リアルに美大の日常か?
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21_21
どうも、helveticaです。
えーっ、もう5月?!早っ!!!!
執行部のデザイン部長は
いつも報告書に「芸祭まであと186日>(ouo)」とか書いてきます
色んなものに向けて気持ちは焦るばかり あせあせ
今日はプリントメディア課題のために
六本木にある21_21 design sightに行ってきました
実は六本木には初上陸!!!
ミッドタウンの奇麗さとでかさにはため息つきっぱなしでした。
で、目的地の21_21に。
六本木駅からなんだかんだで10分ちょいかかって到着。
(その真意:単純に方向音痴)
自動扉を窓だと思って入り口が分からなかったのは内緒☆
やっぱり東京のハイテク建築には慣れないー
あと、やっぱりちっちゃい美術館って言うのもあってか順路が難しかった。
これはしょうがないのかな。
しかしそれにしても中がすっごい奇麗だった☆
今は「21世紀人」展をやってます。
北京時代のイサム・ノグチの作品から影響を受けた
イッセイ・ミヤケのディレクションです
ここから先は結構マイナスな感想。
「個人の感想」なので・・・という逃げ道を造ってから言わせていただきますが
意図が透けて見えすぎて、途中から不愉快でした。
現存のものを「アート」や「デザイン」っていう別の方向に使えば
21世紀人って名乗っていいのか。
確かに20世紀は大量生産・大量消費・大量投棄の世紀だった。
無駄なものを生産することこそ美徳だった。
そして、捨てることこそ20世紀の美徳と言って過言ではなかった。
けどその「無駄なもの」を「アート」に消化して、
それだけで満足していいのか?
アートの「その先」まで考えてこその21世紀人なんじゃないのかな?
あんまりいうとネタばれになるから言わないけど
新品のものを解体してリデザインしたその先はどうなるんだろうか?
新聞をガムテープでくっつけまくったその先は?
もう一押しの「21世紀人としてのアート」の提示が足りなかった気がする。
この後どうなる?を明示してほしかったなと思う。
コンセプトはすばらしいんだから。
けど
その中でもいいモノはチラホラあったので、
それを見ることが出来たのはよかったなーって思います。
頭に「?」を浮かべたまま出て来た六本木の空は真っ黒で、
計算され尽くしたライトアップが人為的に植えられた植物達を照らしていました。