絵画で迷ったワケ(精神面)3

前日とほぼ同じような一日が経過。
午前中はレポートの下書き。これが思うように進まない。そうか、レポート書くのって2年半振りじゃないか。感覚が戻らないはずです。
机の前で悩んでいても仕方ないので、自転車で近所のスーパーにお買い物。
今日は冷凍食品(もっぱらお弁当の緊急穴埋め用)が半額なのと、いつも使っている洗剤が普段より50円も安い(お一人様2個かぎり)。これは買いでしょう。
午後からはデッサンの続きやって、飽きたら友達に電話して、またデッサンして、洗濯物片づけて、走りに行ったらもう晩ご飯の時間でした。

なんか、一日がとっても早かったです。

さて中途半端なままにしておくのも気持ち悪いので、絵画で迷ったワケその3を終わらせちゃいましょう。

生徒数の多さにおける一長一短、絵画の生徒の特性については以前書きました。
残る最大の理由が「技法が性に合わなかった」です。
油彩って独特な画材だと思いませんか? 
慣れると使いやすいけど、使いやすいから悩むって感じですかね。しかも延々と粘土をこねくり回しているような感覚とでも言うのでしょうか。
なんか、はっきりとしないんです、総てが自分の中で。
それに「空気だって物質なんだ。その物質を描け」、「輪郭をとけ込ませてモチーフと周りの空気に一体感を作ることで、絵画空間はできあがるんだ」と授業で言われても
「空気なんて見えないじゃん」、「何で物が空気に溶けるんだよ〜」と思いましたよ(苦笑)最初の頃は。
これこそが、西洋絵画、油彩の特性なんでしょうけど。
スーパーフラット感覚の私には、道具としての油絵の具の使い方と、自分の中の自然な感覚がしばらく一致しませんでした。
ここは自分の性格の問題でもあるんでしょうが、頭の中で理解して納得しないと手が先に進まないのです。
だから「絵画1」「絵画2」の頃は、精神的に苦痛でした。描いていて、ずっと気持ち悪かった。
油彩とはこういうもんだと割り切れたのは、本当に4年生になってからでした。
・・・遅すぎ(笑)。

でも油彩を好きになって、卒業することはできました。
それだけが救いです。

投稿者:fuka : 2007年04月06日 08:05

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