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2012年11月のアーカイブ
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[ムサビイベント16]就活スケジュール
就活話その2。
就活としてその月に何したか、実際のスケジュールの話。
●12月
・友達伝に会社見学の話があったので便乗する。→会社ってどんな場所か、社会人ってどんなものかを知る
・前から知っている会社の新卒採用ホームページを見て回る。
・気に入っている会社にプレエントリーをしてみる。
●1月
・どんな業種があるかも知らないので、就活サイトでいろんな会社のウェブサイトを見て回る。
・自己分析っていうのをやってみる→何に役立つの、これ?状態
・ものは試しと、会社説明会をやっているところを探して行ってみる
・採用試験を受けてみて、実際に落とされてみて反省してみる→自分のミスしたところや足りないところを分析した
●2月
・大型展示場での合同会社説明会に行ってみる→知らない会社に出会うきっかけになった
・エントリーシートの文章に悩む→自己分析すると悩まなくなるらしいと知る
・自己分析にまた悩んでみる→自分のできること、いいところを探して悩む
※立て続けに数社落ちて結構へこんだ時期。3月いっぱいまでとりあえずがんばると覚悟。
・自分のいいところを嫌味なく文章にまとめるにはどうしたらいいか悩む
・引き続きエントリーを続けてみる←2月〜3月は受験予定がいつも2社はある状態を維持。途切れないようにした
●3月
・大手企業と広告業界の試験開催のピークと言われる3月。ウェブ系企業の試験ピークである2月から引き続き、就活シーズン真っ盛り。
・2月までに集めた「受験したい会社」の試験を引き続き受けていく。
・全部落ちたら4月は就活を休もう、と決めておいたくらい突っ走ってきている状態。疲れてきている。
●4月
※不合格を受け取るのが両手が必要になる回数になり、この頃はずいぶん心がすさんだ。
・先に決めていたとおり、就活を休止する。ゼミやアルバイトで気分転換。
・長澤教授(元気)とゼミ仲間(若い)に会うので、気持ちが回復してくる。
・最後の会社の面接を終了。審査期間に突入。
●5月
・卒業制作と教育実習に目が向く。
・4月は就活のことで動いていたので、5月に振り替えて休養をとる。
・5月末から教育実習で実家に帰る。元々教育実習中は就活できないきまり。
・5月末に内々定の電話をいただく。
以上、「5ヶ月奔走、1ヶ月休養」というのが私の就活でした。
そんなにハードにならないスケジュールで進めるようにしました。
興味を持ったのは約30社、説明会参加は約15社、受験は約10社、合格は1社。
まず、面白そうな仕事だな、と思う会社をちょっと多めにピックアップ。
興味のある会社を20〜30社ほど集めていきました。
しかしこのすべてを受けられるわけではありません。
優先度や説明会のブッキング状況、エントリーシートや課題の内容を見て受験するかしないかを選びました。
思い入れを持てる会社でなければ、受験しても中途半端な気持ちが見抜かれて落とされてしまいます。
それで落とされても、企業も私も「時間とお金と名誉の無駄」。
説明会に参加しても、自分にはできない仕事だと思った会社には応募しませんでした。
(ムサビでも頻繁に会社説明会が学内説明会として開催されています。
企業の社屋で行われる説明会と内容がほとんど同じです。
学外に出向く手間をかけずに自分に向いている会社かどうか知るきっかけになるのでおすすめです)
とにかく、全力を出し切って試験に挑戦できる会社だけを受験しました。
1社落ちるたびに自分の不出来だったところが思い当たって、次の受験に生かせました。
私の場合は最初どうしたらいいかわからなくてテンパったりしていたので、失敗を反省するたびにどんどんよくなっていったように思います。
どこが悪いか自分でわからなければ、周囲の人にきくのはおすすめです。
教授や助手さん、教務補助さんは前例を交えて話してくれるので参考になるお話が聞けます。
ムサビの就職課の職員さんは、とても親身に聞いてくれてやさしい方々です。
授業の講師の先生方も、実にさまざまなご出身なので就活話の種類が多いです。
みんな愚痴も聞いてくださって、やさしい方ばかりです。
友達も含め、周りと自分の境遇を話しながら就活できたので苦しさも耐えられたと思います。
というわけで、無事卒業できれば仕事は決まっている人ということになりました・・・。
卒業できるかな?!わかんないな?!
去年情報でよければですが、就活の疑問をお寄せいただければお答えします。
==ひだり==
[ムサビイベント15]就活の話
ひだりです。
大学生活も後半に突入すると誰もが気になるあの話。
就活。
3年生は10月から就活シーズンの始まりです。
震災の影響なり経団連の働きかけなりによるもので、昨年の3年生は12月から就活開始でした。
今年も12月からだと聞いているんですが、詳しくは当事者しかわかりません。
今年の3年生もがんばって。
きょうは私の就活の様子をレポートです。
私は12月に入ってから友達の話などを参考にいくつか会社見学などに行ってみました。
でもどの分野が自分に向いているか全然わかんないんですよね・・・。
ムサビには色々な分野から求人が来ます。
企業の求人を見ると、6割方はデザイナー募集、3割は総合職や一般職募集、1割はその他って感じ。
公立学校教員などの公務員や教職員募集も多くあります。
私はデザイン情報学科ですから、デザインの勉強をしている人です。
それに以前書いたように、情報科の教職課程を履修しています。
そんな私には、就活を前にすると大きな問題がありました。
ポートフォリオが下手。
情報科の免許だけでOKの教員採用がない。
年齢制限にひっかかる。
ポートフォリオはセンスがないことと自主制作が少なかったことが最大要因です。
自業自得だと思うし、才能も努力も足りなかったことを認めます。
言い訳になるのは承知ですが、大学入学前までの波乱の影響が大学生活にすごく影響したことも実感しました。
(中学時代に絵を描いてばかりいたら、両親に強く反対され続けて絵を描くことに罪悪感を感じるようになってしまった件。以前書いたでしょうか?忘れちゃった)
創作意欲を起こさないようにする、「あきらめるくせ」はどうしても根付いていたようで、自主制作は日々の忙しさで忘れられてしまっていました。
自主制作できてることは、私みたいに「できない、やらない人」もいることを思えばかなりアドバンテージなのだと思います。
そんな事情で、私は12月に中身にまとまりのない、全然自信をもてないポートフォリオ1冊を持って就活をはじめました。
情報科は高校だけの科目です。
週あたりの時間数が少ないため、情報科以外の教員免許も持っていないと採用試験が受けられません。
以前は採用試験に年齢制限がありましたが、最近50歳くらいまでなら受験できるようになったようです。
私はムサビが初大学なので、教員免許も情報科のみ。
試験受けられない。
非常勤講師としての臨時任用でも働けますが、1年単位などの期限付き契約。
何より、複数の学校を同時に担当することもあるらしく、人間関係や給与などを考えても負担が少なくありません。
そして、高校教員は授業準備に書類作成に生徒指導に部活指導にとなかなか激務。
その中で並行して他の科目の教員免許を目指せるだろうか?
かなりの無理を強いられるだろうと思う。
専門学校などの情報系教員も考えてみましたが、それは私の夢とは違う。
私は未来のまだ見えない高校生たちに教えたいんだ。本望ではない。
今年のデザイン情報学科の4年生では、私は多分一番年上。
採用試験の年齢制限は時々見かけます。
試験の応募締切日や入社予定の4月1日の時点で25歳までの方、が多いでしょうか。
それくらいまでなら世間なれしていないような年なので扱いやすいから、と聞いたことがあります。
この会社面白そう!と思ったら年齢制限で応募できない会社だった、というのは何度もありました。
ちょっとがっかりしますが、縁があればまた中途採用などでお世話になるかもしれません。
年齢制限のない会社も意外とたくさんあったので、この件はすぐに心配しなくなりました。
今は時期ではないというだけかなと思います。
ただ、表向きには年齢制限を書いていなくても試験段階でフィルタリングしている企業もないわけではない、という噂です・・・。
自分たちにはどうにもならない問題なので、これこそ「縁」だと思うしかないですね。
えらい長文になってしまいました。
そんなわけで、こんなリスクを抱えつつ3年の12月にはじめた就活。
具体的に何をしたのかは、また次回。
==ひだり==
[ムサビイベント14]妖怪ですよー。
一息置いての投稿です。
大学最後の芸術祭は本当に楽しかったですねー。
私は今年もラテン音楽研究会のサンバパレードに参加してきました。
こちら今年の新作パレード衣装。
妖怪ですねー。
怖いですねー。
夜のパレードだったので幼児が居なくてよかったですー。
昼間のパレードは幼児に泣かれるときがありますー。
本当ですー。
最後の芸術祭ということで、衣装に気合い入れて作ってました。
1週間この衣装にべったり張り付いて作っていました。
きゅっきゅブログにも描いてもらった!
きゅっきゅさんは芸祭1週間前に初めてお会いしましたが、実は1年生の体育の授業で同じグループだった人でした。
思わぬ再会。わーい。
未完ではありますけど、4年の締めくくりに形のあるものを残せてよかったと思います。
サンバを始めたのは、ムサビの入学式の日にラテ研がパフォーマンスをしていたのをみたのがきっかけ。
4年を振り返れば、課題とサンバとバイトばかりが思い浮かびます。
大学を卒業してしまったらダンサーとしての所属場所がなくなりますが、サンバへの愛情はついえないでしょう。
夢に思い描いていた大学へ来れて、そしてそこで自分がまっすぐに愛するものに出会えてよかったと思います。
ひだりさんは手羽先屋は準備に参上できず、当日飛び入り参加でした。
1日目のオープニングパフォーマンスに出演したあと、ご挨拶にうかがって
「今日来れません」という酷い報告をしただけでした。
初日からすごい売り上げだったうえ、親日記や読者の皆さんもお越しくださったとのことで惜しいことをしたと思います…。
会いたかったなぁ…。
二日目は衣装作業の合間をぬって、昼から手伝いに行きました。
行って2時間くらいでまた売り切れてしまったのですが、親日記ライターさんたちがお越しくださって嬉しかったです。
でも記憶力の悪いわたしは緊張して誰が来てくれたか覚えていられなかったのでした…。
たしかザラメさんとドラドラさんだったと思うの…。
すみません、でもありがとうございます。
明るくて場が一気に盛り上がり和みました。
みんなが知ってるおかあさんが明るく挨拶に来てくれる模擬店なんて他にないですからね。
ゲイバーの裏方手伝った年は、男しか尋ねてこなくて場末感満載でしたしね。
三日目はまた昼から手伝いに行きましたが、このときも30分くらいで完売でした。
お店に着いたときにゲイバーの差し入れ手羽先20本注文したんですけど、その時点で売り切れ寸前。
昨晩手羽さんときゅっきゅが「そんなに売れるかなぁ…」と言ってたんですが、足りないくらいとは。
芸祭パワーすごいですね。
手羽ネットワークの拡散力もすごいです。
以上のような関わり方だったので、ほんと「様子見に行ってちょっかい出しただけ」って感じの私でしたが、打ち上げまで参加させていただきました。
打ち上げカンパくださった大人の皆様、ありがとうございました!
みんなとても楽しそうで、私もはめを外して楽しませていただきました〜。
2日前に初めて会ったばかりの人たちと終電まで遊ぶとは。
手羽さんの作りあげた繋がりの温かさを見た思いです。
さて、ひだりただいま卒制まっただ中…。
就職活動のことを書きたいんですが、急ぎの需要もなさそうなのでまた次回。
合格する卒制作らないと、就活の意味もなくなっちゃうので…(ガクブル)
==ひだり==