リアルな美大法人企画室長の日常を
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卒制〜ムサ美を右から見るか、左から見るか〜
多分、今日の夜か明日中には志願者数を公表できると思います。
はたしてムサビに東京タワーからの風が吹くのか?(苦笑)
さて、卒業・修了制作展。
去年書いたこととほとんど同じなんですが、今年も書きます。
まず、ムサビまでのルートはこのエントリ「ムサビまでのルート」を参照してください。
受験生の方は、下見をかねているのなら鷹の台駅から歩いてみてください。入試時は鷹の台駅からのルートを強く推奨しているからです。(詳しくは入試前にまた書きます)
最初は距離感がないので「駅から遠い!」と思うのですが、何回か歩いてると実はそんなに遠くはないことに気がつくはずです。
土日のバスはゲイサイほどじゃないにしてもかなり混雑しますのでその覚悟を。
ムサビに到着。久しぶりにムサビに来た方は新2号館にびっくりしてください(笑)
さて、初めてムサビに来た人が困るのは「どこに何学科があるかわからない・・」ことだと思います。(オープンキャンパスでも同様の苦情を毎年いただいています・・・)
おおざっぱに書くと、
1号館・・・映像学科
★ 3号館・・・彫刻学科
★ 4号館・・・油絵学科、彫刻学科
★5A号館・・・日本画学科、油絵学科&版画、彫刻学科
★5B号館・・・油絵学科
★5C号館・・・油絵学科、彫刻学科
7号館・・・視覚伝達デザイン学科、空間演出デザイン学科
8号館・・・工芸工業デザイン学科、建築学科
9号館・・・デザイン情報学科、芸術文化学科・大学院基礎デ
10号館・・・視覚伝達デザイン学科、空間演出デザイン学科、基礎デザイン学科
11号館・・・彫刻学科
12号館・・・映像学科
体育館・・・工芸工業デザイン学科(テキスタイルコース)
美術資料図書館・・美術系の大学院
だいたいこんなところです。
もっと大雑把に書くと、正門から見て左側(上記★マーク)にファインアート系(日本画、油絵、彫刻など)、右側にデザイン系の建物がまとまっている、という「ムサビの法則」があります。普段のテリトリーで展示することがほとんどなので展示場所もほぼ同じなんですね。
時間のない方は興味のある分野でルートを右か左で選択すると、時間短縮ができるかもしれません。全部見ようと思うと、多分1日では無理です。
ただし、教室外の作品(屋外作品も含めて)は学科関係なく設置されることがあります。1号館下に空デやデ情の作品があったりしますし。
また、12号館地下には大展示室、9号館地下には大展示室と小展示室があって、ここは学科関係なく大型作品が展示されています。
詳細については正門前テントで配布している卒展パンフレットをご覧ください。「何学科の誰がどこに」はパンフレットでしか確認できません。日本画学科みたいに全員が「展示場所:5A号館」となってるところもあるけど・・・。
いや、これはすごくわかるんです。ファインアートの場合は隣の作品との関係がすごく大きいので、「あ、この作品はあっちの方がいいね」とギリギリまで展示場所を変えることがあるんです。油絵学科やデザイン系みたいにパーテーションで細かく区切るのなら問題はあまりないのだけど、日本画みたいに「美術館みたいにできるだけ広い空間で」ってことだと展示してみないとわからない。「面倒だから『展示場所:5A号館』と書いた」わけじゃないのでご了承ください。
学科によって独自のパンフレットを作っている場合もあります。
多分、卒展WEBを作ってる視デ・映像・デ情は作ってるんじゃないかな?
えーと・・・だいたい木曜日に講評会があるので、先生に言われたことを金曜日に修正して、来場者の多い土日勝負・・って方も結構います。
なので金曜日は作品が展示されてないことも多々あり・・・ファインアートは今更修正もへったくれもないので、ほとんどデザイン系ですが・・・、学内を見て回るなら土日がいいかも。
一番のおすすめは最終日の月曜。人も少ないし作品も完成してるし、「卒制終わりムード」で教室の中がまったりとしてます。