リアルな美大法人企画室長の日常を
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POP−UP絵本ミュージアム
行ってきました。
ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート POP−UP絵本ミュージアムに。
この展覧会は今年で2回目なんだけど、去年は行きそびれちゃったしね。
そうそう。「ロバート・サブダ好き」を公言してたら、広報スタッフがアメリカ土産にMoMAで売られてるサブダ作ポップアップオーナメントを買ってきてくれたんです。
これです。かわいいでしょ?
今は家に飾ってます。
入場料が大人800円、大学生でも600円するのに人がすごく入ってました。
「お金を出してPOP-UP絵本の展示を見てもいい」という人がこんなにいる世の中になったんだなあ。これってある意味すごいと思うんだけど。ウルルンの影響も大きいでしょうね。(そのときに作られた絵本も展示されてます)
今時のPOP-UPの醍醐味っていうのは、単に「平面から立体が飛び出す」だけではないんです。それなら飛び出た状態のものを展示すればいいだけで、実は飛び出し方にドラマがあるのだ!!
どどーーん!!
(凡々さんのマネ)
これがサブダさん達のすごいところで、ページを開こうとしてる瞬間からストーリーが始まっているんです。POP-UPの飛び出し方や動きにもちゃんと意味がある。もうね。これ以上は文字じゃ説明できない。実物に触ってもらうしかないっす。
去年ぐらいまでは特殊な本屋さんでしか扱ってなかったけど、今じゃ大きな本屋さんならどこでも置いてます。ぜひ見てください。そして買おう。
この展覧会では、でっかい絵本があって、ボタンを押すと、「ウイーン」とページが開いて、POP-UPが飛び出すような展示が設置されています。「企画・制作」に東映さんの名前があったから、このギミックを作ったのは東映さんのところなのかな?
ちなみに、帰って調べてみると、
http://www.shikake-ehon.jp
という「shikake-ehon.jp」ドメインを東映さんが持ってました。こりゃまだまだ商売するつもりだ(笑)
出口では予想通り、絵本の即売会が。今回はこの2冊を購入。
Star Wars: A Pop-up guide to the galaxy George Lucas Matthew Reinhart Orchard Books 2007-11 by G-Tools |
Encyclopedia Prehistorica : Sharks and Other Sea Monsters Robert Sabuda Matthew Reinhart Candlewick Pr 2006-04 by G-Tools |
自分はサブダさんよりラインハートさんが作った本の方が好きなのかもしれない。年も近いし、今後はラインハートさんの活動に注目してみます。
ちなみに「ラインハートさん」と紹介してるものと「ラインハルトさん」と紹介してるものがあるんだけど、どっちが正解なんだろう。この展覧会では「ラインハートさん」と書いてあったんで、そっちを使ったけど。綴りは「Matthew Reinhart」です。誰か教えてください。
もひとつ教えてくださいだと、テレビを見る限り、お二人の関係がちょっと気になってはいます・・・やっぱりそういうことなのかな・・・誰かこっそり教えてください。
さて、この話をムリヤリ美大ネタにするのなら。
お二人はニューヨークの芸術大学プラット・インスティテュートを卒業されています。
そう、ムサビと交換留学協定してる学校なのです。
プラット・インスティテュートと協定を結んでいる日本の大学はムサビだけです。かなり深い交流関係を持っています。
どのくらい深い交流かはプラットの関連リンクページを見てもらえれば一目瞭然。
■Pratt Institute::Valuable Links
このページの下から4番目。
ほら、一目瞭然・・・・一目・・・・・瞭然・・・・・りょうぜ・・・・・・・リンク先が武蔵野大学になってるんだけど・・・・・・・・・。