身体尺

現在、民俗資料室では「身体尺とモノ」という展示を行っています。(11日まで)
まだ見に行ってないのですが、面白い展示になってるそうですよ。


身体尺ではないのですが、「代理尺」ってありますよね。
知ってるものを尺の代わりにすること。


彫刻学科の人間であれば、「20kg」と聞いた瞬間に「あ、石膏袋1袋分だな」と肩にそれを乗せて運ぶ姿をイメージし、「20kg=石膏袋=一人で余裕で持てるけど、長く歩く時はちょっとつらい重さ」と計算します。私、未だにそうなんです(笑)
また「それの重さは石膏袋2個分ぐらいだね」と伝えることもあります。「40kgぐらい」と言われるよりもそっちの方がボリューム感や手にかける力具合、手で運ぶべきか台車で運ぶべきかなどをイメージしやすいんです。


職員の中では(学生さんもそうかもしれないけど)、本の厚さをシラバスを基本に考えます。
「その本、すごく厚いんだよ」「じゃ、シラバスと比べると?」「あ、シラバスに比べると薄い。シラバスのちょうど半分ぐらい」でだいだいのボリュームを知ることができます。


距離も「鷹の台駅からムサビ」を使って説明することはありませんか?
「えー、その場所って歩いてどれくらいなの?」「そうですね。鷹の台から歩いてちょうど風神亭の前ぐらいかな?」とか「ムサビに行くよりもちょっと遠い」とか。
先日、「歩いて鷹の台駅からムサビに行くよりも近い」と言おうとしたのに、「歩いて国分寺からムサビに行くより近い」と言ってしまい、「どんな距離を歩かされるねん」と突っ込まれました。


さて。
今日から東京進学相談会の準備がスタートします。アルバイトくんも初日です。
イキナリ最初に大変な仕事を予定しています。
そうですね・・・。体育館2階から折りたたみイスを330脚、トラックも使わずに12号館地下展示室まで13人で持っていくようなイメージです。



ごめんなさい。イメージではありません。ほんとに持っていきます・・・。

投稿者:ichiro : 2006年08月08日 03:58

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