リアルな美大の日常を
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リセット
「民芸論」の教科書を2日で読み終え、次は図書館で借りてきた「民芸四十年」と「手仕事の日本」へ。
1月の試験目指して、また頑張りましょう。
生活はようやく平常モードになりました。
昨日は、新しい仕事の面接。結果は、来週の月曜日には連絡をもらえるらしい。
どんな仕事かというのは・・・まぁ、受かれば(汗)。また講師業ですけど。
しかし大学生の頃は、自分は絶対に教師には向いていないと思ってて、(教育実習に行けば貰えるところまで、ほぼ単位は取っていたにもかかわらず)教員免許も途中放棄したのに、何で今更教師まがいの仕事をしてるんでしょうね。
いやぁ、人生って分からないモンです。
でも今でも、教師にはなりたくないです。時々めんどくさいと思うことがあるから。
勉強するのも教えるのも好きだけど、基本的には自分のペースで自分の勉強をするのが好きなだけなんだなぁと感じます。そういう意味では、教師より学者向け?
相方君が、とある講習会のスタッフをやった時の出来事で。
その講習会は教職関係者の参加が多く、現役・引退者・卵(つまり大学生)が集まったとのこと。
自然の中から体験しようみたいな講習なので、講習場所も当然自然豊かな場所=辺鄙なところ。つまり交通機関はあまりない。事前の下調べが大事。
「だから公共交通機関を利用して来て下さいと、案内パンフレットにも書いてある。にもかかわらず、高速バスの停留所から迎えに来てくれって電話よこしてくるんだ。それも当たり前みたいに」
公共交通機関がない場合は、タクシーなどを自分で利用しましょう。
「仕方ないから迎えにも行ったし、帰りもバス停まで送ってやったけど、ありがとうの挨拶ひとつもないんだな、これが」
私が子供の頃は、バスやタクシーを下りる時も、運転手さんには「ありがとうございました」という挨拶をしろと躾けられましたが・・・。
で、その話を別のスタッフ(元校長先生)に相方がすると
「教員採用試験の勉強を教えて欲しいとか頼んできたりする奴がいるんだけど、そいつらは試験が終われば一切音沙汰なしになるんだよ、見事に。落ちた時は仕方ないかもしれないけど、受かったなら一言言ってくれればいいのに」
みたいな話をしてくれたらしい。
高校生でもそうなんだけど、なんでそんなにきっぱりリセットかけちゃうのか、個人的には不思議です。
教師になろうと思う人は、ちゃんと礼節を分かる(分かろうと努力する)人になってもらいたいなと思うエピソードでした。
でも最近は、とんでもない親も多いって話だし・・・。
学校ってこわーい。