リアルな美大法人企画室長の日常を
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漫画から美大を考える2
ヒソカの念による性格診断だと、恐らく操作系な手羽です。
どこまで話しましたっけ。
ああ。美術研究所の話でしたね。
美術研究所に通うことが「美大合格の近道」だとは言いきれません。
実際に、美術研究所へ通わずに合格してる人もいるし、「そういうタイプじゃない人も必要」だからこそ、ムサビでは数学受験だったり、公募制推薦入試を実施してるんです。
また、多くの美術研究所で教えていることは、濱さんも書いてる通り、悪くいえば「美大に合格するための実技テクニック」であり、あんまりどっぷりあの世界を味わってしまうと、「研究所で習った絵=社会で通用する絵」と勘違いしちゃて、美大に入ってからも伸びない傾向にあります。必ずしも美術研究所に通うのがいいことではないんですね。
例えるなら、美術予備校では念の基本「纏」「絶」「錬」「発」を教えてもらう場所なのだけど、それを念の全てだと勘違いし、そのままグリードアイランドに行ってしまう行為に近いです。H×H読者ならいかにバカな行為かわかってもらえるでしょう(笑)
でも、どんなものでも、デッサンが全ての基本であることには間違いありません。
構図の取り方。影の奥深さ。光と物質の関係。質感・量感という概念。ナンにでも応用が利きます。「アニメを描くにも結局はデッサン力」って話をよく聞きます。一度は誰かに教えてもらった方がいいものであり、それはやはり美術研究所や絵画教室で学ぶしかないのも事実です。
美大で念の応用「凝」「周」「堅」「円」などを体得し、自分の必殺技を繰り出すには、結局念の基本が出来てないとダメで、念を目覚めさせる方法は2つあるけど、美術研究所はウイングさんがやったようにムリヤリ起こす行為をやってくれる場所・・・といえるかもしれませんね。
作家になりたくて美大受験を考えてる方は、「経験」として、一度は美術研究所か近所の美大進学指導をしてくれる絵画教室に行ってみるといいですよ。「県で絵画の賞を取った」「高校で一番漫画がうまい」はせいぜいハンター試験を合格したぐらいのことで、早い段階で「念」の存在を知った方がいいです。
自分で「自分は絵が得意」と思ってる人。それって、好きな漫画をトレースしてるだけじゃないの?それを世の中では「絵がうまい」とは言わないってことも。
つまり何がいいたいかっていうと。
ハンター×ハンターを大人買いで全巻そろえちゃった。てへ。
いやー、厳密には全巻じゃなくて、桜上水と浜田山のブックオフ2軒まわったけど、9巻だけなくて、通常の本屋にもなぜか9巻がなかったんですよ。なので「9巻以外は全部そろえちゃった」なんだけどね。まあね。夏頑張った自分のご褒美ってやつですか。え?ご褒美買いすぎ?
ちなみに。
■HUNTER×HUNTERの念六性図に見る個人サイト
というのがあって、操作系の手羽ブログは
●操作系らしい。当たってるような当たってないような・・・・。
・人やweb界隈を操作する
・ブログならアルファブロガーなど
・論客系で議題を挙げたり、問題提起を投げかけるサイト
・最近はブログ論や個人ニュースサイト論をやっている所が多いと思う
しかし、この話の例えってどれくらいの人が理解できるんだろうか・・。美大生や美大受験生は比較的H×Hを読んでる人が多いと思うんだけど・・・。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 漫画から美大を考える2:
このたとえすごく的を得ていると思います!
とらわれちゃいけないけど、何で大事なのかを伝える良い例えですね〜!!!
投稿者 凡々 : 2007年09月14日 13:42
きっとH×Hマニアな凡々さんならわかってくれると思ってました。
投稿者 手羽 : 2007年09月16日 06:20
え!?マニア扱いなんですか。
大木凡人でH×Hマニア、、、、
まだ乙女なのに、ひどいですよ〜手羽センパイ☆←乙女
投稿者 凡々 : 2007年09月16日 19:21