アルバイト探し

さて、アパートも決まってパソコンの悩みもとりあえず解決して入学式に着ていく服も決まったと

次は「アルバイトをどうしよう」かな?


お金のことなので「やっちゃダメ」とはっきりとは言えないけど、大学生活のペースをつかめるまでアルバイトはできるだけ控えた方がいいように思います。
できれば夏休み前、少なくともゴールデンウイークに入るぐらいまでは。

というのも、入学した直後はいろいろなイベントが待っているんですよ。
そうそう。新歓コンパなんかがありますね。



違います。
漫画で入手したような美大生活はまだまだ先です。(というかそんな夢のような美大生活なんて存在しないかもしれない)


まずはオリエンテーションです。
学生生活のことや履修のこと、奨学金、教職・学芸員資格、学生メールの使い方など、数日間つまらない話を延々と聞かされます。
大学の履修方法は高校と違ってかなり複雑なので、聞いておかないとチンプンカンプンでしょう。
そして、学芸員など大事なものになってくると「このオリエンテーションに参加しないと学芸員の授業を受けることができません」といった場合もあります。もちろん「バイトがあるので休みました」は言い訳にはなりません。
以前、某入試課ブログに「親御さんから『子供がオリエンテーションにいけないので私が行ってもいいでしょうか』と電話がかかってきた」と書かれてましたが、ほんとにそんな電話がかかってくるんです。本人が聞かないと意味がないんです。

他にも定期健康診断なんてものもあります。
■平成19年度 定期健康診断の実施について

あっ。「プッ。別に健康かどうかなんて知らなくてもいいんだけど」と小バカにしましたね。
上記ページにも書いてあるように、奨学金の申込み等には健康診断書が必要なんです。当然診断しないと発行できません。病院でも受診して発行できますが、結構なお金がかかります。あなたが必要じゃなくてもお父さんやお母さんが提出する書類に必要かもしれないので、新入生は受けましょう。




こういう「つまらないからサボろうと思えばサボれるけど、後で痛い目にあう」イベントが4月は目白押しなのです。

高校の場合は、前日に先生から「明日は○○があるから」と教えてもらってたと思いますが、大学の場合は「ちゃんと配付物を読んだかどうか。掲示物やMusavisionをチェックしたかどうか」です。
大学では「サボるかどうかは本人次第。配られたものを読まないのも本人次第。掲示されたものを見ないのも本人次第。でも後で困るのも自分だからね」、な自己責任が原則です。


そして美大のカリキュラムは特殊です。例えば「午前が実技で午後学科」と言われてすぐに理解できる人は多くないはず。一般大学のお兄さんやお姉さんの話を参考にしちゃうと、逆にこんがらがっちゃうかもしれませんね。


なので、アルバイトに限らず変更ができないようなスケジュールを4月に入れるのはかなり危険です。
「みんなのようにセカセカしないのさ。机の前に座ってるだけの説明なんてくそくらえ。規則なんて知らねーぜ。どう?フリーダムでアウトローな自分ってかっこいい?美大生って感じ?」と美大生のイメージを勝手に勘違いしちゃってる子が毎年いるんですが、とりあえず4月ぐらいは真面目にやった方がいいよ。
真面目に聞いた上で、フリーダムになればいいんです。


*「どんなアルバイトがあるか?」はいずれ書きます。もしくは学生さんのブログを見た方がいいかも。

投稿者:ichiro : 2007年03月09日 05:03

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