2007年12月のアーカイブ

2007年を振り返る

今年最後の更新。

「去年の大晦日はどんなエントリーをUPしてるんだろう?」と見てみると、こんなことを書いてました。
2006年を振り返る

来年のムサビ広報の抱負は、「仕掛ける」かな。


突然ですが。

船や潜水艦が海中の物体を調べるために、ソナー(水中音波探知機)という機械を使ってるのはご存知ですよね。ちなみにソナーとは「Sound Navigation And Ranging」の略なんだそうです。


ソナーには、大きく分けて「パッシブソナー」と「アクティブソナー」の二つがあります。

まず、パッシブソナー。
スクリュー音等を聞いて対象物の位置を知る方法です。
精度が低く、対象物が音を出していなければ探知することはできないという弱点があります。

そして、アクティブソナー。
いわゆる「ピン」等の音波を発信し、その音の反響から物体の位置を知る方法。パッシプ・ソナーに比べ精度が高く、船で使われてるソナーはこれです。

ただ、アクティブソナーは相手の位置を詳しく知ることができるけど、音を発信するので自分の居場所を相手に伝えてしまうことにもなります。なので、潜水艦ではパッシブソナーをメインで使っています。
はい。沈黙の艦隊から仕入れた知識です(笑)
沈黙の艦隊


ずっと思ってたんですよ。


これまでのムサビコムの活動がパッシブソナーなら、「ムサビ日記」出版はアクティブソナーだったなぁーと。

今までは身を潜めて周りの状況を聞いてる状態でした。
そう、潜水艦みたいなもんです。「非公式なアングラサイト」だしね。

でも今年は"本"というピンを初めて発信したわけです。

そのおかげで「ムサビ日記」という存在を(いい意味でも悪い意味でも)いろんな人に知らしめることができました。
ただ。これは表面上の喜びであって、実は周りの状況をより把握できたことの方が自分には大きかったんです。

「ムサビ日記出版」というアクティブソナーを「仕掛けた」年、それが手羽の2007年。
本当の第1位はもちろん、「本を出したこと」に決まってます(笑)


ここまでが前置きです。

いやー、しかし、まさか、本を出すことになろうとはね・・・。
前々から「ムサビ日記を本にしたい」とは言ってたけど、あんなに急展開で作ることになろうとは誰も予想してなかったし。
でも、このことによって、ハムコさんを始め、先生、学生さん、他美大の方、読者の方等たくさんの人と出会えたし、この本をきっかけにムサビのこと、美大のこと、そして大学のことをいろんな人と話せました。
これまでの大学職員人生で一番アクティブに動き、エキサイティングな年だったかも。もしかしたら手羽自身がアクティブソナーになっていたのかも。まさに、

アクティブ・テバーですな。

・・・これがいいたくて、アクティブソナーの話を書き出したんだけど・・・あんまり面白くなかった・・・頭の中では大爆笑なオチだったのに・・・・おかしいなあ・・・・・でももう書いちゃったからしょうがないよな・・・最初から書き直すのも面倒だし・・・・最後のエントリがこんな状態で終わってもいいのだろうか・・・ま、いいか・・・それが手羽クオリティ・・・。


では、皆さん、よいお年を!
もちろん正月一発目はあの挨拶で。
(遠回しに、「ムサビ日記メンバーも正月一発目はあの挨拶を書け」と脅してるわけだが)


手羽の2007年ランキング-後編-


手羽の2007年 思い出の出来事ランキングベストテン!!

いよいよ残るはベスト5です。
やはり上位は本関係。


第5位!!!!!!
美大ブログサミットを開いたこと
美大ブログサミット

美大以外からの予想外の反応がありました。
ある場所で取り上げられて、アクセスが急増したんです。
ま、ネーミング勝ちってやつですね。ぶっちゃけ4大学のサミットですし(笑)
でも、その流れで名古屋造形大ブログのプチ子さんが京都造形さんを訪問したり、東京工芸さんが在学生ブログを(略
美大ブログの輪が広がってきています。ぜひ美大でブログをされているところは連絡ください。


第4位!!!!!!!
いろんな人がムサビ日記を紹介してくれたこと
「大学関係者が一番見てる見てるサイト」といっても過言ではない「大学プロデューサーズ・ノート」さんで
美大・芸大志望者必読 『ムサビ日記』
と取り上げてくれたり、Heartlogicさんにいたっては、
武蔵野美術大学生のブログ「ムサビ日記」出版
進学:ネットを通じて、受験生にリアルな美大生の声を届けたい――ムサビコム/ムサビ日記::Heartlogic
私のアルファブロガー2007
と3度も紹介していただきました。
(Heartlogicさん、ありがとうございます。でも毎回トラックバックを飛ばしてるんですが届かないんです・・・スパム指定されてたりして・・・)

取材もいくつか受けました。
なんでもできる

某企業主催の大学入試・広報セミナーでムサビコムが事例として紹介されたりもしましたっけ。
ムサビコムがセミナーに登場

他にもりんらんさんの記事が地方紙にちょこちょこ出てたり、全国紙の書評に出てたり、某高校の図書館ニュースに「美大受験を考えている人は読もう」と書かれてたり、ある業界新聞にほぼ1ページ使って書評を書いてくれた方がいらっしゃったり、実はここではフォローしきれてないぐらい紹介してもらってるんです。
皆さん、ありがとうございました!


第3位!!!!!!!!
WEBに顔バレ動画を出したこと。
かたむく男 再生編
かたむく男 秘話編

2007年をもう一度やり直すことができるのなら、あの動画をなかったものにしたい・・・。なかったものにしなくてもいいから、せめて撮りなおして欲しい・・・背中に棒を入れてまっすぐの状態で・・・。



第2位!!!!!!!!!
サイン会をしたこと。
芸術祭2007-祭の後1-
大学職員が、しかもこの程度の話題度でサイン会するなんて、ありえないです・・・。
でも、サイン会なんて普通は経験できることじゃありませんからね。
シャレと勇気でやってみました。

サイン会に来ていただいたファンの皆さん、そしてサクラで参加した(笑)ムサビ日記メンバー及びOB,皆さんの暖かい心に本当に感謝しております。
ブログを見てくれてる方に直接会えたのは本当に嬉しかったです。「ムサビ日記2-恋する美大生-(仮)」が出た際には(略


さあて。
そして手羽の2007年の出来事第1位は!!!!!!!!!!

皆さんの予想通りっていうか、2007年はこれしかありません。手羽のメインイベントでした。当然これです。ランキングの全てが1位のための前フリみたいなもんです。



1月に胃カメラを飲んだこと。

はい。いきなり引いちゃうような告白ですいません。

この時に書いた「初体験」ってのが、実は「初 胃カメラ」だったんです。
去年の12月、ずっと胃が痛くて病院に行ったら「胃カメラ飲みます?」とあっさりお医者さんに言われました。ああ。もうそんなことをあっさり言われちゃう歳なんだな・・ブログに「YOUG STAFF BOLG」なんて絶対に書けないなあ・・・・てなことを思いながら、年明けに病院へ。

変な味の氷(麻酔)を渡され、しばらく口でほおばる。
「さ、やりますかね」と医者が出したチューブは予想よりはるかに太い。
ちょwww、無理無理www。これだけ文明が進化して、いろんなものが小さく細くなってるのに、この管はまだこんなに太いの?携帯電話だって、10年前よりすんごく小さくなってるよ。あ、ありえない・・。

医者「胃カメラは初めてでしたっけ?」
手羽「は、はい(汗)・・」
医者「思ってるより楽じゃないけど、言われてるほど苦しくもないよ」

その通りでした。
「またやりたいか?」と聞かれたら「結構です・・」と答えるけど、でも「2度とやりたくない経験か?」って言われたら、「ま、そん時は仕方ないかな・・やれなくはないっす」ぐらいな感じ?
のどの中を冷たい器具が通っていく変な感触は忘れられないけど・・。


結果ですか?
たいしたことなくて薬で治しました。
神経性のものだったようで、自分でも意外だったんだけど、ストレスを溜め込む性格らしいです。
こう見えて気が弱いんです。

もう若くない。自分の体は自分でなんとかしなくちゃいけないのだ。
2007年はそんな年の始まりだったのです。

そしてこの年末にまた大騒ぎなことが起きたんだけど、・・これはいつか書きます。


・・・・・・え?この結果じゃ満足できない??

しょうがないなー。続きは明日。





しかし、こんな年末にブログを見てくれてる人がどれだけいるんだろうか・・・。

ムサビ日記の感想2

私、結構ドジっ子なので、当選者の方でプレゼントがまだ届いていない方がいらっしゃいましたら連絡くださいませ。


手羽サンタからのプレゼント企画でいただいた「ムサビ日記の感想」をいくつかピックアップして紹介しています。
今日は受験生編


ペンネーム・「トントンさん」からのメール。

映像学科志望なので映像学科と手羽さん、油絵学科(何故か親近感を感じる笑)の日記を中心に読ませて頂いてます。
何回も繰り返し読むのはやはり入試関連の記事で、いろいろと参考にしてます。
実際にここに書いてあることが全てではないと思うけれど、単純にやる気が出るんですよ。
「頑張らなかんわー!」(名古屋弁です)って。
入試までいろいろ不安ですが、私は助けられてます。ムサビコムに。

おっ。映像学科希望者だ。

そういえば、おととい、映像学科のS原先生から「映像学科を紹介してくれてありがとう。ちなみに二人ともボクのゼミ出身だから」と携帯に電話がかかってきました。
相当自慢したかったんでしょう(笑)






次にペンネーム「えう゛ぁだむさん」。

私は高校3年、受験生です。志望校はもちろん・・武蔵野美術大学。(略)
ムサビコムを毎日かかさず拝見させていただいております。

最近気になった日記は、手羽さんからの10の質問に答えた日記です。
気が早いかもしれませんが、自分がムサビに入れたとして・・気が早いかもしれませんが、一年経ったとして、抱く夢や"ムサビ"という雰囲気。そこに自分を重ねてしまいます。
偉大な先輩方の後に続きたいと思いを馳せている毎日です。

また、四輪駆動さんの日記でしたり、ニアさんやxokoさん、他にもたっくさんあるのですが、『リアルな美大の日常』というのが感じられて本当に楽しそうで楽しみです。
これからも楽しい日記待ってます!

「手羽からの10の質問」というのはこちらです。
1年生に10の質問-2007改-
ムサビ日記メンバーも答えてくれてましたね。ありがとさんです。


ところで。
教育テレビを見てたら(教育テレビ大好きなんです)、光浦とパペットマペットが出てる小学生向け国語番組でこんな問題がでてきました。

問題::カッコの中に「だから」か「しかし」を入れなさい。
●私は国語が得意だ。(  )テストで85点だった。

答えはわかりますか?
正解は「どっちでもいい」です。
え?意味がわからない?
人によって「だから」を入れる人もいれば、「しかし」を入れる人もいる。どちらでも正解なんですね。

こんな例もありました。

●子どもの頃から恥ずかしがり屋だった。(   )アナウンサーになった。

普通は「しかし」だけど、この番組に出てくる徳田アナは「アナウンサーになれば、自分の恥ずかしがりが直るかも」と思ってたので、徳田アナ的には「だから」が正解。

●受験を頑張った。(   )ムサビに合格した。
「だから」が正解だと信じてますが(笑)、「しかし」を入れる人もそりゃいますよ(涙)


「1年生に10の質問」もその人の心境や置かれてる立場で受け取り方は違うわけで、「厳しい質問だなあ。でもそれもそうだし頑張るか」と取る人もいれば、「こんな質問は意味がない」と感じる人がいるのも当然です。
ただ、自分には嘘をつかないように生きたいよね。


その他の受験生の声だと、「それぞれの入試体験談が面白かった」という感想が一番多かったです。
ムサビ日記メンバー、よろしく!


受験生の皆さん。
今がつらい時だと思うけど、もうちょっとだよ。

手羽の2007年ランキング-前編-

今年ももうすぐ終わり。
いろいろありました、2007年は。

ということで、2回に分けて手羽の怒涛の1年間を振り返ってみます。

題して!

手羽の2007年 思い出の出来事ランキングベストテン!!


第10位!
アップルジャパンさんからTシャツもらったこと
何事も言ってみるもんです。
担当の方がこのブログを読まれたそうで、後で送ってくれました。シャレのわかる会社だなあ(笑)ありがとうございます。
でもどうせならiPodtou(略

そうそう。そのイベントレポートがアップルジャパンさんのWEBにUPされています。
アップル::学生に向けて『Touch the Mac』を開催。武蔵野美術大学
実は記念すべき第1回目がムサビだったんですよ。ありがたい限りです。いっぱいマック使ってますからね。
だから、ついでにiPodto(略


第9位!!
手羽サンタプレゼント企画をやったこと。
ほんとにこんなにメールが来るとは思ってなかったので、皆さんが思ってる以上に嬉しかったんですよ。
手羽サンタからプレゼント!


第8位!!!
学生さんから取材を受けたこと。
ブログでつながるリアルなムサビ
これも、恐らく皆さんが思ってる以上に嬉しかった出来事です。学生さんからのインタビューは2度目なんですけど、この授業は以前からチェックしてたもんで。夢が一つかないました。
さ、次は長澤先生の情報社会職業論のゲストだな。これもいつ呼ばれるんだろうとずっと待ってる状態です。


第7位!!!!は無くて・・・・・・・え?・・・だったら「ベスト9」でよかったんじゃないかって?・・・だって今年は「偽装の年」ですから、最後ぐらいは「タイトル偽装」させてください。(ありえない言い訳。子供は真似しないでね)


第6位!!!!!
ドラマ「東京タワー」放送
遠い昔のことのようになってますが(笑)、1月に放送されたドラマ「東京タワー」にムサビがいっぱい出てきました。しかも実名で。もうあんなことはないでしょうね。。。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン DVD-BOX
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン DVD-BOX
あ、香椎由宇さん、ご結婚おめでとうございます。
香椎さんはテレビ版、オダジョーは映画版「東京タワー」に出てるわけで、これはムサビが結んだ愛といっても・・・勘違いも甚だしい思い込みですな。


実は週1以上の頻度で広報課にCM、雑誌、ドラマ、映画などから撮影依頼がきているんですが(本当です)、基本的に「ムサビで撮影する必然性がないもの」「ムサビOBが関係しないもの」はお断りしています。単なる「場所貸し」はムサビはしていません。
よく言われるんですよ。「美術教室っぽい場所を探してるんです」的なことを。わざわざムサビで撮影することないだろうに、なこと。

これも難しいところで、「もっとテレビドラマとかでムサビを使ってもらって、大学名を宣伝するべきだ」という人もいれば、「ムサビは東京タワーやハチクロで名前を宣伝した。恥ずかしい」という人もいます。
人それぞれですな。

ちなみに。
これは前にも書きましたが、情報バラエティ系番組(いわゆるトリビア系)で大学の先生がVTRで説明するシーンがよくありますよね。「はい。それは本当です」てな感じで。

「なんでムサビの先生は出ないんですか?」と学生さんに聞かれたことがありますが、あれは番組制作会社が用意したコメントをしゃべることがほとんどで、制作サイドからすると話す人は誰でもいいんです。「専門としてるっぽい大学の先生が、番組の趣旨どおりの(用意した)コメントをしゃべってくれて、本当っぽくなった」という映像さえ撮れれば。
「○○先生にお願いします」と専門領域を調べた上で話があれば先生に相談しますが、「誰でもいいので、ちょこちょこっとしゃべってくれれば」と言われることがほとんど(笑)
なのでほとんどお断りしている次第です。
有名タレント教授以外は早稲田慶應の先生もほとんどその手のVTRで出てこないでしょ?
後はどういうことなのか推測してみてください。そういうもんなんです。
余談でした。



ドラマ「東京タワー」といえば、なんといっても主題歌の「蕾」。

B000MV9Q1Q蕾 (通常盤)
コブクロ 小渕健太郎
ワーナーミュージック・ジャパン 2007-03-21

by G-Tools

この曲は大ヒットしましたね。紅白でも歌いますし


3月のオフ会ではまだカラオケに入ってなくて、後日、1人でカラオケボックスに入って「蕾」ばかり1時間歌った人は何を隠そう手羽です。
1人で2役やってる(微妙に歌い方を変える)姿はとても人には見せられない・・・。

ムサビ日記の感想1

事務局も今日で終了。
証明書が必要な学生さんは今日中にね。あ、意外と忘れる人が多いけど、学割もそうだよ


森さんから絵本「しめかざり」が届きました。
そこには「しめかざりも水門もマウシールも全部プレゼントしちゃえ!」というメモが一緒に。

・・・勝手に仕事増やすんじゃないよ・・・。

でも手羽は学内の世界堂へ走りましたよ(涙)
Sと見せて、結構Mっ気たっぷりなんです。にしおかすみこみたいなもんです。

というわけで、当選された方にはマウシールが1枚だけ入ってるはずです。おまけです。お礼は森さんに言ってください。お金を出したのは手羽だけど。2枚入れるほど太っ腹じゃないのがリアルすぎて悲しいけど。


さて、沢山いただいたムサビ日記の感想をせっかくなのでいくつか紹介いたします。



今回は保護者編。
結構、在学生の親御さんがご覧になってるんですね。知りませんでした。

まずはペンネーム「グリインさん」からのメール。

わたしは油絵学科3年の保護者です。
入学したての頃は度々電話してきた娘も、用がある時しか連絡して来なくなりました。
同じ学科のねこあじさんの日記で癒されています。
うわっ。耳が痛い・・・。自分もそうでした・・・毎休みに実家に帰ってたけど、3年ぐらいから面倒になってほとんど帰らなくなったし・・・作品をちゃんと作るようになってチケット代がもったいなくなってきたってのもあるけど・・・親孝行しようよ。みんな。

ペンネーム「yukihahaさん」からのメール。

娘が工デ2年に在学中です。毎日、パソコンでムサビ日記を楽しく拝見しています。
離れて住んでいる娘は、大学のことをほとんど言って来ないので、学生さんの生態(失礼)や、最近の若者の気質、手羽さんの、ちょっと違う視点からの情報を興味深く読んだり、それは違うだろうと突っ込んだりしてます。

みんな、お母さんと話をしようよ・・・。


そして、これは意外なパターン。
ペンネーム「ぼちぼち子さん」からのメール。

手羽さん、はじめまして。
息子は違う東京の美大に、四月に入学しました。
でもこのブログで子どもの気持ちが少しは理解できるかなとちょこちょこ拝見しています。

他大学の親御さんからメールをいただいたんです(笑)

ムサビ日記と他大学ブログさんとの一番大きな違いは「自大学を紹介するのが目的ではない」ってこと。ムサビ日記の運営テーマである「リアルな美大の日常を」に偽りなし!ってことを証明できました。

ぜひ来年はムサビに編入(以下略)

二年前、高校3年の息子が東京の美大を受験し(私大はムサビさんと東京造形さん)みごとに全落ち!
お先真っ暗、これからどうしようと迷っていた時、私がこのブログに出会いました。
珍念さん 小春さん えいびっとさんの日記が大好きでした。
現在は凡々さん、四輪駆動さん、みちくさとりこさんの日記が大好きです。
(おばちゃんには言葉がわかりやすいです)
珍念くん、小春さん、a-bitさんの名前が出てくるとは結構以前からのムサビ日記マニアですね・・・。

壮絶!美大生バトル小説ブログ10

====================
壮絶!美大生バトル
「めちゃくちゃアートな運命- Most and Ultimate -」
10枚目。
====================

これまでの話:: 1枚目2枚目3枚目 4枚目 5枚目 6枚目7枚目8枚目9枚目


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



だと思ったでしょ?
「応募が少ないとかわいそうなので」とメールを送っていただいた方もいらっしゃしました・・・ご心配おかけてしてすいません・・・。


手羽サンタからのプレゼント

実は23通の応募あったんです!!
すごくないですか?
3名の枠に23通。倍率7倍以上ってことは日本画学科の受験倍率より高いってことですよ(やめなさいって。そういう話)


ぶっちゃけ、「手羽の思いつき企画は成功しないし、募集を出すタイミングも悪かったし、10通来たらいいなー」と思ってたので、これは全くの想定外でした。こんなに選ぶのに悩むなんて(涙)
皆さん、ありがとうございました!

では、あっさり発表します!!!


●愛知県のホワイトドックさん

●横浜のゆーてぃんママさん

●熊本のこまちさん

の3名の方です!おめでとうございまーーーす!!

ホワイトドックさん、ゆーてぃんママさん、こまちさんには本日ムサビ日記と絵本「しめかざり」を発送しますので、2,3日中に着くはずです。もうしばらくお待ちください。
落選された方。私にボーナスが入ったらまた自腹企画やりますんで(笑)、ぜひその際も申し込んでください。そして手羽にボーナスが出るように祈ってください。受験生が増えるとボーナスが出るかもしれないから、ぜひ受験(以下略)




今回の応募は「受験生」4割、「保護者」3割、「在学生」2割、「その他」1割という申込み状況だったので、私の中で「『受験生』『保護者』『在学生とその他』の3カテゴリから1人づつ決める」というルールをつけました。
なので、「ああ、この人に送りたい」という方もカテゴリ枠で落選したケースがあります。本当にごめんなさい。

皆さんからいただいたコメントは「さすがムサビ日記を読んでる人達だなあ・・」というものばかりです。もったいないので何人か後日改めて紹介しますね。


何度でも言います。

皆さん、ありがとうございました!!

手羽サンタ。本日まで


メリークリスマウ!


恥ずかしさを通り越して、気持ち良くなってきました。心が晴れ晴れした、いや、開放された気分です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手羽サンタからプレゼント」企画を実施中!!
締切りは12月25日(火)、つまり本日14:00までです。
森さんのご好意により、当選された方には絵本「しめかざり」もプレゼントします!
ドンドンご応募ください!!!

Today’s the day to believe.
Merry Christmau!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さんの心にもサンタさんはやってきましたか?
欲しいものが、ルミックスなデジカメだったり、1万6千円のe.m.のピアスだったりする心の汚れた大人にはきっと来ないと思いますが。


M-1も終わったし、明石屋サンタも終わったし。
後は徹子の部屋でタモリを見て、笑ってはいけない病院は録画して、ジャニーズカウントダウンとCDTVスペシャルをちょこちょこチャンネルを変えながら見て、カウントダウンはやっぱりジルベスターコンサートで迎えたいです。
それが平和な日本の年末ってやつですよ。

おっと。その前に。
清水ミチコの20周年だからリップサービス」。これがありました。本日深夜放送。
何がすごいって、「矢野顕子とのピアノセッション」ですよ。信じられます?これだけでも録画する価値があるってもんですよ。

とテレビばかり見てちゃいけないと思って、年末年始読書用に辛酸なめ子さん共著の

4594054919皇室へのソボクなギモン
辛酸 なめ子/竹田 恒泰
扶桑社 2007-09-29

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をamazonで発注。

ムサビOBだからといって辛酸さんの本を毎回買ってるわけじゃないけど、時々読みたくなるのよね。この人の本は。

手羽サンタへのプレゼント

Merry Xmau!!


人間の適応能力ってすごい。もう「クリスマウ」が恥ずかしくなくなった・・・。


現在、手羽サンタからプレゼント」企画を実施中!!
締切りは25日の14:00までです。
森さんのご好意により、当選された方には絵本「しめかざり」もプレゼント!
26日発送だわ、しめかざりだわ、もうクリスマウのクの字も残ってねーよな展開ですが・・・。
というわけで、森さん、チャリンコでしめかざりを3冊持ってきてください。
もう一押しすると、水門のあの人からももらえたりするのかな。「ムサビ超ニッチ本3冊セット」ってことで。


皆さんはクリスマスといえば、何を想像しますか?

手羽の場合は、真っ先に86年、87年に放送されたMerry X'mas Showを思い出します。人気アーティストが集まった伝説の音楽番組で、録画したビデオは今でも私の宝物です。
しかし、もう20年前なんですね・・・学生さんはJ-POP大好きなお母さんに聞いてくださいませ。多分見てるんじゃないかと。

次は、Merry Christmas Mr.Lawrence かな?

B0000015IOMerry Christmas, Mr. Lawrence: Soundtrack From The Original Motion Picture
J. Seymour Irvine Stephen McCurdy Ryuichi Sakamoto
Milan 1994-10-11

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うわっ。時代を感じるジャケットだなあ・・・。


その次だと、やっぱりなんといってもナイトメアー・ビフォア・クリスマスでしょ。

B00006LSZ4ナイトメアー・ビフォア・クリスマス コレクターズ・エディション
ダニー・エルフマン クリス・サランドン キャサリン・オハラ
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2007-11-14

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美大生なら、ジブリ作品の次に見てる映画ではないでしょうか。
ストップモーションアニメでこれに勝るものはないです。
どうしてもまた見たくなって、昨日TSUTAYAでレンタルしてきちゃった(笑)何度目だよ。つーか、もう買えよってくらい見てます。
日本語版のジャックの声が市村正親さんで・・あ、「篠原涼子のダンナさん」と言った方がわかる人が多いのかな?・・・彼の歌も最高。


ところで。
そのツタヤで、ずっと探してたものに出会ったんです。

4056048746大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)
大人の科学マガジン編集部
学習研究社 2007-09-28

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この日記でも書いたけど、9月に発売されて、すぐに売切れてしまった本なんです。
プレミアがついちゃって、定価が2300円なのにamazonでは中古品が5,980円で売られてたぐらい。異常でしょ?

ようやく、追加生産されたようで、もう迷わず購入。


頑張った手羽サンタへのプレゼントってことで。
メリークリスマウ!

卒業生情報

明日はクリスマウイブ
あ、名古屋造形ブログのプチ子さん、クリスマウを使ってくれてありがとうございます。
ムサビ日記メンバーからも軽く無視られてますが、頑張って生きていきます。


思いつき企画「手羽サンタからプレゼント」を実施中!!ぜひ応募ください!!!
・・でも、手羽の思いつき企画は成功した試しがないんだよな・・・(ぼそっ)・・・。


今年のまとめをぼちぼちと。


突然ですが、「人生銀行」を知っていますか?
人生銀行
初回出荷分を3週間で完売。半年で20万個を超す大ヒットとなったタカラトミーのホビー貯金箱です。
Wiiとともに「2007年を代表する玩具」と言っても過言ではないでしょう。
日経トレンディが選ぶ2007年ヒット商品ランキング」でも25位に入ってます。(ちなみにメガマックが26位)


これを企画開発したのが、遠藤千咲さん。はい。ムサビ映像学科OBです。
彼女はまだ25歳で、なんと新人社員研修の課題で考えたのがこの「人生銀行」なんだって。研修から商品化された企画はこれまでなかったんだとか。すごいよね・・・。

その遠藤さん、雑誌「日経WOMAN」の企画「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」で、ヒットメーカー部門2位、総合ランキングで9位に入りました。おめでとうございます!!
(遠藤さんについては今年中にもう一度触れる予定です)

そうだ。12月に人生シリーズ第2弾「人生時計」が発売されていますので、
人生時計 ライトブルー
プレゼント選びに困ってる全国のサンタさんはぜひご購入ください。


「OBの受賞」といえば、デジスタ・アウォード 2007 のインタラクティブ/インスタレーション部門で、志村信裕さんがグランプリを取りましたね。ん?彼も25歳ぐらいじゃないかな。大学院の映像コースを修了したばかり。





映像学科は、日本で初めて「映像」という名称を冠した学科です。(と言われている)
とはいっても、まだ出来て17年ぐらい。そんなに古い学科ではないので、OBも他学科に比べると少ないです。

正直、受験生集めに最近苦戦してる学科でもあります。
いろんな要素はあると思いますが、一番の原因は、いろんな大学がアニメ学科やマンガ学科を大量に作ったことにモロ影響を受けているんじゃないか、と個人的には感じています。

でも、そんなにアニメだけ学びたい高校生ばかりなのだろうか。
「アニメしか学べない大学に子供を入れてもいい」と思っている親ばかりなのだろうか。
まだ若いんだから、いろんなことを学んだ上で「アニメ」という表現方法を選択するべきだと思うのだけど。
はい。今は何言っても負け惜しみにしか聞こえませんね・・・・もしかするとムサビも数年後はアニメ学科作ってるかもしれないし。


でも、最近の映像学科OBの活躍を見てると、ジワジワと「映像を学ぶ意味」が効いてきてるんじゃないかしら?

手羽サンタからプレゼント!

手羽サンタから、1年間の感謝の気持ちを込めて・・・・


ムサビ日記本(サイン入り)を

3名様にプレゼントします!!!
(どどーん)

だってクリスマウなんだもん!!!


どうっすか。「いつもブログを見てるけど、本を買うのもなー」と悩んでる方。
そういう人はいないと思うけど、いたらこのチャンスに。


とはいっても、発送はクリスマス明けなので(ズルっ)、「手羽からのお歳暮」の方が正しいかな?
手羽からの暮れの元気なご挨拶
もしくはお年玉?
うーん、やっぱり響き的にいいので、「手羽サンタのプレゼント」にしてくださいよ。


だって、昨日の夜思いついた企画なんだもん。
手元になかったから、Amazonに発注しちゃったよ(涙)
25日発送予定だってよ(涙)
出版局で買えば安く買えるのに(涙)
もちろん自腹に決まってます(涙)


**12月24日追記::
森さんのご好意により、好評発売中の絵本「しめかざり」も一緒にプレゼント決定!
(なぜ「しめかざり」がついてくるのかは、このエントリーをご覧ください
年末年始はムサビ日記としめかざりを読んですごしましょ。


申込方法などは以下に書きます。
ドンドンご応募ください!!

■応募条件::

ただひとつ。「ムサビ日記メンバー以外」とさせてもらいます。ごめんね。
であれば、ムサビ生でも、ムサビ関係者でも、保護者でも、受験生でも、タマビ広報の人でも、他大学の学生さんでも、奈良の大学さんでも、京都の大学さんでも、工業大学さんでも、アップルジャパンの人でも、広告代理店にお勤めの方でも、全然構いません。


■申込方法::

メール件名は「手羽サンタへ。メリークリスマウ」と書いてください。
恥ずかしいのはみんな同じ。
本文に
●本名とペンネーム
 *ペンネームは発表時に使うだけです。なければこっちで適当につけます。
●ムサビコムの感想
 *誰のどういう日記が面白かったとか、あれが参考になったとかなんでも。
 *感想は採用・不採用関係なくブログで紹介させていただくかもしれません。
●プレゼント送り先
 *郵便番号、住所、お名前、電話番号
をご記入の上、

info◎musabi.com(◎を@に変換)

宛に送ってください


■選別方法::

手羽が「ムサビコムの感想」を読んで、それで決めます。文句あります?
単純に手羽を褒め倒すようなものは多分採用しないのであしからず。


■応募締切・発表等::

応募締切りは12月25日(火)14:00までとします。
発表は12月26日(水)のいつもの手羽タイムに。どこがクリスマスなんだって話だけど。

発送は26日か27日。
26日中に送りたいので、応募メールに住所を書いてもらいたいんです。
この発送以外に個人情報は使用しません。というか私も嫌なのですぐに消去します・・。

応募が3通来なかったら・・・・この話はなかったことにしよう・・・・多分何事もなかったかのように、26日は美大バトル小説がアップされてるんじゃないかと・・・5通来ると嬉しいなあ・・・。


昨日の夜、森さんから「仕方ないからアマゾンでムサビ日記を買ってやった」とメールが届きました。
「あ、そうか。プレゼントすればよかったのか」とこんな企画を思いついた次第です。(嫌な性格3)

年末年始の入構禁止

クリスマスですか?
今年も仲のいい友達とキムチ鍋パーティをします。
サンタさんのプレゼントは彼氏がいいなー。


テレビもラジオも女子アナがみんな同じことを言ってて、きっとこのセリフがテンプレートになってるんだろうなーと感じる、年中クリスマウな男・手羽です。
昨日、jsato先生が打ち合わせの時、恥ずかしそうに小さな声で「ま、クリスマウだからね」と言ってくれました。でもそんなに恥ずかしそうに言わなくても・・・こっちも恥ずかしくなるじゃないですか・・・。

大事な話を書き忘れてた。
大学事務局の冬休みです。

2007年12月28日[金]〜2008年1月6日[日]は年末年始休業のため、学内入構禁止となります。また、電話・事務取扱いについても同期間は取り扱っていません。

冬休みに入って、大学見学を予定してる高校生の皆さん。ムサビは日曜祝日と上記期間は学内に入れないのでご注意ください。
ほんとは先週来てもらえたらよかったんだけど・・・。授業も終わってるから、この時期にムサビを見に来ても「さびしー大学だな・・」と思われちゃうだろうしね(笑)



また、12月26日以降に願書や無料資料を郵便で請求した場合、大学に着くのは28日だから1月7日に発送・・・ということもありえます。願書や資料がすぐ欲しい人は今週中に請求しましょう。

質問なんかも事務局が休みになる前に聞いといた方がいいよ。願書の書き方とか必要書類とかね。不安があるのならスッキリして新年をむかえましょう。今年の悩み 今年のうちに。

リスの惑星2

前置きはこちらをご覧ください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

剥製屋さんに到着。


入り口に入ると、鹿やクマのでっかい剥製がお出迎えしてくれました。
hakusei1.jpg

hakusei2.jpg
こ、こんにちは。白クマさん・・・あんまりこっち見ないで・・・。
こんな至近距離でこんなに大量のでっかい剥製を見るのってあんまり経験がないかも・・動き出しそうで夜は怖いだろうな・・。

こっちにはかわいいバンビ発見。
hakusei3.jpg
今にも動き出しそう。


元彫刻家の血が騒ぎますね。
ある意味、剥製も彫刻の一種なわけで。
ぬいぐるみを作ったことがある人ならわかると思うけど、内側から形を作っていくのってかなり大変なのよ。結構思い通りに形作るのは難しいんです。
多分手羽は作れない・・。

剥製の造形力に圧倒されてると、白衣姿の店長さんが登場。
この店では剥製を作っているんです。

「エゾリスでこんな大きさでこんなポーズの剥製を必要なんですが」
「在庫は一体しかないんだよ。それ見てみる?」
「あ、これいいですね。イメージどおりです。こんな感じのを後3体必要なんですが」
「作るしかないかな。このリスなら多分在庫はあったと思うからちょっと待って。冷凍庫見てくるから

・・・・・・・・・・・。
だ、ダメだ。その冷凍庫の中を想像しちゃダメだ・・・・・きっと失神する。


「大丈夫だね。その数なら眠ってた。いつまでにいるの?12月の中旬?なら大丈夫だよ」
「ところでリスぐらいの大きさの剥製だとおいくらなんですか?」
「だいたい一体●円ぐらいだね」

「・・・・えーと(汗)・・・・」

金額は自分で調べてみてください・・・。


そして12月中旬。
再度お店へ。
「ムサビさんだね。もう準備できてるよ」
hakusei4.jpg
か、かわいい・・・・。


書類を書いてもらってる間に店長さんをインタビュー。
知られざる剥製師の世界。



中は何が詰まってるんですか?」
「リスぐらいの大きさだと木のチップだね。もう少し大きくなると発泡スチロールとかかな。クマとかもっと大きくなると、FRPで中を作っちゃう。だから見た目よりも軽くて丈夫なんだよ」
「まさに彫刻ですね・・・」
「そこにある白クマも中はFRPで空っぽなんだよ。台座が重たいからそのまま運ぶのは大変だけど、台座を外しちゃうと1人でひょいって持てちゃう(笑)」


でも、そんな大きな剥製って日本じゃあんまり需要がないんじゃ?」
「アメリカやカナダだと”狩り"が盛んだからクマやトナカイの剥製需要が高いんだよ」
「なるほどなるほど」
「中に入れるFRPの型が大量生産されて売ってんだよね。そのカタログもあるくらい。だから日本よりもかなり安く作れる。逆にこういうリスとか小さなものは”型”を作りにくいから、日本の方が安くて精巧なものが多いかな」


こういうお仕事って美大や芸大卒の人がいたりするんですか?」
「いないんだよねー。立体はなんとか独学でできるんだけど、色使いは専門の教育を受けてる人にはかなわないから、うらやましいんだよねー」
へ?剥製に色を塗る?」
「例えば、鳥の足部分(肌が見えてるところ)は死んじゃうと真っ黒になっちゃうんだよ。昔はそのままで良かったんだけど、最近は肌色に仕上げないと買ってくれないのね。そういう繊細な肌色の表現力とかはやっぱり美大や芸大の人にはかなわない」


どういうところから購入依頼が来るんですか?」
「ほとんどは博物館とか。CMや映画のセットで使いたいってこともよくあるし」
美大なんかは?」
「時々あるよ。そういえば何年か前に名古屋ナントカ大学っていう美大から依頼があって納品したら、その直後にやっぱり名古屋カントカ大学ってところから依頼があったんだよ。同じ大学だと思ってたら、話が合わなくてね。全然違う大学だったんよ。名古屋は似たような美大がいくつもあってわからないね(笑)」

あああ・・・そんな東京の人間が心に思ってることをはっきりと口にしなくても・・・。


リスが松ぼっくりを持ってるのは何か意味があるんですか?」
「立ちポーズだと手が宙ぶらりんになっちゃうんだよ。だから何か持たせた方がかわいくなるから松ぼっくりを持たせるようにしてるんだ・・・はい。書類完成。あとはよろしくね」


というわけで、リスさん達が松ぼっくりを持ってムサビにやってきました。
hakusei5.jpg
まさにリスの惑星。

リスの惑星1

今週の火曜・水曜に3年次編入学試験が行われました。
受験生の皆さん、お疲れさまです。
あ、SPIを受けてた学生さんもお疲れさま。結構、ファインアート系の子も受けてるのね。いい傾向だ。うん。


某学科の実技試験モチーフが「リスのはくせい」だったんです。惑星ではなく剥製。
4体必要なんだけど、教材室にはリスの剥製が一体しかない。ということは新規購入しなくちゃいけない。
「しかし、剥製屋ってどこにあるんだろ?それよりもこういうのっていくらするの??」
全く未知の世界。ここ10年以上、教材室では剥製を購入してなかったんです。学生さんも剥製をモチーフとして描くことが少なくなってきてるし。

調べると、なんと剥製屋さんが通勤路のすぐそばにありました。吉祥寺の外れ。
こんな身近な場所にあったなんて・・・この道は何度も通ってるけど、今まで気がつかなかったなあ・・・。


というわけで、11月、生まれて初めて剥製屋さんに行きました。
試験も終わったから、ようやく解禁できる話。




と書こうと思ったけど、時間がなくなっちゃった。
続きは後で書きます。


うーん・・・・・・メリークリスマウ
(こればっかり)


しめかざり

メリークリスマウ

・・・ちょっと早かったかな・・・いつもクリスマスの日しか書いてないから、たまには早く言ってみようと思ったのだけど・・・・いつになったらムサビの人全員が笑顔で「メリークリスマウ!」と言い合う幸せな世界がやってくるのでしょうか・・・。


クリスマスもまだなのに,今日は正月の話です。

私の知り合いが出した本の宣伝をさせてください。

しめかざり(たくさんのふしぎ 2008年1月号)
文・絵 森須磨子
発行元 福音館書店
定価700円

しめかざりとは、皆さんもご存知、正月に飾るアレです。
これがね。奥深いんです。「へ?しめかざり?何言ってるの。全国どこでも同じでしょうに」と思うでしょ?でしょ?でも、地方によって、もしくは山を一個超えるだけで形が違うんですよ。

実はこの本の作者は芸術文化学科の元助手さん。芸文立ち上げ時の助手さんで大学院基礎デを修了されてます。
森さんはしめかざりの研究(?)を昔からライフワークにしてて、2000種ぐらいのしめかざりをコレクションしてるんだとか。年末年始は毎年しめかざり調査旅行にでかけてるそうです。
助手時代、勝手に12号館1階でしめかざりの展示をやってたりしてたっけ。私達からすると「とうとう本にしちゃったのね・・・」ですね。いつかやると思ってたけど(笑)

しめかざりに興味をもたれた方は、昨日の朝日新聞26ページに彼女の記事が出てるので、読んでみてください。地方版だと写真がカラーできれいなのに、東京版だと白黒で残念がってましたが。あ、来週も記事が出るそうです。



しかし、今年は自分も含め、身近なムサビ関係者が本を出した年だなあ。
でも、テーマが水門だったり、しめかざりだったり、全部「超ニッチ」というか「イロモノ」というか、そっちな方向なのが気になるけど・・ムサビに来ちゃうとそうなっちゃうのか、そういう人が集まってるのがムサビなのか。


以前、森さんに「ムサビ日記って本出したよー」と連絡したら、「じゃ、本屋で立ち読みします」と返事が来たので、嫌味で買ってやったさ。そして宣伝までしてやったぞ。どうだ。手羽っていい人だろ。これでムサビ日記を買うしかないだろう。

中村靖日、という役者

「ドラマやCMで顔はよく見るんだけど名前を知らない」という役者さんっていませんか?
六平直政さんなんかもその1人かも。


中村靖日(なかむら・やすひ)さんという役者がいます。
恐らく名前を聞いて「ああ、あの人ね」と想像つく人はまだあまりいないでしょうね(笑)


でも、
●キシリッシュのCMでキムタクと一緒に出てたあの人(「なっ!」編)
●エステー「エアウオッシュトイレCUBE」CMの電話編で黒電話をさしだす先輩(*音出ます)
●サラリーマンNEOに出てたあの人
●JR東日本「エキナカ4-ママをのせた電車/立川駅」でのナレーション
●マイ☆ボス マイ☆ヒーローの生物教師・とっつぁん坊や
●医龍2の野村博人
といえばわかる人も多いのでは。

あ、最近だと
●ジョージアのCMで欽ちゃんと舘ひろしとウルトラセブンと麻雀をやってるサラリーマン
が一番イメージしやすいかな。トリック劇場版2にもこっそり出てました。
まさに「名前は知らないけど、なんか最近、よく見る顔だなあ・・・」って方でしょ?



はい。この展開はもうおわかりですね。その通り。

中村さんはムサビOBなんです。大学院映像コースを修了されています。
最近のテレビ・CM・映画では引っ張りだこな状態ですな。
決して派手な役を演じるタイプではないけど、「地味な冴えない男」をやらせたら今は右に出る人はいません。端正な顔つきなので、今後は違うタイプの演技もやっていかれるんじゃないでしょうか。

実は去年、中村さんがムサビOBってことは調べ上げてたんです(笑)
何故このタイミングで紹介したかというと、

B000YGNFPC装苑 2008年 01月号 [雑誌]
文化出版局 2007-11-28

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の「NEWCOMER 2008 CREATOR'S FILE 」で紹介されたんです!
ようやく彼の時代がやってきました!!


どうぞ、中村靖日さんを応援してください!!


彼を語る上で、この映画の存在は外せません。

運命じゃない人
運命じゃない人中村靖日 霧島れいか 山中聡

おすすめ平均
stars「運命の人」
stars面白かったです〜
stars星7つ
starsアカデミー賞は超えた
starsこれはこれは

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


以上、ムサビOB紹介ネタ第2弾でした。

POP−UP絵本ミュージアム

行ってきました。
ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート POP−UP絵本ミュージアムに。
この展覧会は今年で2回目なんだけど、去年は行きそびれちゃったしね

そうそう。「ロバート・サブダ好き」を公言してたら、広報スタッフがアメリカ土産にMoMAで売られてるサブダ作ポップアップオーナメントを買ってきてくれたんです。
これです。かわいいでしょ?
今は家に飾ってます。


入場料が大人800円、大学生でも600円するのに人がすごく入ってました。
「お金を出してPOP-UP絵本の展示を見てもいい」という人がこんなにいる世の中になったんだなあ。これってある意味すごいと思うんだけど。ウルルンの影響も大きいでしょうね。(そのときに作られた絵本も展示されてます)


今時のPOP-UPの醍醐味っていうのは、単に「平面から立体が飛び出す」だけではないんです。それなら飛び出た状態のものを展示すればいいだけで、実は飛び出し方にドラマがあるのだ!!
どどーーん!!
(凡々さんのマネ)

これがサブダさん達のすごいところで、ページを開こうとしてる瞬間からストーリーが始まっているんです。POP-UPの飛び出し方や動きにもちゃんと意味がある。もうね。これ以上は文字じゃ説明できない。実物に触ってもらうしかないっす。
去年ぐらいまでは特殊な本屋さんでしか扱ってなかったけど、今じゃ大きな本屋さんならどこでも置いてます。ぜひ見てください。そして買おう。

この展覧会では、でっかい絵本があって、ボタンを押すと、「ウイーン」とページが開いて、POP-UPが飛び出すような展示が設置されています。「企画・制作」に東映さんの名前があったから、このギミックを作ったのは東映さんのところなのかな?
ちなみに、帰って調べてみると、
http://www.shikake-ehon.jp
という「shikake-ehon.jp」ドメインを東映さんが持ってました。こりゃまだまだ商売するつもりだ(笑)


出口では予想通り、絵本の即売会が。今回はこの2冊を購入。

0439882826Star Wars: A Pop-up guide to the galaxy
George Lucas Matthew Reinhart
Orchard Books 2007-11

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076362229XEncyclopedia Prehistorica : Sharks and Other Sea Monsters
Robert Sabuda Matthew Reinhart
Candlewick Pr 2006-04

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自分はサブダさんよりラインハートさんが作った本の方が好きなのかもしれない。年も近いし、今後はラインハートさんの活動に注目してみます。

ちなみに「ラインハートさん」と紹介してるものと「ラインハルトさん」と紹介してるものがあるんだけど、どっちが正解なんだろう。この展覧会では「ラインハートさん」と書いてあったんで、そっちを使ったけど。綴りは「Matthew Reinhart」です。誰か教えてください。
もひとつ教えてくださいだと、テレビを見る限り、お二人の関係がちょっと気になってはいます・・・やっぱりそういうことなのかな・・・誰かこっそり教えてください。


さて、この話をムリヤリ美大ネタにするのなら。



お二人はニューヨークの芸術大学プラット・インスティテュートを卒業されています。
そう、ムサビと交換留学協定してる学校なのです。

プラット・インスティテュートと協定を結んでいる日本の大学はムサビだけです。かなり深い交流関係を持っています。
どのくらい深い交流かはプラットの関連リンクページを見てもらえれば一目瞭然。
■Pratt Institute::Valuable Links
このページの下から4番目。
ほら、一目瞭然・・・・一目・・・・・瞭然・・・・・りょうぜ・・・・・・・リンク先が武蔵野大学になってるんだけど・・・・・・・・・。

研修「MUSA」 -手羽編4−

「研修MUSA」のおさらいです。

■問題:
あなたはムサビの木炭デッサン試験会場に不時着しました。数分後に実技試験を受けなくてはいけません。周りを見渡すといくつかの道具が落ちていました。木炭デッサンを描くために使えそうなものを順位付けしなさい。

●鉛筆4本
●食パン一斤
●15cm定規
●1m四方の段ボール
●タオル
●ガムテープ
●消しゴム
●携帯用バーナー(キャンプとかで使うやつ)
●インターネットが使える電子辞書
●5000円札


1位5000円札、2位鉛筆(場合によっては携帯用バーナーも)、次に消し具の食パン、タオル、ケシゴム

残るはあと4つ。

手羽ならどうするか?



私だったら、次は「1m四方の段ボール」です。カルトン代わりに使います。描くもの、消すものが準備できたら、次は「描くスペースの確保」が大事ですから。

ムサビペディア::カルトン (ア/カ行)

フランス語。carton。「厚紙」を表す。
美術用語では「デッサン用の画板兼紙ばさみ」として使います。これです。(「下絵」という意味もあり)
ちなみに一般的にはカルトンとは「レジの小銭置き」を表します。ちなみにちなみにcartonは英語でカートン。「タバコの1カートン」のカートンです。

話を戻して。

受験時に画板を貸し出す大学もありますが、ムサビの場合は貸し出しません。カルトンは忘れちゃいけない携行用具の一つ。
忘れちゃいけない道具なのになぜ優先順位が低いかっていうと、究極の選択時であれば、最悪画板が無くても床で描こうと思えば描けるからです。
ただ、これも、本当の試験時に床で描いてたら怒られますし(笑)、かなりガタガタな絵になってしまう覚悟が必要。
ムサビ受験ではカルトンか画板を忘れないようにね。


で、残った「15cm定規」「ガムテープ」「インターネットが使える電子辞書」は使い道があんまりない・・・。

ガムテープ」はデッサン用紙をカルトン(ここでは段ボール)に貼り付ける道具として使えるからこの3つの中じゃ比較的優先順位が高いかも。でも、デッサン用紙をちょっと折り曲げて引っ掛ければいいだけなんで、無くちゃいけないものでもない。何かしら使えそうだけどね。


かなりするどいものだったら鉛筆を削ったりできそうなので、「定規」はその次かな?相当するどい金属製の定規じゃないとダメだけど。後は計り棒代わりに使うとか?っていらないいらない。
木炭デッサンで定規を使うことってあんまりないんです。


そして、一番使えないのは「インターネットが使える電子辞書」。
なぜなら、試験開始数分前だと電子機器は電源を切ってバックに入れるように指示が出ます。調べようとした地点で確実に失格になります。これだけは一番避けたいこと。
使えたとしても、試験数分前にネットで調べる時間があるのなら、現実を見て何かしら行動した方がいいよ。


こんなところかな。
最初に書きましたが、もちろんこれは答えではなく、「手羽なら優先順位はこれだよな・・」であって、人によって大事なものは変わってくると思います。

このシリーズで言いたかったことは「大事なものは人によって違う」「『これがなくちゃダメだ!』という発想を忘れることも大事」ってことです。


最後に。
実はムサビには「木炭デッサン」という科目の試験はありません(笑)
油絵学科が「デッサン」という試験科目で、木炭デッサンか鉛筆デッサンを選ぶ方式ならあります。なので、もしムサビの「デッサン試験」会場に不時着したら、迷わず鉛筆とケシゴムと段ボールを取り鉛筆デッサンを選んでください。食パンは食べちゃってください。

これが最大のオチでした。
途中で誰かが突っ込んだらどうしようとドキドキしてたのよ。。

手羽日記 12/14 -例のブツ-

ご紹介ありがとうございます。
今まで頑張ってこれたのは、この業界が「超ニッチ業界」だと思ってなかったからです(笑)アルファーブロガーにエントリしちゃったらどうしようと思ってたぐらいです(バカ)
でもよくよく考えてみると確かに「美大ブログ」なんて、ニッチもニッチですね、ニッチもサッチもどうにもブルド(略

では日記スタート。


6:30。郵便ポストを見る。昨日はポストの中を見ずに家に入っちゃた。朝刊と一緒に校友会からの例のブツが届いていた
封を開ける。もちろん中身はMAUnewsと校友会報。ん。なんか小さいチラシが入ってるな・・どれどれ・・・・・なんだ。出版局の本の購入申込用紙ね。営業してるなー(笑)フーンと思いながら、裏をめくると

おもいっきりムサビ日記の宣伝が。

出版局から「校友会の冊子と一緒にチラシを入れました」てことは事前に聞いてたんだけど、これに入ってるとは全く思ってなかったんです・・・そうか。自分も校友だったんだ・・・。なんかドキドキしちゃうな・・。


9:00。某所に到着。駅周辺にいろんな国の大使館がある街。かなり早く着いちゃったので喫茶店でお茶。窓越しに見える通行人が10人中6人ぐらい外国の方。すごい街だな・・・。
先日買った本を読む。

4883351793広告コピーってこう書くんだ!読本
谷山 雅計
宣伝会議 2007-09-15

by G-Tools

なんとなく買ってしまった本なんだけど、これはかなりのオススメ本です。作者は「日テレ営業中」「ガスパッチョ」などの有名コピーを作った方。

広告コピーの発想方法等が書かれているんだけど、その考え方はクリエイティブなモノ作りでは全て共通してることで、こんなにわかりやすく説明してる本に出会ったのは初めてです。
この本自体が「そういえばそうだね。」になってるの。

例えば、「『いい”メチャクチャ”と悪い”メチャクチャ”がある」とか「広告は普通の人の”知性”は期待していいが、ふつうの人の”意欲"を期待してはいけない」とか「7割論理、3割感性」とか。ああ。書き出したいセリフがいっぱいある。。。

一番感動したのは、「自分自身の好みが表現に出てこそ、自分のクリエイティブなのだ」と頑なに信じてる人への違和感・・・というくだり。
自分も同じ違和感を感じていたけど、それを他人にどう説明すれば理解してもらえるのか今まで悩んでたんです。

それがすごくわかりやすい言葉で書いてあるの。具体例も全て身近なものだし、難しい説明は一切なし。何が手羽的に一番嬉しいかって、こういう本なのに文字が大きいこと(笑)
文字がぎっしり書かれた本は嫌いなの・・・・ぜひデザイン系1,2年生の学生さんには読んで欲しいです。必ず役に立つから。
某氏の「デザインとは?」ってのが書かれた本は難しいでしょ?
何書いてるかよくわかんないでしょ?
「デザイナーを目指す人間なら読んでなくちゃ恥ずかしい」ぐらいの気持ちで読んでるだけでしょ?
それを苦労して読むぐらいなら先にこっちを読んだ方がいいよ。
結局言ってることは同じなんだから。
ちなみに谷山さんはタマグラの非常勤をされています。


10:10。高校説明会スタート。
手羽の学生時代に彫刻学科助手だった方が美術コースの先生をやっている高校。Tさんとしましょう。
生徒さんの反応もいいし、行ってよかった。



12:00。説明会終了。
Tさんから「手羽ちゃん、時間があったら上の美術室に寄ってよ。3年生が自習デッサンやってるからさ」と声がかかり、フラフラと美術室をのぞく。おっ、やってるやってる。
「失礼します・・・」と小さな声で入ると、一人の子が「・・・手羽さんですか?」と。ドキッ。
か、顔バレしてる・・・。


13:40。大学に到着。
自分の椅子に座った瞬間に内線電話が鳴った。相手には「14時ぐらいには大学に着く予定」とは言ってたけど、なぜこんなジャストタイミングでかけてくるかなあ。絶対に隠しWEBカメラが広報課に設置されてるに違いない。もしくは椅子の中に感知センサーが入ってて(略


15:00。数年前にムサビ職員を定年退職された方から電話がかかってきた。
「手羽イチロウってもしかして君のことだよね?」
例のブツが送られてきたんだとか。
その方には学生時代からお世話になってて、頭が上がらない一人です。すんごくマジメな方なので、ムサビの名前を語ってあんな本を出したことに対して苦情の電話なのかも・・・。

「いやー。いいねー。ムサビってこういうことをやるから好きなんだよ。しっかりした部分がありつつ、茶目っ気もある。これこそムサビなんだよね。こういうことをやるのは手羽くんだとすぐに思ったよ」

おおお。趣旨を理解していただいてる(涙)
今までもらった中で一番嬉しい方からの声でした。ほんとにちょっと泣きそうになりました。


「ありがとうございます(涙)本を読んで感想はどうですか?」
「いやー、まだ買ってないんだけどねゴニョゴニョ」

買えよっ!

at 06:45 | Category : 手羽日記 | Trackbacks (0)

1年生に10の質問-2007改-

今日はこれから高校説明会。以前から行きたいと思ってた高校なんで楽しみです。

今年の授業ももうすぐ終わりなので、恒例となった1年生へ10の質問2007改良バージョンをお送りします。1年生じゃなくても答えられるはずです。
1年間を振り返って答えてみてください。


(1)あっという間の1年間でしたか?それとも長い1年間でしたか?

(2)イメージしてたムサビ(美大)との「いいギャップ」「悪いギャップ」はなんですか?

(3)入学する前にイメージしてた「自分に厳しい」生活はちゃんとできましたか?

(4)大学というお風呂は意外と「ぬるい」ことに気がつきましたか?

(5)でも、お湯がぬるいのではなく「ぬるくしてお風呂に入りたい人はどうぞ」で、ぬるくしてるのは自分なんだってことに気がついてますか?

(6)実は熱いお湯に入ってる人が沢山いることも気がついてますか?

(7)「周りもたいした活動してないし」って実はサボってるあなたの周りにそういう人が集まるんであって、他の周りは違うことに気がついてますか?

(8)課題をちゃんとやれなかったことに対して「サークルや恋愛やバイトで忙しかったから」といつまで自分に言い訳し続けるつもりですか?

(9)「大学に入ったらアレをしたい。これもやりたい」がいくつできましたか?

(10)ムサビ日記はもちろん買いましたよね?


うーん、今年は9つしか質問が思い浮かばなかった・・・。

「熱いお湯に入ってる人」の例だと、ここが参考になります。
公募・コンクール受賞情報

個人的には、1年生だったら公募やコンクールに出す時間があるのなら、課題を必死こいてやる方がいいは思ってるけどね。
でも、手羽ブログでは卒業生や先生の受賞情報しか書かないから、、学生さんでもこれぐらい受賞されてる人がいるってのは知らなかったでしょ?広報課に「受賞しました」と連絡をくれた方しか載ってないんで、まだまだいらっしゃるはずです。

最近だと油絵3年でシェル美術賞展2007のグランプリを取ってます。これほんとにすごいよ。






なんでこんなきつい言い方を毎年してるかっていうと・・自分がダメ人間だったんです(笑)
やっぱり思いますよね。「美大に入ったら、あちこちのコンクールに出して賞を取って、いっぱい展覧会をやって、ガンガン作品作って、学外の友達もいっぱい作って」と。
でも、実際は公募には一度も出してないし、展覧会も一度やっただけ。3年生になるまでは授業も出席だけ取ったらあとはサボる。学外どころか彫刻学科以外の友達もいない・・・という感じでした。

周りもサボってるからいいのかなー」と流されてたんだけど、サボる人にはサボる人が集まってくる性質があって(笑)、「え?ちゃんとやってる人がこんなにいるの?」と気がついたのが3年になった時。
ムサビって思ってたほどいい大学ではない」と思ってたのは、大学をほとんど使いこなしてなかったからだって気がついたのもちょうどこの頃でした。

気がつくのがかなり遅かったんです。なので、こういう人を1人でも減らしたいの。
4年間なんてほんとにあっという間だよ。早く気がついてね。

マウニュースあります。

・・・・ムサビコムが60万HITを超えました・・・「あ。もうすぐ60万だな。ぼちぼち『60万を踏んだ人は教えてください。踏んだ方にはムサビ日記をプレゼント!』って書こうかな」と思ってたんだけど・・・・忘れてた・・というかいつの間にか超えてた・・・・おめでとう、ムサビコム・・・おめでとう・・・。


気を取り直して。


MAUnews72号が完成しました!!
ぼちぼち在学生の保護者と卒業生へ届いているはずです。
(MAUnewsについては「ムサビペディア::MAUnews」を参照ください)
学生さんは学内の広報ラックから取ってね。

今回の特集は「街を彩る」。
小平アートサイト、コンカード横浜壁面デザイン、アートプログラム青梅、銀座スペースデザインといろいろな「街を彩っている」活動を紹介しています。

ま、中身の記事は後でじっくり見てもらうとして、まずは最後のページを見てください。


ムサビ日記本が紹介されているんです!!!やったあーーーーーー。
制作スタッフにいつも「え?ムサビ日記を紹介してくれるの?マジで?」と独り言のように言い続けたかいがありました。載せてくれただけで万々歳。ありがとう!!!
「恋する水門」の隣っていうのがシャクだけどね。・・・ちょっとちょっと、担当の人。ねえ。掲載写真の横幅がコイスイより6mmぐらい小さくない?コイスイの方が目立ってない?。これはどういうことなのよ!責任者出しなさいよ。くそー、「ムサビ日記2-恋する美大生-(仮)」を作ることになったら、版型はコイスイと同じにしてやる(そういう問題ではない)。
コイスイよりも写真が小さかったお詫びに次回のMAUnewsで「手羽イチロウ独占1万字インタビュー」とかどう?どう?
頼まれりゃ2時間ぐらい風神亭でしゃべるよ。





ここだけのヒミツ。





このMAUnewsの某記事に某ムサビ日記メンバーが登場しています。
「いつか大学広報誌に出てもらいたい」と思ってたんでようやく。

見るなら今

大学見学に来るなら今週です。
こんな週の真ん中で書くことでもないのだけど(笑)

というのも、制作が押し迫ってて、一番美大らしい空気が漂ってるのがこの12月の半ばなんですね。「冬休みに入ってから大学を見に行く」も別のいいのだけど・・・多分つまんないよ。

また、学内展示をいっぱいやってるのがこの時期でもあるんです。開催中、もしくは近日開催の企画を(知ってる限り)書き出すと、

■空間演出デザイン学科 3年後期ゼミ発表展
・日時:2007年12月10日(月)〜13日(木) 10:00-17:00
・会場:9号館地下展示室(大)、WEBスペース


■デザイン情報学科1年 ポートフォリオレビュー2007
・日時:2007年12月13日(木)〜15日(土) 9:00-20:00
・会場:9号館409


■デザイン情報学科 Graphic Design Review 2007
・日時:2007年12月15日(土) 13:00-18:00
・会場:9号館415A


■「架蜉架 KAFKA」公演
映像学科研究室主催、映像・音・身体表現・キネティックアートによる
マルチメディアパフォーマンス「架蜉架 KAFKA」の公演。
・日時:2007年12月13日(木) 18:00-19:00
・会場:12号館1階103 ビデオアトリエ


■油絵学科油絵専攻2年生進級制作展’07
・日時:2007年12月10日(月)〜12月14日(金)9:00〜20:00 14日のみ〜15:00
・会場:2号館411.412.413.414、4号館216.210


■基礎デザイン学科Transformation
・日時:12月11日(火) - 13日(木)時間:10:00-17:00
・会場:9号館地下小展示室


広報が知ってるだけでこれぐらいなので、多分、他にもやってるはずです。空デ2年生も12号館地下展示室で何かやってたような。
1月末の卒業制作展もいいけど、「賑やかなムサビの雰囲気」を体験したいって方はぜひ今週遊びに来てください。



しかし、なんで空デの展示って楽しそうな雰囲気があるんだろうね。
彫刻や油絵なんかだと、「オレの苦労を見やがれ!」的な「あ、マジメに見てあげないといけないよね。す、すんません」的なオーラが作品や会場から漂ってることが多いんです。ギャグものでも「ほら、お前ら笑え!そこ、笑うところだから!!」と強制されてるような作品とか。
でも、空デの展示って自然と気持ちが明るくなることが多い。学生さんや研究室の性格も関係するんだろうけど。


あ、彫刻学科の皆さん。餅つき大会のモチ、ありがとうございます。おいしゅういただきました。去年散々書いたからね(笑)。これでモチを持ってこなかったら、手羽的に彫刻学科はムサビから抹消するところでした。

MUJI AWARD 02

MUJI AWARD 02が発表されました。
2007年の公募テーマは「RE」で、世界47カ国、3422点の応募があったそうなんですが・・・

なんと、金賞をムサビ卒のユニット「NIIMI」が受賞しました!!!!
しかも新見拓也さんはムサビ工芸工業デザイン学科の助手さんなんです。
やったーー!!
月岡さんといい、助手さんが頑張ってますね。


12月12日から受賞作品が展示されますので、お時間のある方はぜひこちらへ。

●MUJI AWARD 02 展示会
・会期:12月12日(水)-2008年1月13日(日)
・会場:有楽町3階 ATELIER MUJI
・入場料無料。
詳細はこちらをご覧ください





えっ?なになに?
審査員が小池一子、杉本貴志、原研哉、深澤直人と5人中4人ムサビ関係者だって?
そりゃムサビが取って当然じゃないかって?
不公平じゃないかって?
そんなことはありません。だって



去年の金賞はタマビ卒の方が受賞されてますから・・・去年は書かなかったけど(せこい男)
これ以上ない「厳正に審査」してる証拠でしょ?

美大生っぽい格好

誉めてくれるのはありがたいけど、さすがに夜中の12時ごろは寝てるなあ・・。手羽の活動開始時間はAM3時からです。


「ドラマエキストラに参加希望メールを送ったら、『美大生っぽい服装で来てください』と書かれてた。でも美大生っぽい服装って??」
てなことを誰かが書いてましたね。
ん?mixi日記だっけ?ま、いいや。

美大生っぽい格好とは?というのが今日の話。


これが非常に難しいのだけど、「テレビや映画のエキストラで求められる”美大生っぽい格好”」だったらわかります。


3つあって、1つ目は奇抜な格好。私達がイメージする「ファッション・デザイン専門学校の生徒さん」みたいな格好。不思議ちゃんみたいなやつとか。
2つ目は古着系。国分寺の朝日屋(ってまだあるのかな?)で買える服みたいなやつ。これは実際に着てる人多いけどね。
そして3つ目は汚れたツナギやエプロン姿。
このあたりの洋服をセレクトしていけば大丈夫でしょう。

なので、本当に普段の格好でエキストラに参加すると、スタッフから「え?・・・せっかく美大生を集めたのに普通やん・・・」と思われるのは間違いありません(笑)
ただ、1人2人が奇抜な格好をしても浮くだけで、周りが普通の格好ならそれに合わせるべきだろうね。

ドラマエキストラで美大生役として参加する学生さんへ。
ここからがポイント。


美大生が気合を入れると、だいたい黒っぽい洋服を選びがちです。
以前、ナツイチの撮影でムサビ生エキストラに集まってもらったら、ほとんどが黒系の洋服を着ててスタッフの方が困ってました。「初夏のイメージ」で何パターンか違う洋服も持って来てもらったのだけど、ほとんどが黒いTシャツ数枚だったのよ。
「何枚か持ってきて」と「何パターンか持ってきて」は意味が違うんです。

あなたがもし明るいドラマを撮る監督(orカメラマン)だったら、やっぱり色味のあるものを画面の背景に置きたいよね。
いつもの格好でいいんだけど、できるだけ色味の違う洋服を何パターンか用意した方がいいです。できれば明るい色。そうすればテレビに映りやすいポジションに入ることができるでしょう。


帽子(ニット帽)なんかもいいですね。それだけで美大生っぽくなることもあります。
カメラ、カルトン入れなども小物としてあると使われる可能性が高い。美大生はいつもみんなカメラを首から下げてるイメージがあるようです(笑)
ツナギを持ってるのなら、ツナギは絶対に持っていこう!!

それからエキストラについて。


テレビ局が用意したエキストラ役者以外は、ほとんどの場合、無給です。交通費も出ないことがほとんど。集合時間も早く、待ち時間もすんごく長く、もちろんエンディングロールに名前が出ることもなく、有名人のサインがもらえるわけもない。
お弁当が出て、テレビ局の記念品をもらえたらラッキー・・・が素人エキストラの基本です。

だから、「役者さんよりも大事だ」という意識を持ってくれている現場もあります。役者さんはお金をもらってるわけだからね。コキ使われて当然で、実はタダで働いてくれてる人の方が大切なんです。ナツイチのスタッフはそんな感じでした。


ただ、「そういう現場もある」ってこと。
基本的にはエキストラは「カキワリ」みたいなものだから、雑に扱われるのが嫌いな人は参加しない方がいいよ。

とくダネはいつも小倉さんのオープニングだけ見ています。

空間演出デザイン学科助手の月岡さん
相変わらずマスコミ取材依頼が多いんです。

大きな事件が起きなければ、フジテレビ「とくダネ」の月曜日9:20頃『走れ!三面刑事』のコ−ナ−にムサビで撮影した月岡さんが登場するはずです。ぜひ見てください。


マスコミといえば、ムサビに関係するこんな記事が出てました。
通学時の安全確保に小平市の4学校法人が連携(東京)
地味な活動ですが、こういうことも大学はやってるんですよ。

ん?!


みんなが月岡さんのスカートを履いてれば問題ないのでは?

研修「MUSA」 -手羽編3−

「研修MUSA」のおさらいです。

■問題:
あなたはムサビの木炭デッサン試験会場に不時着しました。数分後に実技試験を受けなくてはいけません。周りを見渡すといくつかの道具が落ちていました。木炭デッサンを描くために使えそうなものを順位付けしなさい。

●鉛筆4本
●食パン一斤
●15cm定規
●1m四方の段ボール
●タオル
●ガムテープ
●消しゴム
●携帯用バーナー(キャンプとかで使うやつ)
●インターネットが使える電子辞書
●5000円札


1位5000円札2位鉛筆(場合によっては3位に携帯用バーナー)ときて、次は何か。

手羽ならどうするか?



描くものは確保できたんだから、次に必要なのはもちろん「消すもの」。消具。
「消すもの」で優先順位が高いのはやっぱり「食パン」ですね。
次に「タオル」。逆に消具として一番いらないのは「ケシゴム」。
あ、食パンで腹ペコな受験生を釣るっていうのはダメですよ(笑)


順番に説明すると。


ひっかけでもなんでもなく、食パンは木炭デッサンで普通に使用する消具です。
この情報化の進んだ現代でも普通に使っています。食パンの白い部分をちぎって、こねて、ネリケシのようにして使うのです。

これ、美大生でも知らない人が多いんですよ。
誰かがブログに「ドラマを見てたら、デッサンの絵に食パン1斤をグリグリ押し付けながら描いてるシーンがあった」と書いてたけど、美術スタッフに美大卒者が何人もいたはずなのに「食パンを消具として使うことは知ってたけど、どう使うかは知らなかった」といういい例です。

入試の時、画材屋の前に「食パンあります」と張り紙が出るんですが、何も知らない職員が「バターも塗ってなくて焼かれてない食パンじゃ誰も買わないでしょうに。だからムサビって不親切なんだよ。受験生のためならアンパンとかヤキソバパンを用意してあげりゃいいのに」と文句を言ってたことがありました(実話)
受験生のために食パンなんです。アンパンじゃダメなの(笑)


食パンが木炭デッサンに必要不可欠な道具だとは誰も最初は想像できないでしょうね。
自分も研究所でこの事実を知った時はショックでしたもん。食品を道具にするという抵抗感。パンも「自分は食べられるために生まれてきたのに、ヘタクソなヘルメスを消すために使われるなんて・・」と泣いているかもしれません。でも、無駄使いをしてるわけじゃないんだけどね。

安物の食パン(または時間がたったもの)はカサカサして使いにくい。高級な食パンは柔らかいから使いやすいんだけど、バターが多いとベトベトしちゃう。ずっとやってると「自分はこの会社のこのパンと相性がいい」ってのがわかってきます。
ちなみに私は山崎パンの160円ぐらいのが一番使いやすかった。130円のやつだと柔らかさが足りなくて、190円ぐらいのだとベタベタしちゃって合わなかったんです。

美術研究所のアトリエに入ると、必ずといっていいほどトースターがあります。
それはカサカサになってしまった余った食パン、もしくはデッサンでは使わないパンの耳を焼いて食べるためにあるんです。今明かされるトースターの謎(笑)


ちなみに「デッサン用に使うパンを『消しパン』と呼んでたから、それと区別するために食用のパンを『食パン』と呼ぶようになった」というのは都市伝説です。


次に「タオル」。
木炭デッサンでの消具必需品は「食パンのネリケシ」と「ガーゼ」です。
ガーゼを使ってぼかしたり、大きな面を消したりします。
だからガーゼがない場合は、その代用として「タオル」が必要なんだけど、「最悪」ってシーンであれば、代用がきかない食パンの優先順位が上がります。ガーゼやタオルの代わりはシャツとか靴下がありますからね。

「ケシゴム」で木炭を消すことができません。
ま、「何も描かないよりは木炭デッサンなのに鉛筆で全部書く」場合には必要になるだろうから、ないよりはあった方がいいかもしれないけど。
それとチョンチョンと消すためなら木炭デッサンでも使えるかもしれない。
ま、木炭デッサンではそんなレベルの道具です。
「ケシゴム」ではなく「ネリケシ」だったら優先順位は上がります。


つづく。

イベント情報

2つイベント情報を。

今週日曜日、先日お亡くなりになった前田先生を偲ぶ会が行われます。

故 前田常作 元理事長・元学長を偲ぶ会

●日 時 : 平成19年12月 9日(日) 午後2時 〜 3時半
●場 所 : アルカディア市ヶ谷  <富士 (3階)>
         千代田区九段北 4−2−25
         TEL 03−3261−9921

尚、当日ご出席される方は、平服にてお越しください。また、御香典、会費等はご辞退申し上げます。





で、次は学内のイベント。チクリメンバー3号から情報ゲット。

アップルジャパンさんがムサビでイベントをやります!

「プロクリエイターの素顔とは?」をテーマに20代という若さでトップイラストレーターになったenaさんのトークショーのあと、ipodやMacの体験コーナーを用意してるそうです。
enaさんとはこの方です。教務課は「宣伝要素はなるべく抑えて、製作現場でのMacの活用を紹介するという方向で、学生のためになることをやって欲しい」とアップルジャパンさんにリクエストしてるそうです。これを聞かないわけにはいかないっしょ。

●日 時 : 12月12日 16:45スタート
●会 場 : 12号館3F 301講義室

そして、なんと先着25名にAppleT シャツプレゼントされるそうですよ。あ、これ欲しい・・・。


入試関連バイト募集開始!

本日12月6日10時から、入試に関連する学内アルバイトの募集が始まります。

 ○入試会場整備業務(教務課)
 ○入試入構受付・構内案内業務(入試入構担当)
 ○入試インフォメーション作成業務(施設管財課)
 ○入試実技作品選別・選定業務(企画広報課)

試験会場の準備をする教室整備、受験生の誘導をする入構受付、入試用サインを作る入試インフォメーション、そして、広報課の募集する実技作品の整理・選定作業バイトの4つです。

それぞれ勤務期間、募集人数、採用条件、受付場所等が違います。
詳細については1号館下掲示をご覧下さい。

締切りは全て2008年1月9日(水)。「なんだ、まだまだ先か・・」と思ってたらヤバイです。冬休みがあるので、実質申込可能日数はそんなにないんです。覚えてるうちに申し込みましょう。

   皆さんのたくさんのご応募をお待ちしておりまーす!







よく、体調が悪いことをみんなに言いまわる人っていますよね。
「昨日から徹夜で寝てないんだよ」もそうだしあれってナンなんでしょうね。「大丈夫?」と心配して欲しくていいまわってるんでしょうか。なんかみっともないと思うのよ。
で、ブログにそういうのを書くのって、あきらかに「お大事に」とコメント欄に書いてもらいたいから書いてるよね。どうせ「心配ありがとう。いや、たいしたことないんだけどね」みたいな返信コメントを書くんでしょ?たいしたことないなら書くんじゃない!こういうお約束やめてほしいよね。勝手に体調崩してろって感じ。


何がいいたいかって言いますと。


風邪ひきました・・・。

熱は全然ないのだけどノドが痛くて寒気とダル気が。ちょっと前に「とくダネ」で小倉さんが「変な風邪が流行ってる」と言ってたような。今年の風邪は舘ひろし。昨日の昼前ぐらいからボーとしてて、美大サミットメンバーに全然関係ない画像をメールで送ってしまいました・・その節はご迷惑おかけしました・・あ、東北芸工さん、ブログ引越しおめでとうございます。でも、サブタイトルの「YOUNG STAFF」って嘘はついちゃいけませんよ。

夜ギリギリ病院に間に合って(すごい混雑してた)ビタミン注射打ってもらいました。とりあえず今日は「バイト募集の張り紙を貼る」というかなり重要なミッションがあるから休むわけにはいかない(笑)

あ、インフルエンザは2週間前に予防接種しました。ばっちり。

at 03:21 | Category : 募集もの | Trackbacks (0)

プロダクトの編集者

もっと早く紹介しようと思ってたんですが。


現在、美術資料図書館でこんな展覧会が開催されています。
Danese:プロダクトの編集者 日用品|アートエディション|知育玩具


この展示、何がすごいって、会場デザインが深澤直人先生、監修が柏木博先生なんです。
・・・なぬ?深澤直人を知らない?これをデザインした人と言えば知らない人はいないでしょ。そう、某大学の教授なのです(笑)
柏木先生は恐らく日本で一番有名なデザイン評論家です。
「会場を深澤先生が考えて、柏木先生が監修をする」なんて、美術資料図書館はいろんな人から「なんて贅沢な!」と言われてるんじゃないかしら(笑)
この組み合わせをやれるのはムサビだけっす。

12月15日には芸文・今井先生による造形ワークショップ、DANESE日本総代理店代表によるギャラリートーク、そしてDANESE商品の特別即売会があります。
ぜひお越しください。


さらに何がすごいかって

B000YSANJG+ DESIGNING (プラスデザイニング) 2008年 01月号 [雑誌]
毎日コミュニケーションズ 2007-11-27

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なんと、+ DESIGNINGさんが 「展覧会図録ができるまで」をカラー8ページを使って紹介しているんです。学内展覧会図録制作をここまでピックアップされるのってこれまた普通ではありえないんじゃないかな。


ちなみに。

+ DESIGNINGには、このブログではおなじみの名久井直子さん(最近よく目にしますね)、森本千絵さん(彼女もよく見る)、そして平野甲賀さんのムサビ卒デザイナーも出てきます。


買うべし!





え?最近、ムサビ自慢が鼻につく?
わかってはいるんですが、この手の話を早めに出しきって、入試の話にとりかかりたいんです・・・・。
近日中にもうひとつムサビOB紹介ネタを書きます。お楽しみに。


spoon.12月号

spoon(スプーン)という雑誌はご存知でしょうか?

ハチクロ特集だった

B0007SMA8Kspoon. (スプーン) 2005年 04月号
角川書店 2005-02-28

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や、表紙と巻頭カラーをムサビで撮影をした
B000GDI76Kspoon. (スプーン) 2006年 08月号 [雑誌]
角川書店 2006-06-28

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(↑ちなみに5A号館です)
を以前ブログで紹介したことがありますね。
「スタイルのある女性のための情報セレクトマガジン」でして、ターゲットとしては10代後半から20代前半なのかな?
とってもオサレな雑誌。


そのspoon、店頭に並んでいる12月号がすごいことになっているのです。

B000WM81DYspoon. (スプーン) 2007年 12月号 [雑誌]
角川書店 2007-10-27

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まず、巻頭カラーページにムサビ建築学科卒でモデルのkikiさん
そして、第1特集の「北欧、ハンドクラフトの旅」には短大卒の版画家・小井田由貴さん。
さらに、第2特集の「デザイナーズライフ」では青森県立美術館のVI設計を担当した菊池敦己さん(彫刻学科中退)とspoon.の姉妹誌shortcocoのADやmina perhonen・Oggのアートワークを手がける名久井直子さん(視デ卒)が登場します。

極めつけは、数号に渡ってサンリオの新キャラクター「PANKUNCHI」とのコラボをやっているのですが、その「ぱんくんち」キャラクターデザイナーが、なんとデザイン情報学科卒の須賀川瑞希さんなのです。

サンリオはキティ3代目お姉さん・山口裕子さん以外のデザイナーがメディアに顔や名前を出すことはほとんどありません。でも、このspoonでは須賀川さんが”モデル”のように毎号カラーで数ページ登場します。これってサンリオにとってもかなり挑戦的なことのようです。
ぜひチェックしてください。手羽ブログはぱんくんちを応援していきます。

もう少し書きたいことがあるけど、それは後日。お楽しみに。


さ、恒例となったあの掛け声を皆さんご唱和ください。


スプーン12月号はムサビがもらったり!!!

がははは(バカ)

手羽アクセス■12月3日版

本日、銀座スペースデザイン学生コンペティションの学内エントリー説明会です。


検索エンジンからどんなフレーズ(キーワード)で、このブログにたどり着いたのか?アクセスの多かった検索キーワードを調べることによって、今話題の単語を見つけ出します。

*今回は11月1日から12月2日のアクセス統計です。

10位::武蔵野美術大学 男神輿
お!男神輿がランクインした!もー、やっぱりなんだかんだみんな気になってんじゃん(笑)


9位::ロバートサブタ
久しぶりですね。12月12日から西武池袋で展示があるからかな?


8位::久住欣也
連続ランクインです。久住さんについてはこちらのエントリーを参照ください。>「卒業生情報2


7位::桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿
これが謎。なぜこの季節にこのフレーズを調べる人がいるんだろうか・・。
ちなみにこのエントリーです。>「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
でも、今考えてみると、これってつまり「KY」のことなんですよね・・・。

6位::友達探し
これも謎。11月に友達探し??学園祭で人間不信になったのかな?それとも推薦入試で合格した人が調べているのか? このエントリー>「友達探し」。ただこれには続きがあってこっちも読んでね>「友達探さず


5位::五美大
NEW五美大展の方も徐々にあわただしくなってきました。ぼちぼちその情報を書かないといけませんね。

4位::広報の手羽
3位::森本千絵
「五美大」「広報の手羽」「森本千絵」は仲良く一個づつランクダウンしています。じゃ、代わりに何が入ったかというと、


2位::シュフネッケル
恐らく11月23日にWOWWOWで「コンフィダント・絆」が放送された影響です。23日からすごい検索数でしたもん。やっぱり「シュネッケルって何者?」と思いますよね。そのエントリーはこれです。>「ゴーギャン・ゴッホ・スーラ・シュフネッケル♪」

ちなみに会員限定のDVD先行予約が始まりました。もちろん予約済。今年の年末はこれ見て過ごすべ。


1位::ムサビ
ムサビ頑張ってる!ひこにゃんぐらい頑張ってる!

手羽日記 12/01 -赤レンガ-

12月1日(土)::

10:00。家を出る。日曜日に行くつもりだったけど、道路や街が混みそうだから今日に変更。うわ・・。環八はすごい渋滞。特に多摩美大前あたり。「くそっ、このタマビが!」と文句を言ってみる。渋滞憎けりゃタマビも憎いってやつです。


11:20。高速に入ってしまうとあっというま。
行ってきました。横浜の赤レンガ倉庫
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もちろん、目当てはTHE SIXです。
ご存知じゃない方に説明すると、THE SIXとは関東6美大(藝大、タマビ、東京造形、東京工芸、横浜美短、ムサビ)から芸術祭などで選抜された作品が展示される、学生運営型の展覧会です。しかし、この6美大の組み合わせもかなり珍しいですね(笑)

入り口に入ると、挨拶文が。

「皆さんは美大生にどんなイメージを持っていますか?」

うほっ。ムサビ日記冒頭と同じだ・・・。


うーん、やっぱり藝大の人はうまい。「おっ。これは!」と目に付く作品はだいたい藝大生の作品だもんね。逆に「これ、ちょっと弱いなあ・・」と思うのはほとんど・・・これは書けない。
さて。あの子達に会いに行かなくちゃ。
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四輪さんの写真を真似て撮ってみました。四輪さんは随分作業中の時に撮ったんだなっていうのがわかります(笑)

自由ノートが置いてあってお客さんもイラストを描いてるんだけど、みんなポケモンがうまい・・・。手羽もイメージ図でピカチュウを描いてみるが、「ピカチュウってネズミですよ。それだと耳の長いドラえもんですね」と監視員(ムサビ生)に突っ込まれる。き、君は監視に集中してなさいっ!!
違うスタッフから
「あれ。どこかで会ったことがありますね。確かムサビの・・」
と声をかけられる。
「はい。『ムサビの』です」
と答える。

全体的になかなかいい展示でした。来年は女子美も入れてTHE 7かな?WEBがもう少し使いやすいサイトだったら良かったんだけど。


12:40。さあ、お昼だ。お向かいの赤レンガ倉庫2号館へ。
横浜といえば中華街。中華街といえば肉まん。そういうのが食べられるお店は・・あったあった。ここにしようっと。テーブルもガラガラだし。スペシャルセットと肉まんを食す。うん。うまいなー。ここ、どこのチェーン店だろう。
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崎陽軒でした・・・多分「崎陽軒」だったら頼む前に気がついたはずだけど、「菜演房」がメインビジュアルだったから、本気で気がつかなかった・・。だからこのブースだけ人が少ないのか・・・。こんなにおいしいのに、みんな、「制裁」って感じなんですかね・・・。


13:30。お散歩。
hama4.jpg
すると、「工作船展示館」というでっかい看板を発見。
うほっ。氷を割って進む船とか、ドリルとかクレーンとかがついてるような調査船とか消火活動船とか特殊車両萌えな手羽をワクワクさせる船があるのかも。レッツゴーー!しかも無料!!いやっほいっ!


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こっちの工作船でした・・・。いや、これも確かに特殊車両ではあるんだけど、ちがう特殊なわけで・・・・なんか今日はおっちょこちょいな日だなあ・・・。いやいや、普通「工作船」って聞いたら何を想像します?あ、こっちの工作船ですか・・・そうですか・・・。
でも、船をこんな間近で、しかも真下から見たことがないからその大きさにビックリ。


16:00。家に到着。帰りは第3京浜を使わずにぐるっと帰ってきました。こっちの方が早いね。
3年ぶりの横浜。仕事でしか行かないから、大桟橋があんなに変わってるのを初めて知りました。横浜もどんどん変わっていきますね。
高速使えば車で40分ぐらいでいけることがわかったから、もう少し足を伸ばしてみようかな。

夜はイルミネーションとかきれいなんだろうなあ。

at 05:34 | Category : 手羽日記 | Trackbacks (0)

地域フォーラムin奄美

12月に突入。

実は昨日、明日が12月だと知りました・・。11月って31日まである印象がありませんか?手羽的には9月と11月はなんか強そうなイメージがあるから、31日まであるように思っちゃうんですよね。
西向く侍。確かに11月は30日で終わりだ・・・・。


というわけで、おもいっきり西を見てみると、ムサビが大きなイベントをやっています。

武蔵野美術大学地域フォーラム アート&デザイン2007in奄美
です。
1995年から年ごとに全国各地を巡回していて、今年で13回目となる校友会との合同イベント。今年は鹿児島支部が担当で、なんと会場が奄美大島なのです!

地域フォーラムというイベント自体は12月2日(日)なのですが、工デ・テキスタイルの学生さん達が数日前から現地入りし、泥染ワークショップに取り掛かっています。多分冷たい海に入って毎日布を染めているものだと・・・。その映像を撮るために芸文のY徳先生達も先発隊で奄美入り。現地で編集して2日のイベントに使うっていうんだから大変だなあ・・。

そして、校友会副会長の中島信也さんを始め、ムサビのお偉いさん・広報・校友会スタッフなどが昨日旅立っていきました。

ぜひ、お時間のある方はこのイベントに参加してください。



ちなみに。
みんなが泊まるホテル名が「ビックマリン」というところなんですが、これが何度企画書を見ても「ビックリマン」にしか見えなくて、「ビックリマンホテル??」とわかっていても毎回驚いてしまうのは悲しいサガ。サガではありません。カゴシマです。


現地のY徳さーん、そして広報のI田さーん。この日記見てたら現地の状況をレポートしてくださーい。