リアルな美大法人企画室長の日常を
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新人研修
珍念くんも小春さんも新人研修の真っ最中だそうです。
新入社員に電話の取り方とか挨拶の仕方(お辞儀の角度)、名刺の渡し方等ビジネスマナーや企業ポリシーを叩き込むのが新人研修。
もちろん、私だって新人研修をうけました。大学職員といっても、ちゃんとしたサラリーマンなのです。
全然お世話になったことがない人にも電話やメールでは「手羽です。・・・いつもお世話になっております」と始めるとか、いろいろフシギなビジネスマナーってあるんですよ(笑)
「折り返し電話いただけますでしょうか?」「○○は席を外しております」という文章も新人研修で教わったかも。
抵抗があったのは、自分の上司のことを外の人に話すときは「上司の○○課長は」ではなく、「○○は」と「さん付け」しないってことですね。
私が美大出身だからなのか、美大も何も関係なく単に一般常識がないからなのか、はたまた親が2人とも教師だったからなのか、それとも島コウサクを読んでなかったからか。
職員になるまで役職の順番というものを全く知りませんでした。係長と課長と部長の違い、どの役職が偉いのかを知ったのも新人研修です。。
理事長と学長の違いもそうです。
「理事長」ってドラマで見る限り、「自分でお金を出して学校を作った人。学内にハナハジメみたいな銅像がある人」みたいなイメージがありましたし・・・。「法人」という考え方も全く知りませんでした。(これは知らない人、多いんじゃないかな)
新人研修、ありがとう。
でも、職員になって最初に何が一番困ったかというと。
一般大学の名前をほとんど知らなかったことですね。
大学は美大しか考えてなかったので、それ以外の大学受験知識が全く抜けているんです。箱根駅伝ぐらい見てれば良かったのですが。
「周囲が全員一般大学(出身)の人」という環境自体が初めて。
とりあえず飲み会とかで会話の取っ掛かりのために「どこの出身なんですか?」と聞いてみるのですが、「○○大学だよ」と言われても「あー、有名な大学ですね」と、知らないのにとりあえず答えたりしてました。広報に入った今でこそぼちぼち大学名がわかるようになりましたが、「MARCH」っていう単語を知ったのが5年前・・というレベルです。
もうこの際全部書いちゃうと、「日本大学」」は日本とついてるぐらいだから国立と思ってました(これは日記で誰かも書いてましたね)
ぶっちゃけ、5美大展担当2年目まで国立だと思ってました。
また、ファイン・デザイン関係なく美大生だから通じるニュアンス・話題っていうのがあるのですが・・・具体的には書けないのですが「とりあえずこれならわかるよね?」みたいなもの・・・、それが全然通じないことも衝撃でした。逆に美大卒だから通じないニュアンスもあります。
珍念くんも小春さんも一般大学の人にもまれてもまれて、立派なサラリーマン・OLになってください。
どこの出身かと聞かれたら
出生地を答えてしまうだろうな
と思いました。
投稿者 tamapi : 2008年08月17日 09:19