2007年06月のアーカイブ

忘れちゃいけないよ

もっと早く流そうと思ってて忘れてました・・・。

本日夕方から中央線が一部運休します。

JR東日本:中央線高架化工事に伴う運休のお知らせ

平成19年6月30日(土)16:30頃〜7月1日(日)6:20頃までの間、中央線高架化工事(三鷹〜国分寺間)のため、三鷹〜立川間の列車が大幅に運休となります。

土曜日の夜、吉祥寺とかで待ち合わせをしてる人は気をつけてね。


私はほとんど電車に乗らないんですが、たまに中央線に乗ったりすると、高架工事がすごいペースで進んでて、あれはびっくりしますな。前回の切替工事が2003年9月27日だから、あれからもう4年近くたってるのか・・。


もひとつすっかり忘れてたお知らせ。



日曜日はさいたまでの美大合同説明会に行ってきます。
ムサビが参加する説明会はこちら。

ムサビのメンバーは私と、池田文庫でおなじみの池田さん。
ムサビの中で1,2を争うムサビ大好き職員がそろうのはこのさいたま会場だけ(笑)
お時間があればぜひ。

張り紙

私達は全然気にしてないんだけど、外の人から見ると「美大だなー」と感じるものに、学内の張り紙があります。一般大学に比べるとクオリティが違ったり、一般大学じゃ考えられない募集の張り紙だったりするんだそうです。そういうもんなんですかね。


最近気になる張り紙が多いんです。
「カレー部」だ、「適当飲み部」だ、と手羽の心をくすぐる集まりが多くて多くて。ほんと学生さんはうらやましい。ビリー部も張り紙作れば?


張り紙といえば、張り紙で見た情報なんですが、先週・今週・来週と、ここ3週間ぐらいの課外講座ゲストはすごいですね。昔より課外講座が増えたような印象も。関野先生のアウトロー講座も影響してるかも。
学生さんは聞いたほうがいいよ。


もひとつ張り紙といえば。



ふかさんが書いてるスクーリングの彫塑モデルも募集が始まってました。考えてみれば、このバイトも張り紙も美大特有なものですな。

彫塑モデルは首モデル料金が適用されるので、学内の中で一番高額なアルバイトかもしれません。
以前はスクーリング絵画で男性モデルを使うことがあって、私もやったことがあるんです・・・って話は去年書きましたね。詳しくは「ムサビペディア::モデルさん」をご覧ください。

ムサビ日記本が出来るまで1

ムサビ日記が本になるまでの経緯をちゃんと書いてなかったですね。
いきなり4月1日に「ムサビ日記が本になります」と書いちゃったし(笑)
もうすぐ書店での販売がスタートするので、記録と宣伝の意味を込めて。

ムサビ日記 -リアルな美大の日常を-ムサビ日記 -リアルな美大の日常を-
手羽イチロウ

by G-Tools
・・・・・・・

それは2007年3月上旬、ムサビコムオフ会直前ぐらいの出来事でした。

武蔵野美術大学出版局のハムコさんが(確か)通信卒展の作品撮影で鷹の台校に来てて、1号館でばったり出会ったのが全ての始まりでした。
「最近どうっすか?」みたいな会話から、「タウトが撮ったニッポン」 の話。ちなみに著者の酒井道夫先生は私もお世話になってる1人でして、酒井先生がいなければ今の自分の「立ち位置」は変わってたかもしれません。そういう方なんです。

そんな中で「そうそう。ムサビ日記を本にするってどうっすか?今までカタイ本が多かったし、タウト本もそうだけど、そういうやわらかいコンテンツ系を出版局はもう少し増やしてもいいんじゃないっすか?」と、立ち話的なかなり軽い話題として提案したのです。

「あら、いいわねー。やろうやろう」とハムコさんもかなり軽い感じの返事。きっとすぐに忘れてるだろうなあ・・。自分も半分は本気だけど、半分は現実味のない話だとわかってるし、ま、いいか。また来年にでも出版局に売り込むとするか。こういう積み重ねが大事なんだよね。


すると翌日。ハムコさんから電話がかかってきました。



「昨日の話、企画書作ってるんだけど、オープンキャンパス合わせの発行でいい?」

ええええええええ!?!?

オープンキャンパスで発売するのは確かに一番いいタイミングだとわかってるけど、本ってそんなにすぐ出来ちゃうものなの?既にテキストデータが存在するから、一から文章を作ることを考えればかなりの部分が省略できるけど、それでも実質3ヶ月ぐらいしかないわけで。。。いくら手羽が出版のド素人だといっても、それがどれくらい大変なのかはわかるわけで・・・しかも、あたいはオープンキャンパスの担当者。ただでさえあの時期忙しいのに、余計な仕事を増やしたくない・・・そうだ。「進学相談会東京会場あわせ」でどうだろう。相談会もそれなりに忙しいけど、オーキャンに比べればまだ時間があるし。うん。それがいい。それでいこう。

てなことを頭の中で0.8秒ぐらいで考え、ハムコさんにかなり遠回しに説明する。弱気な手羽。
でも、ハムコさんからはこんな答えが。

「ま、普通は本にするまで最低半年見るけどね。でも多分大丈夫。何よりオープンキャンパスで出すことに意味があるでしょ?

男前だ。ハムコさん、かっこいいっス。その通りっス。手羽、どこまでもついていくっス。オープンキャンパスあわせでやるっス。


そんなこんなでムサビ日記書籍化プロジェクトが始まったのでした。
続く。

時をかける手羽

この話題にふれようとずっと思ってたんですが、忘れてました・・。

清里寮のアルバイトを募集してます。
清里では普段アルバイトは雇ってないんですが、夏休みの繁忙期だけ住み込みのアルバイトを募集するんです。住み込みってお金を使う時間がないから、結構バイト代がたまるんですよ、これが(笑)
でも、えーと、締切りは確か今日とかそんなレベルだったような・・・。(面接もあります)


そして今日から募集のかかるアルバイトもあります。
教務課のスクーリング教室整備と企画広報課の進学相談会東京会場バイト

夏休みの間、鷹の台校を使って通信生のスクーリングを実施してまして、教室整備はその教室作り(&撤収)。暑くて大変なバイトです。でも、これに採用されると(希望者の多い)入試教室整備バイトに採用される確率が高くなるので、入試バイトを狙ってる人はぜひ。

そして進学相談会バイトは8月11日(土)、12日(日)に鷹の台校で行われる進学相談会の会場設営・撤収&当日の受付(相談)係です。期間は8月7日(火)から8月14日(火)の8日間。
2日間の進学相談会のために8日間もバイトを使う大学って珍しいと思いますが、ま、そういうレベルのものをやっとるわけです。




しかし、オープンキャンパスが終わったと思ったら、すぐに相談会アルバイトの募集・・。
昨日、デザイナーさんから進学相談会のDMを校正してる横で「ぼちぼち芸術祭のDMも動かないといけませんね」といわれた時には泣きたくなりました・・・。誰か時間を止めて・・・。


という気持ちからかどうかわかりませんが、昨日「時をかける少女」をDVDで見ました。

B000MEXAOM時をかける少女 通常版
筒井康隆 細田守 仲里依紗
角川エンタテインメント 2007-04-20

by G-Tools

「これってもしかして・・」と思ってたら、エンドロールで確定。吉祥寺キャンパスのすぐそばにある某有名女子大さんが高校のシーンで使われてました。正門なんてそのまま。ムサビのご近所の某高校さんも撮影(制服?)協力してる。


あー、タイムリープしたい。時をかけるおっさんお兄さんになりたい。
とりあえず日曜日に戻って、完全に見逃してしまったロバート・サブダが登場する世界ウルルン滞在記を予約録画して寝よう。(リアルタイムで見ろって)
そして、4月ぐらいに戻って「オープンキャンパスで配る資料は去年より1000部多く作らないとダメだ!」とみんなに言おう。あ、でも、きっと「バカじゃない?」とスタッフには相手にされないだろうなあ・・・普段の行いが悪いとそうなっちゃうだろうなあ・・・。
そ、それがダメだったら1月ぐらいに戻ってハムコさんに「3月からじゃ大変だから、今からムサビ日記本作りにとりかかりましょ!」と言おう。

大事な業務連絡

●ムサビ日記本メンバーへ

皆さんのところにハムコさんからかなり大事なメールが送られているはずです。
例の大事な書類の件です。

必ず確認してください。

at 04:43 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

悩み

今、私が抱えてる悩みが2つあります。皆さん、相談にのってくれますか?

1つ目の悩み。

甲府からの帰り道、突然「お嫁サンバ」が頭の中を回りだしたんです。完全にタイミングを外してしまってる話題だけど、電車の中で読んでた雑誌に陣内・紀香の結婚式の記事があって、多分その影響だと思われ。

で、ふと思ったんですよ。
この歌って結婚式で歌ってもいい曲なんだろうか。
だって、「花が咲くのはこれからなんだから、1人のものになっちゃダメ。結婚なんてあわててするもんじゃないよ」ですよ。
歌詞はこちら↓
http://music.j-total.net/data/010ko/007_go_hiromi/003.html

解釈として「結婚してしまうのがもったいないぐらいの美人」てのはわかるんです。でも、「女はいつもミステリー。何考えてるのかわかんねー。その結婚、失敗じゃねーの?」ぐらいのことを言われてて、それって新婦を誉めてることなの?

しかも、紀香は「それは大事!それは大事!」と披露宴で合いの手を入れてたけど、「それが大事」の「それ」は何にかかってるかって、「ひとりのものにならないで」です。言ってしまえば、「ひとりのものにならないのが大事!」と笑顔で合いの手を入れる新婦ってわけですよ。ど、どうなんですか、これ。
HIROMI GOのハイテンションにみんな乗せられてしまっただけなんじゃないだろうか。


これが1つ目の悩み。


2つ目の悩み。



この日記を読んだ2人の方から「あの会議のことを言ってるんでしょ?」とメールをもらいました。何が面白いかって、2人とも違う会議のことを言ってるってのが面白い(笑)

「あー、手羽はあの会議の悪口を書いてるなー」と思われてるんじゃないかっていうのが2つ目の悩み。別に特定の会議のことを書いたわけじゃありませんのでご心配なく。

実際に、学生さんブログでは文を引用して「こういう奴、いるよね」と書かれてました。
コメントこそ入っていませんが、裏ではかなり反応が高い日記だったようです。

手羽日記 06/23 -去年の件-

6月23日(土)::

6:00。家を出る。今日は甲府での合同美大説明会。


6:30。新宿駅で駅弁購入。


7:00。特急スーパーあずさ出発。今日はリュックを背負った人が多い。皆さん山登りのようですね。私は座れたけど、立ち乗りの人も結構いる。さっそく朝ごはんがわりの駅弁「鳥めし」を食べる。あ、飲み物買うの忘れた・・。のどにつまらないようにゆっくり食べよう・・。


8:30。甲府駅に到着。集合は9時だからもう少し時間があるね。駅前TULLY'Sでハニーミルクラテ。うわっ、めっちゃ好みの味。今度もこれを飲もう。


8:50。タクシーに乗り込み、会場へ。


9:05。到着。ここに来るのは広報課に異動した年に来た以来。もう5年以上前ってことか・・。でもあんまり変わってなくて一安心。


9:20。先生と打ち合わせをして、ブース作り。タマビさんも女子美さんもいる。今回は造形さんはいないのね。


10:20。ブース完了。ギリギリ間に合った・・。


10:30。1,2年対象の全体説明会。ムサビの説明ではなく、「美大と専門学校の違い」をメインで。タマビさんたちのオープンキャンパスの宣伝も。


11:10。説明会終了。あわててご飯をかきこむ。


11:30。美大合同相談会開始。しゃべりっぱなし。


16:00。終了。


16:30。女子美・タマビ広報の方と一緒にタクシーで駅へ。


16:50。甲府駅到着。タマビ広報の方から「手羽さんとお茶が飲みたかったんですよー。去年の件があるし」とお誘いを受ける。あ、そうだ。彼女とはこの件があるんだ
「ブログに書かれちゃいましたし・・」
「いいっすねー。じゃ、電車が来るまでどこかいきますか?次の電車は・・・」
「17時07です」
「・・・ってあと10分後には電車来ちゃいますよ」
「あ、ほんとだああ」
「・・・もうー、いつもタマビは口だけなんだから・・」
「ち、違います。『タマビが』じゃなくて『タマビの私が』にしてくださいよ」

二人はいつになれば一緒にお茶を飲めるか・・・。


17:30。電車の中でメールとネットをチェック。さっき会場にいた某美大さんのブログが更新されてて、「今、甲府に来ています」と書かれてる(笑)
これに気が付いていれば挨拶すればよかったなあ。
ちょうどムサビOBの話を書いてくれてるし。


at 05:50 | Category : 手羽日記 | Trackbacks (0)

1週間

月曜日はオープンキャンパスの残務処理。
火曜日は眼科。
水曜日は八王子の某女子校へ高校説明会。
木曜日は相談会の準備&会議のはしご。

と、ほとんど今週は席に座ってることがなく、水曜・木曜にムサビ日記新メンバーが広報課に本を取りに来てるのに、誰1人として会えなかった・・・。凡々さんとは1号館下でばったり会ったのに。

ようやく昨日金曜日は一日机の前にいることができた日で、机の上の整理をしたり、返事を書く時間がなかったメールに返信したり。オープンキャンパスは3月ぐらいからもろもろが動き出すので、その頃からの書類が捨てられず机の上にどっさり。必要になったら、そこから抜き取るようなことを続けてて、ほとんど、「紙でジェンガやってるの?」状態。
ジェンガ
一応すぐに出さなきゃいけない書類はジェンガの山に乗せずにすぐに処理してたけど、「これはオープンキャンパスが終わるまで大丈夫だね」ってやつは全てほったらかしにしてました。先週ハムコさんから届いてた大事な書類もジェンガの山から発掘。うわ、忘れてた(汗)

仕事しながらジェンガをやる。仕事が楽しくなる新しいやり方かもしれない(バカ)


そして今日はこれから甲府へ美大合同相談会へ出発します。
6時に家を出て、9時に設営を始めて、10時半から全体説明会やって、12時から相談会。

でも、実は・・・

・・・甲府が山梨県ってことを昨日知りました・・。
そんなに地理は嫌いではないんだけど、例えるなら、東京の人が九州と四国にある県名と正しい場所をいえる人が少ないようなもの。
九州人の私は長野・群馬・栃木・山梨・岐阜の位置関係がよくわかんなくて・・・何度聞いても覚えられない・・。誰か位置関係を覚える方法・・「右から順番に頭文字を」みたいな・・・教えてくれないかなー。ほんとはあるんでしょ?そういうのが無くて覚えられるはずがない!

オープンキャンパス終了その4

終わりといって終わらないのが私の話でして。


とはいってもオープンキャンパスとはほとんど関係ありません。芸祭もぼちぼち動き出してるようなので、オープンキャンパスで感じた話を書こうかなと。


ここに5人いるとします。そして、それぞれ持ち点10点を持ってます。

ある企画に対して、全員が8点をつけたものと、4人が10点と1人が0点つけたもの。
合計点では同じになりますが、あなたならどっちが「いい企画」だと思いますか?

イベント内容だったり、ポスターのデザインだったり。何か企画を考える時のポイントってつまりはこれだったりするんです。感動は薄いかもしれないけど広く伝わるものを選ぶか、対象は少ないかもしれないけどその人たちには大きな感動を与えるか。
みんながみんな「まー、よく出来てるんじゃないの?」と言ってくれるものを選ぶか、1人が「こんなの最悪!」と思うかもしれないけど、残りは「すげーー!!」と思うようなものを選ぶか。
あ、「全員が10点つけてくれるものを作る」てのは無しです。理想論。必ず誰かは(特に美大は)なにかしら否定するもんですから。


これ、かなり難しい問題なんですよ。多分答えはありません。
すぐに「こっちに決まってる!」って言える人はすごい人だと思います。ほんとに。普通は迷います。
ずるい人だと、会議で自分はどっちか派は言わずに「どっちにするのよ!」と怒り出す人もいます。会議が終わった後に「もー、この会議じゃ何にも決まらなかった。時間の無駄だー」とか言い出したりね。「じゃ、あんたはどっちなんだよ!」って聞くと、「私は決まったことに従うだけですから」って答えが返って来て、そんなクリエイティブじゃない人はここにいなくていいんだけど・・・って人。ポリシーや理念の重要性とか会議の進行の仕方とか、そういうことは語るのに、検討してる中身について意見や具体案を持ってない人。
そして、「意見がまとまらないんですが、時間もアレだし、メールで意見を出し合って、次回の会議で結論を出しましょう」で解散すると、大抵誰もメールをよこさない(笑)
「みんな、真剣に考えてるの!?」とリーダーが怒って泣く。
「リーダーがかわいそうだから、次からはちゃんと考えようよ」と次の会議で決める。何度も話し合ってるようにみえるけど、実は中身の話は全然してないことにギリギリになって気が付く。

よくある風景です。


オープンキャンパスなんかは、広く浅く伝えなくちゃいけないイベントなので、間違いなく私達は前者・・・5人が8点をつけててくれること・・・を優先します。

でも、個人的には芸術祭みたいなイベントは後者・・1人は「全然よくない」というかもしれないけど、残り4人が「面白かった!!」といえるようなもの・・を選択した方がいいんじゃないかなーとは思ってます。

5人のうち1人が0点。つまり全体の20%が0点をつける企画って、「大失敗」と言われてもおかしくない企画です。でも、学生さんのお祭はそれでもいいんじゃないかなと。
なぜなら、学生さんのお祭で見せなくちゃいけないもの、そして周りが期待してるものって結局「若さ」だと思うのね。若いからできることってやっぱりありますよ。その方がやってる本人達も楽しいだろうし、何より楽しそうな学生さんを見ることでお客さんも楽しくなる。


最近のムサビオープンキャンパスは「ミニ芸術祭」のようになってきてます。こういう方向に向かっているオープンキャンパスはムサビだけかもしれません。
これがいいことなのか、悪いことなのか。まだ結論は出せないのですが、私達ももう少し「1人が0点4人が10点」をつけてくれるような企画を考えてもいいのかなーと思ってきています。


さ、これでオープンキャンパス話もほんとに最後。
あ、宣伝してもらった御礼に、書かなくちゃ。

東北芸術工科大学さんのオープンキャンパスは8月5・6日です!
きっとムサビ日記のDMも置かれてるはずです!!(えっ)

オープンキャンパス終了その3

オープンキャンパスが終わってほっと一息・・・するわけにもいかず、高校説明会・進学相談会業務にそのまま突入中です・・・。


最後にちょっとだけ今年のオープンキャンパスを振り返ってみます。


彫刻学科ワークショップ、大好評だったそうです。よかったよかった。後輩のかわいい助手(でもヒゲメガネ)も喜んでおりました。

空デのファッションショー、かなりの行列でした。来年は1日3回公演してほしいなー。

映像編集の業界標準 Final Cut Studio2」は、あんまり宣伝しなかったのと、ここでの告知も直前だったのでちょと心配だったのですが、意外と人が集まりました。講師は現場でCMなどを作ってる方でして、後で聞いた話だとかなり「濃い」中身だったようですね。

視デは事前にどういうワークショップをやるか教えてくれてたらいっぱい宣伝したのに・・・。ま、宣伝しなくても視デのところには人が来るからいいけど。

デ情は企画内容的に落ち着いちゃったかな?これ以上変なことをやる必要もないけど、個人的には「今年はこれ!」って目玉企画がひとつ欲しいところ。

キャンパスツアー、人数が多くて5グループに分けた便があったぐらいです。またツアー中に突然声をかけて話をしてもらった学生さんや先生、ご協力ありがとうございました。来年も嫌がらずによろしくお願いいたします。
ちなみに手羽は2日で3kgやせました。やっぱり計5回のキャンパスツアーがきいた。来年もビリーもびっくりなテバーズブートキャンプに参加してください!ビクトリー!・・・って人が参加することによって、コンダクタが一番やせるダイエットって・・。


しかし、なんでおじ様方ってTシャツの上にジャケットを着るんでしょうね。しかもあんな暑い日に。せっかくおそろいのTシャツ着てるのに、ジャケットをはおってるとあんまり意味ないんですよね・・・。肌を露出したくない年頃なのかな?来年の手羽の目標は「おじ様方のジャケットを脱がせる」にします。


ムサビのオープンキャンパスはいろんな方の協力の下、成り立っています。
例えば、正門から1号館へのエントランスサインですが、本来なら美術資料図書館の展示バナーがかかってるんです。でも「オープンキャンパスは仕方ないよね」と前日に取り外し、月曜日にまた設置してくれました。こんなめんどくさいこと、普通ならやりませんよ。ありがとう!

他にもあって、ノキチッタを設置した1号館管財課前って、本当は国際交流留学生課の掲示板があるんですね。完全に隠れてしまうため、ノキチッタ外壁に仮設掲示板をつけることで設置許可をもらった企画なんですよ。多分融通のきかない部署だったら「なにがなんでも隠しちゃダメだ!」的な部分で反対されるのは予想できます。
臨時措置に対応してくれた国際交流留学生課にも感謝ですし、いかにもとってつけたようなものではなく、ちゃんとした仮設掲示板をつけてくれた芸文にも感謝してます(お客さんであれが仮設掲示板だってことに気が付いた人はいないかもしれない)。
小さなことなんですが、こういう時にちゃんとしたものを作るかどうかで「来年もやらせてあげたいなー」と思ったりするもの。

総務課や施設管財課、教務課、学生生活課もいろいろ手配してくれたり、「オープンキャンパスだから、ね・・」といろいろ目をつぶっていただきました。本当にありがとうございました。


ムサビのオープンキャンパス2007もこれで終わり。オーキャン日記もこれで終わりです。明日から通常営業に戻ります。(といってもムサビ日記本がらみの話でしょうけど)

最後に他大学の宣伝もしないとね。

女子美さんは7月15,16日に、タマビさん・造形大さんは7月20,21日にオープンキャンパスが開催されます。ぜひ参加してください!

他美大広報の方へ。
前座で場を暖めておきましたので、後よろしく!




さて、皆さんが気にしてるムサビ日記のことですが。



これまで出版局がオープンキャンパスで売った本の中では一番売れたそうです。
ばんざーーーい。
ま、うちの上司が3冊買ってたりするんだけどね(笑)


サイン会はひらきませんでしたが・・・やってる時間なんてない(笑)・・・オーキャンに来てくれてた、珍念くん、とーぼーさん、モモンガさん、うなぴなさんには手羽サインをガツンとかましました。あとはバイトをやってたおきなまろさんにも(笑)
12号館8階で手羽ブログを読んでくれてるって人にも会うことができて無理矢理握手をしました(照)。どうやら手羽のことを女性だと思ってたそうで・・・ってそういう人、多くない?そんな乙女チックな文章ですかね?

いつまでも乙女な心を持ち続けるオッサンでいたいと思います。かしこ。

手羽日記 06/19 -コージー-

6月19日(火)::

8:30。家を出る。今日は1ヶ月ぶりに眼科へ行く日。
前回行ったのが5月14日。「様子を見るので、次は1ヵ月後に来てください。予約はいつにしますか?」と言われカレンダーを見て「ああ。1ヵ月後ってオープンキャンパス終わってるんだなあ・・」とそのときは思ったもんです。
ムツゴロウ結膜炎、いまだによくなっていません。2週間おきぐらいにピークがくるようで、ちょうど昨日あたりがピーク。目が真っ赤。目やにドーン。でもよかった。オーキャンとぶつかんなくて。キャンパツアーコンダクタが目が真っ赤っていうのもね。


8:45。京王線に乗る。隣のデブ恰幅のいい男性が体から熱を発している。寒いときはこの人を近くにおいておけば、暖かいんだろうなー。絶対に嫌だけど。


9:30。日本で一番大きな眼科に到着。ラウンジ(第4ラウンジまである)には既に人が沢山。ムサビ日記を読みながら待つ。そういえば、1ヶ月前はここでこの本の校正やってたんですよね。1ヶ月後にはこうやって本になってるんだもん。不思議なものです。


10:30。ようやく診察。あんまりよくなってないことを報告すると、「じゃ●●検査(聞き取れなかった)をしてみましょう。4、5時間、目がぼんやりしますけど、車とか運転する予定あります?」「いえ、特に」「じゃ、目薬をさします」。昔、眼底だか眼圧検査の時に同じような目薬をさしたような気がする。
「じゃ、控室でしばらく待っててください」
だんだんと周りがまぶしくなってくる。ぼんやりして本の小さな文字が読めない・・・。ムサビ日記もここまでか・・。

11:00。再度診察。「あ、眼球の中は大丈夫ですね。もう少し大きな病気を疑ってみたんですが、表面だけの問題のようです。よかったよかった。となると、やっぱりアレルギーとかじゃなくて、強力なドライアイの線が濃いですね」
うーん、やっぱりドライアイかあ・・。


11:30。地下の薬局で目薬をもらう。目の前にコージーコーナーがあったから、ジャンボシュークリームを購入。頑張った自分のご褒美。


12:30。本も読めないし、テレビでも見ますかね。あ、予約録画しといたテレビを見ればいいのか。オープンキャンパスで見れなかった新日曜美術館を・・・嘘です・・・・・ぶっちゃけ銀魂とゲキレンジャーと電王です・・。


13:00。銀魂見終わる。次はゲキレンジャー。・・・・・え?ゴルフが入ってる?どういうこと?予約間違った?・・・・日曜の新聞をひっぱりだす。あ、今週はお休みだったのね(涙)


13:10。ふて寝。


16:00。宅配便からの不在伝票が先週の水曜日に入ってたんだけど、配送してくれる時間に家にいなかったから、なかなか受け取れないでいました。電話してようやくゲット。
ものはなにかっていうと「コンフィダント・絆 ミュージックファイル(CD)」です。
「コンフィダント・絆」についてはこの日記を参照ください。
堀内敬子さんはほんとに歌がうまいなあ・・・。早くDVD出ないかしら。
芸文・Y徳先生も三谷作品が好きな人で、ノキチッタを作ってる横でこんな会話をしてました。
「Y徳さんはコンフィダント見に行きました?」
「忙しくて見に行く時間がなかったんだよ。チケットも最近取れないしね」
「すんごく良かったですよ。私もチケットを取るのあきらめてたんですけど、急にチケットを取ることができたんです。うちの先生で」
「あ、その話、手羽日記で読んだ。」
「ああ、そうですか・・・」
てなやり取り。


20:30。メールをチェック。ハムコさんからメールが来てた。OKです!全く問題ありません!というか宜しくお願いします!!!

at 05:38 | Category : 手羽日記 | Trackbacks (0)

オープンキャンパス終了その2

今年のオープンキャンパスはいろいろありました。

●まれに見る晴天。
●「殺す気か!」ってぐらいの暑さ
●ムサビ日記本発売
●広報課スタッフの異動
等など。
自分にとってオープンキャンパス2007は忘れられないものに。


ムサビのオーキャンはタレントさんの講演もありませんし、大学と関係ない映画の無料試写会もありません。そんなことをやらなくても充分面白い企画が沢山あるからです。来場者アンケートを読んでいたらこんな言葉が書かれてました。
「それぞれがパビリオンみたいで面白かった」

これはムサビのオーキャンを説明するのにすごく適した表現だなーと感じました。
ムサビのオープンキャンパスは「ムサビ博覧会」、略して「ムサビ博」みたいなもの。そして「視デ館」「空デ館」「デ情館」と沢山の独立したパビリオンがあると。私の中では「大学が企画する芸術祭」をイメージしてたんですが、そうだ。博覧会なんだ。ムサビ万博なんだ。って芸祭でそういうテーマが昔あった?ムサパーは遊園地だよね?某大学さんが「オープンキャンパスを超えた『キャンパスショー』」ならば、ムサビは「オープンキャンパスを超えすぎちゃった『ムサビ万博』」ですな。
こういうやり方で、しかもこのクオリティで、しかもしかも代理店さんなどを一切使わずにやってる大学はないですよ。先生や研究室のスタッフ、そしてもちろん学生さんが頑張ってくれたおかげです。


ちなみにムサビのオープンキャンパスとかぶった某業者主催の美大合同説明会は閑散としてたそうです。これを聞いて「ざまーみろ」とつぶやいた自分はせこい男と言われても結構(笑)

そうそう。
受験生がムサビオープンキャンパスのことをかなり詳細に書いてくれたブログを読みました。キャンパスツアーにも参加して、ムサビ日記も買ってくれたそうで(笑)
写真をみる限り、ツアーはもう1人のメガネ男・S藤グループだったのかな?
ありがとね。実はいつも読んでますよ。


私も負けないようにもう少し細かい内容を書いてみます。
はたして、ムサビ日記は売れたのか?

つづく。

■業務連絡。
ムサビ日記新メンバーでムサビ日記本を希望される方は私宛にメールを
ください。我慢できずに買った方もいるかもしれませんし。
リストを作っておきますので、水曜日になったら広報課へ取りに来てもらう
・・・って形にします。
もちろん、手羽のサイン入り(笑)

オープンキャンパス終了その1

オープンキャンパス2007、無事に終了しました。

いえ、無事ではないですね。
来場者数が去年より1000人近く増えてしまって、用意した資料が途中で足りなくなってしまいました。500人ぐらい増えても対応できるように準備はしてたんですが、まさか1,000人増えるとは・・・。

しかし、1000人増えた理由がよくわかりません。
天気が良かったのも、ももちろん大きな要因だと思ってますが、それで1000人増えるわけがない。ある人は「東京タワー効果だよ」といい、ある人は「去年より新聞広告がちょっと増えたからだよ」といい、ある人は「在学生の口コミだと思うよ」といい、ある人は「ムサビ日記の影響だよ」といい、・・・・・最後のある人は私なんですけどね。誰も言ってくれないから自分で言ってみた。

ま、とにもかくにもお暑い中ご来場いただき、本当にありがとうございました!

続きはまた書きます。

オープンキャンパス2日目です!!

暑かった・・・1日3回もキャンパスツアーやっちゃだめですよ。増便するって決めた時、反対すればよかったなあ、とちょっと後悔。って「土曜日増便」の言いだしっぺは私なんですけどね・・誰にも文句言えないんですけどね・・・。

とにかく、こんなに晴れたオープンキャンパスはムサビの歴史の中でも初めてです。土曜日PMは超晴男のデ情・J佐藤先生による「ひも授業」があるから大抵は晴れるんですが、ここまで晴れまくったことはないですね。
今日も晴天のようですし・・・MAUてるてる坊主くん、ちょっと休もうよ。働きすぎだよ。頑張るのはいいけど、「1人で大変でした!」と後で切れちゃう、つーか、先に手伝ってって言えばいいじゃんって感じのそのへんによくいる使えない男なんじゃないの?片付けの時にドシャブリってのは勘弁よ。


天気のおかげか、来場者が土曜日だけで2000人を超えました。今日はどうなることやら・・・資料が足りなくなる可能性が出てきてて、私たちはそれがちょっと気がかり・・・・。

世界堂さんでのムサビ日記本の売り上げもぼちぼちのようです。皆さん、ありがとうございます!!茶髪長髪メガネで胸に「I LOVE ハチクロ」のバッチをつけてるのが私ですので、遠慮なく声をかけてください!


そうだ。
会場風景サイトの公開スタートしました。
(まだ撮った写真の4分の1ぐらいしかUPしていません。明日続きを公開します)
初日の様子を書きましょうかね。



とはいっても、キャンパスツアーをやってたので、実はルート以外のところはまだほとんど見ていません。見てきた人の話や来場者の方に書いてもらったアンケートで評判だったものをふまえて。


●一番評判がいいのは空デのファッションショー。でも、やはり行列ができてますね。この土曜日で、8号館から1号館のところまで列ができてたそうです。明日はもっと人が増えると思うので、確実に見たい方は飲み物を確保して(暑いので・・)、早めに並ばれることをおすすめします。
空デ研、回数増やすのは難しいかな?

●アンケートに「基礎デのぞーきんがよかった」と書かれてるものが結構ありました。ぞうきん、なんだろう。すんごく気になる。

●視デはやはり10号館3階でワークショップをやってます。

●問題集販売コーナーで「今回のオープンキャンパスで芸術文化学科にいきたくなりました」と興奮しながら話す生徒さん二人に遭遇しました。どんなことをやってるんだろう。気になる。9号館の5階。チェックチェック!

●アンケートによると、建築学科フロアにラジコンカーのサーキット場があるらしい。どういうこと?

●キャンパスツアーもお褒めの言葉をいただいてます。明日はもっともっとテンション上げていきますんで、そこんところよろしく!あ、長澤先生が3回目のツアーの前座を完全に忘れてて、来ませんでした。これ、一生チクチク、ネタにしてやる。

●そういや、長島有里枝さんに会えなかったなあ・・。

●かわいい後輩から頼まれたので。日曜PM、彫刻学科でワークショップやります!


くどいようですが、1学科だけ見るつもりならともかく、はしごをされたい方は朝から来ないと絶対に全部見れません。のんびりムサビで過ごしてくださいよ。鷹の台ホール1階の喫茶サンフランシスコに行くと自分でソフトクリームが巻けるから、ソフトクリームでもなめながら。ね。


オープンキャンパスが終わるとその日のうちに完全撤収をやらなくてはいけません。
なんせ月曜日からは普通に授業があるんですよ。オープンキャンパスにいらっしゃった方ならわかっていただけると思いますが、あの学内が全部日曜日のうちに元に戻るってすごいことだと思いません?というか、やるしかないんですけどね・・。

そうだ。学生による相談コーナーを担当してる方にアドバイス。
「視デ」「デ情」「空デ」「グラフ」「(プロ)ダクト」といったムサビ及び美大用語、「就活」「博報堂」なんて単語は高校生には全くわかりません。できるだけ略語・専門用語は使わないようにしようね。
それとタマビの学生さんも結構来てるんで、あまりタマビの悪口を言わないように(笑)もしかすると受験生と思って話してる相手がタマビ生ということもあります。去年、タマビの学生さんブログに「ムサビのオーキャンにいったら、受験生と間違えられてタマグラ評をされた」と書かれてたしね。


みんな、もう一日がんばるぞおおおおおおお。

いよいよオープンキャンパス2007スタート!

勘弁してください。
ムサビのオープンキャンパスは雨が降ることを大前提にしてるので、晴れることはまったく想定していないのです。

でも、これは私のせいなのかもしれません。
おとといの夜に作ったMAUてるてる坊主2007くん
teruteru.jpg
を広報課に吊るしたら、数時間後雨がやみました。
今年のてるてる坊主くんは歴代の坊主くんとちょっと違うようだ。
rekidai.jpg
↑歴代の使えない坊主くん達。

頑張ってる。君が一番頑張ってるぞ。今年のオープンキャンパス頑張ったで賞をあげる!!
あげるから、もう少し気楽にいこうよ。ね。君は頑張りすぎちゃうタイプなんだね。きっと。曇りぐらいがいいんだけど・・・。

一日外で準備やってたら日焼けしました。
みんな、日焼け止め塗ってね。特にキャンパスツアーに参加する方は、スニーカーと日焼け止めと帽子を忘れずに。


さ、というわけでMAUオープンキャンパスがいよいよ開幕します。
23時ごろ、ノキチッタではリハーサル真っ最中でしたが(笑)

私達の準備もほぼ終了しました。後は皆さんがいらっしゃるのをお待ちするだけです。
あとやり忘れたことはないかな?

あ、追加企画を紹介するの、忘れてました。
映像編集の業界標準 Final Cut Studio2

アップルジャパン株式会社による、映像編集ソフトウエアFinal Cut Studio2について実際の映像制作現場との関わりという視点から紹介。
16日16:30からです。興味のある方はぜひ。


他にやり忘れたことってあったっけ?

こっそり、「ムサビで学んだこんな人のこんな本」に「ムサビ日記」をまぎれこませて看板に「手羽イチロウ」を勝手に付け足したし、オーキャンブログのムサビキャンパスが登場する本で広報課スタッフにもだまって宣伝してたし(身内によるサイバーテロだな、こりゃ・・)
これでOKかな?


土曜日はとーぼーさんと珍念くんも遊びにくるそうです。
オープンキャンパスで全員配布する資料にとーぼーさんの顔写真がこっそり出てるので、学内を歩いてるとーぼーさんを見つけたら、ぜひ笑ってあげてください。

今夜がヤマだ!

梅雨入りですってね・・・・・。

そんなもん、全然怖くはありません。TSUYUIRIって英語で書けば、TSUBAKIみたいでシャンプーのようになりますし。私はマシェリ派ですが。


というわけで、いよいよ明日がオープンキャンパスです!!


入学試験問題集も納品されたし(オープンキャンパスから発売開始)、その他もろもろも(多分)順調に進んでおります。


いつもなら交通案内を紹介するタイミングなんですが、芸祭や入試の時とか何度か書いてるので今更新しい情報はそんなにありません。(去年のでよければこの日記を参考にしてください)

今年は去年よりもバスをかなり増便しています。でも、時間帯・天候によっては、それでもすんごくバスは混むので、かなり強く「鷹の台駅から徒歩ルート」を推奨します。特に受験を考えていて下見を兼ねている方は必ず「鷹の台駅から徒歩ルート」を使いましょう。

バス増便などをふまえたオープンキャンパス2007用交通案内はこちらを参照ください
以前私の日記で紹介したムサビまでのルートも出してます(笑)


って、オープンキャンパスの話は別にいいんです(えっ)

とうとう昨日、アレが納品されました。
この時期にあれってアレに決まってますよ。皆さんが待ちに待ったアレです。本邦初公開の画像を今!!

book.jpg
できちゃった(涙)


ねえ。そろそろ、手羽への大掛かりなドッキリだって言ってもいいころじゃない?
きっと、広報課の裏で「ドッキリ」と書かれた看板もってヘルメットをかぶったハムコさんがスタンバッているんでしょ?怒らないから出てきてもいいよ。きっと言い出すタイミングを外しちゃっただけでしょ?
チラっ。

・・・・・誰もいない・・・本当なのね・・・本当に売っちゃうのね・・・。

「嬉しい」という気持ちももちろんありますが、それよりも「とうとう世の中に出してしまう怖さ」っていうのをじわじわと実感しています。明日から販売されちゃうんだよ。みんなの恥ずかしい日記が。(恥ずかしい言うな)
でも、やっぱり嬉しいです。本を受け取った時にはちょっとジーンと来ました。


ムサビ日記本のポイントですか?
「えっ?この人のハンドルネームって本当はこう読むの?・・・」という人が何人かいて、それが明らかになることです(笑)
書籍化によって、私も初めて読み方を知った人が数人いました・・・。

中身については、また改めて書くことにします。

●業務連絡
日記が採用された方には、皆さんが指定された方法で出版局から送付されました。郵送を希望された方は土曜日までには届くんじゃないかしら。研究室ポスト経由を希望された方は、今日にでも手に渡るはずです。
本が入ってる袋の中に大事な紙も入ってるので、それはすぐに返信してね。


そして、4月から参加した新メンバーの皆さん。みんなの分も用意してます。
ただ、日記が載ってる方に先に読んでもらいたいので、火曜日以降、なんらかの手段でお渡しするようにします。
もちろん、「我慢できないからオープンキャンパスの時に購入する!」って人は止めませんけど(笑)
ちなみに世界堂さんだと本屋で買うよりも1割安く買えます。


「手羽イチロウ」のサインも作りました。形から入るタイプなんです。
本名のサインは、一応「元・彫刻家」ですから昔から持ってるんですよ。教授に「自分のサインを早く作れ。自分のサインが無いようなやつは作品を作るな」と言われ、学生時代から使ってるサインです。それを改造した「手羽イチロウ」バージョン。練習時間20秒(笑)


手羽のサイン本が欲しいというマニアックな方は、オープンキャンパスにあつまれーーー。

さ、これから最後の準備だ!頑張るぞっ!!!
研究室の皆さんももう少しだ!
今夜がヤマだあああ。

手羽日記 06/13 -アイロン-

6月13日(水)::

9:00。オープンキャンパスで使うパネル類第1弾が到着。ああ、でも開けるのが怖い・・・。明日開けよう・・・。


9:30。土曜日に行われる地方での進学相談会の準備。ある業者さんの美大合同相談会も今週の土曜日だし(ムサビのオープンキャンパスとぶつけるとはいい度胸だ。この業者さんは2度とムサビの正門をくぐることはないでしょう・・)、この時期にやるオープンキャンパスはタイミングとして悪くはないってことなのかも。ポジティブに考えるならば。


10:00。気のせいか、ノキチッタの壁が朝見た時よりもオーバーハングしてる気がする。でも金具で柱に固定してるから大丈夫かな?


10:30。他の課の職員から「週末の天気はどうなの?」と聞かれる。だ・か・ら、雨男・手羽がオープンキャンパスを担当してる間は雨が降って当然なの!スタートラインは「雨の中をいかにやるか」なの!雨男を通り過ぎて、スーパー雨人ぐらいになってるんだから。私の体の中には雨が流れてるのってぐらいですよ。属性は雨男系です。ポジティブに考えるならば。


10:40。アスクルのカタログを読む。


11:20。い、いかあああん。いつのまにか現実逃避してた。しかし、今回はなぜ読み出したか記憶がない。きっと、心の中に余裕が出てきたからアスクルを読み出したんだ。きっとそうだ。そうに違いない。ポジティブに考えるならば。
ちなみに、「アスクルとは明日来るからアスクル」ってことを一昨日広報スタッフに教えてもらいました。そんな意味があったなんて。まるで学内MAPのピクトグラムの暗号みたいいい。


11:30。うーん、やっぱりノキチッタの壁がさっきよりもオーバーハングしてる・・・。あ、柱に固定してた金具が壊れてる!!こりゃまずいなあ。楫先生に電話だ!・・あ、いない。Y徳先生に電話だ!それにしても、なぜ楫先生は実名なのにY徳先生は伏せ字なんだろう。自分でやっといてなんですが。
その後どうなったかはみちくささんの日記をお読みください。ただ、「軒下劇場ノキチッタ」だから天井はないよ(笑)


12:30。オープンキャンパスで配る資料(の一部)がどっさり到着。明日も印刷物が入ってくるし、大物は15日納品ですよ。ほんとギリギリのペースでやっております・・・。


14:00。あちこちに確認。


15:00。パネル類第2弾到着。これでパネル類は全部そろった。


15:30。あれ?もう3時半なの?えーと、今日って何日だっけ?・・・13日?・・・えーと・・・あさって準備ってこと???うーん、何か完全に抜けてるような気がするなあ・・・なんだろう。


16:00。キャンパスツアーコンダクター用の旗にアイロンプリント。なぜかこの仕事は昔から手羽がやることになってて・・別にやりたいわけじゃないんだけど・・・大変だからみんなに協力してもらう。入試のモチーフだったアイロンとアイロン台を使う。ほんと、便利な大学だなあ(笑)


そうそう。美大生バトル小説なんか書いてる場合じゃなくて、大事な話がありました。

オープンキャンパスブログTOPページに先週からこのようなメッセージが出しています。

【重要】来場を予定されている皆さんへ

現在関東地方の大学等を中心に麻疹が流行しています。
武蔵野美術大学は、全学上げて感染予防に取り組み、お陰様で現在平常どおり授業が行われています。

つきましては、オープンキャンパスに参加を予定されている生徒さんや来場者の方は、抗体検査や予防接種などによって健康をご確認の上、参加されますようお願い申し上げます。


実は5月中旬にオープンキャンパスDMを発送した高校や予備校さんには、5月末に同じような内容の文書を送らせていただきました。

この文、パっと読むと「ああ、東京じゃハシカが流行ってるから、感染したくなかったらムサビに来るなって意味ね」と解釈されるかもしれません。
でも、もう一つ大事な意味があります。


オープンキャンパスには2日間で4000人以上の来場者があります。
そう。来場者が大学に麻疹を持ってくる可能性があるってことなのです。
「予防接種の半額を大学が負担」といった対応を早くとったせいか、全学休講もせずにこのまま落ち着きそうな感じですが、ただ、それはムサビという閉鎖された空間だからできたのかもしれません。

ムサビの学生さんや教職員の皆さんは「麻疹ブームも終わったなー」と安心してちゃダメよ。

壮絶!美大生バトル小説ブログ6

====================
壮絶!美大生バトル
「めちゃくちゃアートな運命- Most and Ultimate -」
6枚目。
====================

これまでの話:: 1枚目2枚目3枚目 4枚目 5枚目


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そうそう。この学内MAPの7つのピクトグラムにも暗号が隠されてるのよ」
maumap.jpg

「え?このトイレのマークとかが?」
「そうなの。実は6つの系統を表してるの」
「ど、どういうこと?」
「例えば、これはなんだと思う?」
fine-heimen.jpg
「なにって・・・売店って意味でしょ?」
「『表向き』はね。でも、モチーフ台の上にビンとパンが置かれてて、床に筆と鉛筆が転がってるように見えるでしょ?」
「うん」
「つまり、これは『平面美術系』を表したピクトグラムなの」

「えっ・・・・。じ、じゃあ、このトイレのマークは」
fine-ritai.jpg
「彫刻の人体像が2体、立ってるって意味。つまり『立体美術系』ね」

「なるほど・・・・・この食堂のマークは?」
design_ritai.jpg
「ナイフやお皿ってインダストリアルデザインでもある一方、金工や陶磁のクラフトの分類に入れることもできるでしょ。だから『立体デザイン系』」

「てことは、このPってまさか・・・」
pro.jpg
「そう。パーキングのPは表向きで、本当はProduceの「P」。『プロデュース系』なの」
「こんなことって・・・」
「言ったでしょ?全て秘密裏に進められてるって」

「でも、この4つってかなりわかりやすくない?」
「ここまではあえて比較的わかりやすいピクトグラムになってるの。系統の存在を知りつつ勘のいい人であれば、この4つのピクトグラムを見て『もしかしたら学内MAPがバトルと関係するんじゃないか?』と感じられるようになってるそうよ」
「でも、全部が簡単にわかっちゃまずい・・・」
「その通り。MAUカードや系統の存在がわかったところでそれだけではなんにもならないわ。バトルフィールドに気が付かない限りはね。だから、そこへはいくつものトラップや暗号を解かないとたどりつけないようになってる」
「存在感を出しつつも、存在を消すって感じだね」

「このバランスが絶妙で、全く気が付かないものではいけないし、簡単にばれてしまってもいけない。残り二つは難しいわよ。これはわかる?」
design-heimen.jpg
「うーん・・どう考えても電話のマークにしか見えない・・」
「頭を柔軟にしないとダメね。この受話器のマーク、カッコとコロンでできてるでしょ?」
「かっこところん???」
「『』と『』よ」
「ほんとだ・・・」
「記号そのものを表してるの。つまりこれが『平面デザイン系』」

「そういうことか・・・そして残ったピクトグラムは2つ。どっちが映像系のピクトグラム?」
「こっちが『映像系』のピクトグラムよ」
eizou1.jpg
「って、自転車と映像系、どういう共通点が・・・。映像学科の人がサイクリング部の部長を代々やってるとか?」
「このピクトグラムをさかさまにするとわかるわ」
「えっ?」



eizou2.jpg
「あっ・・・・」
「ほら、映写機に見えるでしょ。つまり、これが『映像系』。自転車のピクトグラムにしてはちょっと不自然な形なのはそのせいなのよ」


「じゃ、残りのひとつ、このピクトグラムは?」
iriguchi.jpg
「これはバトルフィールドの入り口を表してるの」
「なぜ車椅子のマーク・・・・」
「よーく見ると、人が穴に吸い込まれて入っていく姿に見えない?」
「あああ。」
「なぜピクトグラムが7つなのか。それは6つの系統と入り口を表してるから7つなの。7つのピクトグラムには1つも無駄がないのよ。」



・・・・・・・・・・・・・・・・


この話はフィックションです。登場する人物・団体・呼称などは実在のものとはいっさい関係ありません。

編集部からのお知らせ。
作者体調不良のため、しばらく休載いたします。

オーキャン紹介-日本画・油絵・版画・彫刻-

MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介しています。
ラストはファインアート系の日本画学科、油絵学科、彫刻学科です。


「去年のオープンキャンパスとの一番の違いはなんですか?」と聞かれたら、私はこう答えるようにしています。
「二つあります。ひとつは土曜日の開催時間が18時までになったこと。もうひとつは美術系(日本画・油絵・彫刻)学科がやる気モードになったこと



順番に紹介していきましょう。



●日本画学科
日本画学科のイベントで注意しなくちゃいけないのはこれ。
アトリエツアー
去年までは定員がなかったんですが、今年は先着30名となりました。
「え?定員を決めたのがやる気モードなの?」と思うでしょ?

去年・おととしの日本画ツアーはすごい人数が集まってしまい、日本画スタッフ1人が100人ぐらいをコンダクトしなくちゃいけない状態になってしまいました。もちろん、後ろの方は声も聞こえないし、何のアトリエを見てるのかもわからない。去年の来場者アンケートで苦情が多かった部分です。

なので今年は質を高めるために先着30名としました。でも、それだと見れない人も沢山いるので、
1年生の講評会
2年アトリエ公開
3年アトリエ公開
とアトリエ公開をすることになったのです。実は去年まで土曜日の「1年生の講評会」しか公開してなかったので、ツアーに参加しないとアトリエを見ることができなかったんですよ。
*微妙に公開してる時間が違いますのでご注意ください。



●油絵学科
油絵学科も去年まで日曜はアトリエ公開をしていませんでした。
[油絵専攻]3年生アトリエ公開
今年はやります。しかし、もう少しきれいなアトリエを公開すればいいのに(笑) 

そして日本画とは逆のアプローチで、油絵学科のツアーは
[油絵専攻・版画専攻]制作現場ツアー
なんと10:30から14:30まで(土曜日は15:30まで)1時間おきにスタートするんです。スタッフは休める時間がないだろうなあ。あ、そうそう。噂によるとMAUキャップをかぶってやるそうですよ。


授業公開ものだと、共に土曜日で
[油絵専攻]3年「技法研究ゼミ」講評会
[油絵専攻]2年生の講評会
があります。

もちろん例年やってる版画の
[版画専攻]版画体験実習
も今年もやります。日曜日のみの先着20名なので気をつけて。





●彫刻学科
一番顕著に「やる気モード」になってるのが彫刻学科です。
新2号館っていう日本でもかなり自慢できる器ができたし、今度の入試じゃ実技試験科目も増えるんだもん。今年、やる気モードにならなかったらいつなるんだって感じですよ(笑)

まずはなんといっても今年はワークショップをやります。
一息の彫刻・一口の彫刻
細井篤さんによる瞬間彫刻ワークショップ。気になるでしょ?

これは去年もこっそりとやってたんですが、
屋外展示彫刻公開保守
保守作業風景を見せています。場所は彫刻作品が置かれてる美術資料図書館周り。
これまでのパブリックアートの考え方は「作って設置して完了」でした。汚れても壊れてもそのまま。「保守」という概念も(予算)もない、それが当然だったんですね。でもムサビの彫刻学科では次の段階も大事にしてるんです。


講評会公開だと
1年「彫刻A」 講評会
2年「彫刻D」「彫刻E」 中間講評会
があります。*共に土曜日なので注意。

彫刻に興味がある人、そうじゃない人もだまされたと思って2号館の彫刻工房は一度見た方がいいです。私もいろんな美大の彫刻工房をみてきましたが、正直こんなに「すごい・・なんじゃこりゃ」と思ったことはなかったです。


この3学科は今度の入試から公募制推薦入試を導入します。
受験生はこの機会にいろいろ直接先生に聞いた方がいいよ。

日本画学科::教員による個別相談コーナー
[油絵専攻]教員による個別相談コーナー
[版画専攻]教員による個別相談コーナー
彫刻学科::教員による個別相談コーナー

遅いっ!2

西原さんの「いけちゃんとぼく」が注目を浴びてます。

404854053Xいけちゃんとぼく
西原 理恵子
角川書店 2006-09-01

by G-Tools

某テレビ番組で「絶対に泣ける本1位」として紹介されてから、爆発的に売れてるそうです。(「いけちゃんとぼく」についてはこの日記をご覧ください)


ってか、遅いよ!こんな名作を今までほったらかしにしとくなんてさー。

もちろん、「いけちゃんとぼく」も「ムサビで学んだこんな人のこんな本」に入ってますので読みたい方はオープンキャンパスにどうぞ。(無理やりオープンキャンパス話)

遅いといえば。



ようやくキャンパスツアーの集合場所が決まりました!!
ただ、その前に大きな変更があります。

まず一つは
16日(土)は増便します!!!

------------------------------
キャンパス・ツアー
○日時:
 16日(土) 11:00,13:30,15:30
 17日(日) 11:00,13:30
○集合場所:1号館1F 104(第2講義室)集合
  *16日 13:30の回は第2講義室前集合
------------------------------
16日15:30の便が追加になりました。せっかく土曜日は18:00までやってるのに13:30スタートで終わるのもね。ツアーコンダクタからは「1日3便はつらい」とブーブー文句を言われましたが、ここは私の独断で。いやー、権力を持つって気持ちいい。

そしてもう一つ。
スタート前にデザイン情報学科の長澤先生がはっちゃけトークをすることになりました
4月から企画部長・・つまり私の上司になった長澤先生。
「5分でいいからしゃべらせてよ」とお願いされて、「じゃ、うちらの前座で」ということに。きっと5回とも話を変えてくるはずです。プレッシャーを教員にあたえる職員。いやー、権力を持つって気持ちいい。
でも、長澤先生のトークの後にしゃべるのは勇気がいるなあ・・・あのテンションでうちらもしゃべらないといけないってことだよね・・・。


どんな先生か知りたい方は、tankさんELKくんの日記を読んでください。こういう先生なんです・・・。

オーキャン紹介-視デ・工デ-

MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介しています。
今回は視覚伝達デザイン学科と工芸工業デザイン学科。

●視覚伝達デザイン学科
視デは非常によく考えられたイベント構成なので、「これは見とけ!」ってのが難しいですね。

個人的にオススメっていうと、
視デフェア[相談コーナー&学生ガイド付き視デ探索ツアー]
例年この場所でワークショップのようなこともやってます。今年もやるのかな?

入口から出口まで
作品で見せる視デのカリキュラム紹介。これは他学科ではやってないです。
授業公開もいっぱいやってるし・・・うーん、やっぱりこれっていうのは書きにくいなあ・・。

入試系だと
2007年度入試作品紹介
があるんで、視デ受験を考えてる人は聞いた方がいいですよ。
また、
3年次編入・大学院進学個別相談
編入・大学院入学を考えている方もぜひ。



●工芸工業デザイン学科
工デはクラフトデザイン・インダストリアルデザイン・インテリアデザインの3つのコースがあり、そしてクラフトデザインの中にテキスタイル・金工・木工・陶磁・ガラスの5つの専攻があります。
「工芸」と「工業デザイン」をひとつにまとめてる美大っていうのは全国でも珍しく、これがムサビ・工デの最大の特徴なんですね。

そして、それぞれが工房を持っているので、ムサビの中で工房を一番所有しているのが工デでもあります。
本当はゆっくり各工房を回ってもらいたいのですが、
ツアー形式の全体説明
これに参加すれば、工デ全体のことが手早く理解できるかも。でもそれでも2時間かかるんです。工デの守備範囲の広さをわかってもらえますでしょうか。


ここからは手羽のお願い。

「2学科以上興味を持っている」、もしくは「自分の進路が固まっていない」「美大ってやつを体感したい」という方は、朝からオープンキャンパスに参加されることをかなり強くオススメします。
「もうこの学科しか興味がないんだ!!」って人は大丈夫でしょうけど、半日ではムサビのオープンキャンパスは絶対に全部見て回れません。
「昼頃家を出て、2時間ぐらいふらっと見てこようかな〜」「午後予定があるから午前だけ」と軽く考えてる方も多いようなんですが、それだとほとんど見れずに終わってしまうことでしょう。
ほんと、それぐらいのボリュームなんです。
芸術祭と違って模擬店とか出てませんが、確実に1日時間をつぶせるはずです。ほんとは2日間来て欲しいぐらいなんですけど・・。

手羽日記 06/08 -ペナント-

6月8日(金)::


8:00。今日は教職員の健康診断。早めに学校へ行く。

正門守衛室で鍵を受け取る。守衛さん、いつもご苦労様です。でも、これ、教務課の鍵なんですけど・・・。
一度だけではありません。今まで10回ぐらい教務課の鍵を間違って渡されたことがあります。一体教務課の誰と勘違いしてるんだろう・・・。長髪系だと彼だろうし、メガネ系だと彼だろうし・・・。

8:10。青い紙袋を持って12号館へ。


8:10。視力検査。去年は(メガネをかけて)右1.2、左,0.9だったが、今年は両目とも1.5だった。
今日の教訓。

  何事もとりあえず言ってみるもんだ。

「えーと・・下・・かな?」「はいこれは」「えーと・・上だったりして・・」「はい。見えてますね。1.5です。去年より良くなってますね。メガネを変えましたか?」「いいえ・・・」と1.2以上はほとんどだったことは言えず・・。視力検査というより勘検査だな、こりゃ。


8:40。血も抜かれ、無事検査終了。朝ごはんを食べる。


9:00。オープンキャンパスパンフレットの本紙校正。「本紙校正」とは実際の紙に刷られた状態をチェックするもので、ほんとに最後の最後の校正を意味します。ああ、これをOK出すとプリントが始まっちゃうんだなあ・・・。


11:30。チェック完了。一部色を変えてデザイナーさんに渡し、最後の修正をしてもらう。

今日は健康診断の他に、職員はもう一個イベントがある日。
それは人事異動。
学事が比較的落ち着いてる6月や9月に人事異動をやる大学は珍しくありません。ムサビの場合は、例年6月なんです。とはいっても広報はオープンキャンパスを抱えてるので(それに伴う印刷物もあったりして)6月は1年の中でもかなり忙しい時期だったりしますが。

私は異動なしです。他美大広報さん、残念でした(笑)
まだまだ広報の手羽ブログを頑張らせていただきます。ま、他の部署に異動しても「就職課の手羽です」とか言いながら続けるかもしれないけど・・・多分書くんだろうなあ・・。

12:10。パンフレットの本紙校正を印刷所に渡す。はい。これで業者さんにお願いしてる印刷モノは全て完了。ここまで来ると後は納品されるのを待つだけ。
と、休んでる時間はなく、進学相談会の資料作りへ突入。


14:00。建築学科研と打ち合わせ。建築もオープンキャンパスで賑やかなことをやるらしい。楽しみ。


15:00。この日記で登場した営業の方と広報課の前でばったり。
ムサビのことをもっと勉強したくて、ノンアポでムサビを見学してたんだとか。お、いいことだ。
「ちゃんと『東京タワー』を読みましたか?」
「読みました!」
「じゃ、そろそろ打ち合わせをしてもいいですね」
はい。本気で東京タワーを読んでない営業の方とは話をするつもりはなかったんです(笑)
ただ、次のステップとしてハチクロが待ってますから。


15:00。美術資料図書館で備品を借りたついでに、ようやく「ムサビと絵本」展を見る。
このボリュームの絵本の原画を見たのは初めて。何より、全員ムサビOBってのがすごい。いい企画をオープンキャンパスの時期にやってくれたなー。受験生もそうだけど、学内の人間もムサビを好きになる企画。まさにわたしが目指してるオープンキャンパスの意図そのままなんです。感謝。

そして、学生さんだったら展示(ディスプレイ)の凄さにも気が付いたかな?よーく見ると、すごく手の込んだ展示になってるよ。
例えば、どっしりした机に埋め込まれたテレビ。あれ、不思議に思いませんでした?まさかすごく薄っぺらいモニターだと思ったり、どっしりした机に穴を開けたと思ったりしてませんよね?
下をのぞいてみるとびっくりしますよ。普段みんなが使ってるあれが使われてるんです。
今回の展示は映像学科の篠原先生が担当されてるんですが、ああいう「アリモノ」を使ってかっこよく見せるのはまさに篠原先生が得意とするところ。学生さんはボケーとおでんくんとか読んでないで、そういうところもチェックしないとダメよ。


15:30。現実逃避でアスクルのカタログを見る。


16:00。い、いかーーん。こんなの読んでる場合じゃないのだあああ。ああ、また30分近く現実逃避しちゃった・・。


18:00。重要な緊急スタッフ会議が始まる。名づけて「キャンパスツアーの旗をどうするか」会議(笑)
印刷物とか大物が一段落ついたので、徐々に細かいところに目が向くようになってきました。

日曜にスタッフが家でミシンをかけて作ってくれることになってるのだけど(手作りなんです)、旗部分をこれまで通りの四角にするか三角にするかでもめる。私はペナントみたいな三角にしたいのだけど、それだとベローンってたれちゃって見苦しい。横棒通せばいい話なんだけど、コンダクターが持つ旗にお金と手間をかけたくない。紙でサンプルを作ったり、はとバスの添乗員さんが持ってる旗はどうなってるか調べたり検討検討。

どうなったかは当日のお楽しみに!

オーキャン紹介-空デ・建築-

日当たりくんへ。実はいつもの11学科の順番を逆から2学科ずつ紹介してるだけなんです(笑)。


MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介しています。
今回は空間演出デザイン学科と建築学科。


●空間演出デザイン学科
学生さんにオープンキャンパス準備ボランティアを募集したところ、100名近くが申し込んできたそうです。オープンキャンパスに対する空デの意識が、ここ数年でガラっと変わってきてますね。

さて。
去年、ザ・チューブで来場者や学内関係者を驚かせた空デ。工デの某先生も「空デのアレを見ちゃうと、もっと頑張らないといけないと思った」とおっしゃってました。
今年は何をやるのか聞いたところ、写真が届きました。

clip.jpg
おっと。今日はここまで。実はもっと具体的な写真があるんだけど(笑)、当日までのお楽しみに!
それまで我慢できないって人は空デのホームページに準備風景がいっぱい出てるんでそちらをご覧ください。

そうそう。今年のファッションショー。
MAU Collection2007「ECSTASY」
去年は「土曜日の1回」のみってこともあったんで、すごい行列ができてました。今年は2日間開催・1日2回公演ですので、そこまではないと思いますが、早めに並ばれることをオススメします。


●建築学科
他学科のイベントと比べると・・特に空デなんかに比べると(笑)・・・地味な印象は正直あります。でも、企画自体はしっかりしたものばかり。

例えば、土曜日は
授業公開
で、日曜日は
3年「設計計画III-1」 講評会
2年「設計計画II-1」 講評会
と2日間とも一日中授業・講評会を公開しています。実は2日間ずっと授業・講評会公開をしてる学科は建築学科ぐらいなんです。
ここからも建築学科の誠実さが伝わってきますね。


ムサビでは「オープンキャンパスとは何ぞや?」という解釈を各研究室にまかせています。
なので、建築学科のように授業公開メインのところもあれば、空デのように「授業公開はやらないけど、空間を作ることが空デの説明だ!」と、いろんなパターンが学内に存在します。

各フロアのサインも各学科研究室に「おまかせ」でお願いしてるので、「イベントサインは全て統一されたものじゃないとダメだ」と考える方には統一感がないように感じるかもしれません。
でも、見てみるとわかりますが、サインからもその学科の特徴が出るんですね。比べると面白いですよ。なので、恐らくこのやり方は今後も変わらない(変えない)でしょう。

ごちゃごちゃしてるカオスな感じが一番ムサビらしいんじゃないかと私は思ってます。

ぜひ11通りのオープンキャンパスを感じてください。

遅いっ!1

液晶テレビとDVDレコーダーの起動が遅くてイライラしています。

先日の日記で書いたとおり、37型液晶テレビとビデオ・DVD・HDD一体型デッキを買ったんです。芸文のY徳先生から「あれは自慢で書いたんでしょ?」と聞かれましたが、当然です

にしても、ブラウン管テレビなら電源ボタン押してすぐにビヨ〜ンって画面がつきますよね。
でも、画面が出るまでにすごい時間がかかる。「あれ?電源ボタン押し損ねた?」って思うくらい遅い。2回電源ボタン押してまた消しちゃうことがしばしば。
DVDレコーダーなんて、ほとんどパソコンの起動時間並です。ま、中身はほとんどパソコンなんでしょうけど。今までのVHSビデオデッキをイメージしてると、あまりの遅さにぶっ壊したくなりますよ。「チクショー、亀山の野郎め!」といいたくなります(まだ亀山さんだと思ってる)

携帯電話も昔はたいした機能がなかったから電源入れたらすぐに立ち上がったけど、買い換えるたびに起動時間が長くなってる。

慣れるしかないのでしょうか。便利になったから(余計な機能が増えたから)我慢しなくちゃいけないんでしょうか。「進化したら起動時間がかかるようになった」は本当の進化といえるんでしょうか。


家電製品は「すぐに使える」のが最低条件だと思ってます。
みんな文句言わずに我慢してると企業は調子に乗って、掃除機の起動に1分ぐらいかかったり、電子レンジを使うのに2分ぐらいかかったりするようになりますよ。「玄関入って2分でご飯」も「玄関入って4分でご飯」になっちゃいますよ。でも「便利になったんだからいいでしょ?2分ぐらい待ちなさい」と言われる。中身はほとんどパソコンなんだから、起動に時間がかかる理由もわかんなくはない。でもなんとかしなくちゃ。


文句を言うならバカでもできる。


ここで提案します。



京都議定書の「排出量取引」って考え方をヒントに。

「起動するのに時間がかかる製品を作った企業は、他の製品で起動時間を短くしなくちゃいけない」という制度を作ればいいのだ。

例えば、起動するのに1分かかる掃除機を作りました、と。するとその企業は他の製品で起動時間を短くしなくちゃいけない。例えば2秒で使えるアイロンを作らなくちゃいけない。
そうすりゃ、「ま、アイロンが2秒で使えるようになったんだから、我慢するか」と思えるようになる。

世界がこれでハッピーに。




なるわけないか・・・・。


「遅い」といえば、昨日、ようやくタイトルの決まったオープンキャンパスのイベントがあります。
直前まで変更があるので、マメにチェックしてね。
(かなり無理矢理オープンキャンパスネタに)

オーキャン紹介-基礎デ・映像-

MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介しています。
今回は基礎デザイン学科と映像学科。

この2学科を一緒に紹介する理由が一つあって、9号館地下展示室(大)でイベントを行っている学科というくくりです。



●基礎デザイン学科
基礎デは9号館地下展示室(大)で全てのイベントを行っています。
・・・そう書いちゃうとすごくあっさりしてるように見えちゃうのですが、例えば
2007年度卒業制作・論文:デザインテーマについての企画プレゼンテーション
丸2日間、プレゼンテーションの発表なんです。
発表する学生さんも大変だけど(ELKくん、頑張ってね)、先生も丸2日間、プレゼンを聞いてるわけです。原研哉教授も深澤直人教授も。「基礎デトライアスロン」と個人的に呼んでいます。

しかも、合間に
教員による授業説明
もやってたり・・・。実はかなり過酷なスケジュール。




●映像学科
映像学科がその9号館地下展示室(大)で同時にやってる企画が
ライブ写真展(2年「デジタル写真基礎」公開)
その名の通り、リアルタイムコラボレーション写真展示。想像するだけで面白そう。ちなみに土曜日は、ムサビ卒の写真家・長島有里枝さんも参加されます。ということは木村伊兵衛を取った長島さんに写真を撮ってもらえる可能性もあるってことですな。
詳しいことは、写真表現コースのブログをご覧ください。
PS 小林のりお先生の本家サイトはデ情・J佐藤先生経由で随分前から見させてもらってます。


その他の映像学科企画で気になるものだと
やっぱりアニメ作りはやめられない!!
イメージ・フェノメナン-映像の新領域展(篠原ゼミ・板屋ゼミ公開)
ですかね。イメージフェノメナンは会場へ入りやすいように橋を作るそうです・・・。そこまでやるか・・・。


担当者として、違う意味で一番気になってるというか、
ライブイベント&インスタレーション オーストリアの作家Lawrence Englishとのコラボレーション・コンサート
今年は中央広場にペンキまいたりしないことを願うばかり・・・。

手羽日記 06/04 -ぶっさん-

6月4日(月)::


6:00。こっそり見てる受験生のブログで「来週のムサビのオープンキャンパス楽しみ♪」と書いてくれてた。ありがたいけど・・・・ねえ・・オープンキャンパスってもう来週なの?・・・・見なきゃよかった・・・。朝からブルーに。


8:00。昨日ツタヤで買った銭5巻を読む。

4757735510銭 5巻 (5)
鈴木 みそ
エンターブレイン 2007-05-25

by G-Tools

このブログに貼り付けるには勇気のいる表紙だなあ(笑)
全然そんな漫画じゃありません。業界の「お金に関する」裏側を描いてる漫画です。アニメーターになりたい、声優になりたいって人は(内容を信じるかどうかは抜きにして)一度はこのシリーズを読んだ方がいいよ。夢見る高校生にはショックが大きすぎるかもしれないけど。


12:00。やはり昨日ツタヤで借りた

B000MEXAKG木更津キャッツアイワールドシリーズ 通常版
岡田准一 金子文紀 櫻井翔
メディアファクトリー 2007-05-02

by G-Tools

を見る。
ぶっさんが登場するまでが長い長い(笑) でもそこからエンジン全開って感じですな。



14:00。他大学さんのオープンキャンパス情報を調べる。そりゃ気にならないといえば嘘になります。

他大学さんがよくやってる企画で「無料学食体験」ってのがありますよね。受付で無料チケットをもらって、学食を体験しよーってやつ。これ、よくやってるなーって思うんです。
だってムサビでこれやると、ほとんど学生がもってっちゃいますよ・・。学生さんを信じてるいるのか、それとも学生は無料でも食べる気がしない学食なのか、学生さんがオープンキャンパスの時にいないのか。どれなんだろう。謎なんです。


16:00。散歩。目の前をドミノピザのバイクが2台、すごいスピードで走っていった。バイク2台分のピザって。


18:00。校友会から郵便物が届いてた。MAUnewsと校友会会報。私は学校ではMAUnewsをもらえません。校友会から送られてくるからです。後ろに座ってる人が作ってるのに(笑)
でも、この関係を楽しんでて、あえて学校ではほとんど読まずに家に届いたものを読むようにしてます。さて、今回のMAUnewsはっと・・・おおおおお。あの人がおもいっきり出てるねー。

特集のテーマが「これからのムサビを語ろう」。だいたいこういう企画の時は教員しか登場しないもんだけど、若手職員も語っちゃうのがムサビの特徴かもしれません。担当者に「手羽も出たい出たいビーム」を出したり、「手羽を載せるって手もあるよね」と大きな声の独り言で提案しましたが、丸無視されました(涙)

このMAUnewsはオープンキャンパスで来場者全員に配ります。お楽しみに!


18:30。デリシャス学園を見る。


20:00。しかけ絵本をネットで調べる。しかけ絵本に対する意識が変わってきた。
するとこんなもの発見。

4087804674ONE PIECE GRAND PAPER ADVENTURE 3D
尾田 栄一郎
集英社 2007-06-01

by G-Tools

ONE PIECEの飛び出す絵本だって。
ここを見る限り↓
http://www.shueisha.co.jp/s-book/onepiece_ehon/com/
結構出来は良さそう。
買わないけど。


さ。こんなにのんびりした平日休みを取れるのも今日が最後。明日からはオープンキャンパスモード大突入です。


オーキャン紹介-芸文・デ情-

6月3日はムサの日で、ムサビの日だ!わーい!!

と、毎年6月4日に気が付く手羽です。おはようございます。
「おめでとうございMAU」はムサビに浸透したから(してないって)、次は「ムサビの日」だ。ムサビコムからムサビの文化を作ってやる。



MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介しています。
今回は芸術文化学科とデザイン情報学科。


この2学科は特に書くことはないっていうか、とにかくそのフロアに行けば、どういう学科なのかが一目瞭然わかるようになってます。共に2007年度入試では受験生も増え、注目を浴びてる学科なのは間違いありません。9号館3,4,5階にまとまってますので必ずご覧ください。

で終わるのもなんなので、それでもあえて書くと・・。


●芸術文化学科
皆さんに謝らないといけません。今まで間違って伝えていました。
軒下劇場テアトロ・ノキチッタ 第二回公演
これまで軒下でやるから「ノキッタ」と呼んでましたが、「ノキッタ」でした。テアトロ・ノキチッタ。これが正式名称だそうです。というかY徳先生も数日前に「本当はノキチッタ」という衝撃の事実を知ってるので、私が悪いわけではないのですが。
1号館下に劇場を作ってそこで演劇をやるんです。「手羽さんも●●役で出ない?」とオファーがありましたが、私はギャラが高いのでお断りしました。

毎年の名物といえば、
新見庵
でしょ。更に今年はパワーアップ・・・誰も新見先生がパワーアップすることは望んでないけど、しちゃうんだなあ、これが・・・・して「新見庵+人形劇」です。に、人形劇?

謎といえば、
ヴィジュアル・コミュニケーション・デザインIA」句会
句会ですよ。今年の芸文は微妙に例年と趣向を変えてきてますね。

もちろん
APM workshop
ゲイブンといえばワークショップ。参加してね。



●デザイン情報学科
デ情といえばこれです。
■1年「情報処理 I」
通称「ひも授業」。最初と最後を比べて見ることをおすすめします。


佐藤卓客員教授指導 デザイン情報学科学生による「デザインの解剖」
なんてものもあります。


今年の新入生アンケートを見ると、「デ情のオープンキャンパスが良かった」「オープンキャンパスでデ情に決めた」というコメントが非常に多かったんです。
デザイン情報学科。確かにやってることが伝わりづらい学科名です。「情報」がつくから、システムとかWEBデザインとかそういうのを勉強する学科と思われてます。(そういう勉強もあるけどほんの一部分にすぎないのよね)

ぜひオープンキャンパスで「デ情ってなんなのよ?」を知ってください。


あ。デ情スタッフの皆さん。デ情研特設サイトなんですが、オープンキャンパスの開催時間が間違ってますよ(土曜日は18時までなのです)。
*6月5日追記:すぐに修正されてました。さすがデ情!

手羽日記 06/02 -飛び出す-

6月2日(土)::

9:00。久しぶりに学校で過ごす土曜日。最近、出張が続いてたもんね。


9:10。進学相談会で使うパネルの文書を校正。この時期が一番大変でして、もうすぐオープンキャンパスだからそっちに集中したいけど、気持ち的には進学相談会へ向かってなくちゃいけない。気持ちの切り替えが大事。

何が大変って年号。
オープンキャンパスはもちろん「MAUオープンキャンパス2007」だけど、進学相談会は「今度の新入生のための入試相談会」だから「2008進学相談会」なんですね。大学案内類も基本的にはそのための資料なので「2008」。でも、卒業生優秀作品記録集は昨年度の卒業制作だから「2006年度卒業生優秀作品記録集」。でもでも入学試験問題集は「2007年度入学試験問題集」。同じ日に渡すものでもいろんな年号表記があって、さらに西暦と元号が混ざった日にゃ。
よくわかんなくなるので、私の机には「今は2007年。平成19年度」と張り紙をしてます(実話)


12:20。校正完了。業者にFAX送信!


12:30。机の周りをプチ整理。


13:00。オープンキャンパスで当日配るパンフレットの校正。えーと、今日が6月2日でしょ?来週もう一回校正して・・・えーと・・・オープンキャンパスっていつだっけ?
研究室スタッフの方へ。来週月曜だったらイベント時間の変更ぐらいなら対応しますよ。
でもようやく目が校正の目になってきた気がする。多分障子の目からゴディバチョコレートの箱の升目ぐらいにはなったんじゃないかな。ザルの目までもう少しだ!!(レベル低っ)


14:00。気分転換に進学相談会のホテルを予約する。あ、私は7月21日に新潟へ行くことになりました。
新潟の皆さん、よろしくお願いいたします!長岡造形大さんもよろしくお願いいたします(笑) おいしいお店教えてください。


14:20。校正再開。


15:00。校正に飽きる。アスクルのカタログを見る。
15:20。い、いかん、こんなものを読んでる時間はないのだあああああ。校正作業。


16:30。ようやく校正終了・・・・。デザイナーさんに渡す。


16:40。オープンキャンパスと相談会で使うパネルをイラストレータで作る。二つがごっちゃになってるいい例。


17:05。今日はこれで帰るか。来週勝負だな・・・。すると電話が鳴った。





佐久間先生からでした。
「今、来る?」


それで全てを悟りました。「行きます行きます!すぐ行きます!」

昨日、ご紹介したとおり、オープンキャンパスでは美術資料図書館で「現代のしかけ絵本 -Contemporary Pop-up Books-」をやってます。ただ、オープンキャンパス特別展示ではなく、初日は6月4日。そう、月曜日からスタートする展覧会なんですね。

佐久間先生はしかけ絵本のコレクターであり、今回の展覧会の総監修。
まさに展示追い込み真っ最中でしたが、特別に見せてもらいました。
うわあああ・・・。飛び出す絵本ばかり(そりゃそうだ)。ここに展示してるのは先生がコレクションしてる中の5分の1なんだそうです。どんだけぇ〜〜〜。

「手羽くんもポップアップブックが好きなんだって?」
「ロバート・サブタの本を2冊持ってるだけですけど・・・・」

考えてみたら、飛び出す絵本のことはもちろん、サブタのことを何も調べてなかった・・・。先生の話によると、やはりサブタの登場が大きかったようです。陳列してるものを見ても、ちょうどそのあたりの年代から飛び出すアクションが大きく変わったのがわかる。だから、あえてサブタの本は置かなかったそうです。

もちろん展示なので触れません。あああ。動かしたい。
「あ、これはまだ展示してないから触ってもいいよ」
ゴシゴシ手を拭いて、本を動かす。くわーーー。かっちょえーーー。
わかった気がする。飛び出す絵本も好きだけど、自分は変形フェチなんだな。


別れ際に「ちゃんと宣伝しといてよ!」と佐久間先生に頼まれる。

当然ですよ!2日連続で宣伝しまっせ。

=============
現代のしかけ絵本 Contemporary Pop-up Books
会  期 : 2007年6月4日(月)〜7月1日(日)
会  場 : 美術資料図書館2階展示室
時  間 : 10時00分―18時00分(土曜日、日曜開館日は17:00まで)
休館日 : 日曜日(ただし6月17日、7月1日は開館)
主  催 : 武蔵野美術大学美術資料図書館
=============


20:00。仕掛け絵本のことを調べてたら、ちょっと前のこんな記事を発見。
■asahi.com:大人も夢中、仕掛け絵本 精巧な作りで飽きさせず
「ふむふむ」と読んでたら、最後に突然、芸術文化学科・今井先生の名前が出てきてビックリ(笑)
今井先生の話もぼちぼち書いた方がよさそうですね。

オーキャン紹介-全体企画2-

MAUオープンキャンパス2007で個人的に気になってる、「これは見とけ!」な企画を紹介していきます。
全体企画その2。

●美術資料図書館
オープンキャンパスにあわせて、高校生が興味を持ちそうな展示をこの時期にやってくれています。ありがたい限り。
まず、
ムサビと絵本―絵本の表現―
ムサビOBの絵本やその原画を展示してるんですが、OBの絵本で展覧会が成立する大学もそうないんじゃないかな?


そして。
最初にこの話を聞いたとき、「オープンキャンパスで頑張ってる手羽のために企画したんじゃないの?」と思ってしまった展示がこれ。
現代のしかけ絵本 -Contemporary Pop-up Books-
手羽がポップアップ絵本好きなのは何度か日記で書いてきましたけど、佐久間先生がポップアップ絵本のコレクターだったとは・・・。
「飛び出す絵本」と聞いて子供だましなものを想像してませんか?だまされたと思って足を運んでみてください。ちょっと感動しますよ。


今年もやります。
One Day Chair Show
ムサビがコレクションしてる近代イスに座ることができます。(普段は座れません)
え?2日間やってるのにOne Dayってタイトルは変?あせっちゃダメ。
だって、2日間ともイスが違うんです。初日の展示が終わった後に全取替えをやるんですよ。ムサビの学芸員をなめてもらっちゃ困ります。それがムサビですよ。




●民俗資料室
こちらでは
民俗資料ギャラリー展示(5)「箒と境界−相模の箒づくりの村から−」(仮)
民俗資料公開
をやっています。民俗資料もムサビが誇るコレクションの一つ。


あ、土曜日16:30から2つイベントが増える予定です。この期に及んで(笑)
決まり次第お知らせします。


●武蔵野美術大学出版局・世界堂
これを忘れちゃいけない。
ムサビの本・グッズ、画材販売
をいつものごとく7号館下特設テントで開催。画材も安く手に入りますし、出版局の作ってる本やMAUグッズが買えます。噂によると新グッズが登場するとか?

そして、ここで「ムサビ日記」が初売りなんです。買ってね。
買ってくれなかったら、キャンパスツアーを10分ぐらいで終わりにしちゃうかもよ。