受験の時の格好は?

いよいよ明日から入試がスタートします。
世間では3連休ですが、私たちはそんな世間とは関係なく入試準備をやっております・・・。


「受験の時は制服がいいんですか?」ていう質問も多いですね。

何でもいいですんよ。
オープンキャンパスなんかだと、制服なら周りもすぐに「あ、高校生だ」とわかるので私たちからしても便利な点が多いんです。でも、入試の時は全員受験生なので(笑)、別に私服だろうが制服だろうが着ぐるみだろうが全く問題ありません。
あ、やっぱり着ぐるみは周りのジャマになるからやめてください。「前に座ってるパンダさんの頭でモチーフが見えません」てなことがあるので。


じゃあ、何を着ていくか。
「制服が一番落ち着く」「いつもの自分を出せる」ってことなら学科試験や小論文、数学では制服でもいいかもしれません。
でも実技試験は制服では来ない方がいいでしょうね。汚れます。鉛筆デッサンでさえ汚れます。自分が汚す気がなくても汚れます。
というのも、普段学生さんが制作してる机やイス・イーゼルを試験でも使ってるので、アトリエのイスに荷物をおくだけでちょっとした汚れがつく可能性が高いんです。(もちろん整備できれいにしてるんですよ)
以前、油絵学科の油絵の試験で白い高そうなコートを着てる子がいて、「ありゃ『汚してください』って言ってるようなもんだなあ・・」と思ったことがあります。油絵はほんとに着いたら取れないよ。


また、「早め早めの行動」だと待ち時間が多いのも確かです。
試験会場には直前しか入れないので、ほとんどの待ち時間は屋外で過ごすことになります。なので、かなり暖かい格好はしてきた方がいいです。橋本や相原ほど寒くないにしろ、やはり小平も都心に比べると体感気温は低いです。「暖冬なんだしそんな必要はないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、小平の風は冷たいんですよ。はい。

でも、試験会場に入ると暖房がガンガンにかかってます。階段教室だと下の方の席は寒いけど、上の席はのぼせるほど暑くなってます。アトリエは北側からの光を入れるために北側に大きな窓がついてるせいで(詳しくは「ムサビペディア::自然光」を)、北窓側の人は寒く南側はHOTてなこともあります。
なので「温度調節しやすい格好」がいいかも。重ね着とか。


まとめると「汚れてもよくて、暖かく、なおかつ温度調節しやすい格好」が美大受験では便利、というわけです。



50cmぐらいの小さなマットみたいなものがあるといいかもしれません。
荷物もそこにおけるし、それに座って床でご飯食べることもできるし。


さあ、いつもの自分を出して頑張りましょう!

投稿者:ichiro : 2007年02月13日 06:03

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