リアルな美大の日常を
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制作環境、その他の事情
美大フェア紹介本・その3です。
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昨日の文脈の続きにあるような本ですが、
非常によくできてる本です。
美術史嫌いな人でも、読めます。
だいたい美術史関係の本というと、通史かジャンル別に書かれることが多いけど、
これは時代の切り取り方がおもしろくて、あっという間に読めた。
その時代を象徴する分野から、代表的な作家を選び、
その作家の背景(作家の家庭事情からパトロンの懐具合や時代の政治情勢まで)を詳細に描いてくれてます。
美術史であると同時に、政治経済史の側面もあり。
ので、高校で日本史選択している人にも、お奨め。
もともとは作者の経歴(元・版画雑誌の編集長)に引かれて、図書館で借りた本。
雑誌の方は、版画から現代アートにジャンル変えしたみたいですが。
ふかふかーRさま、こんばんは。
昨日、実はこの本も買っています。
きゅっきゅさんの作ったサバオがあまりにかわいいので、
娘と息子を国分寺から呼んだら、「ごはん食べさせて」と出てきたのです。
で、二人を待つ間に、相当じっくり見ましたよ、美大フェア。
なのに、ふかふかーRさまのこの↑ポップは見逃して、パンフのほうで読みました。
ちょっと似てるけど、おととしくらいに東博で、対決・日本美術っていう内容の展示がありましたから、それを思い出して買ってしまいましたよ。
投稿者 yukihaha : 2011年06月13日 20:09
>yukihaha 様
お買上ありがとうございます!
そうそう、作者の室伏さんは、あの展覧会にも関わってらっしゃったような記憶があります。うろ覚えですけど。
投稿者 ふかふか : 2011年06月14日 11:02