リアルな美大法人企画室長の日常を
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前田常作先生がお亡くなりになりました。
昨日、遅い時間に新聞をチェックしたんです。
そこで前田常作先生が心臓病でお亡くなりになった記事を見つけ、言葉を失いました。
■現代的な「マンダラ画」、前田常作さん死去(アサヒコムより)
現代的な「マンダラ画」で知られる画家で、武蔵野美術大学長などをつとめた前田常作(まえだ・じょうさく)さんが13日、心臓発作のため死去した。81歳だった。
富山県生まれ。前衛的画家として出発し、パリ留学を経て、記号化された人体を仏教の宇宙観を示す曼荼羅(まんだら)的な絵柄の中に構成する作風に転じ、一貫して現代的に解釈した仏教画に取り組んだ。代表作に「西国巡礼」「坂東巡礼」など。79年に日本芸術大賞、89年に仏教伝道文化賞などを受けた。
デザイン情報学科、芸術文化学科を作った学長でもあるわけで、デ情・芸文の学生さんは名前ぐらいは頭のはじっこに記憶しといてね。
前田学長時代は卒業証書に前田先生の版画がプリントされています。それをお持ちの方、よーく見てください。作品の下に前田先生の直筆サインが入ってるはずです。「サインもプリントにしましょうよ」という声を無視して、全員分の卒業証書に毎年サインをされてました。
心からご冥福をお祈り致します。