「オトギ」ができるまで 2

FOR MUSABI


昨日までのあらすじ:
 某さんの記事に「うおおお」となって、自分の表現方法としての<言葉>について考え直そう!
 と思って高校までをふりかえった。


美大にくると、「言葉で表現できないものを絵にしろ」とか、
「説明する前にわかるようなものをつくれ」といった、
一見言葉をないがしろにするような言葉にちょくちょく出逢います。

でも僕は「言葉」に今一番興味があって、それに関して、
タイポグラフィであったり、ブックデザインであったりを勉強したりしています。

もしかしたら脇道に逸れているように見えるのかもしれないけれど、
僕の中でほとんどのことは辻褄があっています。
基礎デザイン学科は「デザインをデザインする」、「考える」学科だからです。
知性なくしてはものなどつくれない、というのが僕の信じるデザインです。


言葉って、技術じゃないんですよね。ほんと、喋る人次第で、物語にも劇にも漫才にもなる。
僕は「プレゼン」とか「スピーチ」そのものが大好きというわけではないです。
たいてい、見ててつまらないので……。
ここで大事なのが、僕がプレゼンとかスピーチが好きになれたのは、そこで感動できたから。

感動って、きっと、美しさを含んでいるんです。


うーんなんか、きちんと言い切れないな。
もっと上手い言い回しが思いつくまで待って、明日完結させよう。

オトギ

投稿者:fantasy : 2012年11月24日 20:29

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コメント: 「オトギ」ができるまで 2

最近、「花もて語れ」(小学館)と言う漫画(1巻から5巻まで。6巻予約注文中。)を読んだので
朗読に関して興味が沸いています。

元々私も言葉に関してすごく興味があって。
私の場合は、オトギさんと違って、その言葉への興味が
「言語学」の方に向かったわけだけど・・・。

言霊とか、すごくあるなあと思ってます。

オトギさんのこれからの展開もすごく楽しみです。

投稿者 poncho : 2012年11月24日 21:03

先生方がどういう意図でそのようなことを言ったのか分からないが、社会でも家庭でも会社でも役所でも、言葉でたたかうものだからな。先生もそういうことは分かった上で、割り切って言っているのじゃないのかな。

ETみたいに、指先くっ付けて分かり合うわけいかんからな。

投稿者 音量子 : 2012年11月25日 20:43

>FOR ponchoさん
 朗読!(ピクッ)いいなあ、朗読したいです。
「花もて語れ」?なんだかとっても詩的なタイトルですね。気になる!
 言語学かあ…そういうのもいいですね。僕は哲学とか倫理学とかそういうものにも興味があるので、なんというか、頭でっかちと言われがちな基礎デにありがちな、そんなかんじです。(あやふや)
 僕の今後の展開ですかーー。やー、人に聞かせて面白い物語になるような日々を過ごしたいですね。今は、それに尽きますね。


>FOR 音量子さん
 ん〜〜〜。そうですね、僕もちょっと軽率な言い方をしてしまいました。
きっと先生方のおっしゃる「言葉」というのは、面白みのない説明ということなんでしょう。マジックの種明かしのような役割になってしまう使い方、というか。
ただ、わかっていてもカチンときてしまうときがあって、今回がそれでした。(苦笑)

投稿者 オトギ : 2012年11月27日 19:41

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