リアルな美大の日常を
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空っぽにすること
今週は真面目に走っていて、4日連続のジョグ。
夕方でも笑うくらいの暑さなので、用心のため30分過ぎたところでスポーツ飲料をチャージ。
もっと涼しくなれば、一時間くらいノー補給で走るのだが、今シーズンは慎重路線。
でもスポーツドリンクがすごいなぁと思うのは、走って帰って来た後。
何も摂らずに一時間以上走ると、いくら水分とかを摂っても、疲労が蓄積しているのが分かる。
身体、空っぽの状態。
しかし今のように途中補給していると、走った後でも結構元気。
汗だらだらでも、疲れた感が薄い。
走っていると、身体のエネルギーが空っぽになるけど
頭の中も空っぽにできる。
走行距離を書いているメモ帳を見返すと、
精神的に一番まいっていた5月が、春以降で一番よく走っていた。
ストレス発散のために、時間があればひたすら走っていた。
いろいろ考えすぎて、頭の中がカッーと熱を持ってくると、自分でも危ないなと思い
走りに行って、走りながら「大丈夫、うまくいく、よくなる」と自分自身に言い聞かせていた。
普段ただ走るだけなら、こういう意図的なポジティブシンキングはやらない。
むしろ何も考えない方に、意識をシフトさせる。ただ自分の身体と、シンプルな会話をするだけにする。
今でも走っている最中に実家のことを考え出すと、走っていても頭が変な熱を帯びる。
マジに熱さで、ストレスを体感。慌ててリセット。怖い怖い。
ということで、今はひたすら、頭を空っぽにすることを心がけている。
空っぽだけど、満たされない空虚さではなく、
風を通すために窓を開けるような、何かを取り込むための開放的な空っぽさ。
そんな空っぽさを、上手く表現できないかな。