リアルなムサビの日常を
2013年03月のアーカイブ
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すべての友人たちへ
FOR 今かいつかのライターさん
しょっぱいエントリーを楽しみにここ数日過ごしてます。
この日記に携わった人たちが180名もいると知って、おののきました。
ちょっとした古株サークルじゃないですか!
そうしたら、このムサビコムは部室という感じかな。
どうりで、ここは、ちょっと汚れてて、あったかい雰囲気なわけです。
FOR いつかの同級生や仲間たち
定期的に、代わる代わる知った名前がコメント欄にあがってるのを見て、
「またお前か」「今度はきみか」と思う反面、励まされてるようで嬉しかった。
ありがとう!あんまり空気読んでなかったけど!主に初期!
FOR 親のみなさん
心配させるようなことばかり進んで書いてしまってごめんなさい。
みなさんの優しさにたびたび救われました。
日記やコメントを読んでつねづね思うのですが、みなさんのお子さんは本当に幸せ者です。
FOR ムサビのみなさん
一番身近な読者は、声をかけてくれる同じ学科の人たちでした。
「読んでるよ」って言ってくれる度に、背筋が伸びたよ。ありがとう。
FOR YOU
何者でもないただの学生の僕の日記を読んでくれてありがとう。
あなたがいつか自分や周囲のものごとのすべてを嫌いになってしまったとき、
思い出したいものの中に、ひとつでも僕の書いたものが紛れていたなら、
僕が2年がかりでおこなった計画のすべては報われます。
さようなら!
オトギ
書けば書くほどわからない
FOR MUSABI
ムサビ日記書けるのも今日含めて2回かあと思うと、
最初の一言がなかなか思い浮かばなくて、けっきょくいつもみたいな時間になっちゃった。
みなさん、思い思いの書き方でムサビ日記を締めくくってきてるのね。
僕もさ、いろいろ思うんだけど、
今僕がいちばん考えることは、「竹林さんとの約束、果たせそうでよかったな」ってことだなあ。
「2年間、毎日更新してみせますから!」って竹林さんに言い切ってはじめたムサビ日記。
まさか本当に書き切ることができるとは(笑)できそうですよ!竹林さん!
よかった。
毎日更新するぞ!って決めて書いてた2年間、ほんと〜に、たのしくて、ちょっとしんどかった。
でも、記事の1つ1つを大切にすることで、自分の生活を大切にできたと思ってる。
その時々の、自分の想いとかも。
時には「こんなこと書かなくてもいいよなあ」って自責の念にかられたこともあるけどね!(笑)
カワダちゃんが心配してるけど、手羽さんの記事見て真っ先に、
「あっそれって自分のことじゃね?自分ができてなくね?」って思ったの僕だからね〜〜〜はは…あっイタタタ胸が痛い…
でもでも、ここまできたらやり逃げします!ごめんなさい!
話がそれたけど、毎日続けられたのは、見てくれる人がいたからだよ。
自分の文章を本当に読んでもらえるのか、誰かの役に立つのか、自信がなかった。
カウンターはちょっとずつ回っているけど、言葉をもらうたびに、
毎回「そうか、見てもらってるんだな」って思い出すくらいで。
それくらい毎日不安だったからね。
で、今だからこそ書いておきたいことがあって、
それはつづけて書いていて思ったことなんだけど、
・出し惜しみしないほうがいいことはたくさんある
・調子のわるいときは調子のわるい絵が描ける
・でもべつに無理して毎日やらなくていいこともある
・手羽さんはすごい
ってこと。書き残しておきたいな。
ふたつめの言葉は、ある彫刻家の人の言葉なんだけど。
「今日は調子わるいから明日やろう」って思うけど、自分のコンディションなんて気にしない方がいいなって思った。
書き始めれば「あれ?これっておもしろいんじゃない?」って思えるものが、
意外と書けちゃう日のほうが多いこと、多い事。
でもじっくりやったほうがいいこともあるので、毎日更新するべきとは思わない!
え〜最後の最後で何言ってんのあんた…って思われるかもね。
ぺろりさんのような怒濤の更新ペースもあれば、
きゅっきゅさんのような絶妙な更新ペース(ほんと、そろそろ読みたいなあってときに更新されててウマい…と思っていた)もあるし、
よくわかんないよ〜〜まだ2年しかやってないもん〜〜(かわいこぶったポーズ)
そこにきて、10年もこんな生活してて、さらに、そのほとんどが全部きちんと美大ネタっていう、
手羽さんは、すごいなあ〜と思います。
ほんと、この2年間でムサビを嫌いにならなかったのは、こんなにムサビのこと大好きな手羽さんの日記を、
毎日のように読んでたせい…おかげだと思ってるので。いや、洗脳とかじゃなくて。(笑)
参加希望のメールを送る時に手羽さんの記事読んだときは、
「ぜったい意地悪な人だ!!!」と思ったものだけど(実話)、
手羽先のときも、日記のときも、手羽さんは見守ってくれる大人だったなと思います。
うーん、せっかくだから、本当にいろいろ書きたいことがあったはずなのに。
ザラメさんやドラドラさんが会いにきてくださったりして嬉しかったこととか
たまに相談にきてくれてた受験生たちへの感謝の気持ちとか
実は入学してからちょいちょい四輪駆動さんの日記見たりしてたこととか
昨年末に消え去っていった大勢のライターたちのその後とか…(さみしかった)
でも、どうまとめたらいいのかな。書けば書くほど伝わらなくなっちゃいそうで。
思い浮かぶ台詞が全部最後の一言みたいで。
明日は、お昼くらいにさらっと終わろうかと思ってる。
ほら、漫画とかによくあるでしょ、後日談みたいな最終回が。
そういう気分なんだ。
書きたいことは、2年前から決まってる。
オトギ
終わっていく季節
FOR MUSABI
今になっていろんなイベントやコンペの概要を見たりしてしまうの、
寝すぎた日に、遅くまで夜更かししてる感覚に近いのでは!
何かいいものを観たくてレンタルショップに行ったけど、
1時間迷ったあげく、何も借りずに帰ってきちゃったりして、なんかもうほんとだめだ
2週間前の充実をまた味わいたくて、無理してるようなそんな感じ
あ、そういえばまちがえたよ ムサビ日記書けるの今日ふくめて3回だった
べつに今日から最終回モードにしなくてもよかった
エイプリルフールを先どりしちゃった☆そこ!石投げない!
とは言え、そろそろやんわり最終回モードに突入しようかなと思ったり…
なんか、みなさんの書く記事がどんどんおしまいに近づいてて、さみしいので
僕もそうならざるを得ないというか…
めずらしく、日記のプロットなんか書いてやってみようかと思うんだけど、それってどうなの
やっぱり明日からにしようか
しんみりしてるときに、あんまり良い事言えないからやだ
でも、始まったものは終わるんだよね
手羽さんのお題の、「ムサビ日記の思い出」について、書き始めよう!
まず、ひとつめはすっごーい無難なんだけど
(ユルく)人とつながれた
ってことかなと…。
ムサビのいろんなサークル見たけど、どこにも参加したくなくって…。
「こういうところが嫌いだ!」とか、そういうことではなくて、単に相性だと思うんだけど、しっくりくる空気がなくて。
そこで、大学特有のにぎやかなノリで無理矢理縁をつくるというのが、もううんざりだったんですね。
はい!そうです!僕はわりと閉鎖的な人間なんです!!体育の授業一個もとってません!!!
やたらグループワークのまとめ役とかやってるくせに!!!
(夏の飲み会で、べべさんに「個人主義って感じするよね」と言われてギクリとしました。)
だから、こうして文章から自分を知ってもらって、人と知り合うという環境がなんだか居心地よかったです。
某さんが自分の展示を見にきてくださったり、
ぺろりさんとインターネットで字面について語り合ったり、
きゅっきゅさんの漫画をコンビニで目撃したり、
手羽さんの日記で展示のことを知ったり、
近づきすぎない微妙な距離感が、すごいおもしろかったです。
明日につづく
オトギ
夏休みがあるから頑張れる
FOR MUSABI
高速道路を走って帰ってくるとき、梅の花が一面に咲いているところがあって、
あんまり素敵だったから、まるで東京に歓迎されてるみたいで嬉しかった。
もうすぐ春休み終わっちゃうね。
あ、基礎デは春休みの宿題ないよ!なかったよ!え、なかったよね…?(笑)
昨年、課題があったかどうか心配して、ここ見てた友人がいたらしいから、一応。
成績開示は4月1日かぁ。やなことあってもエイプリルフールだからちょっと気楽になれるね!(なれない)
まあひとつふたつ単位落としても生きていけるんでみんな気楽にね〜
という僕が一番心配なんだけど。
あの阿鼻叫喚の中出したレポート全部にちゃんと成績つくのかな。めっちゃ心配。
僕は1年の時かなりクズな講義の出方をしてて、
体育大に行ってる友人にそれ言ったら「わたし現在進行形でクズなんだけど」って言われたから、
「おまえはクズはクズでも星屑になるんや…!」
って言っといた。
今思いかえすとかなり失礼だな。
今年の春休みは、先輩の卒業制作のお手伝いして、
本の展示して、デザイン事務所のアルバイトして、
また長野に戻って来て展示して…って、駆け足で通り抜けちゃった感じがするよ。
いま、すごーくだらっとしちゃってる。
あの課題ライフに戻れるのかな…。心配だ〜。
わああ〆切と向き合いたくない!!
講義を受けるのが一番の楽しみ。
今年は哲学と法律を勉強したいんだ〜〜。
わくわく〜〜
そういう埃かぶってそうな勉強するのがすごくすき。
あと、基礎デは「詩学」って講義があるんだけど、それもとっても楽しみ。
うんうん、がんばろう!
夏休みまでがんばろう!
新入生のみんなは、ムサビ生にゴールデンウィークはないということを覚えておこうね!
というわけで、本日はユルユルお送りしました。あは
次回から最終回モードに入ろうかなって思ってる!
たぶん明日はちょっと早め(夕方くらい?)、そのつぎは深夜か、お昼ごろにアップできるようにしようかなと。
オトギ
まっしろになりたい
FOR MUSABI
これ以上視力の下がらない生活がしたい…。
と、何度願ったかわからないけど、パソコンと仲良しのデザイン学科にもう2年も通ってるよね。
と、長野の崖を眺めながら思った。
ちょっと考え事がしたくって、最近移転したっていう図書館の椅子にすわってぼんやりしてた。
なんか、退屈だなー。
絵を描いてたときは、これを描き終わったらもっと廃人みたいになるだろうって、そう思ってたんだけど。
思ってたよりもただただ退屈なばっかりだ。
それってずっとそうかもなあ。
この受験が終わったら、この課題が終わったら、このコンテストが終わったら…
いつになったら廃人になるんだ僕は。
ムサビ日記が終わった4月1日とか、けっこうポカンとしてるのかな。どうだろうなあ。
なんかうしろめたい。
いつになったら手羽さんから出てるお題を書こうかと思いあぐねて数日。
そろそろ最終回モードに入るかどうかで迷ってます。
僕は感情の動きがすごく速いので、一度しょっぱいモードになったら翌日薄味もひきずることなく違う気分で日記書いちゃいそう。
いま、「しょっぱい」をあたためてるところ。
オトギ
空がきれい
FOR MUSABI
作品完成してしばらくは、停止しそこなった電車みたいな気持ちを引きずってしまう。
まだ、展示もしているし、心ここにあらずって感じ。どこにあるんだかしらないけど。
東京では、何もかも動いてるんだろうなあ。
あの展覧会、そろそろ終わっちゃうな。
大学の図書館に行きたかった。
あそこの本屋に行けば、絶対にほしいものが売っているのに。
大好きな喫茶店では、そろそろ春のメニューが始まるかも。
桜が咲いて、アートナイトも終わって、春休みの終わりかけに帰るから、
そっちの友人と会う約束をとりつけることもできないし、
ほしかった評論の雑誌は本屋を探してもないし、
なんだか思いが宙づりになってる。
感動することといったら、空がきれいとか、川があるとか、山が見えるとか、それくらいで。
よく、空の写真ばかり撮ってたときもある。
誰でも思いつくようなことだけど、そのときそのときの感動を見過ごせなくて。
今でもあのときのつまらない写真は携帯のメモリーカードに入ってる。
今日見た空がきれいだった。
山の向こうに吸いこまれそうな、真珠色の夕焼けが、たまらなくきれいだった。
行きたい服屋も展覧会もない僕の町では、
どうもそればかりが大きな感動になってしまう。
それが不幸だとは思わないけど。
オトギ
入学までの宿題
FOR STUDENT
入学式までに準備しておいたほうがいいものがある。
それはスーツでもMacでも定期でもない
自己紹介です!!!
新入生には楽しい事いっぱいあるね。
入学式に懇親会にオリエンテーションにサークルの新歓…果ては飲み会
それらすべての場所で必要なのが、自己紹介です!!!
いや、なんかいやだったんだよね自己紹介って…
そんな自分のことなんて簡単に言い表せないし…
でも人間、第一印象っていうのは大事なので、みなさん何か持ちネタを用意しとくといいよ。
ちなみに、僕がいちばん印象に残ってる自己紹介は、戦場カメラマンのモノマネしてた男の子です。
すごいうけてて、その人未だに本名じゃなく「陽一くん」って呼ばれてます。
あと、NHKがすごく好きで、お金の請求がアパートにきたのにえらく感動したって話してた子もいたな。
「晴れて公式にファンになれてうれしいです!」とのこと。
これもパフォーマンスだから、おもしろいにこしたことはないよね。
自分が何言ったか覚えてないんだけど…。
「パッケージデザイナーになってみせます!」って宣言してた女の子かっこよかったな。
あ、ちなみに入学式はスーツで行った!
でも半分くらいのひとは私服で、僕も私服で行けばよかったな、って後悔した。
似合わないんだ、スーツ。(笑)
オトギ
風が吹いている
FOR MUSABI
思い出話をもうすこしだけ。
高校のことは、思い出せばいくらでも同じように苦しんだり幸せになれたりするから、
言葉が絶えまなく浮かんできて昨日はなかなか眠れなかった。
今、母校の美術部が、美術館をまるっと全部つかって展示してる。
そこに僕も展示させてもらってる。
後輩の言葉に、あのころ「高校生なんだから」って言われるの嫌だったなぁって思ってた気持ちを、それを思い出した。
どうして僕たちは「子供」とか「学生」って存在を、どこか軽んじてしまうんだろうね。
そういう言葉を使うこと自体がなんだかきもちわるくて嫌だよ。
きっと誰もが、そこに過去の幼い自分を重ねるからなんだろう。
あのときの弱かった自分、浅はかだった自分、何も知らなかった自分。
何も考えてなかったことなど一度もないはずなのに、「あのときはバカだった」と言って、
人は自分の中から「子供」を探し出して切り離してしまうんだ。
バカだな。
僕はアートが好きだ。感動には年齢も何も関係ないから。
そのときそこにこめられた切実さだけが人の胸を打つから。
デザイン科なのにこんなこと言うのはどこか信頼性がないかな。
でも卒業までに、デザインにアートを持ち込めるようになりたいって考えてる。
ともかく、展示の搬入に立ち会って、後輩たちの展示に対する姿勢にすごく情熱を感じたんだ。
それは残念ながら大学に入ってからはあまり感じられないものが多くて、なんていうか、びっくりしたんだよ。
長くなってしまったけど、今回の展示を、「なんだ 高校生か」って通り過ぎてしまう人がいたとしたら、ほんとうに、それは残念なことだなって、悔しいことだなって思ったんだ。
もうすぐ4月だね。
そんな僕の自慢の後輩たちが「あこがれの先輩」って言ってくれて、僕はなんだか今後どうしていいかよくわかんないよ。
いつも、いっぱいいっぱいだ。
早く、大学の講義を受けたいな。
もっと胸を張ってものが言えるように。
オトギ
針の山
FOR MUSABI
昨日の更新が700エントリー目だったのがなんとも重いね!
でもムサビ日記も残り少ないし特大級の爆弾をばっかばっかおとして終わろうかと思うよ僕は!
(どうなることやら)
昨日は親と喧嘩をしたのであんなことになってました。あは
いやあ、目の前の作品を完成させるのにてんてこ舞いで、搬出のことをすっかり忘れててさ。
何が何でも搬出に行きたい!免許ない!親よ助けて!ってなったんだけど、
いろんな事情が重なって親がポロッと「そんな絵なんて捨てちゃえばいい」と言い放って、
火山のように激怒して滝のように泣いた。
もう何度「どうして自分は家族に理解されるものを好きになれなかったんだろう」と思ったかわからない。
親も「どうして融通がきかないんだお前は」と呆れたかしれない…。
結局和解して今日は一緒に美術館を案内して作品も見てもらった。
でもいろいろ思い知ったよ。
もっと本気でやってるってこと伝えなきゃだめだな。
傷つきたくないなら恥を受け入れることも大事だな。
はあ。
でもこんなふうになっても「美術なんて」って一度も思わないんだよね。
もうずっとまえから、美術といっしょに生活するのは当たり前のことになってるんだ。
つらいなあ、しんどいなあ。
でも、幸せは針山の頂上にしかないって信じてるんだ。
僕は、ずっと前から。
オトギ
やっと認めることができるよ。
FOR MUSABI
搬入に行ってきた。
高校の人と会うときはやけに口が回ってしまうから、帰ってくるころには消耗してる。
搬入の時って、どういうテンションでいるのがいちばん良いんだろう。
とりあえずグループワークにおいて笑っているのはマナーだと思ってる。
あ〜
むずかしい。
搬入が終わって、楽しい気持ちもあったけど、
ちょっとハプニングがあって、考えてる。
それは今はここに書けないんだけど…
作品ってさ、感動できなかった人にとってはただのゴミなんだよね。
それはわかってるんだ。
どんなに美術を軽んじられても、それは僕の技量のせいなんだ。
すごいって言ってくれなくていいから、偉くなれなくていいから、感動してほしい。
自分の作品に対して、どの程度なら愛着をもって良いんだろう。僕は作品が好き過ぎて困るよ。
大事なんだ。
美しいと信じてるものを形にしているから。
どうしよう。
こんな風に1日で笑ったり怒鳴ったり泣いたりしたの久しぶりだな。
随分と忘れたふりをしていたみたい。
やっぱり、高校は大事な居場所だったんだ。
やっと認めることができるよ。
僕は自分の作品を大事にしたいんだ。
オトギ
夜の寒さも味方になりそう
FOR MUSABI
いつも何かをめがけて飛んでいなくちゃ削れてしまいそうだから、
搬入前日のこの張りつめた部屋の空気が実はすこし好きなんだ。
完成って言葉の間際にあるキャンバスにひとりで向かい合うにらみ合いのような時間が。
キャンバス5枚にタイポグラフィ手で描いて10枚のキャンバスに額をつくって、
そこに釘を100本打ってヒートンつけてビニールで軽く梱包して美術館に搬入、なんて一週間でできるかどうか心配だったけど、
陽が沈むまで毎日あっという間でそんなの杞憂だった。
眠る前の夜の贅沢な溜め息がすこし名残惜しいよ。
でもこれ以上やっていたら身がもたないかも。弟の。(釘打ってもらった)
あ、まだ準備終わってないのにこんな風に日記を書いたらしらけてしまいそう。
だから今日はこれくらいで。
オトギ
いつか本当になるように
FOR MUSABI
家族に夕飯をつくったりしたけど、結果的に喧嘩とかしちゃった。
家族のことは好きだけど、
一人暮らししててたまに電話をするくらいがお互いを大事にできるね。
それは逃げかな。
美術をやってるのが家系に僕しかいないから、
生活していると、
ふいに漏れる言葉の端々に引っかかって無駄に傷ついてしまう。
美術大学という不安定な認識
デザインという言葉の信用性のなさ
美術を学ぶことをただの道楽って言われたら、そこまで言われたら僕も心から怒るのに
わずかな親切心からくるお世辞とか、
歩み寄る過程の些細な落とし穴につまずいて、傷ついてしまう。
まだ説明が足りていないんだろうな。
高校時代は毎日居間にデッサンを貼って、
大学に入ってからは大きな課題の節目節目で写真を送ってる。
でも、人はやったことのないものは簡単に踏みつけられるから、ずっとやり続けるしかないんだろう。
いつか僕のつくるもので感動してほしい。
それまでいくら馬鹿にされても構わない。
「好きなことだけやっていいな」と言われたら、
「そうだよ、毎日楽しい」って、
かろやかに笑いたい。
むずかしいかなあ。
でも、毎日伝えるトレーニングをしているんだから、
あきらめないでいたいんだ。
ふてくされないで、
大切なものが違う人にも、まっすぐ笑いかけていたいんだ。
そうすることが美しいと、信じているから。
オトギ
ゆめの印刷
FOR MUSABI
制作に必要なものをいろいろ印刷しようと思って、ふとSDカードの中身を覗いた。
「ゆめの印刷」というファイル名が目にとまった。
いい加減に作品タイトルを縮めていってできた事故みたいな詩情に笑いが零れた。
そのあっけなさやインクの色味をおもって、すこし意識を飛ばしてしまった。
黙々とずっと絵を描いていると、くちびるとくちびるにジッパーでもあるみたいになって、
口をきくのがおっくうになる。
でも話したいことがいっぱいあるよ。
家族は大事、恋人は大事、広告コピーも物語もそればかりだけれど、
僕は友人に話したいことばかりあふれていくよ。すべてのひとと友人でいれたらいいのに。
此処を自分の日記みたいにしてしまっているから、ほんとうになんでもかんでも書いてしまうよ。
小学校で誘われた交換日記はいつも僕がとめていた。
中学のときに書いていた絵日記はいつのまにかやめていた。
高校のときから始めた変な詩みたいなノートの日付はひとつき前にさかのぼる。
僕が中学のときから好きなゲーテの詩がある。
「我が友 読者よ きみなくば 我はそもなんぞ
感ずるところ みな ひとりごとに終わり、我が喜びも言葉を知らず。」
これを暗誦したら研究室にウワサが広まって「ゲーテの詩をすべて暗誦できる超能力者」みたいになっていたけど、僕が暗誦できるのはごく短いものだけだ。
もしかしたら勝手に手を加えてしまってるかもしれないし。
思うのだけど、言葉というのは相手ありきのものなんだ。
高校の恩師がいつか「もし世界にひとりきりだったら、お前は絶対に絵なんて描いてない」と言い放っていたことがあって、それをときどき思い出す。
僕はすぐに会えない友人がたくさんいるからこうして日記を書くのだろう。
今日また、すぐに会えない人がたくさんできてしまった。
どこかで会えたらいいのに。
大学卒業って、どんな気分なんですか。
僕はいつも卒業したくてたまらない。小学校も中学校も高校もいつも卒業したかった。
でももし大学の卒業までに自分が何者かになれるという確信をもてなかったら、
きっとおそろしくて「おめでとう」なんて言ってほしくないだろうなあと思うんです。
おめでとうと言ってもいいですか。
それは別れの言葉でもあるけど。
オトギ
いつか見た、どこかの景色
FOR MUSABI
陽の沈むまで離れの家で絵を描く生活は、正しく生きていると思えてホッとする。
1日中マウスの音を聞いたり、画面をのぞきこんだりするのも、悪くないけど。
雨の匂いをふくんだ風にあおられて、ただ釘を真っ直ぐに打ち込むことや、
木材にたっぷり絵の具を塗りこんで、その渇くのをぼうっと見ていると、
すべての物事の根っこを指先でゆっくり撫でているような安心感につつまれる。
見た事も聞いた事もない郷里に立ち返るような一瞬だ。
その一瞬のために、何時間も何時間も息をとめたり吸い込んだりして過ごしてしまう。
いつか、美術をやっている人はみんなその場所を知っているんだと思っていた。
オトギ
ライ麦畑でつかまえて
FOR MUSABI
家の敷地から出ていないのにとても爽やかな気持ちでいられるのは、
きっと作品をつくっているおかげなんだろうな。
春はものをつくるのにいちばんふさわしい季節かもしれない。
少なくとも僕にとっては。
我が家は帰るたびに自分のものではなくなっていく。
町も風景も僕の手元を離れて、僕の記憶にはおさまりきらなくなっていく。
フレームが瓦解する。
けれどそれは崩壊ではなくて新しく付けたされていくということなんだから、
きっとかなしいことじゃない。
今週が終わったら読みたい本がある。
今からそれが楽しみだけど、いざそのときになったら本は部屋に置いて、外へ出て行ってしまうかもしれない。
オトギ
トンカチだと思っていたものがハンマーだったので僕の腕はもう駄目です。
FOR MUSABI
ライトノベルみたいなタイトルを目指してみた。
内容は全然ライトじゃないけど〜
今日は5枚のキャンバスに20本の木材を打ちつける作業の日だった。
離れを掃除して、窓を開けて換気して、必要なものを運びこんだら、なんちゃってアトリエの完成だ。
順調に20本の木材に色を塗って、かわくのを待ちながら、
春の日差しをあびて和菓子みたいな可愛い夕焼けを見た。
そこまではロマンチックだった。
トンカチがものっっっすごい重くてね、釘を8つ打ちつけたあたりで腕がしびれだしたんだ。
そんなバカな!高校のときにもやったけどそんなにつらい思いをした覚えはないぞ!
貧弱になってる自分を認めたくなくてそのままもう8本打ちつけた。
息切れした。
打ちのめされながら晩御飯を食べに家に戻ると、ほどなくして父が帰宅した。
軽いトンカチあるか聞いたら、半分以下のサイズのスペシャルトンカチ出てきた。
まけそう…(嗚咽)
オトギ
空を飛んでいこう
FOR MUSABI
今日からは展示にむけての準備!
キャンバスを運びたいからおねがい!って頼んで母にきてもらい、
急いで車につめこんだキャンバスは全部で10枚くらい。
い、いっぱい描いたんだなぁ…
デザイン科だと見せる機会がないから、2年まるまる部屋に飾るだけですごしてしまった…
ごめんね…ちゃんとおひろめするから…とキャンバスにむかって話しかけた(キャンバスの方はどうでもよかったかもしれない)
そして怒涛のスキャンスキャンスキャン
30枚くらい描いたドローイングをデータに変える作業
そして画材やら何やら詰め込んで、「あ〜がんばった!」とか思っちゃうけど、
勝負はこれからなのだった。
高速道路のあかりが可愛くて好きだと言ったら、
母に「UFOみたい」と返されて、なんとなくいいなと思った。
オトギ
表参道に通った8日間
FOR MUSABI
デザイン事務所のアルバイト終わっちゃった〜!
ワア 手取りでお給料もらったの初めてでドキドキした
ワア ホワイトデーだからって、すてきなクッキーもらった
やさしい職場だった
キューティクルの断面図を描くのに5時間もかかったときは、
クビになっちゃうのではと思ったけど、
リーフレットとか名刺のデザインはたのしくできた。よかった。
基本的にイラストレーターってadobeのソフトを使っての作業だったんだけど、
ほんとうに、いろんな機能がいっぱいあって、2年前にソフトを買ったはずなのに、
勉強させてもらってばっかりだった…!
イラレ もっとやろう
フォトショも できれば使おう…
バイト先の先輩に、「天才フォトショッパーになって帰って来てね」って言われた。
無理。
でも、僕にできることがあれば、また働きにいきたいなあ…。
ホニャ(就寝)
オトギ
濡れた子ども
FOR MUSABI
帰り道にポツポツと雨が頬に触れて、あまりの感動に駆け出したくなった。
春だ!
ひざしの柔らかさにも風の強さにも降り出した弱々しい甘い雨にも、胸が痛くなるほど感動する。
まだ19回しか春を経験していないんだから、それは当たり前のことだろうね。
ざわざわとしてうるさい。
いつまで経っても、雨が降ったとか風が吹いたとか雪が積もったとか、そんなことに感動して動けなくなっていたい。
モナリザもミロのヴィーナスもどうでもよかったころ、
空の美しさにみとれてどこにも帰れなくなった。
傘もさせずに空き地で立ち止まった。
一緒に歩いてた子に気をつかわせて濡れたまま帰らせてしまったこともある。
そのとき、僕の知っている雨は誰よりも素晴らしいものだと信じて疑わなかったし、
今でもそう思っている節がある。
だからこれはどこにもない国の雨の話なんだ。
オトギ
美大とキューティクルの話
FOR MUSABI
デザイン事務所のアルバイトについて書けたら、きっといいなと思ってたけど、仕事の関係上書けないことが多くてずーん
唯一書けることはキューティクルの断面図を描いてるときとてもつらかったということ
(※基本的に楽しい仕事をいっぱい投げてもらっています)
レイアウトとかはけっこう確信を持ってできるけど、
ロゴづくりとかは本当にへなちょこなやつしかできない…。
デザインは、その媒体をデザインしたことあるかどうかで大きく差が出てる気がする。
だとしたら、美大の4年間って本当に尊いな〜〜って思うね
とても勉強したい気持ちでいっぱい
オトギ
3.11
FOR MUSABI
3月11日のことについて考えたり口に出したりするには、持ち物が少なすぎる。
「美術で何ができるか」なんて考える前に、僕の美術はあまりにも未熟だ。時間がほしい。
あの日は卒業旅行中止か決行かの連絡を待っていて、地震は旅行を中止にしちゃった悪いお知らせ程度にしかならなくて、
心配性の友人が「日本を出たい」「イタリアに帰る」とか言って電話してくるのをなだめたりしていた。
ようやくデザインやアートの出番がまわってくるようなときに、僕等はちょうど社会へでていく。
それはなんて巡り合わせなんだろう。
今生きているこの時間をいつか「平成時代」とか呼ばれるようになったとき、
そこにどんな言葉があしらわれるのかわかったものではないけれど、
すれ違う人々が「日本は平和だね」と言ってることをずっと忘れないでいようと思う。
(命の重さが平等だというなら日本はとっくの昔に平和なんか失ってる。)
きっと、デザインもアートも全然足りてない。
でも僕は表参道のコンビニで買ったおにぎりを食べたあと、
ラジオが知らせる14:46という数字に目をつむるしかなくて、
そのことに罪悪感を感じるわけでもない。
哀しみになりきれない透明な弱い感情がよぎるだけ。
早く出番がくればいいと思う。
きっと自分の無力さにひどくうちのめされるだろう。
哀しみはそのときのためにとっておく。
それでもつくることをやめないだろうという漠然とした希望がある。
オトギ
いったりきたり
FOR MUSABI
つまんないって言われてもいいからやっちゃいたい
って思うときがあるから、絵を描くのは楽しい。
思ってたよりも展示まで日がなくって青ざめたけど、
やれるだけやろうっと!
春休み、ほんとに充実してるなあ。
時間はたっぷりあるわけじゃないけど、ずっとやりたかったことがやっとできるから嬉しい。
でも寄り道ばっかりしてるような気もする。
まあいいか。
明日から4連勤でつらいなあって思ってたけど、
社会人は5連勤なんだ!って気づいたから頑張れそう。
ちゃんとデザインのアイデアまとめてから寝なくちゃ。
日曜日があるのもバイトのおかげだな。
オトギ
うららかな昼さがり
FOR MUSABI
人の家の庭先に花を探すのが楽しい。
パンジー、山吹、梅…早く木蓮の花が見たい。
僕の住んでる部屋は日当りが悪いから、
外にでるとあまりの春めかしさに目をつむってしまいそうになる。
絵が描きたいなあ。
今日は木材を買いに行ってきた。
ああいう、ものづくりに使うものがざっと並んでる光景を見ると、
わくわくしてしまうなあ。
バイトも楽しいけど、早くキャンバスにさわりたいな。
あと、本もつくらなくちゃ。
オトギ
入学の心得とは…
FOR MUSABI
そういえば、今月末に高校のつながりで長野の美術館に展示させてもらえるんだけど、
OGと高校との連絡係のようなことを今していてね…
そのやりとりをしていてふと思った。
新入生へいちばんアドバイスしておきたいことは、
グループワークについてかもなあ。
中でも、遅刻についてだなあー…と。
僕はけっこうでしゃばってまとめ役みたいなことをやってしまうんだけど、
〆切はやぶられてしまうもの
スカイプ会議は忘れられてしまうもの
待ち合わせは遅刻されてしまうもの
そういうもんなんだ、と思って対策するようにすると、
あまり人を嫌いにならないで済むかなと思う。
上に挙げた3つは、もちろんまあ、しちゃいけないことだ。
〆切をやぶるのも、会議を忘れるのも、待ち合わせに遅刻するのも、
全部「約束をやぶってる」ってことで、つまりは、人を傷つける行為だからね。
僕はべつに、時間にきっちりしてるってほどでもないし。
遊びに行くときに人を待ってるのはけっこう好きなほうだ。
でも、グループワークと私生活は別だと思って、気をつけてる。
相手は僕のことを好きでいっしょに制作してるとは限らないしね。
なるべく、制作に情熱のある人の気持ちを傷つけないようにしたい。
で、グループワークを段取り良く進めるのに、誰にでも出来る大事なことは「予定確認」だと思ってる。
たとえば、「ちょっとコンセプトの文章がほしいね、みんなに募集してきめよう!」ってなったときに
「そんなに急に言われても」って言われないために1週間〜3日前に1回
「ごめん忘れてた」って言われないために当日の何時間か前に1回
「そんなのあったっけ」ってなかったことにされないために〆切1時間後に1回
ひとつの〆切に対して合計3回は同じことを連絡する心構えでいる。
それは会えれば直接言ってもいいけど、なるべくメールとか、メモが残るものがいいかな。
覚えててもらえたらうれしい、くらいの気持ちでいることが大事だよ。
1番大事なのはみんなでわいわいやれる雰囲気だから、連絡する人が機嫌を損ねると更に悪化することになりかねない…
そんなわけで、今、高校の人たちからキャプションの文章の提出を待ってる僕でした〜〜
それでもやっぱり、こういうことがあるたびに、かなしくなっちゃうなあ…。
人と話すのは好きだけど、多分こうやってひとりでパチパチ文章打ってるほうが、向いてるんだよな。きっと。
オトギ
駅というパッケージ
FOR MUSABI
同じ通勤時間1時間でも、渋谷に通うのと表参道に通うのとでは、気分が違うのはなんでだろう。
夜の渋谷は不機嫌な人や哀しげな人が多くて怖かった。
表参道は朝も夜も、幸福な平成時代の感触がある。
歩く人々の足運びもどこか毅然としていて、すこし気後れするくらいに。
東京は各駅がパッケージみたいだ。
渋谷というパッケージ
表参道というパッケージ
そこにある店もそこを歩く人々も
きちんとしたパッケージにつつまれた、あるべき中身のように相応しい。
僕はどこへ行くときも同じ靴でいい。
オトギ
やさしい風がふくように
FOR MUSABI
東京に来てから春が好きになった。
なぜなら花粉症じゃなくなるから。
僕は重度の花粉症で、ほとんど1年中花粉症対策の薬を飲んだりしてた。
それが東京にきた途端すっかりおさまって、けろっとした顔で街を歩ける。
春ってこんなに幸せなんだなあ。
夜風がやさしくて驚いた。
いろんなことがすこしだけ上手にできそう。
バイトと展示の連絡係を並行してやってるけど、かなしい気持ちにならないからよかった。
デザインと人とのやりとりはなるべくやさしい気持ちのときにやりたいから、
追い風がふいてるみたいでちょっといい気分になる。
行きたい展示にいくつか行けないけど、そんなときがあってもいいのかもしれない。
オトギ
夢を見なくてもいい夜がある
FOR MUSABI
そういえば朝の冴えた空気が好きだった。
月曜日の朝、列車を待つスーツの後ろ姿は思っていたより凛としている。
通勤ラッシュの大行列を歩く人々の、よどみない足運びが美しい。
帰り道に暗がりで広がった道路は、長野を思い出して懐かしい。
そんないくつかの透明な幸福感に包まれている。
寝る瞬間がこんなにうれしいのなら、仕事はしたほうがいいね。
オトギ
春がきてる(かも)
FOR MUSABI
デザイン事務所のバイトいってきた!
楽しかったのと落ち込んだのが同じくらいで、総合するとすごく勉強になった!
うーむ…でも今日は、お金をもらっていいようなことが大してできなかったと思うから、
部屋に帰って、今まで集めてた資料をひっくり返していろいろ対応策を練ってる。
むつかしい…
ロゴをつくる手伝いをさせてもらってるときに、「あ〜〜!!あの授業とっておけばよかった!!」って、
2つくらい頭に浮かんで、うわーって今更くやしくなった。
文字のこともっと知りたいし、綺麗なものつくりたい!
技術はほんとに足りないんだけど、自分の目は信じよう。
今日とったメモまとめて、アイデアを整理したら寝る!きめたっ
(なんだかワクワクする)
オトギ
庭に植えるなら桜を
FOR MUSABI
外を歩いていたら、人の家の庭先で梅がもう花開いてて、
ああうれしいなあと思った。
「うれしい」という気持ちと、梅の花のかたちはどこか近しいように思うんだよ
だから昔の漫画にはよく花が描かれてたんじゃないのかな
よく、美大の子で「不動産屋の間取り図を見るのが好き」って子がいて、
(どんな生活をするのか想像して楽しむそう)
僕はそういうのはないなあ と思ったけど、そういえば、
「庭にほしい植物」の妄想をするのがすごく好きだった
柿の木とか林檎の木とか、食べれるのもいいんだけど、桜がほしかったなあ
夏は若葉が綺麗だし、秋は落ち葉で遊べるし、冬は雪化粧(なんて絵本があったかもしれない)
で、もちろん春はお花見。
なんて完璧な植物だろうなと思ってた。
3月末には長野に帰るんだけど、今年も夜桜を見れそうにないなあ。
もうすごく眠くて、用もなく外にでたいくらい陽気なのに、
四季から切り離されているようですこし心もとない。
またカメラを持ってでかけたいな。
オトギ
コダイラでランチ
FOR STUNDENT
ハッ
3月ってことはつまり、ムサビ日記を書ける日々が1ヶ月切ったってことか…!
あれっ、ムサビコムって3月30日まで??なんだよね??あれ??
2月が少ないからまだ3月に入ったという気がしない…
でも刻一刻とムサビ日記を書ける日数は減っている、ということで。
一人暮らしの食生活について書こうかと!思います!
と言っても、まあ、僕の食生活を赤裸々に書いても誰も幸せになれないから、
贅沢したいときに行くといいお店でも紹介しようかな〜
<おいしい飲食店>
これは僕のオススメだけど…
まずは、
この前も日記に書いた、カレーと珈琲のおいしい喫茶店
・sepia
ムサビの校門を出てすぐの茂みにおおわれた物語にでてきそうな喫茶店!
カレーのトッピングがいっぱい選べたり、セットでついてくるサラダやケーキがおいしい!
からいのが苦手なひとは、トマトをトッピングするのをおすすめするよ
・アスペン
鷹の台駅前の商店街にある、緑の扉と自転車が目印のご飯屋さん
底にスパゲッティの入った豆腐グラタンと、オムレツの定食が絶品だった…
・インドカリーデリー
東大和市駅徒歩1分くらいの場所にあるカレー屋さん
1000円以内ででっかいナンとサラダもついてくる!そしておいしい〜
あと、チェーン店の「おがわ食堂」って定食屋さんが、
なかなかリーズナブルで、栄養バランスが心配なときに行くとホッとする!
まあ、なるべく自炊するのがいいです
なるべく〜〜
オトギ
嵐とともに入社
FOR MUSABI
春の嵐吹き荒れる午後、表参道を疾走していた。
そんな3月のはじまり。
わ〜〜デザイン事務所の短期アルバイトきまった〜〜わ〜〜
パッケージとかロゴとか雑誌とかいろいろ見てドキドキした〜〜
何より道がわからなくて、イチかバチかの方向に疾走したりしてドキドキした〜〜
2月前半に落ちた飲食店の面接とは打って変わって緊張してしまった…。
「マイペースだね(笑)」って言われてしまった。(事実)
面接だ!戦いだ!と思って出陣したけど快く迎え入れて頂けて、戸惑いを隠せず。
すぐ近くに、よ〜〜く知ってる会社の名前がいくつも出てて2度見したけど、忘れることにした。
周りに有るものすべて高級感に満ちていて、動揺の波が過ぎ去るのすごく遅かった。
オススメしてもらったギャラリーで、人形の心中ムービーを見てたら徐々に平静を取り戻した。
お、表参道マジック…
「そういうバイトってどこで見つけるの?」って質問がきそうだから書くけど、
僕は卒制のお手伝いでお知り合いになった先輩の紹介で行ってきた。
先輩が旅行に行かれるとかで、その代打で…。
だ、代打になれるかな〜〜〜 ふあん〜〜〜
すごくしっかりしたところだ〜〜期待に応えられるかな〜〜
というわけで、僕も今、さながら新入生のようにドキドキした気持ち。
でも、わくわくしてるほうが大きいかも!
オトギ