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VS 自分の卒制2
こんばんは。
卒制時よりも更にカオスになっている部屋からお送りします、濱です。
なんか、こう、心機一転しようと思って
部屋を片付け始めたのは良いのですが、
色々収拾つかなくなってるよね?これ?な状態に。
続きは、前回の話の続きです。
(在学中で、個人的には1番グダグダな)プレゼンを終え、
先生方から講評のコメントを頂きました。
全体的にプラスな内容だったというか、
(12月にも書きましたが)卒制を、羽海野チカさんの『3月のライオン(3巻・25話)』でいう
「どれだけがんばったかを相手にも自分にも見せるテスト」だとすると、
相手も自分も、納得出来るラインには到達出来たんだな、と。
私の卒制は、中身よりも、形が先行するような感じで出発しました。
例え話をすると、
「遠足に行こう!」(卒制をやるぞ!)
↓
「お弁当を持っていこう!」(作品表現にする)
↓
「お弁当箱はこれにしよう!」(形(媒体・見せ方)を決める)
↓
「中はどうしよう・・・。おにぎりもいいし、サンドイッチも良いし・・・。
から揚げも入れたいし、卵焼きも入れたいし、
アレもコレも食べたいし・・・」(内容で迷う)
というような感じですかね・・・。
夏の終わりまでは、手を動かしてはいたものの
「中身はどうする!?何を入れるんだ!?」と焦っていた状態でした。
10月・・・それこそ芸祭のちょっと前に、
少しずつ、中身と形がかみ合ってきました。
なぜ、形が先行したのかというと、
最初は、形そのものに対しての研究をしようとしたからです。
形の研究を踏まえた上で、制作をしようと考えていたのですが、
いざ始めてみると、研究=制作から、研究<制作とウエイトが変わってきまして。
結局、私の制作は伝えたいこと(中身)ありき、というか、
「このモヤモヤをとりあえず外に出さねば!」というところから
また始まって、何とか1月までには収まったというか・・・。
本当に、去年の春から卒展まで、紆余曲折したなぁ、と。
さきほどの遠足の話で言うと、
遠足は山登りで、けもの道を登りながら、
途中で何度も転んで泥まみれになって、
「もうヤダ!帰る!」な状態に何度もなりつつも、登り続けて、
やっと山頂に着いて、お弁当を食べることが出来たんだなぁ。と。
・・・また続きます。