リアルな美大法人企画室長の日常を
« 2007年01月 | メイン | 2007年03月 »
2007年02月のアーカイブ
Search
2007ムサビ入試 発表2
本日、後期日程組(日本画、彫刻、空デ、建築、基礎デ、映像)の合格発表です。
■電話による合否案内
合格発表日の7:00-24:00に実施します。開始時刻は学科・専攻により異なります。
*詳しくは募集要項「電話、webによる合否案内システムの利用方法」参照。
合否案内センター tel.0570-008011
*学科・専攻ごとの受付時間確認後電話してください。
■WEBによる合否案内
合格発表日の7:00〜24:00に実施します。
*詳しくは募集要項「電話、webによる合否案内システムの利用方法」参照。
サイトURL http://go-hi.net/mau-g/
■掲示
合格発表日の13:00-17:00に本学構内に各学科・専攻ごとの合格者及び補欠者の受験番号を掲示します。
そして、2月28日は(長かった)入試による入構禁止が解除される日でもあります。
ただ、「許可が無くても学内に入れます」ということでして、「アトリエや教室が今日から使える」というわけではありません。新年度の準備があったり、通信教育課程の卒業制作展会場で使ってたりしてます。
特にファインアート系は新2号館完成がらみで使用アトリエ&工房が大きく変わります。これから工事に入るアトリエもあるぐらいです・・・。あ、彫刻学科は新2号館への引越しがスタートしてますね。私もまだ新2号館に入ってないので早くみたいなあ。
入構禁止が解除されるので、学内の見学も可能になります(日祝日除く)
ただ、上述の通り、アトリエや工房で学生さんが制作してるような「いかにも美大らしい」空間は望めません。しかも、入試直後のこざっぱりとした学内なので、「美大見学」には一番つまらない時期かも。
手羽日記 02/26 -堀部圭亮-
2月26日(月)::
8:30。今日までお休みをいただきました。だって来週からは作品整理・選定バイトが始まるから休めるのは今日までなんだもん。
まずはずっと行きたかった整骨院さんに。桜上水駅近くに腕のいい整骨院があると聞いて、8時30分、チャリンコで開院直後にいきました。
待合室の本を見ると、キャプテン翼にMONSTER,MASTERキートン、シティーハンターと手羽のストライクゾーンな漫画ばかり置かれてる。こ、これは通わなければ。
名前を呼ばれ診察室に。この人が院長先生か・・・。あの漫画のラインナップを見る限り、手羽と同世代なんだろうけど・・・おじさんだなあ・・・てことは自分もそう見られてるのかな・・・。
「うーん・・・手羽さん、骨が出てますね」とあっさり。え?
背骨の下の方の骨がちょっと出てるそうです。その骨を押されると痛い。今まで気がつかなかった・・・。「これが腰痛の原因ですね。それと骨盤もゆがんでます。手羽さん、もしかして、こういう体勢で(後ろにのけぞって)、こっちの足を組んでるでしょ?」と言われる。あ、足を組むのは確かにそっちの足ですが、そんな社長みたいにのけぞってませんけど・・・と思いたいけど・・・実はそういう姿で仕事してるのかな・・・・。
しばらく電気を通されて、「じゃ、ちょっと戻してみましょう」とストレッチが始まる。整骨院だからストレッチというか「ボキボキ」ってやつだけど、そんなに痛くはない。
最初に左側をボキボキ。そして右側をボキボキ。
・・・あれ?急に体が軽くなった・・・・・。
あきらかに違いがわかるぐらいでした。これまでいろんなマッサージ屋さんとか整体に行ったけど、こんな経験は初めて。感動もの。床屋さんで「後ろはどうですか?」と聞かれて、変だと思っても「あ、これでいいです」としか答えられない勇気のない手羽。いつもマッサージ屋さんで変化が感じられなくても「あ、体が軽くなったみたいです」と言ってしまう小市民な手羽。でも今日は違う。
さすが同じ漫画の趣味を持つ人だ。
10:00。今日中にやっておかないといけないものがあったような・・・思い出せない・・・でも、体の調子がいいから、このまま病院のはしごをするか(言葉として変)
桜上水から浜田山駅までチャンリンコを飛ばす。いつもの眼科へ。もちろんムツゴロウ結膜炎(勝手に命名)を見てもらうためです。別名イケメン眼科。院長先生がイケメンなんです。
イケメンというかK2の堀部圭亮似ですが。
ここはいつも待たされる。待合室の和田アキ子が表紙の週刊朝日をペラペラめくる。
へー。筒井康隆の子供さんがムサビ出身だったとは。
名前を呼ばれ、堀部圭亮似の医者のところへ。
「これこれこうで、ずっと結膜炎が続いているんです・・」
「おかしいなあ。そういう結膜炎はないんですよ・・・もしかするとアレルギーの線も疑った方がいいかもしれませんね」
ア、アレルギー?考えてもみなかった。
「何か心当たりはありますか?」
堀部医師が笑顔で質問する。
心当たり?・・・えーと、大量のユリに囲まれて作業したとか?大量のブロッコリーにまみれながら作業をしたとか?大量のお菓子の段ボールを運んで・・ってこれは関係ないか。それにしても、この1ヶ月間は心当たり多すぎです・・・。ブロッコリーはともかく、確かにユリはずっと部屋に飾ってたなあ・・。
とりあえず以前もらった目薬をもらって、効果がなければもう一度行くということでイケメン眼科を出る。
11:00。浜田山のスーパーでお昼を買って家へ。
12:00。ご飯を食べて布団にゴロゴロ。気まぐれコンセプトクロニクルの続きを読む。はい。まだ読んでます・・。入試中は1ページ読み終える前にバタンキューな毎日だったものでまだ2005年のところ。今日中に読み終えよう。しかし分厚い本だよなあ。
14:00。ようやく読み終える。だんだんとやる気が出てきた。2日間開かなかったメールをチェックする。おおお。いろいろ返事するの忘れてた・・・・。おおお。嬉しいメールも届いてる。ありがとう、テリーさん。
17:00。げげげ。もう5時だ。それにしても今日中にやらないといけないものってなんだっけ・・・なんだっけ・・・・・・・・・・あ、五美大展だ・・・・・・撃沈・・・・。
ムツゴロウが征く
現在、静養中です。疲れきっています。
どれくらい疲れてるかっていうと、昨日、「びっくり寿司」ののぼりが「ひったくり寿司」に見えたぐらい疲れています。
私が小学生の頃、コロコロコミックにムツゴロウさんの少年時代を描いた「ムツゴロウが征く」という漫画が連載されてました。(絵は川崎のぼるさん)
その中ですごく強烈に覚えてる話があるんですよ。
おじさんがムツゴロウ少年に「明日、狩りに行こう」と言ってきた。ムツゴロウは「狩りなんて難しいんじゃないの?」と思いながらも次の日の朝、もう一人のおじさんと3人で狩りに出かけた。
しばらく車で行くと、でっかい木が一本立ってる丘が見えた。その丘から100mぐらい先のところに、やはりでっかい木が立ってる丘がある。
「じゃ、やるか」と両方の木の下におじさんが配置し、片方のおじさんが枝めがけて散弾銃を「バーン!」」と打つ。すると鳥(多分雀)がバサバサと落ちてきた。大喜びのムツゴロウ少年。「でも、喜ぶのはまだ早いぞ」と言われ、空を見ると、生き残った鳥が全部もう一方の木に向かってる。集まったところで、向こうのおじさんが散弾銃をバーン!。バサバサ。すると生き残った鳥がまたこっちの木に向かってくる。集まったところでバーン。バサバサ。また向こうの木に。バーン。バサバサ。・・・・の繰り返し。
帰りのトラックの荷台には袋一杯の雀が。あの時食べてた焼き鳥、美味しいそうだったなああ。。
「鳥の○○本能を使った狩りだ」みたいな説明が書いてあったんですが、何本能なのかは思い出せません。
なんでいきなりこんな話を始めたかというと。
結膜炎が治りません。
治りそうになると、もう片方の目が赤くなって目やにが出だすんです。で、ようやく目やにが止まったなと思ったら、また反対側の目が・・・という反復運動を約1ヶ月間続けています。1月末に眼科でもらった目薬が入試直前に切れてしまったけど病院にいける時間もなく・・・。
「あああ。この反復運動ってあのムツゴロウさんの話みたいだ。あははは(涙)」と思い出した次第です。
方言の話
実技試験が終わると、教室整備バイトくんが試験で使ったモチーフを倉庫にどどーーと持ってきてくれます。
学生バイトくんが「モチーフをなおしにきました」とやってきました。
他のスタッフは「え?モチーフを直す?な、なおす??」と何言ってるかわからない様子。
私はピーンときました。
「バイトくんは九州出身でしょ?」
「え?はい。なんでわかったんですか?」
「『なおす』って九州弁なんだよ」
「ええええ」
そうなんです。九州弁(福岡弁かもしれません。宮崎では言わないかな?)では「片付ける」「収納する」ことを「なおす」っていうんです。「それをなおしといて」は「それを片付けてください」という意味。
「せおう」ことを「からう」と言ったりもします(これは北九州弁)。例:「ランドセルをからう」
「箒ではく」ことを「はわく」と言ったり、「穴を開ける」ことを「ほがす」と言ったり。
私も大学で友達に指摘されて知りました。
「○○ばい」「○○たい」みたいな語尾につく方言はある程度言わないように気をつけることができるけど、地方独特の単語や発音は指摘されないとダメですね。私、いまだに発音が変ですもん。のだめの気持ちがすごくわかるんです・・。
福岡の人間は「自分は都会の人間だ。佐賀とか他の九州の県とは違う」という意識をどこかしら持っています。東京と標準語に憧れをもっています。なので、東京で関西弁をしゃべる関西の人はよく見るのに、福岡弁をしゃべる福岡人ってほとんど見ないと思いませんか?福岡の人間は「東京じゃ標準語でしゃべらなくちゃいけない」という暗黙の意識があるんです。
ただ、東京に来てわかったこと。
いろんな地方から人が集まってくるのが東京でもあるので、東京は方言に意外と寛大です。訛っているからってそんなにバカにされることはありません。方言を気にして無口になるよりも自信もってしゃべった方が早く友達もできますよ。東京タワーのマー君のように。
東京での新生活が決まった方へ。
2007ムサビ入試 発表
さて、いよいよ合格発表です。
合格発表日はもちろん前期日程と後期日程とで違います。
前期日程(油絵専攻、版画専攻、視デ、工デ、芸文、デ情)の合格発表は2月25日(日)、後期日程(日本画、彫刻、空デ、建築、基礎デ、映像)は2月28日(水)です。
そう、前期日程組は明日なんですよ。実は何人かのムサビ受験生ブログをこっそりチェックしてまして、「受かって欲しいな・・・」とこっちもドキドキしながら読んでたりして。
発表の方法はいくつか用意されています。
まずは電話による合否案内。
合格発表日の7:00-24:00に実施されます。ただ開始時刻が学科・専攻によって違うので注意してください。詳しくは「募集要項」p12の「電話、webによる合否案内システムの利用方法」を見てね。
次にwebによる合否案内。
合格発表日の7:00〜24:00に実施します。詳しくはこれまた募集要項「電話、webによる合否案内システムの利用方法」です。
そして、合格発表日の13:00-17:00にムサビ構内(正門前)に各学科・専攻ごとの合格者及び補欠者の受験番号を掲示します。現在東京にいる方であれば、人生経験の一つとして合格発表掲示板は見に来た方がいいと個人的には思ってます。
大学WEBもPDFで発表しますが、PDFだと携帯からじゃ見れないのよね。なので上記サービスを使ってください。
それ以外の注意点は・・・・こちらのブログに書かれてる通りです。
時々「子供が受験番号を教えてくれないから教えて欲しい。受験した学科は確か情報デザイン学科」等と保護者の方から電話がかかってきます。ちゃんと親御さんには教えてあげてね。
それと「ムサビはデザイン情報学科」だということもね。
あ、ムサビも9号館1階でアパート紹介をやってます。
2007ムサビ入試 終了
長かったムサビ入試が終了しました。
昨日の空間演出デザイン学科・鉛筆デッサンのモチーフはモチーフ台の上に大きな紙、リンゴ4個、ビニール傘、長靴、長靴の箱が置かれてて、それを正面からスポットライトをあててる状態でした。(ライトはモチーフではありません)。
デザインは「お菓子で『おかしな家』を作りなさい」という問題。これ、書いても信じてくれないかもしれませんが・・・、受験生全員にプリッツ、クラッカー、とんがりコーン、ポテトチップを1袋ずつ配ったんです。本当なんです。これで「おかしな家」を作りなさい、です。「おかしの家」ではないのがポイント。
空デ、やってくれました(笑)
これで全ての実技試験が終了したわけですが、気がついた方がいるかしら?
今年の実技試験は全てモチーフor配布物があったんですよ。
去年だと日本画は想定問題だったり、工デのデザインは「楽器をイメージして・・」みたいなモチーフを必要としない問題が2,3科目あって、その日(と準備の前日)だけは「私たちは関係ないもんねー」と気楽に過ごせたんですが、今年はずーーーと緊張の毎日。映像は小論文でもモチーフを使ってるし(笑)
しかもブロッコリーだったり、ユリだったり、水槽だったり、ライト使ったり、お菓子配ったりと、それなりに気を使うモチーフが多かった。「手羽が大変だから、じゃ、モチーフ無しで」みたいな優しい出題者が一人ぐらいはいてくれてもいいのに(涙)。
でもまたひとつ、自分のレベルやスキルを高めることができた入試業務でしたね。無理矢理ポジティブに考えるならば、だけど(笑)
さて、私たちはあとは倉庫を空にするだけです。1日かけて大掃除&引越しだ!!
どこを掃除するかは・・・・お昼頃に書きます。
2007ムサビ入試 2/22
今日は空間演出デザイン学科の鉛筆デッサン・デザイン。
まだ帰国生・留学生の面接試験が残っていますが、業務的には今日がムサビ入試の最終日です。
昨日の日本画・鉛筆デッサンのモチーフは白いフェイクファの上にガムテープ、巻かれたエアパッキン、ワイン、レモン、FedExの箱が置かれてました。ああいう巻かれたエアパッキンを作るのも私たちの仕事なのです・・・。
ムサビには鳥小屋があって、そこには孔雀がいて・・・って話は以前にも書いたことがありますね。
去年、なんと子供が生まれて4匹になったんですよ。
久しぶりに見たら大きくなってて、ほとんど親と同じぐらいの姿形になってました。いやーびっくり。ムサビ生は「ムサビといえば猫。ムサビ猫」と思ってるけど、実はどの美大も猫が多いんです。でも、孔雀を4匹も飼ってる美大はさすがに無いと思う(笑)。
MAU孔雀を誰かキャラクター化してください。ゆるキャラで。
もし気持ちに余裕があれば、空デの受験生はぜひ「あひる池」そばの鳥小屋を見てね。
たぶん私もクジャクの横で「やっと入試が終わる・・」と放心状態で立ってるはずです。心の羽を広げて。(ってきれいな言葉で終わろうと思ったけど、全然うまくなかった)
2007ムサビ入試 2/21
今年はなんとか中央線の人身事故による遅れもなく終わりそうですね。
今日の試験は後期日程グループの学科試験、それと日本画学科の鉛筆デッサン、建築学科の立体構成、映像・基礎デザイン学科の数学です。
昨日の日本画・着色写生のモチーフは鏡の上に観葉植物とコードがごちゃっとのってて、イメージを合わせる形。これは恐らく「モチーフはあるけど想定問題」パターンですね(詳しくは「ムサビペディア::モチーフ」をご覧ください)。私は根っこからコードが伸びてるように見えたんで、AKIRAとかナウシカを真っ先にイメージしましたが、ちょっとアリガチかな?。
彫刻は男性ムービングで持ち物はシーツ。棒よりはバリエーションがあったんじゃないかしら。
建築の鉛筆デッサンAはアボカドとエッジボード。鉛筆デッサンBCはそれにプラスしてアクリルボックスでした。ちなみにこの仕事をするようになって、「アボガド」ではなく「アボカド」だと知りました・・・。
最後のふんばりです。
受験生の方、そして入試業務でがんばってる皆さんで、「疲れたなあ・・・もうひとがんばりしたいから誰かに元気をわけてほしいなあ・」と思ってるあなた!
知り合いから教わったサイトを教えましょう。
それはこれです。日本で一番熱い男。
TOPの「修造からのビデオメッセージ」を見てください(音声がでます)
おすすめは「もっと頑張りたいあなた・・」。これで元気が出ない人はいないでしょ。
受験生で「ぐわーー、失敗しちゃったなあ・・・」という人は「クヨクヨふさぎ込んでいるあなた・・」を見てください。
いいやつだなあ・・・。
あと少しでムサビ入試が終わります。
最後までがんばっていきましょ!クヨクヨしたって始まりません。
北京だってがんばっているんだから!!!!
2007ムサビ入試 2/20
今日は日本画・着色写生と彫刻・デッサン、建築・鉛筆デッサンの試験。
昨日の工芸工業デザイン学科の鉛筆デッサンモチーフはガスボンベと布でくるまれたワイン・りんご・卵、デザインは木の立方体とフルーツクッションシートです。映像は小論文にもモチーフが出て、黒い立方体。鉛筆デッサンは3色の立方体にプリントでした。たまたま立方体が重なりました。立方体もMAU特製です。
おっと、もう2月20日だからあの話をやらないといけませんね。
東京5美術大学連合卒業・修了制作展、略して5美大展が21日から開催されます!
------------
●会期:19年2月21日(水)〜26日(月)
9:00〜17:00(入場は16:00まで) 最終日は9:00〜13:45(入場は12:45まで)
●会場:東京都美術館(台東区上野公園内)
<参加大学>
武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部
<講演会>
19年2月21日(水)14:00〜15:30
会場:東京都美術館講堂
テーマ:『アートの未来へ向けて:「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006」を検証する』
講師:高橋幸次(日本大学芸術学部教授)、田中三藏(朝日新聞編集委員)、北川フラム(アートフロントギャラリー主宰/女子美術大学芸術学部教授)
--------
5美大展についてはこちら「ムサビペディア::東京五美術大学連合卒業制作展」をごらんください。
ちなみに5美大についてはこちら「ムサビペディア::五美大」を参照ください。ここまで詳しく正しく5美大について説明したものはないっすよ(笑)
ムサビペディアに書かれてるとおり、今年の幹事校は日芸さんで、来年がムサビです。どうでもいい情報ですが・・。
五美大展は昔から同じ日程でやってます。私もムサビ彫刻の試験が終わった翌日、五美大展を見に行きました。「4年後にはこんなスゴイものを作れるようになるんだろうか?」と不安・・なのかな?ワクワク感に近いかも・・を感じたのを覚えています。その段階では「造形大は受かっててムサビは結果待ち」な状態で、ムサビ落ちたら浪人覚悟してましたが。
ファイン系の受験生は時間があったら、上野まで足を伸ばしてみてください。でもこれがまた鷹の台から遠いんだ・・。
2007ムサビ入試 2/19
いい天気ですね。
今日は工芸工業デザイン学科の鉛筆デッサンとデザインがあります。
そしていよいよ後期日程グループの第1弾・映像学科の試験がスタート。
昨日のデ情の造形表現テストは「水槽の中に手をいれる」でした。
ちなみにあの水槽はMAU特注です。同じものは売っていません。前日受験生全員分に水をいれました(涙)
今日はこんな話を。たいしたこと書いてないんで、受験生は時間つぶしに読んでください。
ムサビ入試もちょうど折り返し地点を過ぎたので、自分のご褒美にテルメ小川に行ってきたのです!
テルメ小川とは。プチムサビペディ・・・でやるのも変か。
2000年に開業したムサビの近所の温泉。そうです。ムサビから自転車で5分ぐらいの距離に温泉があるんです。でも「温泉」というより「スーパー銭湯」をイメージした方がいいかも。
泉質は「 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」で、効能は「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病」なんだそうで、今の自分にぴったり。虚弱児童ではないけど。
お湯の色は「琥珀色」・・とテルメ小川は言ってますけど、紅茶色に近いかな?ぶっちゃけ「鉄さび色」です。
出来た年に一度行ったきりでして、受付やロッカー等がまるっきし変わってました。平日800円はちょっと高い気もするけど、今日はいいんです。
こういうスーパー銭湯系(最初は「スーパー戦闘系」と変換された。なんかかっちょいい)に来ると、自分の性格上ひとつの湯船にじっくり入ることができません。打たせ湯行って、露天風呂のぞいて、バイブラやって、サウナ入って、ジェットバスあたってと、2分ぐらいでちょこちょこ移動しちゃいます。落ち着かない。
ところでジェットバスをやると全身がかゆくなるのは私だけでしょうか。血行が良くなってる証?そんなに血が止まってるの?
しばらく入ってると、肌がつるつるになります。ほんとに。最高。通ったらこの手のささくれも治るかな?ムサビで団体契約してくれないかなあ・・。
もし時間があるようでしたら、ちょっと足を伸ばして受験の疲れを落としに行ってみるのもいいかも。
2007ムサビ入試 2/18
あいにくの雨ですね・・・。
きっと東京マラソンスタッフに手羽クラスの雨男がいるんじゃないかと。
本日はデザイン情報学科の造形表現テストです。それと帰国生・外国人留学生の方の振替試験。
帰国生・外国人留学生の振替試験とは何か?
タマビさんだと12月に帰国子女・外国人留学生用入試を完全に別物として実施されてますが、ムサビではほぼ同じ時期にやっています。というのも、実技試験は一般受験者と同じ会場・同じ問題なのです。
ただし、「国語・外国語」は「日本語・面接」に振り替えて受験することができます。これが振替試験。
今日は日本語の振替試験日なんです。
昨日の日記にあやみぃ〜さんという方からコメントをいただきましたのでご紹介を。
帰国生で、受けるんですが、なかなか帰国生用って情報ないんですね・・・(涙)そうなんですよ。日本語の過去問題であれば入学試験問題集に出ているんですが、面接内容は実は私も知りません・・・。あやみぃ〜さんがムサビに入学されたらぜひムサビ日記で書いてもらえると。
明日、帰国生の日本語もあるんですが、受験って初めてなので凄く不安です(汗) 何を持っていけば良いのとか、バスを使っていくのか、電車で行くか・・・・初めての受験、ほんとに不安だと思います。
周りのスタッフを見ても「そんなの一般常識でしょ!」とあっさり切り捨てる人もいます。でも、自分が初めての受験の時、大人は一般常識かもしれないけど18歳じゃ知らないことがたくさんあって、何から何まで不安でした。「どんな格好をすればいいのか?」もそうですが、受験票の写真と同じ服じゃないといけないのか、とか。今なら「そんなわけないやん」とわかるんだけど、18歳の手羽は迷って迷って同じ服にしました(笑)
とか、ちゃんと問題文を理解できるかどうか・・・・・・(汗)実技試験だと時々「どういう意味なんだろう?」と悩んでしまう問題が出てくることもありますね。ただ、帰国生が悩む実技の問題ってことは一般受験生も悩んでるってことなので、それはあんまり心配する必要はないかも。
兎に角明日頑張ってみます!!なるようになれ!!!ですね 笑そうなんです。受験生には無責任なアドバイスに聞こえるかもしれないけど、ケセラセラの気持ちが入試では大事です。
がんばってね!
2007ムサビ入試 2/17
本日は前期日程の学科試験日。それと芸術文化学科の選択科目試験。
ここまでくると、私たちも「ようやく前半戦が終わった・・」と感じるようになります。
昨日から携帯からのアクセスが激増してますね。みんな待ち時間とかに読んでるのかな?
昨日の版画デッサンのモチーフはイスと椿と布(テトロン)、タイヤ。
視デ鉛筆デッサンはこぶし大のブロッコリーと鉛の板、デザインは「S」「P」「A」「C」「E」の切り文字でした。
ブロッコリーは茎を切ると虫が出てきたかもしれません。無農薬のブロッコリーだったんです。
「S」「P」「A」「C」「E」で違う言葉作れないかなーといろいろやったんですが、「『ESCAPE』だとEが一個足りない・・」というところで断念。Pを反対にしてbにしたり、Eを横に倒してmにしたり。あ、そういう問題文ではないので受験生の方はご安心を(笑)
学科試験については今更ゆうことはありませんね。
去年書いた「ムサビの学科試験テクニック」をご参考ください。
覚えてることを書く。いや、ここまでくると覚えてなくても埋めなくちゃいけないところはとりあえず全部埋める。これしかありません。
もしかすると1点ぐらいは入るかもしれませんから。
最後まであきらめずにがんばりましょう!
あ、そうだ。明日18日(日)のデ情・造形表現テストを受験される方へ。
18日(日)は都心で東京マラソンが開催されます。
かなり大規模・長時間の道路交通規制が行われるのですが、普段車の人が電車を使ったり、見物客などの影響で中央線あたりは混んだり、ダイヤが乱れるかもしれません。初めてのことなので「全く影響しないかもしれないけど、ないともいいきれない」というレベルなのですが。行きよりも帰りかな?
ちょっとでも気に留めておいた方がいいかも。
2007ムサビ入試 2/16
入試3日目。
本日は版画専攻のデッサンと視覚伝達デザイン学科の鉛筆デッサン・デザインです。学科試験を除くと一番受験生が多い日。くどいようだけどバスは使わない方がいいよ。道具が多いので必要以上に混みあいます。混むってことは遅れる可能性も高いってことだし、「人多杉」「ちょ、まだバス来ねえwww」といらないストレスをかかえることにもなりますし。
昨日の油絵学科・油絵のモチーフは・・・アイロンとかアイロン台とか・・・いっぱい品物があって書けない・・。去年もそうでしたが、最近の油絵学科はモチーフが多いなあ・・・。
ちなみにMAUキャップはこのための特注品です。教務補助さんから「どうりで手羽さんのエプロンに今年は『MAU』が書かれてないと思ったら」と言われました(笑)これぐらいしか楽しみがないもので・・・・。意外と教務補助さんや学生バイトくんには人気でした。みんな、ムサビが好きなのね。
今日の入試お得メモ。
募集要項にも書かれてますが、1日試験がある場合はお昼は持参してください。
もちろん学食も営業してますけど、みんな同じ時間帯にお昼が集中しちゃうわけでかなり混みます。すぐに確実に食べるのならお弁当です。
ただ、試験時間中は学外に出ることができません。お弁当は朝購入するしかないんですね。
鷹の台駅から電車で来て、玉川上水遊歩道経由でいらっしゃる場合は、鷹の台駅前のコンビニが一番近いコンビニです。ムサビのそばにもコンビニ(のようなもの)があるのですが、朝1だと食材があんまりそろってない場合が多く、しっかり「●●弁当」を食べたいって人は駅前のコンビニで買ってきた方がいいかも。もしくは駅前のオリジン弁当(24時間営業)。
先日の日記で、「50cmぐらいのシートがあると便利」って書きましたが、もっと便利なものを思い出しました。
ごみ用の大きなビニール袋ですよ。あれはほんとに便利!シート代わりになるし、急な雨の時は道具箱やカルトンのカバーにできるし、ポンチョにも使えます。寒ければ毛布代わりにだって。しかも値段が安い。一袋ぐらい買っておくと、何かといいかもよ。
2007ムサビ入試 2/15
ムサビ入試2日目。本日は油絵学科の油絵試験です。
昨日とうってかわっていい天気です。
昨日の油絵学科・デッサンのモチーフは白いシャツの上にガラスの花瓶に活けたユリと卵が置かれてる状態。
一教室に4セットのユリの束です。保管庫に入ると花粉症じゃなくても鼻がムズムズする量でした・・・。
さて、明日からはデザイン系の試験も始まります。
この時期になると必ず出てくる質問がこれ。
「平面構成のパネルは水張りして持っていった方がいいんですか?」
まず、水張りを知らない方へプチムサビペディア。
マ/ヤ行 水張り
子供のころ、絵の具で紙に色を塗った時、紙がベコンベコンに波打っちゃった経験はありませんか?私は大学で初めて「水張り」って方法を知りました。最初は「え?そんなに紙を濡らしていいの?」と思ったもんです(笑)
それを防ぐ方法として、事前に紙を濡らしてパネルにピーンと引っ張って固定させて乾燥させます。
すると絵の具を使っても画面がベコンベコンにならないんです。
さて、質問の答え。
水張りをして持っていく理由がなんなのかわからないのではっきりとは答えられないんですが、少なくとも絵を描くのは会場で配布された解答用紙です。大学によっては水張りされたパネルを渡すところもあるようですが、ムサビは「解答用紙」です。自分で用意した紙にいくらうまく描いても点数はつきませんので(当然といえば当然)
これで答えになってるかな?
2007ムサビ入試 2/14
今日は特別スペシャルデイです。
何がスペシャルデイかって、いよいよムサビ入試がスタートします!!
2月14日初日は油絵学科・デッサンの試験。
でも雨ですね・・・油絵学科の受験生は荷物が多いので、ちょっとかわいそうです・・・。
「早め早めの行動」だと待ち時間が多いです。最近だとiPodなどを聞いて時間をつぶす方が多いかも。
でも、交通機関の遅延による試験時間の変更は構内アナウンスで流されます。なので周りの音がいつでも入るようにしておきましょう。いつもよりボリュームを下げて音楽を聞くとか、もしくは漫画でもかまわないので本を読んで時間をつぶす・・といった方法がいいかもしれません。
地方の人には信じられないかもしれませんが、去年は中央線人身事故の影響で2日試験時間をずらしています。だいたい毎年1回はあるんですよ。これが。
家を出た直後に「あ!あれ忘れた!!」と気がついた人がこのブログを携帯で見てるかもしれませんね。
画材を忘れてしまった場合、どうするか?
学内には世界堂という画材屋さんがあるので、「ど、どうしよう(涙)」と泣いちゃうほど心配することはありません。でも、売り切れてしまう可能性もあるので、寄り道はせずに早めにムサビに向かいましょう(AM8時半ごろから入構できるはずです)
そして極端な話、「鉛筆デッサンなら鉛筆3,4本と消しゴムさえあれば」「木炭デッサンなら木炭と食パンさえあればなんとなる。ガーゼはハンカチで代用すればいい」ぐらいの開き直りの心を持ちましょう。気持ちを切り替えて今できるベストな状態で受験すべきです。ただ泣いてるだけじゃダメだよ。数日後にはそれが笑い話になるかもしれませんし。
もちろん世界堂ムサビ店にストックが無い場合もあるので、忘れ物チェックは本当は1日前にやるべきだけどね。携行用具(最低限必要な持ち物)は募集要項に書いてあります。(昨日、「武蔵野美術大学 試験 荷物」の検索フレーズでこのブログにたどりついた方もいます)
前日の夕方までに気がついたのなら、新宿の世界堂か立川の世界堂か吉祥寺のユザワヤあたりにダッシュすればなんとかなるはず!
これが東京の便利なところ。
家に忘れ物をする人もいれば、大学に忘れ物をしちゃう方もかなりいます。
一番多いのは時計。あ、いつも携帯で時間を確認してる人は要注意。試験中、携帯の電源はOFFにしなくてはいけません(当然といえば当然)。だから試験用に時計を購入する人も多いのだけど、イーゼルにかけたままそのまま忘れて帰っちゃうんですよね。
それと受験票を忘れる人もかなり多いです。ちなみに受験票紛失率は油絵学科受験生が毎年何故か高いんです・・・。
受験の時の格好は?
いよいよ明日から入試がスタートします。
世間では3連休ですが、私たちはそんな世間とは関係なく入試準備をやっております・・・。
「受験の時は制服がいいんですか?」ていう質問も多いですね。
何でもいいですんよ。
オープンキャンパスなんかだと、制服なら周りもすぐに「あ、高校生だ」とわかるので私たちからしても便利な点が多いんです。でも、入試の時は全員受験生なので(笑)、別に私服だろうが制服だろうが着ぐるみだろうが全く問題ありません。
あ、やっぱり着ぐるみは周りのジャマになるからやめてください。「前に座ってるパンダさんの頭でモチーフが見えません」てなことがあるので。
じゃあ、何を着ていくか。
「制服が一番落ち着く」「いつもの自分を出せる」ってことなら学科試験や小論文、数学では制服でもいいかもしれません。
でも実技試験は制服では来ない方がいいでしょうね。汚れます。鉛筆デッサンでさえ汚れます。自分が汚す気がなくても汚れます。
というのも、普段学生さんが制作してる机やイス・イーゼルを試験でも使ってるので、アトリエのイスに荷物をおくだけでちょっとした汚れがつく可能性が高いんです。(もちろん整備できれいにしてるんですよ)
以前、油絵学科の油絵の試験で白い高そうなコートを着てる子がいて、「ありゃ『汚してください』って言ってるようなもんだなあ・・」と思ったことがあります。油絵はほんとに着いたら取れないよ。
また、「早め早めの行動」だと待ち時間が多いのも確かです。
試験会場には直前しか入れないので、ほとんどの待ち時間は屋外で過ごすことになります。なので、かなり暖かい格好はしてきた方がいいです。橋本や相原ほど寒くないにしろ、やはり小平も都心に比べると体感気温は低いです。「暖冬なんだしそんな必要はないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、小平の風は冷たいんですよ。はい。
でも、試験会場に入ると暖房がガンガンにかかってます。階段教室だと下の方の席は寒いけど、上の席はのぼせるほど暑くなってます。アトリエは北側からの光を入れるために北側に大きな窓がついてるせいで(詳しくは「ムサビペディア::自然光」を)、北窓側の人は寒く南側はHOTてなこともあります。
なので「温度調節しやすい格好」がいいかも。重ね着とか。
まとめると「汚れてもよくて、暖かく、なおかつ温度調節しやすい格好」が美大受験では便利、というわけです。
50cmぐらいの小さなマットみたいなものがあるといいかもしれません。
荷物もそこにおけるし、それに座って床でご飯食べることもできるし。
さあ、いつもの自分を出して頑張りましょう!
くどいですがムサビ交通案内です。
バカなブログを書いてる間にムサビ入試TOPバッターの油絵学科試験まであと二日となってしまいました・・・。
地方組も今日ぐらいに上京してくるパターンが多いんじゃないかな?
受験で東京に出てきて、一番驚いたのは「数分待てば次の電車がやってくる」っていう本数の多さです。田舎じゃ次の電車が40分後・・なんてザラですから。「電車」って書きましたが走ってるのはディーゼルですし。
実家の駅はホームが上りと下りの2つしかないから、ほぼ同じ行き先なのにホームと路線名が違うっていう考え方・・・埼京線と山手線の関係とか中央線と総武線の関係とか・・・が未だによくわかっていません。ぶっちゃけ、数年前まで総武線は私鉄だと思ってました・・・。いや、この発言があってるのか自信がないくらいほんとにわかってないんです・・。
体の中にヲタクの血が流れているのは認めます。でも電車の形とかそっち方面(てっちゃん方面)には全然行かなかったのも原因の一つかも。
私が何度も何度も交通情報を書くのは、もちろん広報課として「無事にムサビに来て欲しい」という気持ちでもありますが、私が受験の時に一番不安だったのがこの「電車も含めた東京の交通」だったんです。試験に受かるかどうかよりも、「コンクリートジャングルTOKIOで迷子になったら誰も助けてくれないぞ。無事に福岡に帰れるのだろうか?」と不安で不安で一杯でした(本気です)。
というわけで、くどいようですが、交通案内を書きます。
メインルートである「JR国分寺駅乗換え西武国分寺線鷹の台駅下車」の場合、西武線の切符がないとJR国分寺駅から乗り換え用改札を使って西武国分寺線ホームへは行けません。
●JR国分寺改札を出る→●ぐるっとまわって西武国分寺線の切符を買う→●西武国分寺線の改札を通るという流れになります。でも、受験シーズンだと西武国分寺線の切符売り場は行列が出来てる可能性大だし、いちいち改札を出て切符を買ってまた改札に入るなんて、超面倒。
オススメなのは「パスネット」を事前に購入しておくことです。私鉄の駅ならどこでも売ってます。JR国分寺から乗り換える時はJRの切符とパスネットの乗り換え用自動改札に入れればいいので、わざわざ改札を出たり入ったりすることもなくなり、かなりの時間短縮になります。
東京の人間は笑うがいいさ。でも、田舎の人間はこういう情報が一番欲しいんです(涙)
3月からPASMOがスタートするのでこの問題もだいぶクリアになりますね。
ここからは毎年お知らせしてることです。
中央線等ムサビに直接関係するような路線が8時ぐらいに30分以上完全に止まって、「かなりの数の受験生の足に影響がでた」と大学が判断した場合のみ、全体の試験時間をずらす『こと』があります。例えば、朝の6時ぐらいに30分ぐらい止まっていても受験生に影響がないと判断されれば通常通りスタートします。
遅延証明書をもらってきても全然意味がありません。自分の試験時間が短くなるだけで、証明書を試験監督に提出しても「あ、そう。で?」と言われるでしょう。遅延証明書をもらってる時間があったら大学にむかってください。「試験時間に遅れたら大学から家に電話があるんですか?」なんて質問がありましたが、ここは幼稚園ではありません。
誰もがどこでも言ってることだと思いますが、「受験は早め早めの行動を」につきます。
バス・タクシー・自家用車での渋滞遅刻は問題外。
大学からすると「だから車は使うなって言っただろゴルア!(#゚Д゚)」ぐらいのノリです。自家用車は止めるところもありません。「お父さんが大学まで送ってくれるっていうから車に乗ったら渋滞で遅刻しそうなんです」っていう涙の電話を受けたことがあります。
お父さんへ。あなたがあなたの子供のことをほんとに心配してるのであれば、電車で行かせてください。
ちなみにムサビは保護者の方の控え室がありませんので、ご注意を。
と書いておきながら。
雨の中を鷹の台駅からハンドキャリー(通称ガラガラ)は正直つらいですよね。美大受験はカルトンやらパネルやら水入れやら道具箱やら荷物がいっぱい必要で、鷹の台商店街の方はガラガラをひっぱる受験生の姿をみて、「ああ、この季節がきたんだな・・」と思うそうです。
もし荷物が多すぎて雨で大変な場合は、「国分寺から乗り合いタクシー」という手段もあります。2000円ちょいで着くから4人で乗れば一人約500円ぐらいで済みます。
鷹の台駅にタクシー乗り場はありませんのでご注意を。タクシーの場合も道路が混んでるかもしれないので、早め早めに。
もちろんこれは非公式情報なので、基本は「鷹の台駅から徒歩で」お願いします。
みんな、がんばってね!
■列車運行情報サービス::関東エリア
「大学に余裕を持って到着する」ところから入試は始まっています。早め早めの行動で(くどい)
嬉しいことにゃ
赤岩くんから猫バトンってのが回ってきました。
☆猫バトン☆
・これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに「にゃ」「にゃん」「にゃー」等をつけにゃくてはにゃらにゃい。
・「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること。
・一人称は必ず「我輩」にすること。
こんな入試直前のこんな大事な時期にこんなバトンを回してきやがって・・・。いよいよ入試の核心に触れようってところに・・・。嘘だけど。
というわけで昨日の日記を猫語で書いてみました。内容は同じなので昨日の日記をお読みになった方は読まなくて結構です。でも、手羽のやることですから、ちょっとだけひねってあります。
届いただにゃー!!
何がってにゃ、あれに決まってるじゃにゃいですか!!
東北芸術工科大学入試課ブログさんからプレゼントが届いたんですにゃ!!!
すいませんにゃー、催促しちゃったみたいにゃん(完璧に催促してるって)
先方にょコメント欄でも催促しちゃってるにゃん(結局催促してる)
タイトルにょ「嬉しいこと」っていうにょは「プレゼントが届いて嬉しい」でもあるんですが、もう一つにゃん。
「広報にょ手羽」宛で我輩に荷物が届いたこと(にゃは)
最悪でも学内周りまわって我輩にたどり着くとは思ってたんですが、かにゃりすぐに我輩にょ手元に届いたんですにゃん。ほんとに届くもんにゃんだにゃ(えっ)
意外と手羽ブログを見てる人が学内にいるってことが徐々にわかってきましたにゃん。
先日もある職員にょ方から「風にょ便りでブログにょ存在を知って、勢いで3時まで読んじゃいました」といわれましたし、昨日も「ブログ読ませていただいております」と言われ、「あああ、『読ませていただいております』ってレベルにょもにょでもにゃいんだけど・・」と恐縮したりにゃん。
でも読むだけじゃ意味がにゃいんですにゃん。皆さんからにょチクリメール、お待ちしておりますにゃん。こにょ時期は入試ぐらいしか話題がにゃいもんで・・・にゃん。
チクリメールと言っても「職員にょあにょ人とあにょ人がこっそり付き合ってる」とか、「あにょ人は学生から『王子さま』と呼ばれてる」とかそういうにょじゃにゃ・・・いや、個人的に教えてくださいにゃん。
--------
タイムイズマネー。
大人はこういうのを使って楽をするんです。
嬉しいこと
届きました!
何がって、あれに決まってるじゃないですか!!
東北芸術工科大学入試課ブログさんからプレゼントが届いたんですよ!!!
すいませんねー、催促しちゃったみたいで(完璧に催促してるって)
先方のコメント欄でも催促しちゃってるし(結局催促してる)
タイトルの「嬉しいこと」っていうのは「プレゼントが届いて嬉しい」でもあるんですが、もう一つ。
「広報の手羽」宛で私に荷物が届いたこと(笑)
最悪でも学内周りまわって私にたどり着くとは思ってたんですが、かなりすぐに私の手元に届いたんです。ほんとに届くもんなんだな(えっ)
意外と手羽ブログを見てる人が学内にいるってことが徐々にわかってきました。
先日もある職員の方から「風の便りでブログの存在を知って、勢いで3時まで読んじゃいました」といわれましたし、昨日も「ブログ読ませていただいております」と言われ、「あああ、『読ませていただいております』ってレベルのものでもないんだけど・・」と恐縮したり。
でも読むだけじゃ意味がないんです。皆さんからのチクリメール、お待ちしております。この時期は入試ぐらいしか話題がないもんで・・・。
チクリメールと言っても「職員のあの人とあの人がこっそり付き合ってる」とか、「あの人は学生から『王子さま』と呼ばれてる」とかそういうのじゃな・・・いや、個人的に教えてください。
ムサビペディア::デッサン
サ/タ行
■デッサン【(フランス)dessin】
[名]素描(そびょう)。下絵。(Yahoo!辞書より)
受験生の頃、「デッサンとはイーゼルで描くもの」だと思ってました。木炭デッサンの場合は100%イーゼルを使うんですが、鉛筆デッサンだと「卓上(机上)デッサン」というパターンもあることを大学に入ってから知りました・・。
通常の考え方だとモチーフを囲って描く場合はイーゼルパターンだし、1人1個配布パターンだと卓上・・・いや、1人1個配布でイーゼルパターンもありえますね。これがなんともいえない。
ちなみにムサビの入試では「デッサン」と「鉛筆デッサン」があります。
何が違うのか知らずに入試業務をやってるムサビ職員もいるぐらいなんですが、油絵・版画が実施してる「デッサン」は木炭でも鉛筆でもどっちでも選択できるので「デッサン」、それ以外は鉛筆オンリーなので「鉛筆デッサン」なんです。知ってました?
裏ペディア::
(1)
ムサビ入試の場合、デッサンがイーゼルか卓上かっていうのは特に決まっていません。年によって変わる可能性があるんです。
ここ最近の傾向を書き出してみます。
●ファイン系(日本画・油絵・版画・彫刻)の場合はずっとイーゼルパターンです。多分今年もそうだと思います。卓上でやることはないでしょう。(変わったらごめんなさい)
●視デは数年前までイーゼルパターンでしたが最近は卓上パターンが続いてます。
●工デは昔からイーゼルパターンでやってます。
●空デもずっとイーゼルパターンです。
●建築は以前イーゼルを使ってましたがここ数年は卓上パターンが続いてます。
●映像の鉛筆デッサンはまだ歴史が浅いですが、これまでは全て卓上です。
あくまでも「これまではこうだった」なので今年はどうなるか全くわかりません。参考程度に。
(2)
イーゼルパターンの場合は、カルトンが絶対に必要です。(卓上の場合は最悪なくても描けなくはない。画面が凸凹になっちゃいますが)
受験生でカルトンを持ってない人はいないと思うけど、試験会場に持ってくるのを忘れる方が多いんですよ。はい、ここポイントです。カルトンは携行用具の一つです。大学で貸し出しも行っていません。
バックや道具箱の中身は「鉛筆入れたかな?」「ケシゴムは?」「食パンは買ったか?」と注意深く確認するんですが、「手で持っていくもの」っていうのが意外と忘れちゃうんですよ。
カルトンでなくてもパネルでもベニアでも紙より大きな板であればいいんですが、やはり使い慣れた道具で描きたいもの。自宅から荷物をホテルに送るときは、カルトンをちゃんと送ったか確認しましょうね。
はい。そういう私がカルトンを実家から送るのを忘れてしまった人間です・・・。試験前日に気がついて立川の世界堂でカルトンを買いました・・・。
(3)
イーゼルでデッサンするのと机上でデッサンするのでは大違いです。絵を描く時の重心のかけ方とか、画面との距離とか。私の感覚からすると、座ってキーボードを弾くのと立って弾くのとでは全然弾き方が違うのと似てると思ってるのだけど、これってキーボードを立って弾いたことがある人しかわからない例えですね・・・。かなりうまいところ突いてると思うんだけど。ま、慣れの問題なんでしょうけど。
だからほんとは受験生に事前にイーゼルパターンか卓上パターンか教えてあげた方がいいと思うんですけどね。個人的には。
ムサビまでの時間
ムサビまでの時間はどれくらいかかるのか?
鷹の台駅から歩いた場合。
キョリ測によると、鷹の台駅から武蔵野美術大学までの距離は1.4km。
「普通に歩く(4.8km/h)」だと所要時間18分。
大学公式サイトでも「鷹の台駅から徒歩20分」と出しているのでこれに嘘はなさそう。お世辞にも「駅からめっちゃ近い」ではないけど、言われてるほど「すんごく遠い」距離ではないってことです。ちなみにクッキー1.5枚分のカロリー消費なんですって(笑)
ただ、「受験道具を積んだガラガラ(ハンドキャリー)を転がしながら」だと20分では厳しいかも。最低プラス5分ぐらいの時間的余裕が欲しいところです。
さて、国分寺駅からバスで来る場合。
あ、入試時ではこのルートは推奨しておりません。
というのも、電車が大幅に遅れた場合は大学の判断によって試験時間を遅らせることもありますが(詳しくは直前にもう一度書きます)、バスが何らかの事情で遅れたとしても考慮は全くしないんです。道路は混むもの、遅れるもの。
なので「ここまで書いてもバスを選択された場合」で書きます。
国分寺駅北入口から武蔵野美術大学までの所要時間はやはり20分。
ただ、初めてムサビを訪問する業者さんがバスで来る場合、必ず20分ぐらい遅刻されるんです(笑)
バスが10分おきだったり20分おきに出てるのが原因でしょうね。中央線の「数分後に次の電車がくる」感覚で来ちゃうと、確実に遅刻します・・・。
これは去年おきた話なんですが・・。
ある日、「あのー、今日の無料体験講習に申し込んでるんですが・・」と高校生ぐらいの方が広報課にやってきました。
へ?講習?スクリーングも公開講座もやってないし、こ、講習???どこかの研究室がこっそりとやってるのかな?
でよくよく聞いてみると、武蔵野美術学院さんの無料体験講習会だったんです。。。
ひえーーー、とムサインさんの場所を教えてあげました。つい先日も印刷業者さんが「学校案内を持ってきました。どこに納品すればいいですか?」とやってきて「え?この時期に学校案内??」と伝票を見てみるとあて先が「武蔵野美術学院 様」。指摘すると逆ギレされて「ここ武蔵野美術学院じゃないの?」って怒られました・・・。ムサビよりも学院さんの方が有名なのかな・・・。
ちなみに武蔵野美術学院さんとムサビは何も関係ありません。
ちなみにちなみに武蔵野美術学園はムサビと関係があります。どうぞ宜しくお願いいたします。
入試当日、間違って吉祥寺校に行ってしまう方も数年に1人はいらっしゃいます。
交通手段・所要時間を調べる前に、もう一度行き先(試験会場)を確認しましょう。
ジョシビさんの場合は相模原なのか杉並なのか、タマビさんの場合は上野毛なのか橋本なのか。
ムサビの入試は小平(鷹の台)キャンパスでしか実施していませんからね。
カンブリア宮殿その後
今日からタマビさんの入試が始まります。
タマビ入試が始まると、「いよいよ次はうちか・・」というテンションになってくるんです。
そして今日から入試による入構禁止スタート。学内も入試の準備がはじまりました。
おはようございます。私の仕事って「ホワイトカラーエグゼンプション」じゃなくて「ドカジャンカラー」だなあと感じてる手羽です。
(ドカジャンとは・・・工事現場の人が着るジャンバー。それを着て毎日仕事してます)
ところで、2月5日のカンブリア宮殿は見ましたか?
あれだけ観覧者募集かけといて、完全に告知忘れてました・・・。
村上さんの作品や考え方には、美大生(特にファインアートな学生さん)は抵抗があるかもしれませんね。彫刻学科の飲み会ではいつも「芸術で金儲けしようなんて考えちゃいけない」「いや、芸術もビジネスだ!」みたいな話でいつも盛り上がったもんです。さて、皆さんはどう感じましたか?
ところで、村上隆さんって大竹伸朗さんと水木しげるさんに影響を受けたそうですね。大竹さんも水木さんもムサビ関係者なんで、村上さん、ぜひ今度、やはりムサビの先輩である村上龍さんと一緒にムサビに遊びに来てください。遊びと言わず講師も
その水木大先輩ですが、こういう賞を受賞されました。
■水木しげるさん:仏漫画祭で最優秀賞 日本作品で初
仏アングレームで開かれた欧州最大規模のマンガの祭典「アングレーム国際バンド・デシネフェスティバル」で、水木しげるさんの「のんのんばあとオレ」(筑摩書房)が、「最優秀コミック賞」を受賞した。日本の作品が同賞を受賞するのは初めて。
話とは全く関係ないのですが、イラストレータの渡辺和博さんがお亡くなりになりました。
コラムも面白かったし、車の批評も良かったし、なんとなく「80年代」っていうと私は渡辺さんのイラストをイメージしちゃいます。
ご冥福をお祈りいたします。
入試の噂
いろんな入試に関する噂があります。
ムサビ関係だと「ムサビの学科足きり」で書いた
* 「学科試験の点数が悪いと実技が良くても落とされるらしい」
* 「ムサビは実技で9割以上取ると無条件で合格になるらしい」
* 「ムサビは学科が40点以下だと落とされるらしい。去年までは20点以下だったのに」
* 「ムサビは学科が難しい」
* 「ムサビは学科を重視してる」
等がそうですね。
募集要項に答えが書いてあっても、場合によっては「募集要項が嘘ついてる」と思われることも(笑)。先輩や予備校講師から聞いた話を信じたくなる気持ちもわからなくはないのですが、都市伝説なんて実はそんなもんです。
この他だと「ムサビ油絵は茶色い絵を描くといい」なんてものもあります(笑)
そして、最近よく耳にするのは「ムサビの参考作品集に載っている作品は高得点者じゃない」という話。
恐らく、「この参考作品は高得点者ばかりなんですか?」と生徒さんから聞かれると「一概にはそうではないですよ」と私たちは答えるようにしてるんですが、それが伝言ゲームとして広まる間に「ムサビの参考作品集に載っている作品は高得点者じゃない」という話になったんじゃないかと推測しています。
「ムサビの参考作品集はタマビより上手なのものが載ってないから」という意味かもしれませんが(涙)
プチムサビペディア サ/タ行
■参考作品集::
合格者(または入学者)の実技作品などを数点掲載した冊子。
ムサビで発行してる参考作品集の正式名称は「入学試験問題集」。
学科試験の問題・解答も載っています。毎年6月のオープンキャンパスにあわせて最新版を販売開始。金額は最新版が500円、1年前が300円、2年前が200円となっており、3年分まとめて買うとちょうど1000円で気持ち的にお得(笑)
ちなみに販売してるのはタマビとムサビだけ。他大学さんは無料でもらえるはずです。
ちなみにちなみに美大で参考作品集を作るようになったのはムサビが最初。へー
予備校さんが作っている入試再現作品が載った入学案内パンフレットとムサビの参考作品集には大きな違いがあるんです。わかります?
予備校パンフレットはうまい作品を載せて「うちの予備校に来るとこれぐらい書けるようになりますよ」と宣伝するもの。
一方、ムサビの参考作品集はその名の通り「参考作品を載せた本」で、合格作品の中から「こういうパターンの作品も合格してますよ。参考にするといいかも」と選んだもの。それ以上でもそれ以下でもありません。
テクニック的にうまい人も載ってますし、テクニックはそんなにないけどセンスは面白い作品、油絵はそんなによくないように見えるけどデッサンと一緒に見るとその人のやりたいことが見えてくる作品(その逆も)等、できるだけ受験生の参考になるようバラエティにとんだ作品を選定しています。単純に「予備校で上手な作品」を選んでいるわけではありません。それだと選ぶのも楽なんですけどね。
だから、教授による選定作業はもう大変です。「このパターンも載せたいね。ああ、こっちも。。でも、掲載数は決まってるし・・うがああ」という状態で毎年やってます。
時々「ムサビの参考作品は傾向が読めない」と言われたりするんですがそれも関係してるのかもしれません。個人的にはひねくれて解釈をした絵・・・鉛筆デッサンで意味もなく背景に変な模様を入れたりとか・・よりも素直に描いた絵の方がムサビでは好まれる傾向にあるのかなーと私は感じていますが、どうかな?
参考作品集に掲載されてる作品を見て受験校を決める人がいるのも知っているんですが、だといって「予備校生が好きそうなうまい絵」ばかり載せても「参考作品」にはなりませんしね。「参考作品集」じゃなくて違う媒体であればまた違ったやり方はあると思いますが。
基本的にムサビは真面目なんです。
こう書いても「広報の人が嘘ついてる」で終わっちゃうかも(笑)
信じるかどうかは本人にお任せいたします。某掲示板とか予備校の先生達の情報を鵜呑みにしない方がいいってことがわかってもらえれば今回はそれで十分。
手羽日記 02/04 -喜多郎が-
2月4日(日)::
2月4日といえば何の日でしょう。そうですね。喜多郎の誕生日です。
7:30。ボウケンジャーを見る。来週は最終回。
8:00。仮面ライダー電王を見る。第2話。今回のモチーフはおとぎ話で、桃太郎→浦島太郎と続くらしいです。ちなみにこのライダーが乗ってる電車のオーナーが石丸謙二郎。うまいところをついてくる。
9:00。1月23日に読み出した気まぐれコンセプトクロニクル。まだ読んでます・・・。寝る前に10分づつぐらい毎日読んでるんだけど、やっと2000年。このあたりは雑誌で読んだのを結構覚えてる。
11:30。これから1ヶ月、夕食は出前の毎日になりそう。しかも出前をお願いできるお店がムサビの近所は2件しかなくて中華ばかり。今日中に出前じゃ食べられないものを食べておこう。
というわけで浜田山の藍屋へ。ちょっと高めの刺身とてんぷら定食を食べる。しかし、この藍屋、BGMが不思議。もっと和っぽいものを流せばいいのに、何故か喜多郎みたいな音楽。あ、オープニングとつながった!
14:00。昔録画したビデオをダラダラ見ながらいつのまにか寝てしまう。
17:30。ガーン。もう夕方だ。夕飯は・・・昨日のあまり物を食べよう。カツオ生節入りミートグラタン、調子にのって作りすぎちゃった・・・。
18:00。ネットをチェック。学生さんが卒業旅行でスキーに行くらしい。
でも気をつけてね。卒業旅行のスキーで腕の骨折った人を私は知ってるので・・・。卒業式が「ギブスに袴」っていうのはみっともないぞ。
19:00。車検に出してたTIIDAが戻ってきた。車検は1日で終わっていたのだけど、内装天井部分の全てのはじっこに雨漏りみたいなシミが出てたんです。ディーラーに伝えると、「これは初めてのケースですね・・」と無料で取替えてもらえました。原因はわからず。
TIIDAの内装はムサビ工デOBがデザインしてるので、今回のこととは全然関係ないにしても「いえいえ、こちらこそ、うちの子がすいません・・」と思ってしまうムサビバカな手羽。
やっぱり昨日とほとんど同じ一日になった・・。しかも昨日より活動範囲が狭くなってるし・・・。
手羽日記 02/03 -鰹生節を-
2月3日(土)::
2月3日といえば何の日でしょう。そうですね。ジュディ・オングの日です。
8:00。大学院入試業務で忙しい人もいれば、大学院入試が終わるまで動けないグループもいまして・・はい、私たちがそうなんです。今日明日と2連休。学部入試が終わる2月末まで2連休はないのでとにかく今日はゆっくり過ごそう。朝のうちに洗濯掃除をせっせと。
10:00。1月23日に読み出した気まぐれコンセプトクロニクル。まだ読んでます・・・。寝る前に10分づつぐらい毎日読んでるんだけど、ようやく96年。今日はいけるところまで読もう。でも、ちょうど読んでた年代がテレビ「東京タワー」とシンクロしてたんです。当時の流行をおさらいできてラッキーでした。
12:30。ここ2週間ぐらい、コンビニで売られてる恵方巻きをお昼にずっと食べてます。去年もそうでした(笑)これが意外とおいしいんですよ。問題は2月3日を過ぎると店頭から消えてしまうこと。通常商品として扱ってくれるといいのだけど・・・見事におすし屋さんの戦略にはまってる・・・。
13:00。昔録画したビデオをダラダラ見ながらいつのまにか寝てしまう。
16:30。ガーン。もう夕方だ。急いでサミットでお買い物。しばらくスーパーへ行く時間がなくなってしまうので、お米やら麦茶パックやらを買う。
そういえば、一橋大学駅近くにサミットとドイトができたんですね。ドイトは資材売り場が7時から開いてて、ムサビ生のために作られたようなものですな。卒制中はよくここの貸し出しトラックを校内で見かけたっけ(笑)自転車ならムサビから30分弱ぐらい?
18:00。とーぼーさんにもらった鰹生節。鰹生節を知らないひとはこちらを。初めて見る食材です。酒の肴に合うのはわかるのだけど、家ではほとんどお酒を飲まないのでどうやって食べようかとネットで調べてはいたんです。サミットで突如ひらめいて、この料理でいくことに。
カツオ生節入りミートグラタン。
なんかもったいないような気もするけど、どうせもらいもんだし、どうせとーぼーさんだし(笑)
他にもいろいろ突っ込んでオーブンで焼く。
19:30。食す。うん。予想通りうまい!魚のにおいがほんのりと。皆さんも試してみて!
明日も全く同じ一日になりそうな気がする・・・。明日の手羽日記はコピペで終わらせようかな・・。
手羽アクセス■2月3日版
どんなフレーズ(キーワード)を探してて、このブログにたどり着いたのか?アクセスの多かった検索キーワードを調べることによって、今話題の単語を見つけ出します。
2007年一発目です。
*今回は12月27日から1月31日のアクセス統計です。
10位::劇団むさび久々のエントリー。劇むさに何かあったのかな?
9位::ムサビ ブログおっ。この組み合わせは初めてのランクイン。ちょっと嬉しい。
8位::五美大展これは時期的なものが多いですね。ちなみに今年の5美大展は2月21日から2月26日です。詳しくは・・今年度幹事校の日芸さんのサイトにリンクします。
7位::五美大
6位::アイデアの鍵もうこれは常連さんになってしまいました。
5位::アイデアの鍵貸します
4位::石田徹也石田さんの話はまたいずれ書くことになりそうです。
ここでほっと一息。
「検索フレーズ」ではなく、「検索単語」のランキングはこうなっています。
1位::ムサビ
2位::森本千絵
3位::石田徹也
4位::パチクロ
5位::東京タワー
6位::美大
7位::リリーフランキー
8位::ポートフォリオ
9位::新日曜美術館
10位::ブログ
では、ランキングに戻って。
3位::パチクロパチクロが単発マンガなのか連載なのか気になるところです。あれ以上話が進むとムサビの悪口をいっぱい描かれそうで・・。
2位::ムサビま、当然といえば当然。いろんな意味で話題に事欠かないムサビなのです・・・。
1位::森本千絵なんと4ヶ月連続の1位!!
ムサビに入るコツ
あ、間違えました。
「ムサビの9号館に入るコツ」です。
9号館の1階南側(1号館側)の自動ドア。
学生さんが入ろうとするんだけど自動ドアのセンサーが反応しなくてドアの前で「??」という状態になって、仕方なく違うドアから入ろうとしたら自動ドアが開いた・・というシーンをよく見かけます。9号館・10号館を使ってる学生さんなら結構経験してることなんじゃないでしょうか。
でも、その後すぐに私がやると反応するんですよ。こっそり試してるんです(笑)
どうしてなんだろうと前々から思ってて、昨日施設管財課の方に聞いたところ「横からすっと入るとセンサーが反応しないことが多い。正面から入ってくるとすぐに反応する」なんだそうです。
確かにそう言われてみると、センサーが反応しない時って7号館側から壁沿いにやってきた学生さんが多かったような気も。
皆さんも試してみてください。
そして友達に自慢してください。
そしてそれを自慢してきた友達に「ムサビコムを読んだでしょ?」と聞いてみてください。
9号館住民の方には「何を今更・・」なネタだったりして・・・。
入学志願者数と倍率
平成19年度の志願者数はこんな感じに確定しました。
学 科 | 募集人員 | 志願者 | 倍率 |
日本画 | 40 | 332 | 8.3 |
油絵 | 120 | 883 | 7.4 |
版画 | 20 | 224 | 11.2 |
彫刻 | 33 | 122 | 3.7 |
視デ | 102 | 1583 | 15.5 |
工デ | 133 | 819 | 6.2 |
空デ | 120 | 593 | 4.9 |
建築 | 80 | 263 | 3.3 |
基礎デ | 73 | 722 | 9.9 |
映像 | 70 | 374 | 5.3 |
芸文 | 65 | 303 | 4.7 |
デ情 | 100 | 778 | 7.8 |
*公式な情報は大学公式サイト平成19年度 一般入学試験志願者数(PDF)でご確認ください。
今年は油絵・版画・彫刻・芸文・デ情が増えています。特に版画・芸文はかなり増えました。一方、映像・建築がちょっと下がっちゃいましたね。
ただ、この倍率っていうのは四輪駆動さんが書いている通り、あまりあてになりません。
例えるなら、彫刻は「看板の出ていないお店」なのでお客さんは少ないけど常連さんが多いのかもしれない。逆に視デは「行列の出来るラーメン屋」でいっぱいお客さんがいるけど「みんな並んでるからとりあえず並んどく?」というお客さんもそれなりに多いかも・・という考え方ができるんです。
「志願者数を募集人員で単純に割るとこんな感じになりますよー」ぐらいの気持ちで見てもらって、倍率が高いからといって「これじゃダメだーー」と思いすぎる必要もありませんし、倍率が低いからといって楽観視しすぎる必要もないです。
つまり周りを気にせずにいつもどおりの自分で頑張るしかないってわけです。
私は彫刻学科以外に油絵学科も受験してるんですが(詳しくは「受験の思い出編」を)、デッサン試験の時に同じアトリエでカルトンをガンガン叩いて絵を描いてる人がいたんです。これはかなり動揺しました。「音がうるさいから」とかじゃなくて、自分が知らないようなやり方で描いてる人は妙にうまく見えちゃうんですよ。田舎モンだし。「と、東京の予備校生はこんな風に絵を描いているのかあ。自分はそんなことやったことないぞ。こりゃ落ちる」と(笑)
こっそりその人の絵を見たら全然下手だったから安心はしたんだけど(なんて言いながら自分も落ちてるわけだけど)、これだけ全国から受験生が集まってくるといろんな変な人もいるわけで、周りを気にしないっていうのはそういうことでもあります。現役生は周りの人がうまく見えます。でも周りもあなたのことをそういう目で見てるんです。気にしない気にしない。
今日から東京造形大学さんの試験が始まりました。
造形さんの試験が始まると私たちも「いよいよ東京の美大入試もスタートしたなー」という気持ちになってきます。受験生の皆さんはこれから試験の毎日だと思いますが、いつもどおりの自分を出すために体調管理だけはしっかりとやりましょうね。
最近目にすることが多い「ムサビの参考作品集に載っている作品は高得点者じゃない」という都市伝説について後日書いてみます。