リアルなムサビの日常を
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白線の内側でうずくまる
FOR MUSABI
いつの間にかこんな風にポーンとなんにもない場所に放り出されて、
考えることなくしては、すべてまがいもののようである。
ほんとにあったかどうかすら疑わしい…。
でもそこにはたしかに、つくっていた時間とかうずくまってた時間とかわめいてた時間があって、
否応なくその続きに生きてるんだという確信がある。
この前4年の先輩から「オトギちゃん就活するの?」って言われて「ぐぬぅ」と答えた。
両親に連絡を入れれば父のする話題は就職のことばかりだし、なんかもうアーって感じ!
絶望もなければ希望もないような時代を生きてるなと思う。
学生なのにどうして今から就職のことなんか考えなくっちゃいけないんだろうなあ。
もっとつくることに盲目になりたい。
今すぐどこまでも走り抜けられるような大義名分がほしい。
正義でなくてもいい。美しければそれだけで充分だ。
オトギ