リアルな美大の日常を
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絵画で迷ったワケ(精神面)2
黄砂のせいか曇天のせいかすっきりしない天気の中、家の雑事の片づけに追われて、気がつけば昼間終わってました。おいおいおいおい。
夜は「コナン」君の映画版スペシャル〜(喜)。年に一度の楽しみです。
M崎に来てから毎週の放送は見てません。本土とは違う時間帯(平日の夕方だったような)、放送されてる話数も遅れていたような・・・。でもスペシャル版だけは本土と同時期配信。なんだかなぁ。
原作も何巻まで買ったか分からなくなっていて、今度実家に帰った時にチェックしなきゃ新刊が買えない状況になってます。本屋で表紙を見ただけで、何巻まで買ったかを言い当てられる記憶力が私にはありません。しかも遊びに来た義弟が「貸してね〜」とごっそり千葉に持って行くので、まともに揃っていたためしがないです。
それはさておき、どういうわけだか「コナン」君のスペシャルがある時は、相方が率先して晩ご飯の片づけをしてくれます。
こちらとしては悪いなぁと一応思うわけで、「いいの?」とお伺いを立ててみると
相方に「世にもシアワセそうな顔をして見てるので、せっかくだから集中して見させてあげようと思って」というご返事。
・・・すいません、すいません。反省はしてませんが、感謝はしております。
で、昨日の続きのお話。
これは多分に個人的な体験談なので、適当にスルーしてください。
昨日、人数が多くて嫌だったという話を書きましたが、
じゃあ人数が少なけりゃあいいのかというと一概にそうではないです。
版画コースは少人数ですが、版画の先生方に言わせると
「少人数だから、こぢんまりとまとまりがちになるんだよな」だそうです。
専門科目で更に版種別に分かれると、教室に一人とか二人とかの時もあります。
他人から受ける刺激が、確かに少ないかも。だから先生の講評が厳しいのか?(笑)
逆にそうした少人数で密度の濃い(?)付き合い方が合わなくて
版画コースから別コースに変更したという人に会ったことがあります。
なので、人数の多さをどう受け止めるかは、その人次第です。
で、2の理由。
これは通信の先輩から言われた一言。
「専門になって絵画に行くと、変人度が急にアップするよ〜」
絵を描くとか、物作るなんてことをしてる人は、多かれ少なかれ世間一般から見れば変わってます。
私も間違いなく変わりモンです。
あとは濃度の差だけです(笑)。理科で習った浸透圧の原理のとおり、濃い方から薄い方に変人度は流出して、教室の雰囲気は均等になる・・・ってことはありませんでしたが。
初対面のおばさまから「あなたは、どんな絵を描くの?」と高飛車に質問されて、人見知りするタイプの私は怖くなりました。どんな絵描いたっていいじゃん(泣)。
スクーリングでは変人でただの困ったおじさま、おばさま達だって、世間ではりっぱな職業人だったり、良き父親・母親だったりします。根拠のない自信過剰気味の若人もいましたが、そういう人は社会に出れば自分で恥をかいて経験値も上がるでしょう。
でも、そういう人達はその人なりにスクーリングに賭けているというか、絵を描くことに熱心なんだとも言えます。その点は立派だと思いました。ただ教室でも、もう少しだけ周りを見られる余裕を持とうよと思うことはあったのでした。
しかしそんな愚痴ばっかりこぼしても物事は解決しないわけで・・・。
ここは大人な対応というか、発想の転換というか、単なる逃げといいますか
専門科目のほとんどを地方スクーリングで受けました、私。
広々してていいですわ、地方(これはホント)。