学館 2005-05-18

by G-Tools

という本を出しています。
これはかなりのオススメ本です。

タイトルの通り、西洋名画が原寸大で掲載されてるんで、実際の作品の大きさや筆のタッチ、画面の詳細、画面の傷みを感じることができます。

ウフィッツィ美術館でボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」が思ってたより大きかったり、プラド美術館で「ゲルニカ」が予想より大きかったり(今はソフィア王妃芸術センターにありますが) 、ルーブル美術館で「モナリザ」が実はすんごく小さくてびっくりしたことありませんか?

私がそうです(笑)

どうしても通常の画集だと全部同じ大きさにしか見えないんですよね。
かなり画期的なことをやった本なんですが、もちろん絵画を無許可で掲載するわけがなく、「トリミングして載せる」ということで交渉が大変だったそうです・・。



・・・この展開でそろそろ気がつきましたか?


そうなんです。
作者で"アートエッセイスト"の結城昌子さんは、ムサビOBなんです。
数年前の大学案内にも登場されてますね。
いかにも「芸術と人とを結ぶ」ことが好きなムサビOBらしい仕事。


つまり。



戯曲「コンフィダント・絆」は、ムサビOBの作った絵本が(多分)きっかけとなり、舞台美術と衣装はムサビOBが作り、ムサビの先生が絵画指導した舞台・・・というわけなのです。
なにか運命的なものを感じませんか?



「正月と舞台美術」といえば、空デの川口直次先生がタッキー主演のNHK正月ドラマ「雪之丞変化」の美術を担当されてましたね。
川口先生といえば、伊丹十三監督の映画「スーパーの女」「マルタイの女」の美術もされてたり・・・ってこのあたりの話はまた後日。

造形学部一般入試出願開始!

いよいよ本日から造形学部一般入試の出願受付が始まります。

出願期間は「1月7日(月)から1月22日(火)消印有効」です。
出願書類の注意点は去年書いてるんで、そちらをご覧ください。

付け足すなら・・。

大学によって「出願書類は鉛筆で書きなさい」となってたり、「水性ペンで書きなさい」となってたりするので、よーく注意して記入してください。
ただ、これも機械処理の関係でそういうことを言ってるだけなんで、「『鉛筆』と書いてあるのにペンで書いちゃった!!どどどどうしよう」とあわてふためくことはあんまりありません。
ちゃんと書類が読めるのなら、「ペンで書いてるから受け付けません」ということは恐らくどの大学もないはずです。
ただ、処理が手作業となってしまい、その分受験票の発行が遅くなるので、出願受付を敏速に処理するためにも「注意事項をよく読んで、下書きをして、本番に挑む」をよろしくお願いします。



この時期になってくると、大学のいろんな噂が高校や予備校で飛び交いだします。
大学に対するいい噂なんてほとんど出ずに、悪い噂ばかり(笑)
面白いことに毎年この出願期間や入試期間に出てくるんだよね。

ま、人間なんてそんなもんですよ。

世の中に問う!-3-

誰もが感じてるけど言えないことを代わりに言ってやろうじゃないの!な

世の中に問う!


これの出来によって、もっとシリーズ化するか考えます。

さて、今回の爆弾発言は!!



「のだめカンタービレ」

ってタイトルだけど、

ぶっちゃけ千秋の話だよね?




でしょ?でしょ?
ずっと思ってたんです。
のだめが主役の話って実はあんまりなくて、ほとんどが千秋の話。
話の目線自体が千秋目線なんだよね。千秋から見た変態・のだめの話。
これからのだめの話が展開されていくんだろうけど、今のところは。


ということを昨日、友達に激白しました。
以下、手羽と友達の会話。

手羽「思うんだけどさー。のだめカンタービレって、”のだめ”って言っておきながら、千秋が主人公だよね」
友達「それはスペシャル版のこと?」
手羽「いやいや。漫画も連ドラもスペシャルも全体を通して」
友達「・・そう言われればそうかもしれない」
手羽「(ちょっと調子にのる)でしょ?でしょ?だから千秋カンタービレにするべきだと思うのさ!!」
友達「でもね」
手羽「へ?」
友達「そういうもんじゃないの?」
手羽「そ、そういうもんって普通主人公の名前がタイトルでしょうに」
友達「でも、ドラえもんは?」
手羽「はい?」
友達「ドラえもんの主人公って実はのび太くんでしょ?」
手羽「そ、そう言われると・・・」
友達「だから、別におかしいことじゃないと思うよ」
手羽「そ、そうだよね・・・」


ここで反論できなかった自分が悔しくて悔しくて(涙)

今思えば、キン肉マンしかり、サザエさんしかり、キャプテン翼しかり、鬼太郎しかり、ナルトしかり、アイシールド21しかり、「主役の名前=タイトル」の方が多いのは当然なのに・・・・。
いつもの手羽ならいくらでも具体例を出して論破できたはずなのに、ドラえもんが出てきたところで、「F不二雄しばり」を感じ、焦って何故か"21エモン"しか頭に浮かばなくて、「21エモンって・・誰が主人公だ?・・・・」と悩んでしまったことに敗因が・・・。

つまり、何が言いたいかっていうと、「受験生のみんな、焦っちゃダメだよ!」ってことです。




シリーズ化は・・無いな・・・。




でも、友達が言ってるパターンの漫画って他に何かあるかな。
リボーンもそう?




明日から通常営業に戻します。

年賀状で思うこと

年賀状ってほんとに嫌なもんです。

「この人にはもう出さなくてもいいかなー」とリストから外した人からは年賀状が届いて、「この人からは届くだろう」と送った人からは来なかったり(笑)
なんで年始から(厳密には年末だけど)こんな駆け引きを展開しなくちゃいけないのだろうか。


しかも、CMで正月から坂本龍一が「年明け年賀を書きませんか」とやってる。
いや、個人レベルではそれでいいんです。
年明けに年賀を書くのはいいの。ほんとは年賀状って正月に書くものなんだから。


でも、「本当に正月からCMで言うことなんだろうか」という疑問があるんです。


恐らく「年末に出せなかった人に『年が明けて年賀状を書いてもいいんですよ』ってことを提案したい。そうすればもっと年賀状が売れます」とかなんとか広告代理店からCM企画プレゼンで言われて作ったんだろうけど、それなら年末からこのCMを放送すべきじゃない
「正月に言われてもなあ・・・」ですよ。
あれだけ「25日までに出せば元旦につきます」と脅されて、年があけると「正月に書こう」ですから。

やりたいことはわかるんだけど、そういう最近のテレビ的なことはやらないで、もっと世の中のマナーとかルールを変えることから取り組みべきだと思うのよね。本来のデザイナーってそういう仕事なんだし。


つまり何がいいたいかっていうと、年賀状が足りなくなったから郵便局に買いにいかなくちゃってことです。




そういえば、以前からなのか、民営化になってからなのかわかんないんですが、いろんな年賀状が発売されてるんですね。
カーボンオフセット年賀ってのが届いて、「へー、今はこんなのがあるんだな」とWEBで調べてみたら、佐藤可士和さんによる「デザイン年賀」なんてものも。

でも・・・うーん、言い方は悪いんだけど、最近のカシワさんって小島よしお的な使われ方になってません?
「とりあえず有名な人だから使っとけ」みたいな。おもいっきり消費されてるような気がする。
そんな人じゃないのに。





知り合いから微妙な年賀状が届きました。
こう一言書かれてたんです。

「もしかして、手羽さんって・・」

原文ママです。
これ、どう解釈します?

(1)ムサビ日記の「手羽イチロウ」っていうのは君のことなの?
(2)手羽の秘密を握ってるんだけど。うふふ

のどちらかだと思うのだけど・・・・。2だったら怖いなあ・・・。もしかしたら、なんなんだーーーーー。

坂本龍一といえば、年末にやってたサラリーマンNEOのコントは最高でした。

手羽アクセス■1月4日版

検索エンジンからどんなフレーズ(キーワード)で、このブログにたどり着いたのか?アクセスの多かった検索キーワードを調べることによって、今話題の単語を見つけ出します。

*今回は12月3日から1月3日のアクセス統計です。



10位::しめかざり 飾る日
森さん。しめかざりがランクインしましたよ。よかったですねー。
確かにしめかざりを取る日はなんとなくわかるけど、飾る日っていうのは難しいもんね。クリスマスリースを外して、そのまましめかざりをつける感じなのかな。そう考えるとすごい国だな・・・。
しめかざりについてはこちらをご覧ください。>>しめかざり


9位::中村靖日

8位::中村靖日 ジョージア
ほら、言ったでしょ?きてるでしょ?きまくってるでしょ?みんな、気になってるのよ。


7位::正月 しめかざり
・・あれ・・またしめかざりが入ってる・・・・まあね・・・季節もんですから。正月ですから・・・・。


6位::広報の手羽
ランクダウンしてますが、「広報の手羽」で検索する人がまだこんなにいるってことですよ。


5位::ロバートサブタ
もちろん12月に展覧会をやってたことの影響でしょう。このエントリーです>>POP−UP絵本ミュージアム


4位::五美大
やっぱり徐々にランクアップしてきました。ほんとにぼちぼち5美大展について書かないと。


3位::シュフネッケル
先月は2位でした。シュフネッケルとは画家のことです。三谷幸喜作「コンフィダント・絆」に登場します。
ちなみに先月予約したDVDが年末に届きました。つまらない年末特番の時はこれを見て過ごしたっす。やっぱりこの戯曲はよく出来てる。このことはまた後日書こうと思ってます。


2位::ムサビ
ん?2位??
ってことはもしかして・・・。


1位::しめかざり
うわっ。
1位になっちゃった・・・ちょっと宣伝しすぎたかな・・・・ぶっちゃけ、「ムサビ」の検索数の3倍ですよ。
しかも、Yahoo!で「しめかざり」を検索すると、手羽ブログが3番目に出ちゃうんだもん・・。

み、みんな、気持ち切り替えていこう。
正月も三が日が終わったしさ。いつまでもおとそ気分はやめようぜ。
しめかざりなんかよりムサビを気にしていこうぜーー。




でも、やっぱりこういう昔ながらの季節物は強いよね。特にしめかざりは由来とかネットで調べてブログに書きたくなる物体の一つだし。

ってことは、「ムサビ日記2-恋する美大生が浴衣姿でしめかざりを作ったら-」(仮)ってタイトルにしたら、盆と正月に検索ヒットが激増するってことか!!(いやらしい)

世の中に問う!-2-

せっかくカテゴリも作ったんだから一回だけじゃもったいない。
なんとか育ててみせますよ。


世の中に問う!

バッサバッサと手羽が世の中の現実を斬りすてます!
第2回目はこれです。




やっぱ

音大生っていいよね。


そう思わない?

朝からずっとのだめカンタービレの再放送を見てるんですわ。
つくづくドラマにしやすいのは美大じゃなくて音大だと感じるんです。

理由は4つ。

一つ目は「オーケストラの存在」。
個が沢山集まって一つのものを作る。
美大だって芸術祭とかグループワークとか産学協同とか共同作業で打ち上げ花火的に作ることはあるけど、あんな大人数が同じポジションで複数回何かを作り上げることってないんだよね。
ほら、舞台だったら、役者がいて、裏方がいてって感じでしょ?そうじゃなくて、全員ほぼ同じ位置っていう機会。

だから、誰かがつまづいて、それを主人公達が応援したら、他の人間がそれを否定して、もっと落ち込んで、なんとかしようと主人公達が頑張って、その子がなぜつまづいてるのかに偶然気がついて、それを解決しようと主人公達がもっと頑張って、「うん、頑張る」で気持ちが盛り上がって、最後にバーンと見事に演奏しきって、最初否定してた奴らも感動しちゃう、・・・みたいな超ベタなストーリーを何回でも考えることができる。


2つ目は「個の能力」。
音大生の場合は、「譜面読めて楽器を弾ける」という共通の能力がある。
でも、美大生の場合は絵が苦手な人(美大に入って絵を描かなくなる人)もいるわけで、みんながほぼ同じ能力(以上)をもっていることが少ない。

だからこそ美大生の共同作業の場合は、「足りない部分を補い合う」という面でドラマが生まれるけど、音大生の場合は、「個々の能力を高めあう」というところに感動が生まれる。
具体的に「お前、チェロ、へたくそだなー。もっと練習しろよ」というセリフが成り立つけど、「お前、絵が下手だなー。もっとデッサンの練習しろよ」なんてセリフがありえないことでわかる。


3つ目は「わかりやすさ」。
美大生っぽい格好」で書いたけど、「美大生らしい服装や小道具」ってのがあんまりない。

音大生なら、バイオリンケースやチェロのハードケースを持ってるだけで、「ああ、あの人は音楽をやってる人なんだなー」と一瞬で伝えることができるけど、美大生の場合はそれがないんだよね。
カルトンはいつも持ち歩くもんでもないし、アルタートケースは「っぽく」はなるけど、「美大生独特の」ってものでもないし、カメラにいたっては、美大生じゃなくても持ってるし、画集は生で常に持ち歩くものでもないし。

2と3を逆手に取るなら、美大生の場合は「キャラの多さ」で攻めることができるけどね。
普通に、フルーツポンチがやってる「アンダーグラウンドぶる男」「休日を有意義に過ごしてる風な男」「骨折してスター気取りな男」「何気ない毎日をスペシャルに感じれる風な男」なやつがいますからね
「ああー、こういう人、いそうーーー」じゃなくて、「います」から(笑)


4つ目は「発表できる場の多さ」。
例えば、写真を専攻にしてる人は、写真こそ水門撮ったり外で撮影することが多いけど、作業や展示はどこかっていうと室内ですよね。
デザインにしても、フィールドワークは屋外だとしても発表は部屋の中。
彫刻は外で展示できるけど、小道具さんがそれを作るのが大変。あるレベル以上のものを作らないと、「しょぼい・・」となって、せっかくの感動シーンが台無し。

でも、楽器の場合は、公園だろうが、砂漠だろうが、どこでも発表できる。
音は録音したものを使えばいいから、俳優さんは演奏してる振りをするだけでOK。
簡単に「海を背景にバイオリン」なんて感動のシーンも作ることができる。
「死んでしまった恋人のために指揮者が海に向かって泣きながら指揮棒を振る」なんて、かなり泣けるシーンだけど、「涙を流しながら海に向かって油絵を書くマネ」なんて「ちょ、こいつ、かなりやばいよ」と思われるし。
「海を背景にイラストレータ使ってレイアウトを作る」なんて・・・ある意味シュールだけど、ドラマにはならない。

いいなー、音大生はー。



つまり、何がいいたいかっていうと、手羽は朝からずっとテレビばっかり見てますってことです。





つーか、もう「世の中に問う!」でもなんでもないし。
やっぱりこのカテゴリは封印しよう・・・。企画倒れってことで・・・「2008個の寿司を食う」ぐらい企画倒れってことで・・・。

世の中に問う!-1-

あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、あなたにとって、幸せな2008年でありますように。


昨日はあけおめエントリーなので、実際は今日のエントリーが2008年最初のエントリーといえるでしょう。
そこで、新シリーズスタートさせます!
その名も。

世の中に問う!

世の中のいろんな偏見をかなぐり捨て、素直に感じたことを書きます。

さて、記念すべき最初の「世の中に問う!」は



堀北真希ちゃんと

ハリセンボンのはるかちゃんは

やっぱり似てる


偏見さえ捨てれば、森三中の村上がMEGUMI、黒沢がともさかりえ、光浦が深津絵里に見えるってもんです。

いやいや。本人がネタにしてるのも知ってますよ。


というのも、元旦の朝、録画した「笑ってはいけない病院」を見てたんですわ。
で、そこにハリセンボンのはるかちゃんが入院患者役で出てたんだけど、本気で「こ、こんな番組にほ、堀北真希が出てる!?」と見間違えたんです。
もうそれ以来、かくし芸大会に出てたはるかちゃんも堀北真希に見えて仕方ない。
もう心臓バクバク。





・・・・新シリーズはこれで打ち切りってことで・・・。




いいでしょ、正月はいつもより半分ぐらいの人しか見てないんだもん。
こんなグダグダなエントリーで。
大ネタ使うにはもったいないし。
ほんとに間違えたんだもん。

あけまして

あけまして

 おめでとうございMAU!


はい。この挨拶がすっかり世の中に浸透しまし・・・・・・・え?浸透してない?IKKOの新ギャグ「めげない、めげない、めげちゃダメ!」 ぐらい浸透してない?


今年は「いい具合に・いい感じに」をテーマに頑張っていきたいと思っておる所存でございまする。

そんなこんなで2008年も、ムサビとムサビコムをよろしくお願いいたしマウス。
(ねずみ年だけに。・・・オヤジギャグ通りすぎて中2ギャグになってる・・・)


今年の紅白。
鶴瓶の司会は安心して見てられますな。
コブクロの「蕾」を聞いて泣いてしまいました。やっぱり名曲だわ。
「蕾」が「千の風にのって」みたいに紅白を機に再浮上して、ついでにドラマ「東京タワー」も再注目をあびて、ついでにムサビにも再注目(略

しかし、紅白のセットってほんっとにお金かかってる・・・・。


さて、一眠りした後に、録画しといた「笑ってはいけない病院」を見ますかね。

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