教育実習の思い出6

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いよいよ初授業。
寒色・暖色の話です。暖かいと感じたり、冷たいと感じたりする色相のことですね。
前回、

そのクラスは「寒色・暖色」の説明がまだだったので
と書きましたが、寒色・暖色の説明はやりやすいので、あえて教育実習生のために残してくれてたそうです。

中1といっても教育実習は6月だから、彼らは中学生になって2ヶ月しかたっていません。まだまだ幼いんですよ。
一通り説明が終わって、「先生の説明した意味、わかった?」と聞くと、みんな「は〜い」と手を挙げてくれました。「う〜ん、きゃわいい〜★」と母性本能をくすぐります。あの時は「ああ。先生になりたいなーー」と強く思いましたね。


次に「実際に色を塗ってみよう」ということで、スケッチブックに適当に丸を2個描いて、片方に寒色を、片方に暖色を塗らせることに。第1ステップ。
そして机間巡視。うん。よしよし。計画書どおりにペースが進んでる。みんなもちゃんと描けてるし、ぼちぼち次のステップにいくか・・・・・ん。一人だけ筆が動いてないなあ・・・この子やる気あるのかな?もしかして反抗期?
「どうしたの?難しかった?」と声をかけると、「にこっ」と笑って絵の具を選ぶのだけど、私が通りすぎると、絵の具を持ったままボーっとしてる。
気にはなるけど、そろそろ次のステップにいかないとまずいから先に進もう。



第1ステップでは寒色と暖色の違いをはっきりさせるための練習でした。次は色相を学ぼう!
「スケッチブック画面いっぱいに5本の直線を交わるように描いてください。これで面ができます。そして寒色・暖色、どっちか好きな方を決めて、寒色なら寒色系の色で面を塗り分けましょう」てな内容。
条件は一つ。絵の具を必ず2色以上混ぜること。これは48色セットの絵の具を持ってる子だと絵の具を選ぶだけで描けちゃうので、それを避けるため。より「色相」を理解してもらうためです。

まず私が黒板でやってみる。5本の線が多く交わることによって面がいっぱいできることを補足。
「さあ、みんなでやってみよう!」「は〜〜い」という返事。きゃ、きゃわいいいい★(こればっかり)

投稿者:ichiro : 2006年07月28日 04:55

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