宝かゴミの山

この年末年始、相方が実家から自分の荷物を引き上げてきた。
相方も18歳で家を出ているので、その年齢頃までのガラクタが、主不在の部屋に沈殿していたわけで。大体どこもそうだろうけど、家を出た子供の部屋ってのは、そのまま荷物置き場になる可能性が大で、相方の荷物の上には更に謎の荷物が積み重なっていた。足の踏み場がないという表現が、過大でないという状況が発生することを初めて知る。
「これ、誰のモノだよ〜」・・・知らないよ。
とりあえず足場を確保し、魔窟から懐かしい昭和の遺物をサルベージ。が、最近は何処もゴミの分別が厳しいので、とりあえずM崎まで持って帰って、昨日一日ゴミ分別に励んでいた。
そして、しみじみと思うこと。

人生ってゴミの山。


大半の凡人の死後には(生前だってそうだけど)、がらくたが残るだけ。リサイクルできる物はそうするが、ほとんどはゴミになるしかない。
宝を残せる人っていうのは、本当に少ないんだろうなぁと思う。
宝を残せそうにない凡人の私は、せめて死後のがらくたを減らすべく、常に整理整頓、余計な物は買わない主義で頑張りたい。

でも、美大に行ってると、がらくたって貯まるンだよねぇ〜。はぁ。

投稿者:fuka : 2008年01月04日 07:18

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