リアルな美大法人企画室長の日常を
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2007ムサビ入試 2/15
ムサビ入試2日目。本日は油絵学科の油絵試験です。
昨日とうってかわっていい天気です。
昨日の油絵学科・デッサンのモチーフは白いシャツの上にガラスの花瓶に活けたユリと卵が置かれてる状態。
一教室に4セットのユリの束です。保管庫に入ると花粉症じゃなくても鼻がムズムズする量でした・・・。
さて、明日からはデザイン系の試験も始まります。
この時期になると必ず出てくる質問がこれ。
「平面構成のパネルは水張りして持っていった方がいいんですか?」
まず、水張りを知らない方へプチムサビペディア。
マ/ヤ行 水張り
子供のころ、絵の具で紙に色を塗った時、紙がベコンベコンに波打っちゃった経験はありませんか?私は大学で初めて「水張り」って方法を知りました。最初は「え?そんなに紙を濡らしていいの?」と思ったもんです(笑)
それを防ぐ方法として、事前に紙を濡らしてパネルにピーンと引っ張って固定させて乾燥させます。
すると絵の具を使っても画面がベコンベコンにならないんです。
さて、質問の答え。
水張りをして持っていく理由がなんなのかわからないのではっきりとは答えられないんですが、少なくとも絵を描くのは会場で配布された解答用紙です。大学によっては水張りされたパネルを渡すところもあるようですが、ムサビは「解答用紙」です。自分で用意した紙にいくらうまく描いても点数はつきませんので(当然といえば当然)
これで答えになってるかな?