羊飼いのお仕事

喉から鼻へ、風邪は移行した模様です。
M崎から持参したポケットティッシュは使い切り、学校のトイレから借用した(ホントはいけないことです。真似しちゃいけません)トイレットペーパーで洟をかんでいる女です。風邪が治ったら、残ったトイレットペーパーはちゃんと返しますから、見逃してくださーい。

で。先週と同じく、ネットカフェからの更新です。
実はネットカフェに入るの、先週が初めてだったんです。まんが喫茶もまだ入ったことがないです。知らない空間は怖いよ〜。オフ会の時に、四輪駆動さんに使い方を伝授してもらおうかと、ハム子さんと話していたくらいです。
単なる流行遅れ?

まぁそんなくだらない話は置いといて、スクーリング2週目の話へ。

2週目から、いよいよ専門科目ロードです。
3日間の授業と、6日間の授業の前半という組み合わせ。
さすがに専門になると3年生ばっかりなので、皆さんある程度の覚悟はお持ちで・・・。

先週、授業の合間に、なんとなーく入学してみたけれど、あまりの課題の難しさに嫌気が差しているおばさまから進路相談を受けました。
「版画って日本画よりは楽?」
そういう風に訊く時点で、版画にコース変更しても続かないと思います。個人的見解としては。
まぁ無理そうなら退学してもいいという考えらしいので、あまり強いことも何も言いませんでしたが。て言うか、喉が痛くて喋れなかったのが現状。
でも先生の言葉じゃないけど、どんなに人より遅くても、せっかくスタートしたからには続けなきゃ。続ける間に、見えてくるものが絶対にあります。どんな人にも。

横道に逸れてしまいましたが・・・
専門科目は難しいです。迷える羊たちはずぅーと迷いまくってます。
それをある決められたテーマへと、導かなきゃいけない先生方はさしずめ羊飼いか。羊飼いは大変です。

3日間で終わる授業は忙しいです。気持ち的にかなり焦っちゃいます。油彩なんて乾かないから、速乾剤大量投入で画面がテカテカ。スクーリングなんで、これは先生も見逃してくれますけど・・・。
3日間で色価を理解しろと言われても、ヴァルールなんて言葉は、ムサビに入学してから初めて聞きましたがな。てなレベルの生徒を大量に相手する先生も、焦るわけで・・・。
初日から、先生の指導が画面に入る入る。
自分の画面に手を入れられるのを嫌う人もいますが、私はわりと「えぇもう、好きにしてください」というタイプ。でもさすがに初日から描かれたことはなくて、びっくり。
「この筆のタッチはどうするの」「色が濁ってるじゃない」・・・・・・油彩ですから、ある程度画面に色が乗るまで、もう少し待っていてくださ〜いな気分+風邪のだるさで、先生の指導の早さについていけず(泣)。
2日目の午後ぐらいから、ようやく慣れましたが・・・。

先生が画面に手を入れるタイミングは先生それぞれですが、専門に入るとあまり何も言わない先生が多いです。「もう専門なんだから、自分で考えなきゃ」ということです。
だけど、ずっと黙って放置されていたのに最終日午前中に突然チェックが入り、あと2時間で直さなきゃ〜なんて惨状も発生したりします。
先生曰く「直した方が良いよと言うタイミングは難しい」そうです。教えてもらう側も、訊くタイミングが難しいですう。

木曜日からようやく版画の授業に。
初日、下図のチェックと加筆訂正。あぁ、なんだろう、この時間の流れの落差は。昨日までの怒涛のような進行とはうって変わって、のんびりとした気分で下図を直せるなんて。やっぱ6日間の授業はいいわ〜。
なんて、暢気に思えたのは初日だけでした。あはははは。

彫ってます。ひたすら、彫って彫って、また彫って・・・・・・。身体のアチコチが筋肉痛です。彫刻刀握っていた指が、赤く腫れてます。
洟かみながら、ひたすら彫りまくる2日間。お腹がすぐにすきます。早弁してます。ごめんなさい、先生。水分も摂ってますが、1リットル水筒だけでは足りません。
版画は肉体労働だと、改めて実感した日々。

これからスクーリングに来る方へ。
暑さ対策も大事ですが、冷房対策も考えておいた方がいいですよ。
今年は食堂がひとつしか開いてないので、授業初日は混みます。だから、私は早弁(爆)。


投稿者:fuka : 2007年08月05日 10:10

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