リアルに美大の日常か?
Search
思ったこと。
どうも、helveticaです。
なんていうか手羽さん送別飲み(?)したいですね。
ね。>ムサビコムメンバーの皆さん、特にuto
きのう、さんざん話題に出したプリントメディアの最終講評がありました。
結局は不完全燃焼で終わってしまって相当不満。。
講評もけちょんけちょんで、
自分がどれだけデザインに気を使えない人間なのかというのを痛いほど実感しました。
プリントメディアってやっぱり難しいなあ。
ライナーノーツの場合コンセプト重視に走りすぎるとまずいことになるな、と。
型にはまるべき時と弾ける時って言うのをうまく見極めたいなと思いました。
やっぱり編集みたいなプリントメディアで重要なのはルールを生かすこと。って感じました。
やり過ぎ感が否めないので次の課題からは大人になろうと思います。
ぶつぶつ愚痴を言いながらライナーノーツを作った21世紀人展でしたが、
公式図録を買って読んで、引っかかった言葉があります。
ロン・アラッド(「Pizzakobra」を出展している人)の寄せ書きを引用します。
『文明とは人が基本的に必要としているものを超えたところにある。
健康、食、環境あるいは他者から守られること……。
………
……
21世紀の人間に必要なものとは何だろう。
過去、幾世紀がそうであったように、快適さと喜びではないだろうか。
身体的であり精神的な、そして知的な。
ある人々にとってはサッカーでゴールを決めることであり、
ある人々には環境を配慮した新しいクルマであり、
ある人々には新たなアートや衣服であったりする。
すばらしい小説や歌や詩が必要だという人もいる。
必要なものの意味が各々に異なるなんて、何と恵まれていることだろうか。』
自分は最初の一行にある言葉をすごく欲していたんです。
それと同時に自分が恵まれていることをすごく実感できて。
全てが裕福である人にしか文化を享受する権利がないのではと思わせる文章ではありますが、
きっと文化で心を豊かにした人が裕福でない人を救うでしょう?
文化人って言うのはそういう人のことをさすのだとあたしは信じています。
いま自分が目指しているのは文化を欲する人たちに何かを与える時の体裁を整える立場。
がんばろう。うっす。
不完全燃焼なんて言葉、次からは許されないですね。