リアルなムサビの日常を
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2012年10月のアーカイブ
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それからの話をしましょう。
FOR MUSABI
みなさんのエントリーが芸祭一色で浦島気分。
手羽さんの日記読んで「あ〜そういえば僕副店長とか言ってたな…」と思い出す。ははは…そんな無茶な…
そんな僕は、昨日の夜中 友人と下世話な話を7時間ぶっ通しでする、という心の打ち上げをしていた。
8時くらいから閉店までいて、友人の家に場所移動して夜中の3時まで話し続けるという暴挙!
文学フリマの作品の読み合わせも兼ねてたから、喋ってない時間もあったけど…
そんなに話すこと溜まってたの?って2人でびっくりした。
それくらい、この一週間は濃くて、長かったんだなぁ。
話を戻すけど、手羽イチロウは本当によいチームで、こんなにすんなり楽しくグループワークができたのは初めてだった。
それもこれも、きゅっきゅさんとからあげさんという、チームの軸がしっかりしてる上に優しかったからだと思う。
その他にも。
メンバーがそれぞれ考えて動ける人たちだったこと、
サポートしてくれる皆さんがいるチームだったことも大きい。
いやあ、よい一発屋だった。
初めて参加する模擬店が手羽イチロウでよかった〜 ホワワン
「なんかまたやりたいねえ」って声もあるけど、
僕は来年は…参加するものは1つに絞って、一途に制作したい気持ちでいる。
結局、今年も二足のわらじだったからね〜。
今のところ友人と2人でフリマかな。
そんな風に、僕の中の今年の芸祭は早々に落ち着いて、今はもう11月18日の文学フリマに向けて、
走り出す準備をしているところ。
なんか、いっぱい見にきてくれてありがとう。
「どうしてこんなに忙しいの!?」ってスケジュールに目を回してた人も
「芸祭ニートだ〜」って悠々とした2週間のバカンスを送ってた人も
「楽しかったわ〜」って程よく芸祭を楽しんでた人も
おつかれさまでした。
オトギ
祭りの後
FOR MUSABI
色とりどりのポスターでごった返していた壁がきれいさっぱりして、
執行部の人がつくってくれた装飾も解体されて、
ざわめいていた校舎が声をひそめていく気配が けっこう好きだ。
すれ違う人たちからはもう生気がなかったりして
僕も足が動かなかったりして
なんだかふぬけているけれど、
ふぬけた速度で歩いていても誰も怒らない。
そんなふうに、安らかでだらしない一日。
オトギ
ぞく…?
FOR MUSABI
おわっちゃったね〜〜芸祭!
友人やブログの読者さんに逢えたり、
作品にコメントもらえたり、
なにより 素敵なメンバーで素敵な模擬店ができて とってもよかった〜〜。
劇団むさび と じゅるりーず(^q^) が個人的にヒットだった!
劇むさ はずっと入学当初から「観たいよ〜〜〜〜」って思ってて、
念願かなったのでしあわせ…。
いいなあお芝居。僕もなんかやりたいなあ。
じゅるりーず は、基礎デの友人が出てるパフォーマンスユニットで、
無料でクオリティの高いダンスがいっぱいみれてたのしかった〜〜。
オープニングもはいぱーくおりてぃ…。
ダンサーさんの表情がすてき
そしてムサビの作品はほどよくえげつなくて いいね!
今頃 手羽先のみんなは売上金でうちあげかなぁ
僕はやることがあるから帰ってきちゃったんだぁ
いいもん つぎの打ち上げには参加するもん!(あれば)
みんなよく寝なね!
おやすみ〜
オトギ
ぞくぞく
FOR MUSABI
前のエントリーに うめさわぁ〜さんから
ものすごーい嬉しいコメントが…
みなさん 手羽先の店 手羽イチロウをどうもありがとう!
おかげさまで、3日分の在庫が今日の16時には完売という大盛況っぷり!
きゅっきゅさんが追加注文してくださりました〜〜〜いえ〜い
12号館の地下でやっている絵本展 のほうも、いつ様子見に行ってもひとがいて嬉しい。
名刺つくったけど、けっこう持って行ってくれるんだね。
なんだか「お祭り」ってかんじ。
月曜日もがんばります!
オトギ
まうぞく!
FOR MUSABI
お風呂はいってて
自分のうで見ながら「この色はまだ生焼けだな」とか
髪の毛をシャンプーで洗いながら、片栗粉をまぶしてる気分になったりとか
末期症状の初日です!!
もう生涯にこんな大量の手羽先を焼くことも無いだろう…
ってくらい大繁盛しております、手羽イチロウ!
すごいねえ
みんなノンストップで働いている。
おしとやかで時々力ワザの店長のきゅっきゅさん、屋台マスターのお兄さんからあげさん、
そして調理担当のテキパキ芋子ちゃん 彫刻科持ち前の手際の良さ Johnちゃん
しっかりもの癒し系オコジョちゃん こっちもしっかり 感動屋?トオルちゃん はきはきしたキッチリしたお姉さんのべべさん…
すごい頼りになる素敵スタッフに囲まれて手羽先をつくっております!
いや〜〜しかし怒濤の1日だった…
差し入れのまつたけご飯を食べ、チョコを食べ していたら、
もうおいしくておいしくてさっき泣きそうになった オヨヨヨヨヨ
お風呂にじっくり入れることも、ごはんがおいしいことも、眠れることも なんて幸せなことなんだろう…!
何もかもすべてに「おまつり」という魔法がかかっているようだ…
明日は1日手羽イチロウだ〜〜〜売るぞー!!!
みんなきょうはオレの為にありがとう!
って感じで 手羽さんの等身大パネルが\でーん/と待ち構えております。
おまちしておりま〜〜す!
オトギ
いよいよ
FOR MUSABI
きょうは見てくれてる人が多いね!
受験生のみなさん
ムサビには epa! 劇団むさび ゲイバー 男神輿、女神輿
などなど いっぱい見どころがあるけれど、
今年はどうぞ 手羽先の店 手羽イチロウをよろしく〜〜
なんかすごいいいぞ 僕びっくり
ちなみに僕は27日午後、28日ほぼ丸一日、29日午前中 お店にいるよ
なにか聞きたいことあれば聞いてね 受験の裏話とかもペラペラ喋るし
もしここ見にきてくれてる子と会えるなら逢ってみたい!
というわけで…
担当してたユニフォームも喜んでもらえて…ほっ
「すご〜い!」「かわいい!」「いいじゃん!」って嬉しい声が聞けて
みんなに配ってるとき「サンタさんってこんな気持ちなのかな(ホワワン)」
としみじみと思っちゃったよ(感動してる)
でもまだまだ、調理でさらなるケガをしないように気を引き締めなくちゃ
あっ
あと、12号館地下でやってる「絵本展」というのに出展しているよ!
印刷ミスしてアレでアレだから搬入をもう一度しなおしたい…
すぐにやってくる文学フリマのチラシみたいな名刺みたいなのをつくってないから、
これから徹夜でつくってくし(笑)
「アストロノーツ」ってタイトルで置くので、
よかったら見てね。
絵本というよりは、詩集って感じ。
でも、文字っていうのは画像としても見れるんじゃない?っていう、
実験をしたくて。そういう作品だよ。
こっちの受付は、明日11時〜12時 と、
月曜日の13時〜14時で いるよ!
うわ〜〜いよいよだね!
あとちょっとまめ知識!
エミュウの芸祭限定パン!おいしいよ!
オトギ
※痛い話だよ!
FOR MUSABI
10月だけで病院を4軒はしごしてしまうミラクルが発生しているので、
きっと11月は幸せに生きれるだろう って思ってる。
呼吸器科に歯科医によくわかんない総合病院に形成外科と 実にボリューミー!
いや、
ありがちなんだけど、夜中にね…カッターでね…サクッといってしまって
ちっちゃい傷なんだけど、もしかしたら縫わないといけないかもしれないらしい
生まれてこのかた 自転車で転んだりとかそういうことはたくさんあったけど
完治にこんなに時間のかかりそうな怪我は初めてで ものすごくドキッ★としてしまった
まあ縫わずに済むかもしれないけど
びっくりするよね〜〜〜
みんなも気をつけてね
切ったあとすぐに洗って、ティッシュとかで押さえてたら、
意外ととれちゃった皮膚がくっつくこともあるからね〜〜
うん
あーびっくりした………
オトギ
制作は全身で!!
FOR MUSABI
お風呂がきもちい毎日である。
こんなに朝から晩まで制作してられるなんてすごいな…
昼は屋台、夜は絵本、夜中はまたこまごまとしたことをしつつ
ぐんぐんぐんぐん、芸祭が近づいてくる!!
テント建てたり
ガスボンベを運んだり
インパクトってすごい機械で板を切断したり
知らないことがいっぱいでめまぐるしい〜〜
エッ、こんなとこに筋肉あったんだ?
ってとこが痛い〜〜〜〜
でも手羽先(手羽さんの手先の略らしい)のみんなとは、
もうまるで数年前からの知り合いのようにキャッキャキャッキャと作業しているよ。
きゅっきゅさんの日記を見るとその様子がすごいよくわかるよね……
ちなみに、
手羽さんのポケットマネーは今日も火をふいていた。
いけめん!
屋台みたいに大きいものをつくるなんてことは、
基礎デでは全然機会がないからとても楽しい!
でもウッカリ屋台破壊しないように気をつけ…なくっちゃ………(ぶきよう)
オトギ
寒くて黒い空
FOR WORLD
寒い日に、あったかい飲み物を大事そうにかかえて歩くのを見るのが好きだ。
思わずはーっと息を吐いても、まだ白くはならない。
思わずそのまま上を向いても、星は見えない。
着込んでも着込んでも寒いから、
いつもより体に力を入れて歩く。
それは自分だけを頼りにしているようで少し安心する。
空気といっしょに自分のネジまできつく締まっていくようで。
オトギ
受験期に聴いてた曲
FOR STUDENT
芸祭前で憂うつになるこの症状を、マリッジブルーみたいな雰囲気でゲイサイブルーって呼ぼう!!
というわけで景気付けにiPodをいじくりまわしている。
こういうときに受験のとき聴いてた曲とか聴いてると元気がでてくるよね。
受験生の人もムサビの人も気分転換になったらいいなあ、ということで
完全に僕の趣味だけど紹介します。
〜受験期に聴いてた曲〜
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この
「信じてれば思いは届く?ハア?やらなきゃ届くものも届きません!!」みたいな
ハッキリしてるところが イイ!
スガシカオは屈折しすぎて真っすぐに響いてくるな。
どうでもいいけど、これを聴くとジョンレノンとオノヨーコの出逢いのエピソードを思い出す。
鬱屈をかかえながら闘ってるみなさんへ。
SEASON'S CALL / HYDE
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これを朝6時くらい 登校するときに聴いて気合いを入れていた。
つらいときに誰かが助けてくれるなんて嘘だ。
誰も助けてなんてくれない。
でも、つらいときに頑張れるのは、自分を好きでいてくれる人がいるからで。
まるで渇いた喉に水を通すように思い出す、言葉や瞬間が 僕をいつも助けてくれた。
感謝しながら闘ってるみなさんへ。
蝶の舞う/cocco
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これは別に応援ソングじゃないんだけど。
この激しいピアノの音を聴いて無理矢理 足を前へ前へと出してた記憶がとても生々しい。
僕の受験はとても「賢者」とは言いがたい 背水の陣だったので…
なんていうのかな、Coccoはまっすぐすぎて歪まざるを得ないようなところが綺麗。
自分を笑いながらギリギリで駆け出してるようなみなさんへ。
Secrets / OneRepublic
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洋楽だけど、チェロがとっても美しいから、まあまず聴いてみて。
高校のとき ちょっと大げさな発表会みたいなとこで、パワーポイントをつくってプレゼンしたんだ。
そのとき、ただ喋っても聴いてくれないから、簡単なムービーをつくったんだけど
そのときちょっと使わせてもらったりもして、とても思い入れがある曲。
「なんて言ってほしいのか教えてくれ!」
って、今も思う。このひとは、どんな言葉が欲しいのかなって。いつも。
それを考えるために僕は文章を書くのかもしれない。
なにか 新しい物語を必要としているみなさんへ。
オトギ
溜め息すら22度
FOR MUSABI
このまま寝たら、ただの幸せな休日として一日を終えてしまう…。
それでいいのか僕
それで何がいけないのだ僕
ウウ…
という葛藤をして2時間経つけど、どうなるのかはわからない…
こんな風に完璧な気候の中では、
ふとんにくるまっているだけでも
洗濯物を干しただけでも
玉川上水沿いを歩くだけでも
なんだか幸せになってしまうから
気持ちが尖っていかないんだ
体だけがクロッキー帳に向かったまま手は動かない。
いいのかなあ、いいんだけど。
はあ〜〜〜〜。
オトギ
じわじわ
FOR MUSABI
毎年この時期になると「えっ…ほんとに芸祭…来週なの??」って思うな
ふつう〜に課題あるし、授業あるし、教授はあんまり話題にしないし。
なんだろう、当たり前だけど、高校の文化祭とは違うね〜〜。
昨年は共通絵画とかぶってて、悔しい思いしたなあ。
自分の個人作品より、課題作品のほうが気持ちこもってるのでは??と思って。
今年は芸祭じたいは適度な忙しさという感じだ。それ以外でいろいろ抱え込んでてアレだけど。
今日も授業ないのに一日大学にいて制作してて、なんだか充実!
やっぱり、なぜか、課題をやっているより自主制作をしているときのほうが、
あんしんするな。
基礎デの同学年の子たちは、けっこうフリマで稼ぐ!ってタイプが多いみたいで、
あ〜〜、そういうのもいいなあ〜〜と思ったり。
うーん
じわじわ じわじわと 近づいてきてるね。
オトギ
手羽先の会だったよ
FOR MUSABI
こんな飲み会らしい飲み会はうまれてはじめて!
という感じで がやがや騒いで帰宅した23:07 ワンルーム
わびしい………
(気をとりなおして)
今日は芸祭の模擬店 手羽先のお店の顔合わせ会だったよ〜〜!
もうすごい騒ぎだった
10人規模のクネクネダンスや
手羽さん撮影会など
ものすごいいかがわしい飲み会だった。
なんかオフ会っぽ〜〜い
3つの島に分かれたのだけど
僕は Johnちゃん べべさん きゅっきゅさん と一緒のテーブルで、もう笑いがとまらなかった。
べべさんとJohnさんのかけあいにきゅっきゅさんというスパイスが加わって
なんかもう珍味 みたいな…(しつれい?)
もうこのお店がどこに向かっているのかわからない…!
ただひとつ言えることは、ぜったいおもしろいからキテネ!ってこと。
みんなきてね〜〜
オトギ
息も出来ない
FOR MUSABI
シルクスクリーンの工房に午後 ずっとこもって、
外に出たしゅんかん ハーーーって 息をついてしまった。
知らず知らずのうちに、息をとめている。
思うように刷れないなぁ……って試行錯誤してるうちに、
僕の机だけべっちぇべっちゃになってて、先輩にも「あらまあ」ってみられてる(ような気がする)。
時間がいつのまにかどこかにいっちゃう。
思うようにできなくて、肩も肺もカチカチで、
でもそんなふうに一日、作品に夢中になってることはとてもしあわせ。
ちなみにこれは自主制作の絵本のほう。
というわけで!
ぺろりさーーーん 手羽先のロゴくださぁ〜い(催促)
オトギ
あったかくしてね
FOR FRIENDS
秋になってから、焦っている人が多いようで。
無理しなくていいんだよー、って、今月はいって何度も言ったし、
言われたし。
あの子もその子も大丈夫かな、なんて人の心配してたら、
僕は僕でぜん息だったり落とし物だったり歯が欠けたりしてる、
そんなお互いサマな日々だね。
しんどいのは多分、大切な人に嫌われるのが怖いからなんだろうなあ。
人間が幸せになるのなんて、ほんとは簡単だ。
人と比べなければいいんだ。
でも、勝ちたい。でも、選ばれたい。でも、好かれたい。
そんな風にしてどんどん「しあわせ」へ向かう道はこんがらかって、
身動きできなくなってしまう。
親とか恋人とか友人とか、なんでもいいけど
大事な人を思い出してほしい。
その中に、君がなんにもしなくっても、好きでいてくれる人はいないだろうか?
ひとりくらいいるだろう。誰にだって。
学歴で失った信頼は学歴で取り戻せばいい。
すっぴんで失った好意は化粧で取り戻せばいい。
怠けて失った尊敬は努力で取り戻せばいい。
そんなもんだ。
君が何ものでもないただの君でも許してくれる人に 電話でもして、
落ち込んで それから頑張ればいいんじゃない。
ほんとに大切にしたいことは、案外少ないってことが、
きっと わかるはずだ。
金木犀のかおりは甘くても、風は冷たい日々。
あったかくして寝てね。
オトギ
もっと修行僧みたいに生きたい
FOR MUSABI
美大だからといって無闇につくってばかりいたくない。
何に置いても 自分でつくったルールの中でしか生活したいと思わない。
でも、今日はルールをひとつ破っちゃった。
中間講評行かなかった……。
昨年は 課題というものは自分の作品だという意識が強くて
納得のいかないものは〆切でもなんでも出したくなかった。
でも それって 学生じゃないんじゃない と思った
今年は とにかく出す ということにして 出しまくってたんだ
そ れ で
課題との距離の置き方がなんとなくわかってきたんだけど
…やっぱり「作品」への思いの方が強いから、
今週は 今自主制作してる絵本のことばかり考えていて
課題の事はなぁんにも考えなかったんだ。
それでいいやあ って思っちゃったんだ。
(まあ、中間発表みたいな日だから 採点とかは一切無いのだけど)
なあんだか いやだなあ
自分でやるって決めたことくらいやらなきゃ、張り合いないよね
なんか新しいルールつくって自分を戒めようかなあ
そういえば 16才のときには 「制作の三戒」というのをつくってたんだけど
それは、
一、めんどくさいと言わない
二、どうでもいいと言わない
三、つかれたと言わない
というものだった。
これは当時の部活の雰囲気を少しでもよくするために考えたんだけど、
3年間率先して人知れず守ってたから 今でも言いづらい。
そういうこと考えて、守ってればかならず何かあるとも言いにくいけど
何もしないで、ああだこうだと不安ばかり口にするのはあんまりだって思うんだ。
誰かに押しつけようとか一切思わないけど。自分がそうしたいだけで。
というわけで、新しい自分ルールを今募集してる。頭の中で。
甘いものでも我慢しよっかな…… 機嫌悪くなりそうだな。
オトギ
冬でもないのにきみは眠ってばかり
FOR WORLD
朝起きるとあまりのあたたかさに溶けてしまいたくなる。
講義とか制作とか、ほんとは大好きでやらなくちゃいけないことが
瞼の向こうにどんどん狭くなって薄くなって遠ざかってしまう
はあーっと溜め息ついて、枕からボフッて音がしたらもうブラックアウト
食事もしたくないくらい幸せでどうしようもない月曜日が僕にだってあるんです。
オトギ
きっとがんばる1週間
FOR MUSABI
勝負の1週間が始まるねえ
芸祭はぐんぐんスピードをあげて近づいて
僕すごい目眩がするよ〜〜
ああ、僕は今年は手羽先の店手羽イチロウ と、 絵本展に参加する予定で
じりじり じりじりとした歩みで準備をしているよ。
僕は考えて考えて考えて閃いて、それから衝動がこないとガーッとつくれない性質(たち)だから
今まで本当に息をひそめていたんだけど、もう潜伏してる場合じゃない!つくんなきゃ!
芸祭までは2週間あるけど、〆切直前どれだけ頑張るか よりも
ラストスパートの2歩くらい手前でどれだけ準備できるのか に
作品の質がかかってる気がする
というわけで きっと僕は明日早起きをするだろう…………(暗示)
オトギ
溶けた話
FOR MUSABI
今年2回くらいカッターで指きって保健室に通ったり
自転車で転んだりと、そそっかしい僕ですが
料理してて事故したことってあんまりなかったんだよね。
でも今日やっちゃった
まな板を溶かした
まな板を…………(呆然)
僕の住んでるところは玄関から部屋までの廊下がめっちゃくちゃ狭い
そこに無理矢理、洗濯機とキッチンをつくってあって
つまりキッチンがとても狭いのね。
で、まな板を置けるところがないから、なんか可動式のカートみたいなの
(よく新幹線でお姉さんが飲み物とかもってくるときに使ってるような)に
のせてたんだけど、ちょっとそこが片付いてないから
コンロの上で……
コンロの上でやらせて頂きまして…いや、電子コンロだからいいかなっておもってたら
スイッチオンになってて、プラスチックの薄いまな板はあえなく 溶 け た と。
びっくりした
まだびっくりしてる
某珈琲のチェーン店に行ったとき 隣りの席に座ってた女子高生が、
1時間ずっ と同学年のどの女の子の顔と名前がカワイイか って
話してたときと同じくらい戦慄してる。
数年前まで、ああいう女の子達と今日まな板を溶かした僕は同じ世界にいたのだな
おだやかに生きましょうね。
オトギ
毒でもたべたい
FOR MUSABI
林檎があんまり美しいものだから、スーパーで立ち尽くしてしまった。
白雪姫をはじめて読んだときに
いくら綺麗だからって、そんなあやしげなおばあさんからもらったもの
絶対に食べやしないと思って 白雪姫ばかだな と思っていたけど
もしこんなに美しい林檎だったら食べたかもしれないと思ってしまった。
艶艶ひかるワインレッド。
…いや、ワインは葡萄だった
でも美しい深い赤色はどうしてもワインレッドと呼んでしまう。
「秋波」って名前だった
スーパーの素っ気ない活字で黄色い紙に印刷されてた
秋という言葉に色をつけるならちょうどこんな 熟れた林檎の色が素敵かもしれない
オトギ
毒と薬
FOR MUSABI
昨日お医者さん行ってぜん息のお薬もらったんだけど
医「吸入したらちゃんとうがいしてね。ちゃんとやらないと…」
僕「お腹こわすんでしたっけ」
医「カビが生えますね、喉に」
という衝撃の会話をして以来 薬すらこわい
毒と薬はかみひとえ……毒と薬はかみひとえ……
秋は具合が悪いっていうのがもう通常装備なんだけど、
そこに輪をかけて寝つきが悪いのでもう砂になりたい。
〜固形でいるのやめよう!!〜
昨年の秋冬はグループワークとかがことごとく上手にまわせなくって
ヤケ食いしすぎて吐いたりとかしてたけど
なんかもうそういうの飽きたし、最初から最後までポジティブに生きたい!!!
と思っていろいろがむしゃらに見たり聞いたりやったりしてるけど、
どれも手応えがないんだ〜〜〜〜〜。
でもずっと調子よくってもつまんないからさ、
こんな風に焦ることは丁寧じゃないかな
結局のところ苦労するのだって娯楽だからな〜〜
それでもこのだるさが本当に全部 体調のせいなのかちょっと疑わしいから
もう少し眠らずにいよう。
オトギ
作品になりたい
FOR MUSABI
誰かの作品になってみたいなあ。
美術大学にいるうちに、そういう経験をしてみたい。
歌とかでもいいんだけど、写真になったり絵になったりしてみたい。
記念撮影とかじゃなくて。
複数の人に自分の似顔絵を描いてもらって、それをアイコンにしている先輩がいたなあ。
似顔絵を描いてもらうことで、自分がどんな風に見られているのを知りたい と言っていた。
似顔絵を描かれるのも素敵だし、嬉しいけれど
この感情はどこかそれと近いけれど違う道を通っている。
自分の文章をもとに感想として写真をもらった時は嬉しかった。
そこに閉じこめた想いのひとつの完成を見るようで。
僕を完成させてほしい。
限られた角度から見た自分の一部分の、完成された形を見てみたい。
僕は僕をひとつのカテゴリーに振り分けることができない。
だから
誰かが見ている自分のシルエット
誰かの目線そのものを
覗いてみたい。
オトギ
怠慢は濡れた光
FOR MUSABI
ツイッターのうんぬんかんぬんってアカウントで、
知りもしない赤の他人をどんどんフォローしてるんだけど、そのタイムラインで見た
「せめて言葉にできたら楽なのになあ」
というつぶやきが、ずっと心にひっかかってる。
僕の、言葉にならない鬱屈を拾いあげてもらったような気がしたんだ。
せめて絵にできたら楽なのになあ
せめて映像にできたら楽なのになあ
せめて彫刻にできたら楽なのになあ
「こんな気持ちは作品にぶつけて綺麗さっぱりなくしてしまいたい!」
手が指が頭が 思うように動かない日に限ってそう思う
一向に続かないテキストファイルを目の前にして、頭は熱くても指ばかり凍えていく
何か書きたいことがあるはずなのに言葉にならない。
何かとても大事な時期にいるはずなのに
書き留めるタイミングは今この瞬間であるはずなのに
思うようにかたちにならない もどかしさ。
そのとき形にしたい気持ちは 有り体に言って あまり見栄えのいいものじゃない
ずるしたい気持ち
だらけたい気持ち
いじわるしたい気持ち
雑踏のど真ん中で泣き叫びたいとか そういう
はた迷惑な美学に基づいた我が儘だ。
でも根ざしている。
どんなに健康そうに笑っていても奥底で
僕のだらしない感情は、鍋の底の闇のように震えている。
そんなみっともない自分をいつもわかっている。
それでも時には目をそらしてしまう。
蓋をして、なかったことにしてしまう。
きちんと目をそらさないで見つめる為に、
其処にいる自分をまるで美しいもののように言葉の中に閉じ込めてしまいたかった。
(標本に虫ピンでとめられた虫の死体みたいに。)
オトギ
桑沢祭「たまご」
FOR MUSABI
ヒントがほしくって、僕も桑沢祭にいってきた!
まあ道に迷って肝心のファッションショー見そびれたんだけどね…
なんか思ってたよりも公園とか警察署とかいろいろおっきい建物が乱立してたし、
桑沢デザイン研究所の入り口がオシャレで周りのカフェとマッチしてたのも相まって
危うく代々木公園まで行っちゃうとこだった。
なぜ<肝心の>と言ってるかというと
目玉!って言われてたのと
友人がモデルで出演すると知ってたからね。
まず入って、ほとばしる「内輪感」にものすごいスピードで取り残された。
ちょうどファッションショーやってて、展示場に一般の人がほとんどいなかったというのが大きいんだけど。
「卵」ってテーマ 素敵だったなあ。ほのかにカワイイ。
会場のつくりかたが好きだった。
卵の殻のディティールって、なんで見てて面白いんだろう。
説教臭いこと書くと、細部の仕上げはやっぱりムサビの人の方が手慣れてるかんじする。
切ったスタイロの断面の処理とか。…僕は不器用だからアレだけど。
面白い発想っていうのは誰でももちうるけど、どこまでつくりこめるか、という部分で
人に見てもらえる可能性っていうのは広がるのかなー。
と、もんもんとした。
でもいいんだ。
最後に審査会見れたから!
※審査会とは:ファッションショーの授賞式みたいなかんじで、
優秀作品だけチラッとショーというかたちでみれたのだ!
しかも友人がモデルしたデザインが賞とってたのでものすごい良かった。
「ウワーッ うつくしいし全然関係ないのに胸がアツくなる!文化祭みたい!」(文化祭です)
と思った。
僕はファッションというか自分の身なりのデザインにあまり丁寧じゃないんだけど、
洋服のシルエット、翻る裾、モデルさんの着こなし、表情、仕草、
すべてが噛み合うとこんなに見ててゾクゾクするんだなあって 感動した。
というわけでそのファッションの神々しさに胸を打たれ、
ああ、どうしよう課題…芸祭……と帰って来て頭をかかえてるところ。
審査会すら開場前に間違って入っちゃって
「みんなおつでしたーー!!」みたいなテンションの中で完全にアウェイだったのは内緒。
オトギ
頭の中のスケジュール
FOR MUSABI
きちんとメモに書き出すと、
やらなきゃいけないことがびっくりするほどあったので
びっくりしています。
あ、ちがう。やりたいことだったね。
まだこの前の展覧会のレポートをしてない(する気あったのか)って感じだけど
(いや…写真撮ってくれた友人がなんかすごい忙しそうで、
写真くれって言えないんだよ どうしたらいい?ねえどうしたらいい?)
ひとまず告知して自分を追いつめよう!
11月に文学フリマってイベントに友人と出るよ〜。
短編小説集を売る予定。それに先駆けてツイッターをやっているので、良かったらフォローしてね。
宣伝っていうよりは、このサークルの雰囲気っぽいつぶやきを思いつく限りつぶやいてる感じ。
ムサビ日記に書いてるような文章とは結構雰囲気が違うので新鮮!僕が!(僕が!)
………。
さ、さあーて小説書いて、課題やって、デザインのあれとこれやるぞー!!
オトギ
テレパシー
FOR MUSABI
作品というのは都合のいい友人みたいだなあと思う時がある。
小説を読んでいると胸がスッとするなあ、と思うようになったのはいつからだったか
小学校の時は図書館の本をすべて読むのが夢だった。
あのときは一日に3冊も本を借りては読んで、返していたから
むしろ本を読むということに対して大雑把で粗かったかもしれない。
美術館に行くようになったのは高校からだ。
「青い目の少女に会いに行こう」というキャッチフレーズが素敵だという誘い文句にひかれて
友人につれられ、印象画の展覧会を見に行ったのが初めてなんじゃないか
小説は誰かの長話に耳を傾けているだけでいいし
絵は見とれているだけでいい
作品っていうのはたいてい 作者の顔を持ち込まない。
美術館を歩いていて作者の写真なんて見ることはそう無い。
でもなんだか、敷き詰められた文字に話しかけられているような気がする
のせられた絵の具の厚みに誰かの気配を感じる
こういう出逢い方もあるんだな、とぼんやり思う。
オトギ
はじまりは白いキャンバスでなくてはいけません。
FOR WORLD
江國香織の「薔薇の木 琵琶の木 檸檬の木」という小説をいつだか買って
ずっと本棚に入れてあったので、今日はそれを持って大学に行った。
今日は2限と3限と5限のある日。
何かするには足りなくて 何もしないでいるにはつまらない
そんな風にポカンと空いてしまった すきまの時間が僕は好きだ。
今日みたいに読書をしたり、時には誰か暇な子を誘って甘いものを食べたりすることもできる。
そう、今日は なにもない4限の時間に読書した。
10号館の最上階 4階 窓辺に腰掛けて。
僕は、10号館の張り出し窓が好きなんだ。
すべての教室にたっぷりと配置されたそのくぼみには、
よく誰かのつくりかけの作品が置いてある。
何も無いところをじっくりと探して
いつもは人のいる教室で電気も点けず、
外のあかりに寄り添うようにして本をめくっていると
心が底からしずかに凪いでいくようで心地いい。
何かを考えるには何も考えないことが大事だ。
それが、買ったばかりのキャンバスに真っ白な下地を塗っていくように
ほんのかすかな違いしかもたらさないとしても。
オトギ
前にもそんなことを言っていたような気がする。
FOR MUSABI
講義に行ったり、ファイルをなくしたり、
講義に行ったり、ファイルをさがしたり、
講義に行ったり、ファイルを見つけたりしていたら1週間が終わるね!
ファイルあったよ!!
先輩とか図書館のお姉さんとか喫茶店のおじさんとかローソンのおじさんとか
いろんなひとに心配かけたけど家の中にあったよ!!
※あきれるところです
もうドジっ子キャラは間に合ってるって
お呼びじゃないって わかってるんだ
でもわざとじゃないんだ……
まあそんなわけで明日の西洋思想史の講義に間に合ったのでよかった!
ひとつ言えることがある!!!
部屋の掃除はきちんとしましょう!!
オトギ
〜さがしています〜
FOR MUSABI
講義のプリントどっさり入ってるドキュメントファイルをなくしました。
学生生活課にも!!
研究室にも!!
必修授業の講義室にも!!
構内で一番広いとされる7号館4階講義室の引き出しにも!!!
ありません!!!!!!!
あげくのはてには〜最近つかったトイレツアー〜もしたよ。
でもないんだよ!!
ウアアアアアア
あの4ポケットの中には、僕の大好きな西洋思想史のプリントだって入ってるのに!!!
でも信じてる。
高原のど真ん中に携帯を落としたときは農家の人がひろってくれてたし
講義室に携帯を忘れたときは研究室の人があずかってくれてたし
家の鍵なくしたと思ったら駐輪場にあるってお隣りさんが教えてくれたし
裏門に学生証を落としたときは警備員のおじさんがひろってくれてたし
六本木に携帯を置き忘れたときは友人がとりにいってくれたし
きっと!!戻ってくる!!!!!
(携帯なくしすぎじゃね?というつっこみが聞こえる)
まあいつぞやなくしたお気に入りの雨傘は未だにかえってこないけどね………………。
(黄緑色のストライプの傘です。)
おねがいかえってきて
オトギ
きみはあったかいですか?
FOR STUDENT
帰り道は冷え込んでいたけど
「ピアノ・レッスン」の感想をみんなが丁寧に教えてくれて
僕はとてもポカポカしてたのだ。だからいいのだ。
中には感想だよって、写真をくれた子もいてね いいなあ 素敵だなあと思った。
この前もね ワークショップの打ち上げのとき、作品の材料費を
手作りの封筒に入れてもってきてみんなに渡してた子がいてね
素敵だなあと思ったよ。
人に何かを渡すときに ひとひねりしたいって気持ちは
あったかくていいね。
言葉を探してくれているあたたかさに似ているね。
この前、京都と愛知の友人宛に「ピアノ・レッスン」を郵送したんだけど
それに使う封筒のデコレーションをするのがとっても楽しくて
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、ついつい手がとまらなくなってしまった。
喜んでくれたら良いなあ、と思ってつくれる自分は なんだかわるくないなって
そう思えてさ
そんなことがたくさん積み重なっていく夜に ふと
ものづくりって素敵だなあと思うんだ。
オトギ
今日は2年後の夜
FOR STUDENT
やけに眩しいものがあるなあ、と思ったら月だった。
そういえば昨夜は中秋の名月だったね、などとひとりごちて
病院からかえってきたよ…。
これはちょっとまずいな、と思ったからね ちゃんと呼吸器系のお医者さんに行った。
そしたら肺活量を調べる機械で肺活量を調べることに…
…なんか頭悪い文章になってるけどゆるしてくれ!!
鼻をクリップみたいなのでとめられて フガッ と思ったら
こう チューブみたいなのを口に入れて「思いっきり息を吸って吐いてね〜」と
言われ。(ああ、こういうの デザインの力で恥ずかしくない感じにやらせてほしい)などと思いつつ
それを5回ほど繰り返した。
僕が下手だったから お医者さん「うーん さっきよりはうまくなったよ!もう1回!」って
めちゃくちゃ励ましてくれたよね。それだけでフラフラになったけどね。
高校の時は もう 体調不良とか「いいぞ もっとやれ!」と思ってたもんだけどなあ。
体重計に乗って、2キロ減ってるのに気づいてからが本番だったけどな。
「よし 僕今 頑張ってる!」って確認するような。
そんなもんだったけど… ダメだね。ただただ制作の負担になるばっかりだ。
あれもこれも待たせてるのにーーー!
でも あのときムチャしたのは間違いじゃなかったかなあ と思ったりする。
ふらふらの体で 美術室から見てた夜空と 今日見た夜空は
大分表情が変わって見えるけど。
オトギ