リアルな美大の日常を
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そこに行けば見えてくるもの
側に寄れば見える、のではなく、
その立ち位置にたどり着くと、見えてくるものがある、と思うこと。
ちょこっと、昨日の続き。
最近のマラソンブームで、走る人は増えたけれど、
市民ランナーのレベルは、それこそピンキリ。
名誉ある呼称のサブスリー(3時間切り)達成は、市民ランナーでは5パーセントくらい。
2時間台は無理でも、3時間台前半で完走するのが、シリアスランナーと呼ばれる人達。
平均的な完走時間はコースにもよるけど、大体4時間半前後ぐらい。
それで、一般のランナーの半分くらいがゴールする。
後はファンランという、楽しく走るがモットーの人々や初出場の人々。
勿論、最初から馬鹿ッ速い人もいるけど。
今回わりと近くで見れたし、自分の実体験もあるけれど
3時間前半、後半、4時間前半、このグループを見較べると、
かなりスピードが違う。
3時間のペースメーカーの後ろの集団なんて、
「なんで、そんなスピードでフル走ってんのよ」と思うくらい速い。
4時間のペースメーカーの集団とは、全然違うスピード。
相方曰く、「3時間前半の人間は、走るために走ってる人達」。
ようやく、普通にマラソン走ってると言えるレベルまでは来た(と思っている)自分。
で、後ろを見れば、5時間台の人達がまだいる。
フルマラソン初めての時は、確かに私もここだった。
前回体調不良で棄権寸前だった時も、5時間ぎりぎりで帰って来た。
でも今回初めて、5時間台の人を見て、遅いなぁと思えた。
走力を考えると、私とその人達の間は、そんなに大差ないんだけど、
見える風景が、少し違って見えたのも事実。
やはり、そこまで行ってみないと、見えないものはあるんだなぁ。
そんなことを思ったのでした。
あと、今回見なきゃよかったもの。
最後のトイレポイントから出てきて、マントを結び直していたガッチャマンさん。
前半すれ違った時は、結構速かったのに、
ラスト10キロの、こんなところでまたお会いするとは・・・(笑)。
しかし、仮装の出来はお見事でした。