リアルに美大の日常か?
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2010年02月のアーカイブ
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友達と久しぶりに会った所
どうも、helveticaです。
最近は毎日お上りさんやってます☆
そうそう!もう立て続けに祈られているんです。
(「祈られる」=不採用通知。
文末に「ご健勝をお祈りしております」とあるところから)
いい所まで行った面接も祈られました。
履歴書が返送されてきて、気分はおセンチです。
今日は友達2人と打ち合わせをしていたのですが、
祈られ自慢・失敗自慢の応酬でお互いを慰めあう大会になりました。
や、ちゃんと仕事はしましたよ?
けど私同様2人の友達も行きたい所に祈られまくっているらしく、
みんな境遇は一緒なのね…と焦りが取れた部分もあります。
部分的に取れただけで焦り自体はこびりついて取れないんですがね。
もうなんか自分のやってなさに焦りますよね!
友達Aなんて打ち合わせしながらエントリーシート書いてたし!
わたしそこのES書くの辞めたし!
(っていうのも申し込み方法間違えたんですよね…トホホ)
というか、この3人で集まるとみんな志望する会社似通ってるんですよね!
Aは空デでBは基礎デ、そして私はデ情と学科はバラバラですけどね…w
なぜか被っている所も多く、それで話が盛り上がった部分もありました。
3人して同じインターンに申し込んでいたり、
Aとは明日行く説明会が(時間がずれてるだけで)被っていたり。
そして3人して大手病気味だったり。苦笑
(まあ今の時期なんて大手しかエントリー受け付けてないですけど!)
なんかこー、友達って大事だなーとベタなコトも考えたんですが、
逆に自分がちょっと進んでいる部分とかあると
その状況に甘えてしまうと言うか何かを疎かにしてしまうと言うか、、
高をくくってしまう悪いクセもあるので、
大学が始まるまでは友達と会うのも程々にしよう…と思いました。
友達が大好きが故にそういう自分を見せたくないし、
そもそも自分をいい展開に持ち込めないですよね。
そういう風になって結局腫れ物になってしまうのも自分だし。
うーん。就活って友人関係においても難しいです。
helveの評論が本になりました
パンパカパーン!なんちって。
本にはなったけどアンソロジー形式です☆という若干の嘘。
という訳で、新宿で行われた会社説明会の帰りに。
偵察してきましたよ。啓文堂のムサビフェア。
残念ながら人が多かったので身バレを恐れて写真は撮影してきていません。
配布冊子もまだまだ余っていたので、皆様ぜひ足をお運びくださいね。
そう、その冊子なのですがね。確かにとても良い感じだと思いました。
そして読んでいて気づいたのですが、な、なのはなさんの名前…間違ってます…
ちなみにPOPの方も間違っていたので、お気づきの方、誰か直して下さい……
冊子と売り場を見た感想としては、
意外と美大生らしからぬ本を読む人って多いんだなーと思いました。
私は構造主義の本を1冊お奨めしたんですが、
やはぎさんは人文系を2冊挙げられていて、
最近そっち方向にも興味があるので「おおおー勉強になる」と思ったり。
utoの薦めていた本も初めて見たものだったので、
持ち合わせがあったら絶対買おうと思いました(本日所持金400円)
就活しないと外にでないダメ人間なので、
やーやーよかったよかった!期間内に見られて(……)
時間が開いたらちょくちょくいろんな所に行こうと思いました!
皆さんもぜひ吉祥寺へ!
ちなみにその後、
新宿で「ひなまつり号」なる妙な名前の電車が走るとの情報をゲットしたので
啓文堂の偵察後にずっとホームでその列車の通過を待っていたんですが、
使用されている車両は見慣れた「かいじ」のモノでした。
なぜか妙にがっかりしました。
入試期間なのですね
どうも、helveticaです。
多摩美に通ってる友達がtwitterで多摩美入試の実況をしているから
(その子の妹は多摩美を受験しているようだ)
あ、多摩美はもう入試なのねーって思ったらムサビもでしたね。
あー上村愛子残念だ。ところで入試の話なのですが、
Q.入試会場に入ってモチーフを目の前にすると緊張してしまいます。
どうしたらいいですか?
A.童心に帰りましょう。
モチーフをよくよく観察すると、
「うおー!実はこうなってるんだー!」
「おっひょー!手で力加えるとこんな変化するとかスゴくね!?」みたいな
感動ポイントが一杯潜んでいたりしませんか?
そこで素直に感動して、伝えたいように一生懸命描く。
っていうのが入試では(少なくともデ情のデッサンでは)
結構効果的かつ高評価だと思います。
意外とそれって難しかったりするんですよね!
「あっ、これ予備校で対策した!」とかなると逆に不利だったり。
(前にもこれをやったという慢心が観察力を鈍らせる。
けどそこで新たな発見をする気で描くと、
人より強いデッサンが出来る気がします。多分。)
色彩も素直さが一番なんじゃないかと思います。
色彩が超絶ヘタクソの私が言うことじゃないかもしれませんが!
(色彩が上段に上がったことなんて、
1年間中堅予備校の受験科にいて2回しかありませんでしたからね☆)
その2回の上段の時は比較的やりたいことに忠実だった気がします。
けどその為のネタ集めはしっかりやっておいた方がいいですよ!
そして1回色彩構成で試しておくべきでしょう。
ネタを覚えていても当日色が作れなかったり描けなかったりすると意味ないですから!
去年の視デの色彩課題は存じ上げないのですが、
一昨年の「針金と手」みたいな観察系課題は結構好きでした。
そっち系対策しかしてこなかったら「SPACE」だった時の絶望感!
こういうこともあるので対策はまんべんなくやると後悔はないと思います。
なんか後半の方は今書くなよ。みたいなこと書いちゃいました。
ごめんなさい。自分でも今書くなよって思いました。
私の拙いアドバイスが役に立つといいなと思いつつ、
私も社会への入試の準備をしなければとそそくさ作業に戻ります。
受験生のみなさん!頑張って下さい!^^
BA☆KA☆不思議
美大日記のogawaiさんは、女子美短にいるはずなのに
なぜか男の人だと思って読んでしまう。
helveに起こっているバカ不思議現象です。(失礼な奴でごめんなさい)
最近のhelveはひたすら就活しているのですが、
グループディスカッションで「俺プレゼン慣れしてる」っていってたのに
前に立つと足がガクガクで中身の半分もいえなかった男の子に
かなりイラッとしてたせいか極めて痛烈な嫌味を言い放ってかなり凹んだり、
しかもそんなことしておいて次の選考に通っちゃったもんだから
世の中分からんもんだなあと思ってみたり、
某アパレルの映画の試写会をやるような会場で行われた説明会で、
「私はルックスにかなり自信がないですが、そんな人でも採用してくれますか?」と
かなり目立つ格好で質問してみたり、
……こう見るとまったく社会を舐めている就活してますね。
反省します。
なんか残念な気持ちしかしてこなくなったので今日はここまでにしておきます^^
向き合う覚悟
どうも、helveticaです。
今回はここ数日感じたことを書こうと思います。
最近は4年生の方とお話ししたり制作を手伝う機会が多く、
話が卒制の方向へ向かうこともしばしば。
ここ数日はムサビ日記ライターの4年生の方も、
卒制/卒制展関連の日記を沢山書かれていますよね。
その中には、どんな道に進むか決まっていない方や、
卒業後に全く美術と関連性のない進路へ行く方もいます。
そういう方々が臨まれた「卒業制作」。
その重みが、3年生になってようやく分かったような気がします。
最近はみちくささん・なのはなさんとお話しする機会があり、
卒制でどんなことをどんな思いでやっているのか…といったお話を伺いました。
お二人とも「自分が表現したいこと」に真摯に向き合っていて、
なおかつ「私はもっともっと表現に愛情を注ぎたかった」…というような話や
みちくささんの日記を話した帰りに読むに連れ、
本当に足下がすくむ思いでした。
その前にはデ情の4年生の方の卒制を手伝ったのですが、
何日間もろくに寝ない生活をしているのに制作に向かうその姿がまぶしくて、
その方は女の人なのにとってもかっこ良く見えて、
「私はこんなに真剣になれるのか」と不安になりました。
私はそんなに真剣に「表現すること」と向き合っているのか?
お二人みたいに芯の通った制作を最後に出来るのか?
寝ずに制作できるほど打ち込めるテーマを見つけられるのか?
私は今、全く自信がありません。
もうそれは命がけで、自分のやりたいことを全力で、
「これが私の考えたことだ!」と胸を張って卒制を残す自信が、
全くありません。
そんな自分を涙が出るほど情けなく思います。
けど、そう思った所がスタートラインなのであって、
気づかせて下さったお二人や4年生の方々の日記に感謝しつつ、
就活にも翻弄されつつ…色々考えたいです。
ちょっと悔し泣きして、色々とテーマを考えて、
「自分は『人のため』っていう大義名分がなければ力が出ない」ってことを
いいことなのか悪いことなのか考えつつ、
もうちょっと本を読んで、嫌になったらリコーダー吹いて、
来年の今頃は胸を張ってたいな。と思いました。
今更ですが4年生と院2の皆さん、お疲れさまでした。
そしてありがとうございます。