リアルな美大法人企画室長の日常を
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洋服探し
さて、アパートも決まって、パソコンの悩みもとりあえず解決したと。
次は「入学式はどんな格好でいけばいいか?」かしら。
結論から先に書くならば、「なんでもいいです」です。はい。終わり。
と雑に答えたくなるぐらい多い質問なんですが、今の世の中、これだと不親切だと言われてしまうので。
ちなみに去年の入学式はこんな感じでした。
*もちろん日程は去年のもの。今年の入学式は4月9日(月)です。
ムサビの入学式・卒業式は「式」というよりも「コンサート」「舞台」に近いです。毎年、空間演出デザイン学科の教授が演出・舞台設計されているんですよ。
だからちょっとフォーマルなコンサートにいくような服装をイメージしてコーディネイトすれば間違いはないはず。去年はCCBだったけど(笑)
去年だと、スーツ7:きれいめ私服3 ぐらいの割合かな?
あとは昨年書いた「入学式の服装について」を参考にしてください。
一般大学で入学式に着ぐるみやゴスロリを着ていこうって人は皆無だろうし、特殊な人でしょうけど、美大だと「ま、それもアリかな?」の世界ですからね。着ぐるみ着ていったからといって「君には常識がないのか!!」と誰かに怒られることはないです。
なんでもそうだけど、実は人間って制約がちょっとでもあった方がやりやすいんです。
高校や予備校の課題は「○○をテーマに平面構成しなさい。素材はこれ」と必ず何かしらの条件がついてましたよね。美大の実技試験もそうでした。
でも、大学では「課題を自らの目で発見し、解決策を提案しなさい」なんて課題もあったり、基本的には「条件も素材も自分で考えなさい」なんです。なので予備校生活にどっぷり浸かってしまった多浪生は「条件を言ってくれないと作れない!」と逆切れすることも(笑)
え?「世の中には制約の無い仕事なんて存在しないぞ!」ですって?当然です。これについてはまた改めて。
大学に入ると「なんでもいい」というシーンを何度も経験するでしょう。
もしかすると入学式の「服装はなんでもいい」というのはその最初の洗礼なのかもしれません。