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【ムサビ日常6】デ情で写真学んでます
デ情って何勉強するの?
とは、よく話題になるところです。
工デや空デみたいに専攻に分かれる学科ではないので、個人ごとに違うことをしています。
デザイン学科なので、「デザイン分野における○○」として、いくつかのジャンルを学べます。
色々出来るんですが、私は現在、写真と情報技術について主に学んでいます。
学科のパンフレットなどでも紹介がありますが、学生の目線からここでご紹介。
デ情は総合的にデザインを捉える学科なので、各技術や分野に特化する「専攻」がありません。
3年後期以降のゼミで
・ブランディング
・出版・編集
・メディア
・インタラクション
・写真
・情報システム
とかを詳しく学べますが、研究対象は基本、自分の興味です。先生の指示じゃないです。
基本的に一切の技術は自習です。
自習する習慣がないと、実りのない大学生活が淡々と流れていくので要注意です…。
グラフィックデザインは視デ、映像は映像と特化した学科がありますから、デ情で研究したければ自習。
でもその分野に絡んだ授業は沢山開講されているので、それをきっかけに卒業研究や就職まで続けることができます。
でも授業はあくまできっかけ。あとはやっぱり自習。
私は今のところ写真と情報技術を学んでます。
情報技術は、たびたびお伝えしている教職【情報】のため。
写真の授業は、デ情3年の必修授業で選択して履修中。
カメラの構造、デジタル一眼レフの機能や使い方を詳しく講義・実践します。
少人数制のゼミ授業です。
実はムサビに入学する時、デジタル一眼の使い方を教える授業を取りたかったんです。
全学2年以上向けに開講している写真技術講座があるんですけど、全学で20人くらいしか履修できません。
倍率高そう…それに1〜2カ月の集中講座で、他の授業と重複するから履修できない。
諦めていたところにこの学科必修授業。
天の恵みですね。
他の必修授業も人気が高くて悩みましたが、非常に楽しく満足です。
というわけで、写真やりたい受験生の方。
デ情で写真を学びませんかっ。
==ひだり==
ひだりさま、こんにちは。
デ情で勉強していることって、視デや基礎デと何がちがうの?と
傍から思っておりましたので、
>研究対象は基本、自分の興味です。先生の指示じゃないです。
基本的に一切の技術は自習です。
自習する習慣がないと、実りのない大学生活が淡々と流れていくので要注意です…。
内容の違いじゃなくて勉強のしかたの違いなのかなと、腑に落ちた気分です。ありがとうございます。
おととしのオープンキャンパスで、息子は佐藤じゅんいち先生とお話をさせていただいたそうです。
デ情が受験の選択肢に入ったのはそのあとだったかな。
「やりたいことはなんでもできる」というのが心に残った様子です。
佐藤先生のカワウソの写真集をつい買ってしまいました。
投稿者 yukihaha : 2011年05月15日 14:00
>yukihaha さん
いつもブログをご覧いただいて、本当にありがとうございます。
「デ情がどういう学科か、ちゃんと理解して入学してくる子っていないんじゃないの?」
というくらい、デ情はよくわからん学科です。
同じクラスの友人は、「ビジュアルじゃなくてコンセプトをデザインする学科なのよ」って説明をしていました。
絵を描くか写真や映像を撮るか、それとも…といった表現方法は二の次で、「何のために物を作るの?」が一番大事。
目的が違えば、表現方法が毎回変わっても大丈夫。という学科です。
投稿者 ひだり : 2011年05月20日 10:16