2012年12月のアーカイブ

オトギ2012

FOR MUSABI


1年をふりかえろうと思って1月の記事を読んだら、

年賀状プリントしながら年を越した
とか

来年はクリスマスには準備できてて、
いろんなひとに住所聞いてまわるくらいの余裕がほしいね!

とか書いてあって、成長ってなんだっけ…って思ってる大晦日18:28現在、
年賀状はいちまいもできてない!!!!!!
もう…あきらめてもいいかな…って…(嘘ですごめんなさい)
みんなの年賀状、来年もほしいから書くよ ぐすん
でも実家に帰ってくるとイラストソフトの使い勝手がなあ…ぶつぶつ


今年は何があったっけな〜〜という思い出系の振り返り方にしようかな。
まず、春休み


①人生初めてのバイトをしたよ!

2.4 こんなんじゃないよ


大学のホームページから見れる求人情報を見て、オシャレなデザイナーズマンションとかの紹介をするバイトだった。
インテリアのこととかなんも興味なかったし知識もなかったので、
死にものぐるいで毎日予習復習してたナア…いい経験になったナア…
沼よりも深くドロドロとしたオトナの事情があって、バイト先の人に説教かまして辞めたけどね!てへ!


②人生で初めて2徹をしたよ!

2年生の授業は特大級の重さだった。特に前期のタイポグラフィと後期のワークショップがつらかった…。
タイポグラフィの授業は、本当にためになった。ずっと覚えてるんじゃないかと思う…。
これね。
7.12 タイポグラフィ研究α
7.13 まぼろしみたいにやさしい
7.14 走る文字、囁く文字、香る文字

「文字」という画像について、もっともっと考えたい!


③人生で初めて合宿をしたよ!
8.5 がっしゅくっていいね!
バーベキューに花火に高原のソフトクリーム!
ブログのオフ会とは思えない青春っぷりを楽しんだ!
僕の夏休みはもうそこで完結してもいいくらいだった…(燃え尽きた)

今年はラストイヤーということで、芸祭で手羽先のお店も出したし、たのしかったなあ〜。
屋台つくるのほんとに楽しかった!人生であんなに大量の手羽先を焼くことは今後ないだろう…。

と、初めての○○で3つくらい。(笑)
他には、なかなか母校と縁がきれなくって、ちょくちょく高校のこととか書いたな。
8.02 パン屋で4時間
8.03 ひやかし、ひんやり、ときどきひやけ

展示もやったしね〜〜。あっそのレポート書いてないな。オヤ…


あと、相変わらずそそっかしかったなあ。
7.17 汗と涙のレポート提出
10.13 溶けた話
そういえば、芸祭でドラドラさんに、ちょうどはいてきた靴忘れて会場でるところ目撃されちゃったな。
そろそろしっかりしないと…(と言い続けて20年)
なんか10月に入ってから3〜4つくらいいろんな病院にかかったりしてたし…。


今年も生き抜くことができてよかった!!

来年もたくましく生きよう!!


ということでみなさん、よいお年を〜〜!


オトギ

at 18:15 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

福袋ください

FOR MUSABI


そろそろ僕も、今年のふりかえりエントリーとかしたーい!
けど、今日はガラパゴス携帯からお送りします…。

毎年年末になると思うんだけど、福袋がほしい!
でも、我が家じゃ並ぶのはムリだし…
誰か福袋プレゼントしてくれないかなあ〜
今のところ、ヴィレバンの福袋が気になってるんだけど!どお?

とびっきりの福袋ってなんだろうなあ。

好みの古着屋さんの福袋とか、無難に気になるけど、
本の福袋があったらいいのにね。
ぁ、ヴィレバンも本屋だけどさ。
本だけの福袋なんだ。それはもらうがわより、詰めるがわをやってみたいんだ。
この本にはあの本を合わせて、とか、組み合わせを考えるのも楽しいし、
当たりハズレを考えるのもきっと楽しい。

いいな〜福袋。


オトギ

at 22:07 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

白い闇

FOR WORLD


軽井沢に行くのはいつも冬。
「通の楽しみ方なのさ」と同行人は言っていたけど、
ただ単に夏が短すぎるだけだと僕は思う。
アウトレットをひやかして、○万円のブーツとか、メガネを見たりして、けっきょくそばパスタとかよくわかんないお土産だけ買って帰った。

近道しようとして、山道を歩いてみたら、ちょっとしたサプライズがあった。
どこもかしこも霧で真っ白なんだ。
「まるでノルウェイの森みたいだ」
もしくは、ボウルの中にまぶされた小麦粉の中で揺られているみたいだ。
すげえ、きれいだね、足が冷たいよ、どんな靴はいてきたんだ、え・ローファー、わたしのヒールを見てみろっ、え〜。
僕たちにしては珍しく、他愛のない話しかしていなくて、
中学のときのことを振り返って比べて、妙な気分になった。
今よりもっとどうしようもなくいびつだったふたりが、
そのままの形のままなんでもないような顔をして同じ土を踏んでいる。
ダサいジャージのこととか、大嫌いな給食のこととか、
なんかいろいろ思い出したけど不思議と過去の話をしなかった。


時間ってもしかしたら、許しなのかもしれない。

そんなこと思ったかもしれないし、思ってないかもしれない。どうだったかわからない。
駅前の下品なイルミネーションなんか全部消して、
真っ白な霧のなかをずっと迷っていたかった。


オトギ

at 21:02 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

白い夜

FOR WORLD


急に目の前に広がる時間がふにゃりと崩れて、つかめなくなった。
いけないな。
どうにも一人暮らしのほうが性に合うみたい。
実家に帰ると、日本昔話みたいな祖母があれこれと世話を焼いてくれるので、
僕はなんにもしなくてもどこにもいかなくても生きていける、ので、
ただでさえ丸まった背筋がどんどん丸まっていく。
怖いな。
怖くて無理やり用事をこじつけて外に飛び出す。

「雪が見たくて」

ビニール傘ひとつつかんで、白い雪を見上げてあるくんだ。
冬の田畑は殺風景で嫌いだ。
(そういえば東京で一人暮らしをしてからというもの、僕は金色の田畑というものを見れていない。)
真っ白で、誰も歩いてない道のなかを、青いローファーがぱきぱき踏みつぶしていく音だけがする。
一人だなと思う。ああやっと一人だなと。
ご飯をつくってくれるひととか、つらいとき電話したいひととか、プレゼントをくれるひととか、
優しいひとがどんなにまわりにいても、やっぱり僕は一人なんだと。
そう思うと安心する。誰にも共感してもらえないかもしれないけど、安心する。
なんとかしなくちゃと思える。一人でも。誰かが助けてくれたとしても、一人でなんとかしなくちゃ。

息を吐くと白い。見上げても白い。振り返っても白い。
全部しらないことのように白くて、いくらでも歩いていけそうなんだ。


オトギ

at 22:36 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

つもっているのは雪ではない

FOR MUSABI


今年になってなんだかんだと母校に行きすぎなんだけれど、
今日また通ってた高校に行ってきてしまった…。
仕事があるんだろうと思って行ったら「え?ないよ?」ってさらっと言われて、
「え?僕なんのためにきたの?」ってなったりと、相変わらず先生と意思の疎通できてないかんじがすごかった。
なんのためにきたの…。(ほんとに)

母校の美術室と美術研究室は「おもちゃ箱をひっくりかえしたみたいな」と、
誰かが言っていて(それは母だったかもしれない)、相変わらずいろんな現代アートのポスターをはりまくってて、
もともとどんな建物なのかよくわかんなくなってた。
しかも、もうクリスマス過ぎてたのに先生「外国では1月過ぎてもしばらくクリスマスなんだ!」とか言い張って、
クリスマスバージョンのショップバックとかもいっぱい飾ってあって。

あー、あいかわらずだなあここは。

と思って、(まあ数カ月しか経ってないのにそこまで変わるはずもないけれど)
ぼんやりとバスに乗って帰った。


いろんな人と喋っていると、掃き掃除をしながら、なにか得難いものを探しているような気分になる。
ときどきひっかきまわしすぎて、ほこりにまみれて、互いの顔すら見えなくなるときもあるけれど、
意外と立っている足元が綺麗だということに気づいたり、風通しがよくなってすっきりすることもある。

できればもっと静かにお喋りしていたいけど、なかなかそうもいかないんだ。


オトギ

at 23:02 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

年賀状のことは言わないで

FOR MUSABI

ただいま長野!雪は降ってなかったけれど、凍えるような寒さだね…
帰ってきた途端、嬉しそうな父が開口一番「ワインがある 飲もう」
ということで、サシで飲んだよ すぐにあかくなるけどね
あー僕 大人ダナア

ところで、人を「子供」「大人」の2つにわけてしまうのって、とても乱暴なことだよね。
「大人になりたくない」「子供でいたい」
基礎デの先輩が「大人になりたくないから、成人式に行かないで沖縄に行った」と言ってて、
あーなるほどなあーと思った。そういう手もあるんだなあ。
でも僕は、昔なじみにあってその場だけ騒いだりしたいので、行くのである。
予約した振袖はあまり気にいってないケド…。

田舎のさだめ


オトギ

at 21:46 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

大人のクリスマス

FOR MUSABI


イヴに切り餅1キロ食べきっても、手羽さんから反抗期呼ばわりされても、
メリークリスマウなんて絶対に言わない!

ちなみに僕が父と洗濯もの分け始めたのは中2の冬です。
あのころはすさんでたナア〜
小学校くらいまではほっぺにチューとかしてたのにね…。
手羽さんもあかりちゃんとのつかの間の蜜月を大事にしてください。

メリークリスマウ


オトギ

at 23:17 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

ごちそうとは!

FOR MUSABI


今年は「メリークリスマウなんて恥ずかしい!絶対に言わないんだから!」という精神でお送りいたします。
ラストイヤーだしちょっとくらいひねくれても許されるはず。

手羽さんのブログから飛んだんだけど、
君が心配だ、ガストン。
おもしろい!
特にepa!での経験を元にしたグループワークの話は「あるあ……アイタタタt」ってなるので、
グループワーク嫌いな人にオススメ。

今朝台所に立って洗い物をしていたら、急にポストに\ガタッ/と何かが入る音が!
びっくりして見てみたら、チラシでした。寿司屋の。
クリスマスイヴに寿司屋のチラシを配る意味とは…
ところでつかってる携帯の絵文字をつらつらと見ていたら、
寿司だけ描きこみ量が桁違いだった。みんなどんだけ寿司が好きなんだい

僕は1週間ほど前から空前の餅ブームだったんだけど、
母がくれた切り餅1パック(1キロ)をついに今朝食べきってしまったよ…。

何か言いたげだね!!

食べたいものは食べたいときに食べたいだけ食べる

それがいちばん!!!

オトギ

at 21:08 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

未完の青春

FOR MUSABI


ふいに 今まで見てきた美しいものが一斉にフラッシュバックして、
身動きがとれなくなることがある。

それは放課後に見た紫の雲であったり、足が踏みつぶした霜の音であったり、
街を覆い尽くす厚い霧の壁であったりする。
鳩尾におもいのが一発めりこんで、髪のひとすじまでうっかり痺れてなんにもできない。

でもハッと我に返ると、そこにはゴシック体で描かれたラーメン屋の看板とか、
土にまぎれた虫の死体とか、明度の低い町並みが 醒めた夢のように続いていって、
ああ、そうかそんなもんか としらけていたんだ、そういえば。

振り返るとよみがえるのはそんな夢みたいに綺麗な情景ばかりで、そこでひとつにくくってしまうから僕の記憶はまるで幻みたいだ。

何度でも一度見たものに心射抜かれるからお手軽だけど、
あんまりにもそれが苦しいときはこうやって勝手に補完する。


オトギ

at 23:20 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

世界のおわりと桂離宮

FOR MUSABI


今週はずっと桂離宮をつくってたよ〜〜
(言い方を変えてみた)

卒制のお手伝いをしているわけだけど、
甘いものいっぱいもらってあったかい部屋で制作してるから、
ぜんぜんつらくない…もっとつらくならなくて大丈夫かな…ってかんじになってる
やることはあるけど、どうせ日中はやらないし〜〜(遠い目)
今週は充実してたなあ〜〜
先輩や友人と、日本昔話やデカルトやイスラムの話をした。

今日去り際に「よいお年を」って言ったら、
いよいよ年末ってかんじがして、ドキドキしてきた!
おしまいってどうしてこんなにドラマティックなんだろう!
卒業も年末も…
そういえば世界は終わらなかったねえ。
世界が終わる日にはのんびりうたた寝でもしてたい。

でも僕たちにはおそらく、明日も来年も来るので、
明日は展示のために、角材買ってこなくちゃなあ…(遠い目)


オトギ

at 20:44 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

あるいみ闇鍋

FOR MUSABI


さいきん、10号館の前に民族的なわらのおうちができている。さんかくの。
今日はそこでごはんをご馳走になってきた。
火のあかりしか見えないような真っ暗闇で、10人くらいで食べ物を囲んでもくもくと食べた。
一度も経験したことがないはずなのに、懐かしかった。
あついアルミホイルの中の焼き芋とか、竹筒の中に入ったウーロン茶とか、
こげついたお餅とか、お酒のかおりのするお米とか… 

火の味のする食べ物は、体にきちんとしみ込んで行く感じがしていいなあ。


旅がしたいなあ。


オトギ

at 22:21 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

石ときどき金平糖

FOR MUSABI


鞄から金平糖を出して先輩にあげたら、「妖精なの?」と言われておもしろかった。
ちょっと前はべっこう飴を鞄にいれて、人に配ってた。
もうちょっと前にはビイ玉みたいな飴。

甘いだけのお菓子が好きだ。
わかりやすくていい。
甘いものは幸せになれるし、人にもよろこんでもらえる。

最近はその先輩と石をつくってる。

冬になって初めて、卒業目前にして初めて、話す人とか、聞く話とか、
さわる材料だとか、行く場所だとか、いろんな出来事がポコポコうまれては穏やかに押し流してもらっている。
雲が紫で綺麗だとか、にくまんが美味しいとか、
そういうことにはじめてみたいに感動してる。

とてもよい年末を過ごしているんじゃないかなあ。


オトギ

at 23:14 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

ゆめのなかであったひと

FOR MUSABI


夢によく見る情景がある。
行ったことのない学生寮の夢を見る。
古くからの友人も、大学の友人も、みんな当たり前のように一緒に生活している。
知らない人が出てくる。知らないはずの人と夢の中で出逢う。

昨夜急に思い立って、半年以上前に描いた絵の手直しをすることにした。
2月・3月に、縁があってまた展示をすることになったんだけど、そこに出そうと思って。
「ゆめのなかであったひと」というシリーズ名で5枚、絵を描いた。
昨年の12月から今年の8月にかけて描いた絵だ。
なにか展覧会があったとか、出したいコンペがあったとかではなくて、
衝動のようなものに任せて、昨年はよく絵を描いていた。

ひさしぶりに絵の具とかパステルを広げたらとまらなくなって、気づいたら時計の針が2周していた。


やりたいことというのは、突然降ってくるなあ。
また、課題が落ち着いたから先輩の制作のお手伝いをさせてもらっているのだけど、
お手伝いをして、自分の制作をして、っていうリズムが、なんだかちょうどいい。
この絵は、前期のタイポグラフィ研究αでつくった「まぼろしみたいにやさしい」とも実はちょっと関連してるから、
そっちも今週中に仕上げて…、それも見せに行きたいなあ。
明日は午前中が空いているから、いろいろやっておこう。
年末に展覧会の打ち合わせをするんだ。
うん、なんか、楽しくなってきた。

オトギ

at 22:29 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

つめたい灰

FOR MUSABI

静かな部屋で目が覚める。
コンクリートの底に閉じ込められた土から雨の匂いがする日も
僕の機嫌に関係なく朝日のうつくしい日も
静かな部屋で目が覚める。

嵐が去って、ゆっくりと部屋を片付けはじめる。
手にとるものたちからもう茶色くなってしまった日々のことを思い出させられる。

外に出ればすべての人々が灰色に見える。
何かの燃え尽きたあとのような、汚れのようなものを誰もが引きずっている。

切り取り線になる出来事を待っている。

ここからは自由にしていいですよ、と言ってくれるような出来事を待っている。

何かを諦めるための言葉なら、もう何度も聞いた。
喫茶店で、スーパーで、駅前で、大学のカフェで。
それはファーストフードみたいに、そこらじゅうでお手軽に聞くことができる。
そういうものを聞いても特に何も思わなくなった。
ただ、自嘲のような感触のなかに、わずかに焦りのようなものを見つけてしまうとき、
叱りつけたいような、すがりつきたいような、そこまで走っていって頭をひっぱたきたいような、
変な衝動にかられる。


芯まで冷めきってしまったようなふりをして、愛も希望も捨てきれずにいるんだろうなあ。


オトギ

at 22:49 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

あわてんぼうなサンタクロース

FOR MUSABI


プレゼントのラッピングとかしてた。
明日、基礎デでちょっと早めのクリスマス会…ていうか、プレゼント交換会があるんだ。
てづくりのラッピングで!ということだったので、そわそわと材料仕入れて…
こういうの楽しさ半分、緊張半分だな。そわそわ
もうすぐ年賀状も書かないといけないんだけど、あれもちょっとそわそわする。(笑)
形のあるものは特に苦手で、思い描いた通りになかなかいかないから、それもあってドキドキする。

でも、評価がつくことじゃなくて、純粋に「誰かが喜んでくれたらいいな」と思って、
ものをつくるのはあったかくていいなあ。

手書きの手紙を入れたいんだけど(というかむしろそれがメインなんだけど)、
どんな言葉にしようかな。


オトギ

at 22:34 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

シャンプーしに美容院いってきた

FOR MUSABI


美容院に行くたびに、目の前の鏡をのぞきながら「今日どうなさいますか?」の質問に堂々と答えられるよう、
日頃から身なりをきちんとしたいと思うけど、いつも忘れる。
美容院なんて「あっそろそろみじめだな」と思ってから予約の電話をするのに、
どうしてああも美容師さんは清潔感とお洒落さにあふれてるんだろうか。美容院だからですね。

今日はそれどころじゃなくなったけどね。

今日ね〜〜カットの予約を午前11時半にいれてて。
昨日15時に起きたんだけどさ。
まあ、ギリギリに起きて。
大慌てで電車に乗って、美容院に駆け込んで。無事5分前に着いたけど。
シャンプーしてもらって「かゆいところはないですか〜ウフフ」「いいえ〜あはは」と答えてるうちに、
あれっ、そういえばお金、おろしてきてない…ということに気づいた。

その上、昨日1本で焼き肉食べ放題に行ける金額の絵筆を買ったことを思い出した。

あおざめる顔
ふるえる手足

もはやシャンプーどころではない。
そうなってくると、もうお洒落なもののすべてが呪わしく思えてくる。
かかってるラブソングとか全部地獄のサンバみたいに聞こえてくる。
席に移動してから、もう気になってしょうがないので苦肉の策で

「すみません、荷物とってください」

とロッカーにあずけた荷物をとってもらう。

そんな隙なくメイクされた顔でこっちをきょとんと見つめないでくれ…!!
と思いながら財布の中身をたしかめる。


うん。足りない!(キラキラキラキラ)


オ「やっぱり前髪カットだけでお願いします!」

断腸の思いで鏡越しに美容師さんにつげると、

美「あっぜんぜんいいですよ〜〜」

と、爽やかな風とともに微笑まれる。
滝に打たれるような気持ちでドライヤーの風を浴びたのは人生初である。


でも悔しいし結局成人式のために髪は整えないといけないわけで。

オ「あの、明日って予約あいてますか?」

と聞いてみる。

美「あっはい〜大丈夫ですよ〜〜〜(爽やかな風ふたたび)」

なんと!よかった!とほっとしていると、


美「あ〜、じゃあ、明日まとめてきっちゃいますか!」

と言われる。えっうそ、えっでも、えっ…

な、なんだとぉ…とあれやあれやと事が運びレジに移動し、


美「ありがとうございました〜!明日お待ちしてます!(※ここで歯が光ります)」


オ「あの、でも、せめて、お会計を…お、お会「大丈夫ですんで!(シャランラ)」」


と言い切られ、何故か無料でシャンプーしてもらった良いにおいのする髪を強風にあおられ帰った。


こ、こんなことって…


オトギ

at 21:17 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

このまま眠りつづけて死ぬ

FOR MUSABI


というツイッター上でよく見かける言葉があるけど、
今朝ハッと目をさましたら15時で、一瞬なにが起こったかよくわからなかった。
このまま眠りつづけて死ぬのではないかと。

構内で連日やってる展覧会を総スルーして一日を睡眠についやした。
人の作品というものは、栄養にできるときとノイズになってしまうときがあって、
今はまだノイズになってしまうだろうなと思ったんだ。

明日は森本千絵さんの展示見に行こうかな、うーん。
ちょっと影のある言葉の展示とかが見たい気分なんだけど、どうしよう。
映画館でもいい。あの薄暗い広い部屋で、ポップコーンの匂いでもかぎながら綺麗な映像をだらだらと見ていたい。
こんなときにすぐ観に行ける舞台があればいいのに。
役者が舞台の袖でする独白なんか聴けばどんどんしみ込んできそうだよ。


今日は夕方悔し紛れにレンタルショップに行った。
1時間以上もその場で何を観ようか悩んでしまった。
これも観たい気がするし、でも実際に観たら面白くないような気がする。
映画のパッケージはどれもこれも似たようなものに見えてくる。大きなものを無理矢理あのパッケージにおさめたような。
ああ、これも観たい。
そう思ってしゃがみこんだ途端また睡魔がおそってきて、なんだかすべてどうでもよくなる。


オトギ

at 23:07 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

すあまう

FOR MUSABI


最近エミュウに行くと槙原敬之の「もう恋なんてしない」がかかっていて、
空腹も相まってたいへんセンチメンタルな気持ちになるね。
もう恋なんてしないなんて〜 言わないよ絶対〜♪
そこだけちょっと好き。
パワフルなラブソングよりも、ちょっとさみしい失恋ソングのほうが美しさを感じて好きだ。


そんな寒さもしみわたる今日はインターンシップ演習だったね。
僕は今日の手羽さんの講義を聞きたくてこの授業をとってたんだ!!!(ほんとうです)
いや〜だって、昨年は散々手羽さん「緊張で手汗が」「本日○回目のトイレ」ツイートしてて、
「わあー、そんなになってまでする講義なら聞きたい!」と思ってたんだ。
直前にエミュウで後ろから見かけた背中がアツく燃えてた(ような気がした)
まあ昨年はたしか燃え尽きてて聞きに行かなかったけど…(笑)


緊張すると体壊すって言うのはけっこうよくあることだよね!
僕もここ1週間くらいおなかが弱ってあんまり食べてなかった(笑)
昨年とかストレスによるヤケ食いのしすぎで翌朝吐いたしね!(もはやネタ)
あと僕の近辺では頑張ると盲腸になる人がけっこういたような気がする。
健やかに努力したいものだね。しみじみ


肝心の講義だけど、なんか「アレッ!手羽さんがスーツ着てる!」という違和感を感じつつ(笑)おもしろがって聞いてた。
著名人によくある「なんとなく力になりました!」って感じのスピーチじゃなくて、
教職行く人向けの知識とか、卒業生の紹介とか、
きちんと具体的な情報を惜しみなく教えてくれるのが手羽さんっぽいなあって思った。
インターンシップ演習、「なんかすごいっぽい」って人がいっぱい来たけど、
あとになって思い出すのは手羽さんの講義が一番多いだろうなあと思う。

あと手羽さんはほんと、グレーゾーンの人なんだなあ。あんま深くは言わないけどさ。

うん、手羽さんおつかれさまでした!


あっ大事なこと書くの忘れてた

すあまおいしかった

オトギ

at 23:18 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (1)

白線の内側でうずくまる

FOR MUSABI


いつの間にかこんな風にポーンとなんにもない場所に放り出されて、
考えることなくしては、すべてまがいもののようである。
ほんとにあったかどうかすら疑わしい…。

でもそこにはたしかに、つくっていた時間とかうずくまってた時間とかわめいてた時間があって、
否応なくその続きに生きてるんだという確信がある。

この前4年の先輩から「オトギちゃん就活するの?」って言われて「ぐぬぅ」と答えた。
両親に連絡を入れれば父のする話題は就職のことばかりだし、なんかもうアーって感じ!
絶望もなければ希望もないような時代を生きてるなと思う。
学生なのにどうして今から就職のことなんか考えなくっちゃいけないんだろうなあ。
もっとつくることに盲目になりたい。

今すぐどこまでも走り抜けられるような大義名分がほしい。
正義でなくてもいい。美しければそれだけで充分だ。


オトギ

at 23:06 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

凍える街

FOR WORLD


あったかい手袋がほしいな。
美容院に行って身なりを整えて、とびっきりのワンピースでも買って、
あったかい手袋をはめて、冬の街を歩きたい。

しばらく美術館に行ってないし、絵も描いてない。
でも小説も書きたいし、詩もちょっと書いてみたい。
やりたいことはたくさんあって、情熱は弱火で燃えてる。


毎日とても寒いよ。
やりたいとかやりたくないとかやるべきとか、
いい子だとか優等生だとか可愛いとかそうじゃないとか、
シュウカツとか単位とかポートフォリオとか、なんかうるさい。遠くに行きたい。ずっとここで眠っていたい。

支離滅裂だ。なんかぬるいんだよ。とても寒くて他人の言葉はみんなぬるい。
冷たいか熱いかのどっちかでないとわからない。

凍りつくような寒い夜に、あったかい手袋はめてどっかいきたい。

オトギ

at 22:17 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

美学

FOR MUSABI


美しいと思えることしかしたくない。


人が約束を守らないからといって自分が約束を破っていいとは思わないし、
誰もやらないからといって自分まで手を抜こうとは思えない。
満足のいかない意見には端から噛み付いてしまうし、
どんなに自信がなくてもとりあえず口を出してしまう。

でもやりたいと思えることしかできない。


意欲のわかない課題にはギリギリまで手をつけないし、
大した気持ちのこもらない作品について、講評で何を言われてもひとつも響かない。
最初から期待してない人に何をされようと傷つくこともなければ嫌いになることもない。


「ばかだねえ」と言われるけど、自分のものさしでしか自分をはかれないのだから、
きっとこれからもそうやって人と関わっていくんだろうなあ、と思ってなんか笑えた。
後悔なんてしてないし、自分のやったことに納得もしてるけど、
やっぱりプレゼンしてみたらひたすら苦しかった。


実力がほしいなあ。

どんなに傷つけられるようなことをされても、
無理難題を押しつけられても、
笑顔ひとつですべて完璧にこなせてしまうような実力がほしい。
なるべく人を好きでいたい。そのためには実力が足りない。


はあ。今日の講評がとてもつらかった。
でも、自分が大事にしているものをこれからも大事にするために、必要なことが今日見えたような気がした。

もうすぐ休みになる。


オトギ

at 20:11 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

生きてるから大丈夫

FOR MUSABI


ここんとこずっと悲鳴をあげてたグループワークの本が、なんとか今夜完成しそう!!
泣きたい。
もうデザインとかクオリティとかじゃなくて、
とにかく本を「間に合わせる」ことしかできないのが、本当は悔しい。
でももうこれが限界だ。
自分と同じくらい時間とれる人が、せめてあと2人いればよかったな。

名簿番号で機械的にふりわけられたグループで、よく1週間で50Pの本を2冊もつくれたと思う。
最初「えっ?6人中1人しか連絡先すら知らない…」ってなって、そしてみんなそういう状況で、ポカーンとしたのが懐かしい。
しかも他の課題も全部この時期製本で、他の人は他に1〜2冊個人でやる課題を抱えててね。
フリーで動けるのが僕しかいなくて。

あっこれは、覚悟きめるしかないな、と思ったんだ。
それでも昨日・今日は何度か心折れて、更にその折れた心をバキバキに踏みつぶして粉々になったみたいな状態だったけど。(笑)


昨年、4つくらい立て続けに進行役をしていて、しばらくそういうのやらなかったんだ。
グループワークで人を嫌いになるのが怖くなったから。
決定的なのがこの時期

だから今回は最初からつらくなるつもりで、全部初日の時点で計算して、進行に必要だと思う事は全部やった。
つらいことも全部笑い飛ばして、せめて楽しくやっていけるようにしたつもりだ。

グループワークを、好きになりたかった。

それでもやっぱり、音信不通になったり〆切に連絡なかったりみんな忙しくて一人でやらないといけないことが続いたりすると、
「なんで自分ばっかり」と思いそうになったりはしたけど…。恥ずかしながら。
でも、不確かなことで傷つくのはバカらしい。
こんな無茶なスケジュールだし、みんな余裕ないし、それぞれ感覚も考えてる事も違うんだから…
被害妄想だけはしちゃだめだ。みんな限界までやって、このスケジュールなんだ。
そう思えた。


はあー、今回のことで、また人との違いに傷ついたりもした。
でも深夜から明け方までキンコーズで粘ってくれる人がいたり、
忙しいのに何パターンもデザインを考えてくれる人がいたりしてさ。

あー、人を信じていたいなあ。
今、そう思えてる。

昨日とか、合計12時間くらい製本に時間がかかってさ(笑)
それを一人でやってるときとか、もうほんと、死にたくなったけど。
昨日とかタイトル「いっそ殺せ」にしようかと思ってたんだよね、やめたけど(笑)
でも、みんなすごい素敵なページにして出してくるからさ、ちょっと楽しかったんだ。
自分のは、ぜんぜんやる気でなくっておざなりで恥ずかしいんだけど。


もうしにそうなほどつらい。
でも人と関わってものをつくるのは、わりと楽しいかも。
そう思えてる自分は、けっこう好きだな。


はあーーー。明日のプレゼンがんばろう!
絶対ちょこちょこデータに不備あるけど!!!もう、ゆるして!!!

オトギ

at 19:20 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

追い込んで追い込まれる


FOR MUSABI


喫茶店ルノアールからお送りします…

深夜に喫茶店で課題だなんて、まるで大学生みたーい!
…うん、空元気。

いまグループの子と2人で、最後の追い込みをしてるんだけど、
ここもあと30分で出ないといけないんだよねー…。

やれやれだね。

製本前の面付けっていうのを、
昨夜ひとりで二冊分やったんだけど、勉強になったよ。


パソコンに6時間連続で向かい合ってるとしにたくなる(笑顔)
それを2セットやると、意外といけるもんだなと思える(満面の笑み)

よーし、頑張るぞー!


オトギ

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修羅場

FOR MUSABI

おでんがこんなに美味しかった夜がいまだかつてあっただろうか!
というくらいおでんが美味しかった。つらい
まあそうだよね〜〜って感じでどんどんスケジュールが行き詰まって、
グループワークは今火事場?です(笑)

今日はもう死神どころかそこかしこに墓標が立ってる勢いだった at10号館


なんか色々、反省すること(自分の作品のクオリティとかクオリティとかクオリティとか)は
相変わらず多いけど、今はとにかく手を動かすよ!!

オトギ

at 21:03 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

日々、ちょっとずつ絶望している

FOR MUSABI


どんな生活が理想的かと聞かれたら、野菜を腐らせない生活がいいと答える。
家事を楽しくこなせているうちは健やかだ。
料理も洗濯も掃除も、全部自分のためにあるものなのに、
それをないがしろにしてるっていうのはやっぱり、あまり自然なことじゃないだろ。

そんなこと言ったら美大生を全否定してるみたいで顰蹙買いそうだけどさ。


12月の頭は、ご存知 〆切ラッシュ
みんなスケジュール帳に死を宣告されたそうで、ここんとこ10号館4階には死神が漂っている。
もうインターネットでさえ殺伐としてて、見るのが怖いよー!
放課後、教室ではみんなMac開いてて、なんか肌がピリピリして厭な気分になったから、
友人に話しかけるのもそこそこに、逃げるように図書館にこもってしまった。
はあー。
なんか、こうもみんなが哀しそうにつくってるのを見せられると、
なんでもかんでもおしまいに課題が出てくる法則が憎らしく思えてくる。
「デザイナーになったら案件を何個も抱えることもある」なんて、丸め込まれるのが流行のようだけど、
学生のうちくらい、もっと単純にバカみたいに、愛だけをこめてものづくりしたっていいじゃん。
そう思ってしまう。
勢いがついてるうちは、こんな忙しさももうちょっと楽しめるんだろうけどなあ。
後期は最初から飛ばしすぎたせいだろうか。
いろんなところに噛みつきたくなってしまう。

なんにせよ、みんな体を大事にね。僕も投げ出さずに最後までやるよ。
はやくこいこいお正月!


オトギ

at 20:31 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

あなたと話がしたい

FOR MUSABI


当たり障りのない立ち話よりも、ちょっと深刻な人生相談うけてるほうが安心するときがある。

小学校のときなら恋愛相談とか悪口とか、中学なら進路のこととか、高校なら家庭の事情とか。
そういう真剣な話の方が正しいことを喋っているという確信があって、むしろ気楽になれる。
変かもしれないな。
でもずっと、クラスのご意見番みたいな、長老みたいな、なんか変な位置にいたから、
長話することがちょっとしたクセのようになってるんだ。
簡単な単語のキャッチボールみたいな会話は少し不安だ。
同じ球を投げているつもりがまったく違う重さで跳ね返ってくることがあるから怖いんだ。

人と関わる距離とか間隔、「間」について考える。
あなたと関わるのに最も適したタイミングについて考える。

毎日メールを送り合わなければ不安になる人もいれば、
半年に一度手紙を送りあうだけでつながれる人もいる。

もっと違う年、違う月、違う日、違う時間に違う場所で逢えたなら、
もっと深く話し合うことができただろうなあ。

人との関わりの中で傷つくとき、そう思うと少し優しくなれる。

あなたと心から言葉を交わすために必要なことについて考えている。


オトギ

at 23:34 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

ぎんいろの電車

FOR MUSABI


玄関へ続く階段から、電車がすーっと滑っていくのが見えると、つい立ち止まって通り過ぎるのを見つめてしまう。
白く明るい車内が黒い夜空とぶつかりあって、銀色に発光する虫のように見える。
あ、うつくしいなあー。
銀河鉄道の夜にでてくる列車は、何か特別なかたちをしているもののような気がしていたけれど、
案外、現代にある電車をこのまま空に滑らしても、あっけないほど幻想的に見えるんじゃないだろうか。

やりたいと思ってたことをやりたいと思っただけで放置してたものを、心の物置に見つけてホコリを払う。
電車がこんなに美しいので救われる。
などと思う。僕の少し冷めた胃や喉の中を、あつい列車が通り抜け燃やしていく。

でも別に窮地に立たされてるわけでもなければ厭なことがあったわけでもないのにね。

オトギ

at 20:04 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

やりたいことだけやって生きていきたいさ

FOR MUSABI


今日は必修の形態論の講評だったのだけどーだけどー
やりたくないなあと思ってつくったものは、プレゼンもやりたくないなあという気持ちでやってしまう。

あー、なんかやだなあ、こんな自分はやだなあ。
でもなんていうか、これはもう興味関心の問題なんだろうなあ…
ムサビ日記OGの四輪駆動さんが、前に「大学はできることを見つける場所でもあるけど、できないことを見つける場所でもある」というようなことを書いていて、
あー、たしかに、そうだ!うんうん、ここでやるだけやってダメなら苦手なんだ。それは気づかなくちゃ、と思ったんだ。
なんか、この授業は、僕にとってはそういうものだったのかもしれない。
そういう風に締めくくるのは、なんだか少しさみしいものがあって、
「できるようにならなくちゃ!」とか「教授をうならせたい!」とか悔しがったりするほうが、
むしろ気分がいいんだけれど。

でも、人生には時間制限があるからなあ。
ある程度までやってみたら、自分が心から楽しいとか好きだとかゆずれないとか、
思えることに向かって走っていかなくちゃ 嘘だ

なんでも好きってことは、なにも見えてないのと一緒だと、最近思う。


はあーー。

そんな微妙に塩辛い後味をひきずって、今日も先輩の卒業制作のお手伝いに行った。
下手にデザイン科っぽいアルバイトするよりも、慕ってる先輩のお手伝いするほうが、よっぽど勉強になるかもしれない、
っていうのが、最近気づいたことだ。あ、いや、僕が諸事情でやめたアルバイトはまあ、特殊なのかもしれないけど。

一生懸命なにかつくろうとしてる人たちの傍にいると、チクッと刺さるものがある反面、なんかほっとする。
お腹の辺りがあったかいのは、ご馳走してもらったうどんのせいだけではないだろうよ。

オトギ

at 23:30 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

雪の降らないある一日

FOR MUSABI


なんか最近のムサビ日記、すうごいイイですね。みなさんの記事の内容が濃くて巡回するのたのしい。
構内は寒さに静まり返っていくけど、文字はアツい!

あ〜あ、まだ雪降らないのか。

そろそろ雪降ると思ったんだけどなあ。
今日はつめたい雨に濡れて帰ってきたよ。風邪ひくよ?もうひいてるよ!1週間前からのどが痛い!
なんてね。もう怪我とか体調不良とかは、僕の生涯の友なのではないかという気がしてきてる。
健康なのが一番だけどねえ。徹夜することなく健やかに生きたいものだね。いや、嘘。
ちょっとくらい煩わしいくらいが、大事なものが見えてきて丁度いいや。


今年は4年の先輩の卒業制作のお手伝いなんかもさせてもらっていて、
あー、年末だなあ、3年生になるんだなあ、卒業式があるんだなあ、という気持ちがちょっと濃くなった。

手伝って、と頼んでもらえることはとてもよいことだ。
その期待に応えられるかどうかはいつも不安だけど。
素敵だなあと思う人が頼ってくれることは、ほんとうによいことだ。


オトギ

at 21:19 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

だって寒いから

FOR WORLD


最近の不調さのすべてを「寒いから」で片付けられるかも!
と思った瞬間「え、ちょっやめてよ」と同時に思った。

そんな…暑いのもダメなのに寒いのもダメになったら、日本なんてまるで地獄みたいじゃん
そんなのやだーー!!

もっと、わあ、落ち葉綺麗!とか、わあ、雪綺麗!とか、
ああ、焼き芋食べたいとか、食べたとか、この寒いのにアイス食べたいとか、食べないとか、
そんな風に季節をずっと楽しんでいたい。

だから、せめて雪が降ればいいのになあ。せめて星が見えればいいのになあ。
焚き火したいしカマクラつくってそこでアイスでも食べてたいのになあ。

昨年の12月もこんな風に弱ってたっけ?
もう少し、冬が好きだと思い込んでいろんなことを勢いに任せて進めたいから、
まだ昨年のエントリーは見ないようにしよう…。

ああでも、
季節なんてずっとどうでもよかったけど、高校のときのクセか、今日出かけたせいか、
12月はなんでもかんでもクリスマスにこじつけて、
何か祝いたいような、誰かにやさしくしたいような、そんな気になって少し街があたたかだ。


オトギ

at 21:52 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

生活するための言葉

FOR MUSABI


ヤバいとか、マズいとか、粗雑な言葉を使うことで、もう少しいい加減に生きられるようになる気がして、
何かを誤摩化すようにして汚い言葉ばかり使うことがある。

自分と相手との間の壁を崩すために、乱暴な言葉が必要な時がある。


あー、そうだね、可愛いね、ヤバいね、いいね、そうかも、マジ?、すっげえ。


ただの道具だ。コミュニケーションのツール。
それはものを書き残すための藁半紙。
それはものを保存するためのタッパー。
それはものを運ぶためのレジ袋。
ないと困るけど、特別な思いのこもらない道具。


選んでない。考えてない。
つまりデザインされてない。


でも、その不細工さが必要なときがある。

オトギ

at 22:05 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)