リアルな美大の日常を
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2009年06月のアーカイブ
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暗いよ怖いよ
お早うございますこんにちはこんばんは、
暗闇より虫が怖い赤褌です。
一人暮らしをする上で一番危惧していたGがとうとう我が城にも発生してしまいました。
勿論例に漏れず私はGが大嫌いで、殺せないし死体見れないし触れないしで遭遇する度に奇声を発しています。近所迷惑でしょうが私は必死なので許してください。
半泣きで慌ててホウ酸団子と「Gが出なくなるスプレー」なるものと、それとドンキでゴミばさみ(死体を発見した時に触らずに処理するため)を買ってきました。完全武装です。
…あとは、部屋を綺麗にすれば完璧なんですが…てへ☆
先週ビデオ基礎が終わり、今週からとうとう1年の映像科の授業最後である写真基礎が始まりました!
デジ基礎と違って正真正銘アナログ写真、まさに写真の基礎です。
勿論暗室も仕様するのですが…暗室って妙にテンションあがりませんか?
もともと暗い部屋に一人という状況が結構好きな私なので(根暗でごめんなさい)、
今日一人でピンホールカメラに印画紙をセットしに行った時のときめきは大変なものでした。
初めての暗室で、”私今すごい美大生っぽい!”と無駄に感動。うーん、まだまだひよっこです。
さーこの授業が終われば半年間映像科専門の科目には触れられなくなります。(勿論自主的に制作はするつもりですが!)
その分気合い入れて頑張りたいと思います^^
映像科は目が悪くなる
…とよく聞きます。
既に視力がメガネをつけて0.3な私は卒業までの四年間で一体どこまで落ちるのでしょうか。(メガネ買えよ!)
先日暗闇の心地よさを体験したばかりですが、やっぱり将来目が見えなくなってしまうのはやっぱり怖い訳で。
近眼の手術も考えてしまう今日このごろです。
でも眼球に手を加えられるっていうのも怖い…!想像しただけでぎゃー!
入学してから3つ目の基礎、ビデオ基礎も佳境に差し掛かってまいりました。
(色々な面で)一番厳しいと噂されるこの授業、私も例に洩れず毎日毎日死にそうです。
私は高校時代の予備校では芸術学科に通っていた為予備校でも映像を撮る経験をしなかった人間なのですが、60秒の映像一つがこんなに大変だとは。
でも今日院の先輩に言われた「素人を卒業しなきゃ」という言葉に思わずギクリ。
素人気分でいられるのは一年生の基礎までですよね。いつまでもわーわー大騒ぎしていられないのです。
さて、この三週間で私はどれだけ成長できたのでしょうか。
オープンキャンパスは二日間とも関われなかった私ですが、
ちゃっかり今年のMAUバッグは並んでいただいちゃいました!
今年はピンクだったんですね!かわいい…!
このバッグは使い勝手がいいので、高校時代から重宝させてもらってます^^
ずっと、まっくらな中にいたくなる。
ずっと気になっていたダイアログインザダークというイベントに行ってきました。
少しの光も無い真っ暗な世界を障害者用の杖を片手に全盲の人の案内で探検する。
事前に調べた内容にも既に魅かれていましたが、実際、とても素敵な体験をさせて貰いました。
目を開けても瞑っても常に真っ黒な世界にいきなり放り出されます。(もちろんその前に色々な指導がありましたが…)
恐怖心もまだ拭いきれない内に、白杖とアテンドさんの声を便りに知らない世界を彷徨う事に。
普段生きて行く上でよりかかりきりの視覚は一切機能していません。
でも、見えないけれど、確かにそこには木があって川があって。
手を伸ばせば木の枝があって、耳を澄ませば小鳥が囀っていて、息を吸い込めば草の香りがする。
最初は怖かった暗闇に、どんどん色がついていくような、不思議な気分でした。
(それでも明るい世界に戻るとどんな場所だったのか実際に見てみたくなってしまうのは、やっぱり視覚が生活の中心だからでしょうか。)
一番不思議だったのは、他人が無くなってしまうという事。
連れ以外とは初対面のメンバーでグループを組んで探検することになるのですが、お互いの顔が見えないと年齢性別見た目性格全てを気にせずに気兼ね気兼ねなく話せる様になるんです。
私のグループには小学生から社会人まで居ましたが、お互い気遣いながら声を掛け合って進んでいくと、いつの間にかそういった年齢性別、何の差も無い仲の良いグループになっていました。
私も元来あまり社交的なタイプではないのですが、そんな自分の性格を忘れてしまう程久しぶりに饒舌になれました。
これが、逆に明るい場所に帰ってくると途端に他所よそしくなってしまうんですね。うーん、人間って変な生き物。
素敵で楽しくて不思議で魅力的な世界。
基本的に視覚に頼ってしまう美術の分野ですが、きっとこの体験はこれからの制作に生かしていけるんじゃないかな。^^
皆さんも是非!…もうすぐ終わっちゃうんで興味があったら急いでね(笑)
まとまらないのはいつもの事ですね!
タイトルをダメ人間日記にしたい
一人暮らしにも慣れて、段々自分で食事を用意するのが面倒になってきてしまいました。
栄養補給は専ら学食のダメ人間です。こんにちは。(ついに夕飯にまで手を出してしまいました…)
自分の作った料理に手作りの暖かみが感じられないのは何ででしょうかね。
面倒なのもありますが、そういった安心感を学食に求めてしまっています。
疲れた時の学食のみそ汁は本当に落ち着きます。ううーん、自分で作るのは具無しみそ汁なのがまずいんでしょうか…。
明日も相変わらず一限から授業なのにこの時間までひたすら映画に食い付いてしまいました。
映画に限らずこう時間を忘れて夢中になれるものがあるのは素敵だけど、遅刻の原因になるのだけは避けたいものです(笑)
最近やたらと見る映画、自分の中の若干の焦りがそうさせている気もします。
大学でできた友達の、自分とは比べ物にならない知識だとか技術だとか意欲だとか、そういうものを見て自分の無知さに愕然とする毎日です。
今まであまり映像作品に夢中になったりしてこなかった人間なので(何で映像科にいるの)、話に付いて行けない事も多々。
流石に映像科の学生として自分は無知すぎやしないかと先日映画を一緒に見ながらの友人の解説を阿呆面で聞いていた時に実感しました。
なんとなく見ていた自分と観点も関心も明らかに違うんですよね。思わずその人を尊敬してしまいました。すごいなあ…。
という訳で、映像作品に沢山触れよう週間が始まっています。
素人がただ見まくってる感もまだ否めませんが、1年の内に少しでも引き出しが増えれば幸いです。
日記じゃなくて週記になってますね…うわーごめんなさい。ネタが…!
今週はもう一回更新できるはず、…いや、ネット環境の無い実家に帰っちゃうのでできませんでした(…)